このリリースのコネクタに関連する既知の問題は、次のとおりです。
RSA Authentication Managerにユーザーを作成する際に、「デフォルト・ログイン」フィールドに特殊文字を入力しないでください。このフィールドに特殊文字を入力すると、Oracle Identity Managerでは「ユーザーID」フィールドでの特殊文字がサポートされていないため、リコシリエーションは機能しません。
このコネクタでは、英語以外の文字を含むセキュリティ証明書の使用はサポートされていません。
日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語およびフランス語を使用する際に、次の制限事項があります。
RSA APIは、これらの言語のキャラクタ・セットでは特定の文字をサポートしません。サポートされていない、いずれか1つの文字が、操作中に発行されたフィールド値の最初に含まれる場合、プロビジョニングまたはリコンシリエーション操作は失敗します。ただし、サポートされていない文字が含まれる場所がフィールド値の最初以外の場合、操作は失敗しません。
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関連項目: プロビジョニングとリコンシリエーションでサポートされない文字の詳細は、次の場所にあるMy Oracle Supportのノート421232.1を参照してください。 |
プロビジョニング時に一時ユーザーを作成する場合は、開始時刻と終了時刻を時間単位で指定できますが、開始時刻と終了時刻を時間と分の単位で指定できません。ターゲット・システムAPIがこれらの値を時間(0〜23)単位でのみ受け入れるからです。時間と分の単位で時刻を指定した場合は、APIによってエラーがスローされます。UIから時間と分の単位で時刻を指定することを避けるために、開始時刻と終了時刻に関して0〜23の範囲で値を提供する参照が用意されています。
開始時刻または終了時刻のリコンシリエーションをプロビジョニングに同期化するには、ターゲット・システムの開始時刻または終了時刻が0〜0:59である場合は、それらを切り捨てて0にします。開始時刻または終了時刻のリコンシリエーションは、プロビジョニングの開始時刻および終了時刻に同期化されます。ターゲット・システムの開始時刻と終了時刻が時間と分の単位である場合は、開始時刻または終了時刻の値は切り捨てられます。たとえば、1時間59分は、切り捨てられて1時間になります。
RSA ACE APIはスレッド・セーフではないので、RSA Authentication Managerからユーザーをリコンサイルする目的で、複数のスケジューラを使用したRSA Authentication Managerコネクタの構成はできません。これは、複数のスレッドが実行されている場合は、単一のオブジェクトまたはクラスのフィールドを有効な状態に維持できないことを意味します。