このリリースのコネクタに関連する既知の問題は、次のとおりです。
Oracle Bug#7703095
プロビジョニング時に2番目の職責を設定し、しかしPrimaryResponsibility参照フィールドから値を選択しない場合は、2番目の職責がターゲット・システムで主職責になります。
プロビジョニング時にプロセス・フォームで主職責を設定した場合は、その職責が子フォームに伝播されます。ただし、子フォームから職責を削除した場合は、変更はプロセス・フォームに伝播されません。この変更は、ターゲット・システムに対して次にリコンシリエーションを実行した後にのみ、プロセス・フォームに伝播されます。
ターゲット・システムには次の制限があります。
プロビジョニング時には、Set/Reset Password機能を実行できません。これは、ターゲット・システムでJDB APIがサポートされていないためです。
リコンシリエーション時には、ターゲット・システムでJDB APIがサポートされていないため、ユーザーのパスワードをフェッチできません。
バッチ・リコンシリエーション機能はこのコネクタには実装されていません。ターゲット・システムではJDB APIがサポートされていないためです。
プロビジョニング時には、ターゲット・システムのユーザーに割り当てられた主担当をOracle Identity Managerを使用して削除できません。
Lock/Unlock機能およびDisable/Enable機能はターゲット・システムでサポートされていないため、実行できません。
ターゲット・システムでユーザーに割り当てられている担当または職責を削除した場合、この変更は次回の増分リコンシリエーションの実行時にフェッチされず、Oracle Identity Managerに送られません。ユーザー・レコードのタイムスタンプが、これらのイベントに対応して更新されることがないためです。