Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Oracleミドルウェア以外のためのメトリック・リファレンス・マニュアル リリース10(10.0) B54811-01 |
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この章では、Microsoft Internet Security and Acceleration(ISA)のすべてのメトリック・カテゴリについて説明し、各カテゴリに関連するメトリックとその説明を表に示します。これらの表では、特定のカテゴリのメトリックでユーザーの処理をサポートしている場合、そのユーザーの処理についても説明しています。
このカテゴリのメトリックは、ファイアウォール・エンジンのパフォーマンス情報を提供します。
表11-1 ファイアウォール・パケット・エンジン(Firewall Packet Engine)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
アクティブな接続(Active Connections) |
現在データを渡しているアクティブな接続の総数。 |
許容されたパケット/秒(Allowed Packets Per Sec) |
ISAサーバーが渡すことのできる1秒当たりのパケット数。 |
バイト/秒(Bytes Per Sec) |
ISAサーバーを経由して渡された1秒当たりのバイト数。 |
接続/秒(Connections Per Sec) |
1秒当たりに作成された新しい接続の数。 |
削除されたパケット/秒(Dropped Packets Per Sec) |
ISAサーバーが削除した1秒当たりのパケット数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
パケット/秒(Packets Per Sec) |
ISAサーバーが検査した1秒当たりのパケット数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
確立されたTCP接続/秒(TCP Established Connections Per Sec) |
新たに確立された、1秒当たりのTransmission Control Protocol(TCP)接続の数。TCP接続は、3ウェイSYNハンドシェイクが正常に完了した後に確立されたものとしてカウントされます。 |
このカテゴリのメトリックは、ファイアウォール・サービスのパフォーマンス情報を提供します。
表11-2 ファイアウォール・サービス(Firewall Service)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
許容しているTCP接続(Accepting TCP Connections) |
ファイアウォール・クライアントからのTransmission Control Protocol(TCP)接続を待機する接続オブジェクトの数。 |
アクティブ・セッション(Active Sessions) |
ファイアウォール・サービスのアクティブ・セッション数。 |
アクティブなTCP接続(Active TCP Connections) |
現在データを渡しているアクティブなTCP接続の総数。保留中の接続または確立されていない接続は他の場所でカウントされます。 |
アクティブなUDP接続(Active UDP Connections) |
アクティブなUser Datagram Protocol(UDP)接続の総数。 |
使用可能なUDPマッピング(Available UDP Mappings) |
使用可能なUDPマッピングの数。 |
使用可能なワーカー・スレッド(Available Worker Threads) |
完了ポート・キューで使用可能な、または待機しているファイアウォール・ワーカー・スレッドの数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
読取りバイト数/秒(Bytes Read Per Sec) |
データ・ポンプによって読み取られた1秒当たりのバイト数。 |
書込みバイト数/秒(Bytes Written Per Sec) |
データ・ポンプによって書き込まれた1秒当たりのバイト数。 |
DNSキャッシュ・エントリ(DNS Cache Entries) |
ファイアウォール・サービス・アクティビティの結果としてキャッシュされた、現在のDNSドメイン名エントリの数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSキャッシュ・フラッシュ(DNS Cache Flushes) |
ファイアウォール・サービスがDNSドメイン名キャッシュをフラッシュまたはクリアした回数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSキャッシュ・ヒット(DNS Cache Hits) |
ファイアウォール・サービスがDNSキャッシュ内でDNSドメイン名を見つけた合計回数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSキャッシュ・ヒット%(DNS Cache Hits %) |
ファイアウォール・サービスが取得したすべてのDNSエントリの合計に対して、DNSキャッシュが処理したDNSドメイン名の割合。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSの取得(DNS Retrievals) |
ファイアウォール・サービスが取得したDNSドメイン名の総数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
失敗したDNS解決(Failed DNS Resolutions) |
gethostbynameおよびgethostbyaddrの失敗したAPIコールの数。これらのコールは、ファイアウォール・サービス接続のホストDNSドメイン名とIPアドレスを解決します。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
カーネル・モード・データ・ポンプ(Kernel Mode Data Pumps) |
ファイアウォール・サービスが作成したカーネル・モード・データ・ポンプの数。 |
リスニングしているTCP接続(Listening TCP Connections) |
リモート・インターネット・コンピュータからのTCP接続を待機した接続オブジェクトの数。 |
保留中のDNS解決(Pending DNS Resolutions) |
保留中のDNS解決の数。 |
保留中のTCP接続(Pending TCP Connections) |
保留中のTCP接続の数。 |
安全なNATマッピング(Secure NAT Mappings) |
SecureNATで作成されたマッピングの数。 |
成功したDNS解決(Successful DNS Resolutions) |
成功したDNS名前解決の数。 |
カーネル・モード・データ・ポンプが転送する1秒当たりのTCPバイト数(TCP Bytes Transferred Per Sec By Kernel Mode Data Pump) |
カーネル・モード・データ・ポンプを経由してTCPで転送される1秒当たりのバイト数。 |
インバウンド接続コールの完了を待機しているTCP接続(TCP Connections Awaiting Inbound Connect Call To Finish) |
インバウンド接続コールの完了を待機しているTCP接続の数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
カーネル・モード・データ・ポンプが転送する1秒当たりのUDPバイト数(UDP Bytes Transferred Per Sec By Kernel Mode Data Pump) |
カーネル・モード・データ・ポンプを経由してUDPで転送される1秒当たりのバイト数。 |
ワーカー・スレッド(Worker Threads) |
現在アクティブなファイアウォール・ワーカー・スレッドの数。 |
このカテゴリのメトリックは、ISAサーバーが生成するエラー・イベントに関する情報を返します。
表11-4 ISAサーバー・エラー・イベント(ISA Server Error Events)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
日付-時間(Date-Time) |
エラーが生成された日時。 |
説明(Description) |
イベント・ログ・ファイルに示されるエラーのテキストによる説明。 |
イベントID(Event ID) |
生成されたすべてのエラーにはイベントIDまたはレコード番号があります。このイベントIDを使用して、WebおよびMSN TechNetで詳細情報を検索できます。 |
ログ名(Log Name) |
エラーが生成されたログ・ファイルの名前。 |
ソース(Source) |
エラーを生成したコンポーネント(NTDS Intersite Messaging)。 |
Windowsのイベント重大度(Windows Event Severity) |
エラーの重大度。 |
このカテゴリのメトリックは、ISAサーバーが生成する警告イベントに関する情報を返します。
表11-5 ISAサーバー警告イベント(ISA Server Warning Events)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
日付-時間(Date-Time) |
警告が生成された日時。 |
説明(Description) |
イベント・ログ・ファイルに示される警告のテキストによる説明。 |
イベントID(Event ID) |
生成されたすべての警告にはイベントIDまたはレコード番号があります。このイベントIDを使用して、WebおよびMSN TechNetで詳細情報を検索できます。 |
ログ名(Log Name) |
警告が生成されたログ・ファイルの名前。 |
ソース(Source) |
警告を生成したコンポーネント(NTDS Intersite Messaging)。 |
Windowsのイベント重大度(Windows Event Severity) |
警告の重大度。 |
このカテゴリのメトリックは、ISASTGCTRLサービスによって生成されたイベント・ログ・ファイルのエラー・イベントを示します。Windows ISASTGCTRLサービスは、Configuration Storageサーバー情報への読取りアクセスと書込みアクセスを管理します。
表11-6 ISASTGCTRLサーバー・エラー・イベント(ISASTGCTRL Server Error Events)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
日付-時間(Date-Time) |
エラーが生成された日時。 |
説明(Description) |
イベント・ログ・ファイルに示されるエラーのテキストによる説明。 |
イベントID(Event ID) |
生成されたすべてのエラーにはイベントIDまたはレコード番号があります。このイベントIDを使用して、WebおよびMSN TechNetで詳細情報を検索できます。 |
ログ名(Log Name) |
エラーが生成されたログ・ファイルの名前。 |
ソース(Source) |
エラーを生成したコンポーネント(NTDS Intersite Messaging)。 |
Windowsのイベント重大度(Windows Event Severity) |
エラーの重大度。 |
このカテゴリのメトリックは、ISASTGCTRLサービスによって生成されたイベント・ログ・ファイルの警告イベントを示します。Windows ISASTGCTRLサービスは、Configuration Storageサーバー情報への読取りアクセスと書込みアクセスを管理します。
表11-7 ISAサーバー警告イベント(ISA Server Warning Events)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
日付-時間(Date-Time) |
警告が生成された日時。 |
説明(Description) |
イベント・ログ・ファイルに示される警告のテキストによる説明。 |
イベントID(Event ID) |
生成されたすべての警告にはイベントIDまたはレコード番号があります。このイベントIDを使用して、WebおよびMSN TechNetで詳細情報を検索できます。 |
ログ名(Log Name) |
警告が生成されたログ・ファイルの名前。 |
ソース(Source) |
警告を生成したコンポーネント(NTDS Intersite Messaging)。 |
Windowsのイベント重大度(Windows Event Severity) |
警告の重大度。 |
このカテゴリのメトリックは、重要なISAサーバー・プロセスに関する情報を提供します。
表11-8 プロセス・メトリック(Process Metrics)
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
作成プロセスID(Creating Process ID) |
そのプロセスを作成したプロセスのプロセスID。 |
経過時間(Elapsed Time) |
このプロセスが実行していた合計経過時間(秒)。 |
ハンドル数(Handle Count) |
このプロセスで現在オープンになっているハンドルの総数。この数はプロセスの各スレッドで現在オープンになっているハンドル数の合計と同じです。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
IDプロセス(ID Process) |
このプロセスの一意のID。IDプロセス番号は再利用されるため、そのプロセスの存続期間のプロセスのみを識別します。 |
IOデータ・バイト/秒(IO Data Bytes Per Sec) |
プロセスがI/O操作でバイトを読取りおよび書込みする割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
IOデータ操作/秒(IO Data Operations Per Sec) |
プロセスが読取りおよび書込みのI/O操作を発行している割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
その他のIOバイト/秒(IO Other Bytes Per Sec) |
制御操作などのデータを含まないI/O操作に対してプロセスがバイトを発行している割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
その他のIO操作/秒(IO Other Operations Per Sec) |
プロセスが読取り操作および書込み操作以外のI/O操作(制御機能など)を発行している割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
IO読取りバイト/秒(IO Read Bytes Per Sec) |
プロセスがI/O操作からバイトを読み取っている割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
IO読取り操作/秒(IO Read Operations Per Sec) |
プロセスが読取りI/O操作を発行している割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
IO書込みバイト/秒(IO Write Bytes Per Sec) |
プロセスがI/O操作にバイトを書き込んでいる割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
IO書込み操作/秒(IO Write Operations Per Sec) |
プロセスが書込みI/O操作を発行している割合。このカウンタは、プロセスで生成されたすべてのI/Oアクティビティ(ファイル、ネットワーク、デバイスI/Oなど)をカウントします。 |
ページ・フォルト/秒(Page Faults Per Sec) |
このプロセスで実行中のスレッドから発生しているページ・フォルトの割合。ページ・フォルトは、メイン・メモリーの作業セットに存在しない仮想メモリー・ページをスレッドが参照する場合に発生します。ページがスタンバイ・リスト上にあるためにすでにメイン・メモリーにある場合、またはそのページを共有する別のプロセスで使用されている場合、ページはディスクからフェッチされません。 |
ページ・ファイル・バイト(Page File Bytes) |
このプロセスがページング・ファイルで使用するために予約した現在の仮想メモリーの量(バイト単位)。ページング・ファイルは、他のファイルに含まれない、プロセスで使用されたメモリーのページを保存します。すべてのプロセスはページング・ファイルを共有します。ページング・ファイルの領域が不足すると、他のプロセスはメモリーを割り当てられません。ページング・ファイルがない場合、このカウンタは、プロセスが物理メモリーで使用するために予約した現在の仮想メモリーを示します。 |
ページ・ファイル・バイト・ピーク(Page File Bytes Peak) |
このプロセスがページング・ファイルに使用するために予約した最大仮想メモリー量(バイト単位)。ページング・ファイルは、他のファイルに含まれない、プロセスで使用されたメモリーのページを保存します。ページング・ファイルはすべてのプロセスで共有されます。ページング・ファイルの領域が不足すると、他のプロセスはメモリーを割り当てられません。ページング・ファイルがない場合、このカウンタは、プロセスが物理メモリーで使用するために予約した最大仮想メモリーを示します。 |
特権モード時間(%)(Percent Privileged Time) |
プロセス・スレッドが特権モードでのコードの実行に費やした経過時間の割合。Windowsシステム・サービスがコールされると、多くの場合、システム・プライベート・データにアクセスするためにサービスは特権モードで実行されます。このデータは、ユーザー・モードで実行中のスレッドによるアクセスから保護されています。システムへのコールは、明示的に、またはページ・フォルトや割込みのように暗黙的に行われる可能性があります。 以前のオペレーティング・システムとは異なり、Windowsではユーザー・モードおよび特権モードの従来の保護機能に加え、プロセス境界を使用してサブシステムを保護します。アプリケーションにかわってWindowsが行う作業には、プロセス内の特権モード時間の他、別のサブシステム・プロセス内に表示されるものもあります。 |
プロセッサ時間(%)(Percent Processor Time) |
すべてのプロセス・スレッドが命令を実行するためにプロセッサを使用した経過時間の割合。命令はコンピュータの実行の基本単位であり、スレッドは命令を実行するオブジェクトです。プロセスはプログラムの実行時に作成されるオブジェクトです。ハードウェア割込みやトラップ状況を処理するために実行されたコードは、このカウントに含まれます。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
ユーザー時間(%)(Percent User Time) |
プロセス・スレッドがユーザー・モードでのコードの実行に費やした経過時間の割合。アプリケーション、環境サブシステムおよび統合サブシステムはユーザー・モードで実行されます。ユーザー・モードで実行中のコードは、Windowsのエグゼクティブ・ドライバ、カーネル・ドライバおよびデバイス・ドライバの整合性を乱すことはできません。 以前のオペレーティング・システムとは異なり、Windowsではユーザー・モードおよび特権モードの従来の保護機能に加え、プロセス境界を使用してサブシステムを保護します。アプリケーションにかわってWindowsが行う作業には、プロセス内の特権モード時間の他、別のサブシステム・プロセス内に表示されるものもあります。 |
プライベート・バイト(Private Bytes) |
このプロセスが割り当てた、他のプロセスとは共有できない現在のメモリーのサイズ(バイト単位)。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
スレッド数(Thread Count) |
このプロセスで現在アクティブなスレッド数。命令はプロセッサの実行の基本単位であり、スレッドは命令を実行するオブジェクトです。実行中のすべてのプロセスには、少なくとも1つのスレッドがあります。 |
仮想バイト数(Virtual Bytes) |
プロセスが使用中の仮想アドレス領域の現在のサイズ(バイト単位)。仮想アドレス領域の使用は、必ずしも対応するディスクまたはメイン・メモリー・ページの使用を表すわけではありません。仮想領域には限界があるため、ライブラリをロードするプロセスの機能が制限されます。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
仮想バイト・ピーク(Virtual Bytes Peak) |
プロセスが常に使用する仮想アドレス領域の最小サイズ(バイト単位)。仮想アドレス領域の使用は、必ずしも対応するディスクまたはメイン・メモリー・ページの使用を表すわけではありません。ただし、仮想領域には限界があるため、ライブラリをロードするプロセスの機能が制限されます。 |
作業セット(Working Set) |
このプロセスの作業セットの現在のサイズ(バイト単位)。作業セットは、プロセスのスレッドによって最近使用されたメモリー・ぺージのセットです。コンピュータ内の空きメモリーがしきい値を超えると、ページが使用されていない場合でも、プロセスの作業セットに残ります。空きメモリーがしきい値を下回ると、ページは作業セットから削除されます。ページが必要な場合、メイン・メモリーを解放する前に作業セットにソフト・ページ・フォルトで返されます。 |
作業セットのピーク(Working Set Peak) |
いずかの時点におけるこのプロセスの作業セットの最大サイズ(バイト単位)。作業セットは、プロセスのスレッドによって最近使用されたメモリー・ぺージのセットです。コンピュータ内の空きメモリーがしきい値を超えると、ページが使用されていない場合でも、プロセスの作業セットに残ります。空きメモリーがしきい値を下回ると、ページは作業セットから削除されます。ページが必要な場合、メイン・メモリーを解放する前に作業セットにソフト・ページ・フォルトで返されます。 |
Web Proxyサービスを使用すると、Worldwide Webクライアントは、クライアントにかわりHTTP、HTTPS、GopherおよびFTPの各プロトコルを使用してインターネット・リソースにアクセスできます。
表11-9 Web Proxyサービス(Web Proxy Service)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
受信済アレイ・バイト/秒(Array Bytes Received Per Sec) |
同じアレイ内の別のISA Serverコンピュータから受信するデータ・バイトの割合を追跡します。 |
送信済アレイ・バイト/秒(Array Bytes Sent Per Sec) |
同じアレイ内の別のISA Serverコンピュータから送信するデータ・バイトの割合を追跡します。 |
リクエストごとの現在のアレイ・フェッチ時間の平均(ミリ秒)(Average Current Array Fetches Time Per Request (Millisec)) |
「送信済アレイ・バイト/秒(Array Bytes Sent Per Sec)」と「受信済アレイ・バイト/秒(Array Bytes Received Per Sec)」の合計を表します。これは、ISA Serverコンピュータと同じアレイの他のメンバーとの間で転送されたすべてのデータ・バイトの合計割合です。 |
キャッシュ・ヒット率(%)(Cache Hit Percent Ratio) |
キャッシュ・データを使用して処理されるWeb Proxyクライアント・リクエストの数(「キャッシュ・フェッチの合計(Total Cache Fetches)」)を、ISA Serverコンピュータへの成功したWeb Proxyクライアント・リクエストの総数(「成功したリクエストの合計(Total Successful Requests)」)に対する割合として示します。この値はキャッシュの有効性を忠実に示しています。メトリックの値が高い場合は、多くのリクエストがキャッシュで処理されているため、応答時間が速いことを示します。メトリックの値が0の場合は、キャッシュが無効であることを示しています。メトリックの値が低いということは、構成に問題がある可能性があります。キャッシュ・サイズが小さすぎるか、またはリクエストがキャッシュできない可能性があります。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
キャッシュ実行ヒット率(Cache Running Hit Ratio) |
キャッシュで処理されたリクエストの数を、正常に処理されたリクエストの総数に対する割合として示します。この比率は、「キャッシュ・ヒット率(%)(Cache Hit Ratio(%))」で測定された割合と同じです。これらの2つのメトリックの違いは、「キャッシュ実行ヒット率(Cache Running Hit Ratio)」が処理された最新の10,000リクエストについての比率を示すのに対して、「キャッシュ・ヒット率(%)(Cache Hit Ratio(%))」はWeb Proxyサービスが最後に開始されてからの比率を示す点です。「キャッシュ実行ヒット率(Cache Running Hit Ratio)」の方がキャッシュの有効性をより動的に評価します。 |
受信済クライアント・バイト/秒(Client Bytes Received Per Sec) |
Web Proxyクライアントから受信するデータ・バイトの割合。この値はWeb Proxyクライアント・リクエストの数によって異なりますが、割合が常に低い場合は、リクエストに対するサービスの提供が遅れていることを示す可能性があります。 |
送信済クライアント・バイト/秒(Client Bytes Sent Per Sec) |
Web Proxyクライアントに送信するデータ・バイトの割合。この値はWeb Proxyクライアント・リクエストの数によって異なりますが、割合が常に低い場合は、リクエストに対するサービスの提供が遅れていることを示す可能性があります。 |
リクエストごとの現在のアレイ・フェッチ平均時間(ミリ秒)(Current Array Fetches Average Time Per Request (Millisec)) |
別のアレイ・メンバーからフェッチされたWeb Proxyクライアント・リクエストの処理に要した時間(ミリ秒)の平均値を示します。これには、Secure Sockets Layer(SSL)トンネルの処理に対するリクエストは含まれません。 |
リクエストごとの現在の平均時間(ミリ秒)(Current Average Time Per Request (Millisec)) |
Web Proxyクライアント・リクエストの処理に要した時間(ミリ秒)の平均値を示します。SSLトンネルによって処理されたリクエストは除外されます。このカウンタのピーク時とオフピーク時の値を監視することにより、クライアント・リクエストの処理速度を総合的に把握できます。このカウンタの値が特に高い場合は、ISA Serverがすべてのリクエストを処理することが困難であり、リクエストの処理が遅れていることを示します。 |
リクエストごとの現在のキャッシュ・フェッチ平均時間(ミリ秒)(Current Cache Fetches Average Time Per Request (Millisec)) |
キャッシュで処理するWeb Proxyクライアント・リクエストの処理に要した時間(ミリ秒)の平均値。これには、Secure Sockets Layer(SSL)トンネルの処理に対するリクエストは含まれません。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
リクエストごとの現在の直接フェッチ平均時間(ミリ秒)(Current Direct Fetches Average Time Per Request (Millisec)) |
Webサーバーまたは上位プロキシに直接リクエストされたWeb Proxyクライアント・リクエストの処理に要した時間(ミリ秒)の平均値。これには、Secure Sockets Layer(SSL)トンネルの処理に対するリクエストは含まれません。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSキャッシュ・エントリ(DNS Cache Entries) |
Web Proxyサービスでキャッシュされた現在のDNSドメイン名エントリの数を示します。メトリックの値が高い場合は、DNSキャッシュ・エントリがDNS参照の必要性をなくしてシステム・リソースを節約するため、パフォーマンスに有益な影響を与えていることを示しています。 |
DNSキャッシュ・フラッシュ(DNS Cache Flushes) |
DNSドメイン名キャッシュがWeb Proxyサービスによってフラッシュまたはクリアされた回数の合計を示します。DNSキャッシュにデータをキャッシュする領域がなくなると、DNSキャッシュは新しいエントリを作成できるようにフラッシュされます。 |
DNSキャッシュ・ヒット(DNS Cache Hits) |
Web ProxyサービスがDNSキャッシュ内でDNSドメイン名を見つけた回数の合計を追跡します。このメトリックを前述のDNSカウンタと比較することで、DNSキャッシュが効率的に機能しているかどうかを調べられます。DNSキャッシュ・ヒットの値が低い場合、DNS参照のたびにパフォーマンスが低下するため、特に問題が参照プロセスで起こっている場合はパフォーマンスに影響します。 |
DNSキャッシュ・ヒット(%)(DNS Cache Hits Percent) |
キャッシュ・データを使用して解決したDNSエントリ数(「DNSキャッシュ・ヒット(DNS Cache Hits)」)を、Web Proxyサービスで取得したDNSドメイン名の総数(「DNSの取得(DNS Retrievals)」)に対する割合として示します。このメトリックの値が高い場合は、DNSデータがキャッシュから提供されているため、DNS参照を解決するオーバーヘッドが発生することはなく、パフォーマンスが優れていることを意味します。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
DNSの取得(DNS Retrievals) |
Web Proxyサービスが取得したDNSドメイン名の総数を表します。 |
失敗したリクエスト/秒(Failing Requests Per Sec) |
なんらかのエラーによって終了したWeb Proxyクライアント・リクエスト数の1秒当たりの割合を監視します。このカウンタを「リクエスト/秒(Requests Per Sec)」と比較することで、着信Webリクエストを処理するISA Serverの能力を調べられます。着信リクエストの割合に対して失敗の割合が高い場合は、ISA Serverがすべての着信リクエストに対応することが困難であることを示しています。着信Webリクエストに対する接続の設定が正しく構成されていないか、接続バンド幅が不十分である可能性があります。 |
FTPリクエスト(FTP Requests) |
Web Proxyサービスに対して行われたFile Transfer Protocol(FTP)リクエストの数を追跡します。このカウンタの値が常に低い場合は、FTPオブジェクトのキャッシュ・ポリシーに影響を与える可能性があります。 |
Gopherリクエスト(Gopher Requests) |
Web Proxyサービスに対して行われたGopherリクエストの数を追跡します。 |
HTTPリクエスト(HTTP Requests) |
Web Proxyサービスに対して行われたHypertext Transfer Protocol(HTTP)リクエストの数を追跡します。 |
HTTPSセッション(HTTPS Sessions) |
SSLトンネルで処理されるSecure Hypertext Transfer Protocol(HTTPS)の保護されたセッションの総数を表します。 |
最大ユーザー数(Maximum Users) |
Web Proxyサービスに同時に接続した最大ユーザー数を追跡します。このカウンタは、負荷の使用量や必要なライセンス数を調べる際に役立ちます。 |
リクエスト/秒(Requests Per Sec) |
Web Proxyサービスに対して行われた着信リクエストの割合を監視します。値が高い場合、着信リクエストを処理するためにISA Serverのリソースがさらに必要であることを示します。 |
リバース受信済バイト/秒(Reverse Bytes Received Per Sec) |
着信リクエストに対する応答で、Web ProxyサービスがWeb公開サーバーからデータ・バイトを受信する割合を監視します。この割合は、着信Webリクエストを処理する際のISA Serverのパフォーマンスを示す指標として、ピーク時とオフピーク時に監視できます。 |
リバース送信済バイト/秒(Reverse Bytes Sent Per Sec) |
着信リクエストに対する応答で、Web ProxyサービスがWeb公開サーバーにデータ・バイトを送信する割合を監視します。この割合は、着信Webリクエストを処理する際のISA Serverのパフォーマンスを示す指標として、ピーク時とオフピーク時に監視できます。 |
アクセスを拒否したサイト(Site Access Denied) |
Web Proxyサービスがアクセスを拒否したインターネット・サイトの総数を追跡します。この値が極端に高い場合は、アクセス・ポリシーが厳しすぎることを示している可能性があります。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
アクセスを許可したサイト(Site Access Granted) |
Web Proxyサービスがアクセスを許可したインターネット・サイトの総数を追跡します。このカウンタと「アクセスを拒否したサイト(Site Access Denied)」を比較することで、アクセス・ポリシー構成の結果の概要を数値で確認できます。 |
SNEWSセッション(SNEWS Sessions) |
SSLトンネルで処理されるSNEWSセッションの総数を表します。 |
SSLクライアント受信済バイト/秒(SSL Client Bytes Received Per Sec) |
Web Proxyサービスがセキュリティで保護されたWeb ProxyクライアントからSSLデータ・バイトを受信する割合を示します。このカウンタは「受信済クライアント・バイト/秒(Client Bytes Received Per Sec)」に似ていますが、SSLリクエストのみをカウントします。 |
SSLクライアント送信済バイト/秒(SSL Client Bytes Sent Per Sec) |
Web Proxyサービスがセキュリティで保護されたWeb ProxyクライアントにSSLデータ・バイトを送信する割合を示します。このカウンタは「送信済クライアント・バイト/秒(Client Bytes Sent Per Sec)」に似ていますが、SSLリクエストのみをカウントします。 |
SSLクライアント・バイトの合計/秒(SSL Client Bytes Total Per Sec) |
「SSLクライアント送信済バイト/秒(SSL Client Bytes Sent Per Sec)」と「SSLクライアント受信済バイト/秒(SSL Client Bytes Received Per Sec)」の合計を表します。これは、Web ProxyサービスとSSLクライアントとの間で転送されるすべてのバイトの合計割合です。 |
スレッド・プール・アクティブ・セッション(Thread Pool Active Sessions) |
スレッド・プールのスレッドがアクティブにサービスを提供しているセッション数を表します。 |
スレッド・プールの失敗(Thread Pool Failures) |
スレッド・プールが一杯であるために拒否されたリクエストの数を表します。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
スレッド・プール・サイズ(Thread Pool Size) |
スレッド・プール内のスレッド数を表します。このスレッド・プールは、クライアント・リクエストの処理に使用できるリソースを表します。 |
アレイ・フェッチの合計(Total Array Fetches) |
同じアレイ内の別のISA Serverからデータをリクエストすることによって処理されたWeb Proxyクライアント・リクエストの総数。これらのリクエストは、いずれかのメンバー・サーバーのキャッシュにオブジェクトをランダムに格納するCache Array Routing Protocol(CARP)アルゴリズムの結果です。サーバーのキャッシュ容量が多いほど多くのキャッシュ・アイテムを保持できるため、このメトリックはアレイ内の各ISA Serverのキャッシュ・サイズの影響を受けます。アレイ・メンバー間でのワークロードの分散を調べるために、各サーバーの負荷係数を構成することもできます。 |
キャッシュ・フェッチの合計(Total Cache Fetches) |
キャッシュ・データを使用して処理されたWeb Proxyクライアント・リクエストの総数を監視します。値が高い場合、キャッシュが十分に活用されていることを示します。 |
失敗したリクエストの合計(Total Failed Requests) |
エラーが原因でWeb Proxyサービスが処理できなかったリクエストの総数を表します。リクエストされたサーバーのURLをWeb Proxyサービスがインターネットで見つけることができなかったか、リクエストされたURLに対する認証されたアクセス権限をクライアントが持っていなかった場合にエラーが発生します。このメトリックは、「成功したリクエストの合計(Total Successful Requests)」の値よりもはるかに低い値である必要があります。このカウンタの値が十分に低くないということは、ISA Serverによるリクエストの処理が効率的に行われていないことを示します。これは構成に問題がある可能性があり、接続が遅すぎるか、あるいはアクセス・ポリシーが厳しすぎることを示しています。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
保留中の接続の合計(Total Pending Connects) |
Web Proxyサービスに対する保留中の接続の総数。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
リクエストの合計(Total Requests) |
Web Proxyサービスに対して行われたリクエストの総数を表します。これは、2つの異なるカウンタ「成功したリクエストの合計(Total Successful Requests)」と「失敗したリクエストの合計(Total Failed Requests)」の合計です。 |
リバース・フェッチの合計(Total Reverse Fetches) |
Web公開サーバーからデータをリクエストすることによって処理された着信リクエストの総数を表します。 |
SSLセッションの合計(Total SSL Sessions) |
SSLトンネルで処理されるSSLセッションの総数を表します。 |
成功したリクエストの合計(Total Successful Requests) |
Web Proxyサービスによって正常に処理されたリクエストの総数を表します。このメトリックを「リクエストの合計(Total Requests)」および「失敗したリクエストの合計(Total Failed Requests)」と比較することで、リクエストの処理におけるISA Serverの効率性を調べられます。 |
上位フェッチの合計(Total Upstream Fetches) |
インターネットまたはチェーン構成されたプロキシ・コンピュータのデータを使用して処理されたリクエストの総数を追跡します。このメトリックを「キャッシュ・フェッチの合計(Total Cache Fetches)」と比較して、インターネットまたは上位プロキシ上のリモート・サーバーで処理されたリクエストを、キャッシュで処理されたリクエストに対する割合として確認できます。 |
ユーザー合計(Total Users) |
これまでにWeb Proxyサービスに接続したことのあるユーザーの総数を表します。過去のサーバー使用の履歴を表しています。 このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は定義されていません。現在の環境や要件に基づいて、警告およびクリティカルのしきい値を指定できます。 |
不明なSSLセッション(Unknown SSL Sessions) |
SSLトンネルで処理される不明なSSLセッションの総数を表します。 |
受信済の上位バイト/秒(Upstream Bytes Received Per Sec) |
Web Proxyサービスからのリクエストに対する応答で、Web Proxyサービスがインターネット上のリモート・サーバー、またはチェーン構成されたプロキシ・コンピュータからデータ・バイトを受信する割合を示します。このカウンタの値は、接続バンド幅にある程度依存します。メトリックの値が常に低い場合、低速接続が原因のボトルネックを示している可能性があります。バンド幅の優先順位の構成を変更すると、この状況が改善される可能性があります。あるいは、より高速な接続が必要な場合があります。 |
送信済の上位バイト/秒(Upstream Bytes Sent Per Sec) |
Web Proxyサービスがインターネット上のリモート・サーバー、またはチェーン構成されたプロキシ・コンピュータにデータ・バイトを送信する割合を示します。このカウンタの値は、接続バンド幅にある程度依存します。メトリックの値が常に低い場合、低速接続が原因のボトルネックを示している可能性があります。バンド幅の優先順位の構成を変更すると、この状況が改善される可能性があります。あるいは、より高速な接続が必要な場合があります。 |
上位バイトの合計/秒(Upstream Bytes Total Per Sec) |
「送信済の上位バイト/秒(Upstream Bytes Sent Per Sec)」と「受信済の上位バイト/秒(Upstream Bytes Received Per Sec)」の合計。これは、Web Proxyサービスと、インターネット上のリモート・サーバーまたはチェーン構成されたプロキシ・サーバーとの間で転送されるすべてのバイトの合計割合を表します。 |