テスト・ユーティリティを使用すると、コネクタを直接に使用して、ターゲット・システムとの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。
テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。
インストール・メディアのtest/configディレクトリ内のファイルを、OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/DatabaseAccess/configディレクトリにコピーします。
インストール・メディアのtest/scriptsディレクトリ内のファイルを、OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/DatabaseAccess/scriptsディレクトリにコピーします。
次のファイルを開きます。
OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/DatabaseAccess/config/config.properties
このファイルの属性に値を指定します。これらの属性については次の表で説明します。
| 属性 | 説明 | サンプル値 |
|---|---|---|
| Action | テスト・ユーティリティで実行されるプロビジョニング・アクション | CONNECT
DISABLE_USER |
| Database_Driver | データベース・ドライバ | Com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver |
| Database_URL | データベースURL | jdbc:microsoft:sqlserver://172.21.109.73:1433;DatabaseName=sales |
| Database_User_ID | データベース接続用のユーザーID | jdoe |
| Database_Name | データベース名 | sales |
| Database_Type | データベース・タイプ | MSSQL |
| LocaleLanguage | ターゲット・システムのロケール言語 | en |
| LocaleCountry | ターゲット・システムのロケール国 | US |
| Login | 作成されるログイン | loginname |
| Password | ログイン用のパスワード | password |
| FullName | 作成されるログインに関連付けられたユーザーの完全名 | FullName |
| DefDBSql | Microsoft SQL Serverのデフォルト・データベース | MyDB |
| Default_Language | デフォルト言語 | En |
| Authentication_Type | Microsoft SQL Serverの認証タイプ | isSqlAuth
これは実際の値です。 |
| Tablespace | Oracle Databaseの任意の有効な表領域 | Mytablespace |
| Datafile_size | Oracle Databaseのデータファイルのサイズ | 500 |
| Default_Role | Sybaseのデフォルト・ロール | |
| DB2_Database | IBM DB2 UDBのデータベース名 | DBApp |
| DB2_User_Type | IBM DB2 UDBのユーザー・タイプ(Group/User) | Group |
| Default_DB | IBM DB2 UDBのデフォルト・データベース | SYSTOOLS |
| Role | ロール | DBA |
| Tablespace_Name | IBM DB2 UDBの有効な表領域名 | Systool |
| Schema_Name | IBM DB2 UDBの有効なスキーマ名 | Systool |
| Del_Login | 削除されるログイン名 | Dellogin |
| New_Password | パスワード変更用の新規パスワード | Password |
| Chg_Login | 変更する必要のあるユーザーのログイン名 | jdoe |
| User_Type | 新しいユーザー・タイプ | User |
| DIS_Login | 無効化されるログイン | DISLogin |
| DIS_User_Type | 無効化されるログインのユーザー・タイプ(Group/User) | User |
テスト・ユーティリティ・ファイルを実行します。
Microsoft Windowsの場合は、次のファイルを実行します。
OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\DatabaseAccess\scripts\DBAccess.bat
UNIXの場合は、次のファイルを実行します。
OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/DatabaseAccess/scripts/DBAccess.sh
パスワードを求められたら、ITリソースで資格証明を指定したユーザー・アカウントのパスワードを入力します。詳細は、「ITリソース」を参照してください。
スクリプトがエラーなしで実行されたら、ターゲット・システムで必要なプロビジョニング・アクションが実行されたことを確認します。