Oracle Identity Manager Oracle E-Business Employee Reconciliation Connectorガイド リリース9.0.4 E05504-02 |
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この章では、リリース9.0.4.3のOracle E-Business Employee Reconciliationコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連項目: 旧リリースで新たに更新された内容の詳細は、旧リリースのこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
この項では、このマニュアルに加えられた主な変更内容について説明します。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースへの更新について説明します。
リリース9.0.4.1_6728655でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
コネクタ操作でapps
ターゲット・システム・アカウントを使用するかわりに、コネクタ・インストール・パッケージで提供されるスクリプトを使用してアカウントを作成し、必要な権限をアカウントに割り当てられます。
手順は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。
リリース9.0.4.1_6728655で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
6006892および6656960 | 完全な権限を持つAPPSユーザーをコネクタ操作で使用する必要がありました。 | 必要な権限を持つコネクタ操作のためのシステム・アカウントを作成できます。コネクタ・インストール・パッケージで、このターゲット・システム・アカウントを作成するスクリプトが提供されます。手順は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。 |
リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
Oracle Identity Manager9.1.0以上では、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。
詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。
次の言語が、サポートされている言語のリストに追加されました。
アラビア語
日本語
詳細は、「多言語サポート」を参照してください。
リリース9.0.4.2で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
6924495 | リコンシリエーションのために追加された新規属性に、既存の属性と同一の名前の列がある場合、属性の値が正常にリコンサイルされませんでした。両方の列がターゲット・システム・データベースの異なる表にある場合でも、これが発生しました。 | この問題は解決されています。リコンシリエーションのために追加する属性は、既存のマッピング済の属性と同一の列名を持つことができます。 |
リリース9.0.4.3でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
OracleHREmp.Organization Name
パラメータが次の項から削除されています。
「従業員リコンシリエーションのスケジュール済タスク」で、スケジュール済タスク名がReconcile Ora HR Emp Non Trusted
からReconcile Ora HR Emp Target Resource
に変更されます。
リリース9.0.4.3で解決された問題は次のとおりです。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
7420297 | XellerateOrganization スケジュール済タスクの属性を使用して、リコンサイルするOracle Identity Managerの組織を指定します。ただし、この属性は無視され、リコンシリエーションの際、ユーザーは常にXellerate Users 組織にリコンサイルされます。 |
この問題は解決されています。ユーザーは、XellerateOrganization 属性の値に指定した名前の組織にリコンサイルされます。詳細は、「従業員リコンシリエーションのスケジュール済タスク」を参照してください。
注意: 指定する組織は、Oracle Identity Managerに存在するものである必要があります。 |
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「リコンシリエーションの際に使用される表」が追加されています。
「ターゲット・システムの複数のインストールに対するコネクタの構成」で、ターゲット・システム・システム名が修正されています。
「リコンシリエーション用のカスタム属性の追加」で説明される手順が変更されています。
付録B「query.propertiesファイル」が追加されています。この付録では、query.properties
ファイルの変数について説明しています。