Oracle HTTP Serverは、インターネットのHTTPプロトコルに対応する主要なインフラストラクチャを提供します。Oracle HTTP Serverは、プロセス間でレスポンスを返したり、ユーザーによるブラウザからのリクエストに対してレスポンスを返すのに使用されます。Oracle HTTP Serverは静的コンテンツと動的コンテンツの両方に対応し、Oracle製品と非Oracle製品の両方と統合されます。この章には次の項があります。
Oracle Access Managerには、Oracle HTTP Serverの様々なリリースに対応するWebコンポーネント(WebPass、ポリシー・マネージャ、およびWebGate)が用意されています。Oracle HTTP ServerはApacheオープン・ソースをベースにしています。
Oracle Access Manager Webコンポーネント・パッケージの名前は、サポート対象のOracle HTTP Serverのリリースを表しています。次に例を示します。
Apache 2.2ベースのOracle HTTP Server 11g:
Apache v2.0ベースのOracle HTTP Serverリリース(10g R2(10.1.2)および10g(10.1.3.1.0)):
Apache v1.3ベースのOracle HTTP Server(10g R2(10.1.2)および10g(10.1.3.1.0)):
Oracle Access Manager Webコンポーネントは、サポートされているプラットフォーム上のスタンドアロンのOracle HTTP Serverにインストールできます。Oracle HTTP Server 11gは、Oracle Access Managerのシングル・サインオンをOracle Fusion Middleware製品とともにデプロイできるようにするテクノロジでもあります。
Oracle Access ManagerのWebコンポーネントのホストとしてOracle HTTP Serverを使用するには、『Oracle Access Managerインストレーション・ガイド』の次の内容に関する項を参照してください。
Webサーバー要件への対応
Oracle Access ManagerのためのApache v1.3ベースのWebサーバーの構成
Oracle Access ManagerのためのApache v2 Oracle HTTP ServerおよびIHS Webサーバーの構成
エンタープライズ・レベルのシングル・サインオンをOracle Fusion Middleware製品で利用可能にするには、『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』の「Oracle Fusion Middlewareのシングル・サインオンの構成」を参照してください。
関連項目: 次のマニュアルのOrache HTTP Server 11gに関する一般情報
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Oracle Access Managerの最新の動作確認情報は、Oracle Technology Networkを参照してください。
Oracle Technology Networkに移動します。
http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html
「Oracle Identity and Access Management」を探し、最新のOracle Access Manager動作確認のスプレッドシートへのリンクをクリックします。次に例を示します。
System Requirements and Supported Platforms for Oracle Access Manager 10gR3 (xls)
http://www.oracle.com/technology/products/id_mgmt/coreid_acc/pdf/
oracle_access_manager_certification_10.1.4_r3_matrix.xls