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Oracle SOA Suite JBoss Application Serverのためのインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.4)for UNIX Systems and Microsoft Windows
B52889-01
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A JBoss 4.0.5インストールにおけるSOA Suite 10.1.3.3のアップグレード・パス

JBoss 4.0.5インストールでSOA Suite 10.1.3.3を10.1.3.4にアップグレードする際に実行する手順は次のとおりです。

  1. JBoss 4.0.5で実行されているSOA Suite 10.13.3 Server、OracleSOAServerを停止します。

  2. 既存のSOA Suite 10.1.3.3インストール(SOA_HOME)でSOA Suiteパッチセット10.1.3.4を適用します。

    「インストールおよび構成」の項の「手順4: SOA Suiteパッチセット10.1.3.4の適用」を参照してください。

  3. SOAスキーマを10.1.3.4にアップグレードします。

    SOA Suite 10.1.3.3パッチセット・インストール・パックで使用できるorabpel/oraesbスキーマの10.1.3.4 SOAスキーマ・アップグレード・スクリプトを実行します。

    ORABPELスキーマをアップグレードするには、ORBPELスキーマに対して次のSQLスクリプトを実行します。

    Disk1\install\soa_schema_upgrade\bpel\scripts\upgrade_10133_10134_oracle.sql

    ORAESBスキーマをアップグレードするには、ORAESBスキーマに対して次のSQLスクリプトを実行します。

    Disk1\install\soa_schema_upgrade\esb\sql\oracle\upgrade_10133_10134_oracle.sql

  4. JBoss 4.0.5対応のOracle SOA Suite 10.1.3.4用Opatchを適用します。

    opatchの適用の詳細は、「手順6: Oracle SOA Suite 10.1.3.4におけるOpatchの適用」を参照してください。

  5. JBOSS_SOA10134\cfg\constants.propertiesファイルのインストール・プロパティを変更します。

    「手順7: JBossのインストールおよびJBoss用のOracle SOA Suiteの構成」の項の手順3を参照してください。

  6. オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、JBOSS_SOA10134フォルダから次のスクリプトを実行します。

    オペレーティング・システム 実行スクリプト
    Windows XP JBOSS_SOA10134\bin\upgrade.bat
    Linux JBOSS_SOA10134/bin/upgrade.sh

    このスクリプトにより、JBoss 4.0.5内の既存のOracle SOA Serverがアップグレードされます。SOAアプリケーションが再デプロイされ、アダプタ・バイナリが10.1.3.4にアップグレードされます。 また、OracleSOAServer内の古いデプロイ・フォルダが<JBOSS_HOME>/server/OracleSOAServer/deploy_backup/<date>/にバックアップされます。


    注意:


    upgrade.batファイルまたはupgrade.shファイルの実行時には、環境変数JAVA_HOMESOA_HOME内のjdkフォルダに設定してください。 たとえば、Microsoft WindowsではC:\product\10.1.3.1\OracleSOA_JBoss、Linuxでは/home/userfolder/product/10.1.3.1/OracleSOA_JBossに設定します。 JAVA_HOMEパスが存在しない場合は、設定ファイルの実行前にJAVA_HOMEを設定するように、メッセージが表示されます。