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Oracle Enterprise Manager HP ServiceCenter Connectorインストレーションおよび構成ガイド
リリース1.0.4.0.0

E06255-02
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A HTTPS用SSLの有効化

この付録では、HP ServiceCenterとEnterprise Managerとの間の接続を確立するためのプロトコルとしてHTTPSを選択する場合に必要な手順を示します。

A.1 証明書リクエストの生成およびインポート

証明書を生成してインポートするには、次のようにします。

  1. HP ServiceCenterの証明書リクエスト・ファイルを生成し、認証局(VeriSignなど)に送信します。


    注意

    証明書リクエスト・ファイルは、HP ServiceCenterが使用するWebサーバーによって異なります。 


  2. 証明書を取得したら、HP ServiceCenterが使用するWebサーバーに証明書をインポートします。インポートのメカニズムは、HP ServiceCenterが使用するWebサーバーによって異なります。

A.2 SSLのインストールおよび構成

SSLのインストールおよび構成の詳細は、次のドキュメントを参照してください。

A.3 Wallet Managerへの署名入り証明書の追加

Oracle Wallet Managerは、OMSの$ORACLE_HOME/binにあります。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

Wallet Managerに署名入り証明書を追加するには、Enterprise Managerで次のようにします。

  1. スーパー管理者として、OMSホストで次のorapkiユーティリティのコマンドを使用してウォレットを作成します。

    orapki wallet create -wallet client -auto_login

    orapkiは、OMSの$ORACLE_HOME/binにあります。

  2. 次のコマンドを入力して、信頼された証明書をウォレットに追加します。

    orapki wallet add -wallet client -trusted_cert -cert verisignCert.cer

  3. ウォレットの内容を表示するには、次のコマンドを入力します。

    orapki wallet display -wallet client

    ewallet.p12が使用可能であることを確認してください。

  4. Oracle Wallet Managerでクライアント証明書ewallet.p12を開きます。

  5. 「信頼できる証明書の選択」に移動して、メイン・メニューの「操作」を選択します。

  6. 「すべての信頼できる証明書のエクスポート」を選択します。

  7. ファイルをcertdb.txtとして保存します。

  8. certdb.txt ファイルを、コネクタ・ホーム・ルート・ディレクトリ($OMS_HOME/sysman/connector)に置きます。

    certdb.txtファイルがすでにルート・ディレクトリにある場合は、そのファイルを開いてcertdb.txtの内容を既存の内容に追加します。

これで、Enterprise ManagerとServiceCenterとの間のHTTPSモードの通信に、Java SSLでこのファイルを使用できます。


注意

証明書リクエスト・ファイルは、ServiceCenterが使用するWebサーバーによって異なります。  


関連項目

ウォレットの作成の詳細は、『Oracle Database Advanced Security管理者ガイド』の、orapkiを使用したOracleウォレットの作成および表示に関する項を参照してください。 


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