ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middlewareライセンス情報
10g リリース3(10.1.3.4)
B53896-03
  目次
目次

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

8 Oracle Identity and Access Management個別ライセンス製品

この章では、特定の用途を目的とした環境でOracle Application Serverの性能を拡張するために単独でライセンスされるOracle Identity and Access Management個別ライセンス製品について説明します。

次の項では、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できるOracle Identity and Access Management製品および製品ファミリについて説明します。

ここで説明するオプション、パックまたは製品は、単独で購入したライセンスなしでは使用できない場合があります。これらのオプション、パックまたは製品が製品CDまたはダウンロードに含まれていたり、入手したドキュメントに説明がある場合でも、その使用には適切なライセンスの購入が必要です。

8.1 Oracle Entitlements Server

Oracle Entitlements Serverは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.1.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Entitlements Serverのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Entitlements Server専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.2 Oracle Entitlements Server Security Module

Oracle Entitlements Server Security Moduleは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

Oracle Entitlements Server Security Moduleを使用するには、Oracle Entitlements ServerまたはOracle Access Management Suite(Oracle Entitlements Serverを含みます)のライセンスを購入する必要があります。

8.3 Oracle Directory Services

Oracle Directory Servicesは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。次のものが含まれています。

8.3.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Directory Servicesのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Oracle Application Server Single Sign-Onは、Oracle Delegated Administration Servicesのみにアクセスするユーザーに対する認証サービスのために提供されています。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Directory Services専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.4 Oracle Access Manager

Oracle Access Managerは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.4.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Access Managerのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Access Manager専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.5 Oracle Adaptive Access Manager

Oracle Adaptive Access Managerは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.5.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Adaptive Access Managerのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Adaptive Access Manager専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.6 Oracle Identity Federation

Oracle Identity Federationは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.6.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Identity Federationのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Identity Federation専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.7 Oracle Identity Manager

Oracle Identity Managerは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.7.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Identity Managerのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Identity Manager専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.8 Oracle Identity Manager Connectors

Oracle Identity Manager Connectorsは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。Oracle Identity Manager ConnectorsにはOracle Identity Managerが必要です。

利用可能なIdentity Manager Connectorsは、次のとおりです。

8.9 Oracle Role Manager

Oracle Role Managerは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.9.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Role Managerのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Role Managerがエンドポイントの1つである場合にワークフローを作成するためのBPEL Process Manager。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Oracle Role Manager専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.10 Oracle Enterprise Single Sign-On Password Reset

Oracle Enterprise Single Sign-On Password Resetは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。

8.10.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Enterprise Single Sign-On Password Resetのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

8.11 Oracle Enterprise Single Sign-On Suite

Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。これには、Oracle Enterprise Single Sign-On Password Resetが含まれています。

8.11.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

8.12 Oracle Access Management Suite

Oracle Access Management Suiteは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。次のものが含まれています。

8.12.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Access Management Suiteのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Access Management Suite専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。

8.13 Oracle Identity and Access Management Suite

Oracle Identity and Access Management Suiteは、Oracle Application ServerまたはWebLogicのエディションとは別に、単独でライセンスを購入できます。次のものが含まれています。

8.13.1 使用制限付きライセンス

次の使用制限付きライセンスは、Oracle Identity and Access Management Suiteのライセンスを単独で購入した場合に含まれます。

  • Business Intelligence Publisherで次を発行または表示(あるいはその両方)する場合:

    • 出荷時のBI Publisherレポート。レイアウト変更は許可されています。

    • 出荷時または新規作成のBI Publisherレポートで、カスタマイズされていない既存のIdentity Managementスキーマからのデータにアクセスするために変更されるもの。

  • Identity and Access Management Suite専用ホストとしてのOracle Internet Application Server Enterprise EditionまたはWebLogic Enterprise Edition。Javaランタイム環境とHTTPのサポートを提供するランタイム・コンポーネント、およびそれらのランタイム・コンポーネントの設定と管理に使用する構成コンポーネントと管理コンポーネントを含みます。


注意:

含まれている製品(たとえばOracle Access Manager)に使用制限付きライセンスがある場合、Oracle Identity and Access Management Suiteのライセンスを単独で購入した場合も、その使用制限付きライセンスが適用されます。

8.14 Management Pack for Identity Management

Management Pack for Identity Managementを使用すると、企業がアイデンティティ・サーバーの可用性、パフォーマンス、負荷およびセキュリティ・メトリックを事前に監視できます。管理者は、アイデンティティ・サービスのトランザクション・パフォーマンスをエンド・ユーザーの観点で外部から監視し、アイデンティティ・サービスのサービス・レベルを定義して、サービス・レベルをリアルタイムで追跡することができます。

8.14.1 機能

アイデンティティ管理製品と関連システムでは、次に示す主要な機能を使用できます。

  • アイデンティティ・サーバーのコンポーネントおよびすぐに使用できるシステム・モデリングの検出。

  • 可用性およびパフォーマンスの監視。

  • Oracle Access Managerコンポーネントの構成情報の収集。

  • アイデンティティ・コンポーネントのサービス・モデリングの提供。

  • 10.1.4 Identity Suiteの一部としてリリースされたIdentity Management 10.1.4の管理を目的とするEnterprise Managerプラグインとの統合。

8.14.2 ライセンス・リンク

次のリストは、Access Managerのアクセス・システムに対するManagement Pack for Identity Managementのライセンスを必要とするリンクを示したものです。ただし、ナビゲーション・パスはすべてのIdentity Managementシステムに適用できます。

  • 「Enterprise Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「システム」サブタブの順にクリックします。

    • 「Access Manager - アクセス・システム」の「名前」リンクをクリックします。「Access Managerホーム」ページが表示されます。「アラート履歴」ボタン、「アラート表」リンクおよび「セキュリティ一覧」リンクは、このパックのライセンスに含まれています。

  • 「Access Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「アラート履歴」ボタンをクリックします。「アラート履歴」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

    • 「セキュリティ一覧」リンクをクリックします。「セキュリティ一覧」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

  • 「Access Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「グラフ」サブタブを選択します。「グラフ」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

  • 「Enterprise Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「すべてのターゲット」サブタブの順にクリックします。

    • 「検索」ドロップダウン・リストで、「Access Manager - アクセス・サーバー」「実行」の順に選択します。

    • 表の「アクセス・サーバー」リンクをクリックします。「Access Manager - アクセス・サーバー・ホーム」ページが表示されます。次のリンクは、このパックのライセンスに含まれます。

      • 構成の表示

      • 保存された構成

      • 構成のインポート

      • 構成履歴

      • 構成の比較

      • 複数の構成の比較

      • アラート履歴

      • ブラックアウト


      注意:

      上記の構成リンクは、Oracle Access Managerにのみ適用されます。

    「Access Manager - アクセス・サーバー」ページには、次のようにして移動することもできます。

    • 「ターゲット」タブ、「システム」サブタブの順にクリックします。

    • 表示される「システム」ページの「システム名」をクリックします。

    • 表示される「Access Manager - アクセス・システム」ページの「構成」サブタブをクリックします。

    • 「Access Manager - アクセス・システム」ページの表で「アクセス・サーバー・ターゲット」をクリックします。

  • 「Access Manager - アクセス・サーバー」ページで次の手順を実行します。

    • 「関連リンク」セクションの「すべてのメトリック」リンクをクリックします。

    • 表示される「すべてのメトリック」ページで、「すべてを開く」リンクをクリックします。

    • しきい値が設定されている「メトリック」リンクをクリックします。表示される「メトリック: サマリー」ページは、すべてこのパックのライセンスに含まれています

  • 「Enterprise Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「すべてのターゲット」サブタブの順にクリックします。

    • 「検索」ドロップダウン・リストで、「汎用サービス」を選択して、「実行」をクリックします。

    • 表の「汎用サービス」リンクをクリックします。「汎用サービス・ホーム」ページが表示されます。次のリンクは、このパックのライセンスに含まれます。

      • 「テスト・パフォーマンス」サブタブ

      • アラート履歴

      • ブラックアウト

      • メトリック・ベースライン

  • 「汎用サービス・ホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「関連リンク」セクションの「メトリックとポリシー設定」リンクをクリックします。

    • 「テスト」サブタブをクリックします。表示される「テスト」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

  • 「汎用サービス・ホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「監視構成」サブタブをクリックします。

    • 「サービス・テストとビーコン」リンクをクリックします。表示される「サービス・テストとビーコン」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

  • 「Enterprise Managerホーム」ページで次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「サービス」サブタブの順にクリックします。

    • 「サービス」ページで、「Webアプリケーション名」リンクをクリックします。

    • 「Webアプリケーション・ホーム」ページの「キー・サマリー」表で、「テスト」名をクリックします。表示される「Webトランザクション」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。

    • 「パフォーマンス」サブタブをクリックします。表示される「Webトランザクションパフォーマンス」ページおよびページ内のすべてのリンクは、このパックのライセンスに含まれています。