次の表に、Oracle Identity ManagerとOracle Internet Directoryの間の属性マッピングを示します。
注意: プロビジョニング操作の際、次のガイドラインを適用します。アジア言語の中には、マルチバイト・キャラクタ・セットを使用するものがあります。ターゲット・システムのフィールドの文字数制限がバイト単位で指定されている場合、特定のフィールドに入力できるアジア言語の文字数は、同じフィールドに入力可能な英語言語の文字数より少なくなります。次の例でこの制限について説明します。 ターゲット・システムの「User Last Name」フィールドに英語50文字を入力できるとします。日本語用にターゲット・システムを構成した場合、そのフィールドに入力できるのは25文字までです。 |
Oracle Identity Managerの属性 | Oracle Internet Directoryの属性 | 説明 |
---|---|---|
User ID | cn | ログインID。 |
First Name | givenname | 名。 |
Last Name | sn | 姓。 |
Organizational Unit | o | ユーザーが属する組織。 |
電子メール・アドレス。 | ||
ldapUserDisableAttr | orclisEnabled | この属性は、ユーザー・アカウントがロックされているかどうかを指定します。値がDISABLED の場合、アカウントはロックされています。値がENABLED の場合、アカウントはロックされていません。 |
ldapOrgDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
ldapUserDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
ldapUserUniqueAttr | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
Middle Name | middleName | ミドルネーム。 |
ldapUserObjectClass | inetOrgPerson | ユーザーのオブジェクト・クラス(プライマリ)。 |
GroupName | uniquemember | グループ・オブジェクトの多値属性。グループ内のユーザーの数を示します。 |
RoleName | customRoleOccupant | ロール・オブジェクトの多値属性。ロール内のユーザーの数を示します。 |
UserGroup | groupOfUniqueNames | グループのオブジェクト・クラス。 |
UserRole | customOrganizationalRole | ロールのオブジェクト・クラス。 |
ldapUserDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
ldapObjectClass | objectclass | オブジェクト・クラス。 |
ldapGroupDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
Title | title | 役職。 |
Location | l | 勤務先住所の市区町村。 |
Telephone | telephoneNumber | 勤務先の電話番号。 |
Department | departmentNumber | 部門名。 |
Preferred Language | PreferredLanguage | 望ましいコミュニケーションの言語。 |
ldapPassword | userPassword | パスワード。 |
Time Zone | orclTimeZone | タイムゾーン。 |
ldapRoleDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |
ldapRoleMemberAttr | customRoleOccupant | ロールのカスタム・オブジェクト・クラス。
カスタム・オブジェクト・クラスの追加方法の詳細は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。 |
ldapUserObjectClassSecondary | orclUserV2 | ユーザーのオブジェクト・クラス(セカンダリ)。 |
ldapOrgDNPrefix | cn | エントリ(たとえば、組織、ユーザー、ロールおよびグループなど)の一般名。 |