ヘッダーをスキップ
Oracle Enterprise Managerライセンス情報
10gリリース5(10.2.0.5.0)
B53908-04
  目次
目次

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

6 その他のインフラストラクチャ管理

この章の各項では、次の各カテゴリに属するその他のEnterprise Managerインフラストラクチャ管理について、それらのライセンスに含まれる機能と、そのアクセス・ポイントを示します。

Configuration Management Pack for Applications

Configuration Management Pack for Applicationsは、OracleソフトウェアおよびOracle以外のソフトウェアを使用したホストについてソフトウェアとハードウェアの構成やデプロイメントを管理するという、時間がかかり、エラーも発生しやすいプロセスを自動化します。このパックには、全システムに対する検索と比較、構成監視、ポリシー管理とコンプライアンスなどの機能があり、デプロイメント全体の整合性がとれます。

Configuration Management Pack for Applicationsの機能には、Enterprise Managerに含まれるライセンスの必要なリンクを介するか、Configuration Change ConsoleおよびApplication Configuration Consoleをインストールすることでアクセスできます。これらの3つのコンポーネントとも、Configuration Management Pack for Applicationsで提供される機能を含みます。


注意:

Configuration Management Pack for Applicationsのすべての機能を使用するには、ライセンスを保持するConfiguration Management Pack for Applicationsが存在するホストに対してConfiguration Management Pack for Non-Oracle SystemsをGrid Controlで有効化する必要があります。

機能

表6-1に、Configuration Management Pack for Applicationsに含まれる機能を示します。

表6-1 Configuration Management Pack for Applicationsの機能の特長

機能 利点

構成管理

ハードウェアおよびソフトウェア構成データの収集、検索、比較、変更追跡および分析レポート作成を行います。

構成分析

構成、デプロイメントおよびインストール環境の表示と分析を行います。

ポリシー管理

ポリシー通知を含め、ポリシーを管理します。デプロイメントの整合性および動作基準の順守を実現します。ポリシー違反通知が含まれます。

ユーザー固有の動作のベスト・プラクティス、業界要件または法的コンプライアンス要件を満たすには、即時利用可能なポリシーを利用するか、ユーザー定義ポリシーを生成します。

ポリシー・グループ

ターゲットの測定または判断の対象となる構造的に収集されたセキュリティ構成ルールを提供します。このリリースには、次の即時利用可能なポリシー・グループが用意されています。

  • Oracleデータベースのセキュアな構成

  • Oracleリスナーのセキュアな構成

  • Oracle Real Application Clusterのセキュアな構成

特に、業務プロセスおよびベスト・プラクティスのニーズに対処するために、ユーザー独自のポリシー・グループを作成します。ユーザー固有のニーズに合うように、即時利用可能なポリシーまたはユーザー定義ポリシーのライブラリからポリシーを選択し、グループ化します。この機能を使用すると、ポリシー・グループを作成、編集および削除できます。

この機能には、「コンプライアンス」タブの「ポリシー・グループ」サブタブからアクセスできます。

リアルタイムな構成変更の検出

リアルタイムな構成変更の検出と、Sarbanes-Oxley(SOX)、Information Technology Infrastructure Library(ITIL)およびPayment Card Industry(PCI)Data Security Standardなどのコンプライアンス・フレームワークの自動化を提供します。

Oracle Configuration Management Pack for Applicationsでは、事前定義およびユーザー定義のポリシーとコントロールを含む、一元化されたConfiguration Change Consoleによってこのニーズを解決します。

アプリケーション構成管理

ミッション・クリティカルなアプリケーションの基盤となるアプリケーション・インフラストラクチャを管理するための包括的なソリューションを提供します。Application Configuration Consoleでは、アプリケーション・インフラストラクチャを管理するための自動化されたゴールド・マスターな手法が提供され、ITインフラストラクチャ担当者は次のことを行うことができます。

  • IT資産の構成設定の現在の状態を取得します。

  • これらのIT資産の変更を監視します。

  • 開発からテスト、本番に至るまでのアプリケーション・ライフサイクル全体で、構成変更のプロビジョニングおよび新たな環境の設定のプロセスを自動化します。


これらの機能を使用するには、Configuration Management Pack for Applicationsのライセンスを購入してパックをインストールする必要があります。なお、パックの一部の機能は、Grid Controlモードを使用している場合にのみアクセスできます。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次の各項では、Configuration Management Pack for Applicationsのライセンスに含まれる機能について説明するとともに、このパックのライセンスを必要とするリンクの一覧を示します。

ライセンスが必要なリンク

次に示すページおよびリンクは、使用するのにこのパックのライセンスが必要です。この制限は、ホスト・ソフトウェア、プラットフォーム、OracleソフトウェアおよびOracle以外のソフトウェアに適用されます。ただし、Oracle Databaseには適用されません。Oracle Databaseを管理するには、Configuration Management Pack for Oracle Databaseを購入する必要があります。

  • Grid Controlホームページにある次のリンク。

    • 「すべてのターゲット: ポリシー違反」セクションにあるすべてのリンク

    • 「デプロイ・サマリー」セクションのデータベース、ハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報

    • 「セキュリティ・ポリシー違反」セクションにあるすべてのリンク

    • 「Oracleホーム用クリティカル・パッチ・アドバイザ」セクションにあるすべてのリンク

  • Grid Controlホームページで、「デプロイ」タブをクリックします。「デプロイ」ページの次の項目は、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「構成」セクションおよび「クライアント構成」セクションにあるすべてのリンク

  • Grid Controlホームページで、「コンプライアンス」タブを選択し、「違反」サブタブに分類されている「ポリシー違反」ページを表示します。ポリシー用のGrid Controlの「ポリシー違反」ページに存在する、またはこのページのリンク先に存在するすべてのリンク、ナビゲーションのサブタブおよび機能は、このパックのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「コンプライアンス」タブをクリックし、「ポリシー・グループ」サブタブをクリックします。Grid Controlの「ポリシー・グループ評価の結果」ページのすべてのリンクと機能は、このパックのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「コンプライアンス」タブ、「セキュリティ一覧」サブタブの順に選択します。Grid Controlの「セキュリティ一覧」ページのすべてのリンクと機能は、このパックのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlの「ホスト」ページで、特定のホストをクリックしてそのホストのホームページを表示します。次のリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「セキュリティ」セクションにあるすべてのリンク

    • 「関連リンク」にある次のリンク

      • デプロイ

      • メトリックとポリシー設定

  • ホストのホームページで、「ターゲット」タブをクリックします。次のリンクおよび列は、ライセンスを必要とします。

    • 「ポリシー違反」とその関連リンク

    • コンプライアンス・スコア(%)

  • ホストのホームページで、「構成」タブをクリックします。次のボタンはライセンスを必要とします。

    • 保存

    • 履歴

    • 構成の比較

    • 複数の構成と比較(ジョブ)

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」タブをクリックして「システム」サブタブを選択します。「システム」ページの次の項目は、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「ポリシー違反」リンク

  • 「システム」ページで、いずれかのシステムの名前をクリックします。システムのホームページの「ステータス」セクションと「アラート」セクション以外のすべての項目は、このパックのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」タブをクリックして「グループ」サブタブを選択します。「グループ」ページの次の項目は、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「ポリシー違反」リンク

  • 「グループ」ページで、いずれかのグループの名前をクリックします。グループのホームページの「ステータス」セクションと「アラート」セクション以外のすべての項目は、このパックのライセンスを必要とします。

  • グループのホームページで、「管理」タブをクリックします。次のリンクおよび機能は、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「デプロイ・サマリー」セクションのハードウェアおよびオペレーティング・システム関連の情報

    • 「構成の検索」セクションの「ホスト・オペレーティング・システムとハードウェアのサマリー」選択肢

  • グループのホームページで、「メンバー」タブをクリックします。

  • Enterprise Managerコンソールの右上隅の「設定」をクリックし、「監視テンプレート」リンクをクリックします。「監視テンプレート」ページでいずれかの名前をクリックします。「監視テンプレートの表示」ページの「ポリシー」サブタブは、このパックのライセンスを必要とします。

「ミドルウェア」ページ

「ターゲット」ページで「ミドルウェア」サブタブを選択すると、すべてのミドルウェア・ソフトウェアの情報にアクセスできます。

  • IBM WebSphere Application Server関連のターゲット、JBoss Application Server関連のターゲットおよびApache Tomcat関連のターゲットに対する「ミドルウェア」ページの「ポリシー違反」列の数字はリンクであり、これらのリンクはこのパックのライセンスを必要とします。

IBM WebSphere Application Server Cellターゲット

IBM WebSphere Application Server Cellのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページで名前をクリックしてIBM WebSphere Application Server Cellを選択します。

IBM WebSphere Application Server Cellのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • 「ポリシー違反」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクを選択します。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるIBM WebSphere Application Serverに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メンバー」プロパティ・ページはホームページからアクセスできます。

    • 「ポリシー違反」列のすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

IBM WebSphere Application Server Clusterターゲット

IBM WebSphere Application Server Clusterのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページで、IBM WebSphere Application Server Clusterの名前をクリックします。

IBM WebSphere Application Server Clusterのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • 「ポリシー違反」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクをクリックします。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるIBM WebSphere Application Serverに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メンバー」プロパティ・ページはホームページからアクセスできます。

    • 「ポリシー違反」列のすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

IBM WebSphere Application Serverターゲット

IBM WebSphere Application Serverのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページで、IBM WebSphere Application Serverの名前をクリックします。IBM WebSphere Application Serverのホームページが表示されます。

IBM WebSphere Application Serverのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • 「ポリシー違反」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクをクリックします。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるIBM WebSphere Application Serverに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メトリックとポリシー設定」を選択します。この結果表示される「ポリシー」タブは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「管理」プロパティ・ページはホームページからアクセスできます。

    • ページ全体がこのパックのライセンスを必要とします。

JBoss Partitionターゲット

JBoss Partitionのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページで名前をクリックしてJBoss Partitionを選択します。

JBoss Partitionのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • 「ポリシー違反」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクをクリックします。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるJBoss Partitionに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メンバー」プロパティ・ページはホームページからアクセスできます。

    • 「ポリシー違反」列のすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

JBoss Application Serverターゲット

JBoss Application Serverのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページで、JBoss Application Serverの名前をクリックします。JBoss Application Serverのホームページが表示されます。

JBoss Application Serverのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • 「ポリシー違反」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクをクリックします。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるJBoss Application Serverに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メトリックとポリシー設定」を選択します。この結果表示される「ポリシー」タブは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「管理」プロパティ・ページはホームページからアクセスできます。

    • ページ全体がこのパックのライセンスを必要とします。

Apache Tomcatターゲット

Apache Tomcatのホームページは、「ターゲット」タブの「ミドルウェア」サブタブからアクセスできます。「ミドルウェア」ページでApache Tomcatの名前をクリックします。Apache Tomcatのホームページが表示されます。

Apache Tomcatのホームページには、いくつかのセクションがあります。

  • ホームページの「構成」セクションのすべてのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。これらのリンクには、「構成の表示」、「保存された構成」、「構成のインポート」、「構成履歴」、「構成の比較」、「複数の構成の比較」などがあります。

  • 「関連リンク」セクションで、「レポート」リンクをクリックします。

    • 「アラートおよびポリシー違反」「無効化されたポリシー」および「ポリシー・グループ」セクションにあるApache Tomcatに関連するレポートへのリンクは、このパックのライセンスを必要とします。

  • 「メトリックとポリシー設定」を選択します。この結果表示される「ポリシー」タブは、このパックのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なレポート

次のレポートは、Configuration Management Pack for Applicationsのライセンスを必要とします。これらの各セクションにあるレポートはすべて、このパックのライセンスを必要とする機能です。「レポート定義」ページを表示するには、Grid Controlホームページの「レポート」タブをクリックします。

  • 「デプロイおよび構成」のすべてのレポート

  • 監視レポート

    • アラートおよびポリシー違反

    • 無効化されたポリシー

  • セキュリティ・レポート

    • セキュリティ・ポリシー概要

ライセンスが必要なその他の機能

Configuration Management Pack for Applicationsを購入すると、次の項に記載されている機能も使用できます。これらの機能は、Configuration Management Pack for Applicationsのライセンスを取得しているCPUで稼働するターゲットまたはソフトウェア・インスタンスに限定されます。これには、Oracle Database以外のOracleソフトウェアとOracle以外のソフトウェアが該当します。Oracle Databaseを管理するには、Configuration Management Pack for Oracle Databaseを購入する必要があります。

Configuration Change Console

Configuration Change Consoleでは、次のようなリアルタイムな変更検出および統合機能が提供されます。

リアルタイムな変更検出

Configuration Change Consoleはポリシーベースのシステムで、組織および管理者がITコンプライアンスの目標達成を支援したり、ユーザーから求められるサービス・レベルを実現するのに役立つよう設計されています。コンソールには、業界の専門家によって作成された、一般的なコンプライアンス要件を満たす事前定義のフレームワークのセットが含まれます。これにより、IT部門はSOX、PCI、ITILなどの政府規制および業界標準のコンプライアンスを簡単に実現できます。

フレームワークには、アプリケーション、デバイスおよびユーザー・イベント検出ルールにマップされた事前定義のコントロールが用意されています。これらのマッピングによって、企業は、ベスト・プラクティスを堅持しているかどうかを一元化されたダッシュボードから監視したり、内部および外部の監査に対してレポートという形の具体的な証拠を備えることで、リスクとコンプライアンスのコストの両方を削減できます。コンソールには簡単に使用できるインタフェースも用意されており、管理者が独自のフレームワーク、ポリシーおよびコントロールを定義し、監視対象の環境全体のデバイスにマップできます。

Configuration Change Consoleでは、インフラストラクチャの変更を伴うユーザーおよびアプリケーション・アクションの検出および取得がユーザー入力を必要とすることなく自動的に行われます。これによってコンプライアンス監査証跡が自動化され、コンプライアンス違反の発見に必要な時間が最小限になります。

構成変更の監視対象のコンポーネントの例は次のとおりです。

  • ファイルおよびディレクトリ

  • プロセス

  • ユーザー・アカウント

  • サーバー・リソース

  • データベース

  • ミドルウェア

  • ネットワーク・デバイス

統合機能

Configuration Change Consoleでは、次の統合手法によって既存の多くのITインフラストラクチャおよびサービス管理システムを補完します。

  • 変更管理システムの統合: Configuration Change Consoleと一般的な変更管理システム(Remedyなど)を統合し、閉ループの変更管理ソリューションを作成します。統合は、変更管理システムとConfiguration Change Consoleとの通信を可能にするアダプタによって実現されます。この統合によって、変更管理システムでの変更に対するオープン・リクエストから、変更が認可されたか無認可かをConfiguration Change Consoleが判断することができます。

  • Simple Network Management Protocolトラップ: Configuration Change Consoleで特定の変更を検出したとき、サード・パーティ・システムにアラートを送信できます。

  • 標準ベースのAPI: Configuration Change ConsoleはJava Platform, Enterprise Edition(J2EE)、Extensible Markup Language(XML)などの業界標準に基づいており、同様の標準ベースのインタフェースと統合できます。

Configuration Change Consoleの使用制限付きライセンス

Configuration Change Consoleサーバーには、Oracle Database(Enterprise Edition)、Oracle BEA WeblogicおよびOracle Business Intelligenceに対する使用制限付きライセンスが含まれており、Configuration Change Consoleリリース・サーバーの実行用途にのみ使用できます。

  • Oracle Database(Enterprise Edition)に対する使用制限付きライセンス

    Configuration Change Consoleリリースのライセンスには、Oracle Database(Enterprise Edition)の使用制限付きライセンスが含まれています。Oracle Database(Enterprise Edition)をConfiguration Change Consoleリリース・サーバーの実行以外の用途に使用する場合、Oracle Database(Enterprise Edition)のフルユース・ライセンスを購入する必要があります。

  • Oracle BEA Weblogicに対する使用制限付きライセンス

    Configuration Change Consoleリリースのライセンスには、Oracle BEA Weblogicの使用制限付きライセンスが含まれています。Oracle BEA WeblogicをConfiguration Change Consoleリリース5サーバーの実行以外の用途に使用する場合、Oracle BEA Weblogicのフルユース・ライセンスを購入する必要があります。

  • Oracle Business Intelligenceに対する使用制限付きライセンス

    Configuration Change Consoleリリース5(10.2.0.5)のライセンスには、Oracle Business Intelligenceの使用制限付きライセンスが含まれています。Oracle Business IntelligenceをConfiguration Change Consoleリリース5(10.2.0.5)サーバー内のデータに関するレポート以外の用途に使用する場合、Oracle Business Intelligenceのフルユース・ライセンスを購入する必要があります。使用制限付きライセンスは、(1)Configuration Change Consoleにあらかじめ用意されているレポートの利用、(2)あらかじめ用意されているレポートのビジュアルとレイアウトの変更、(3)Configuration Change Consoleリポジトリを追加データの唯一のソースとする、レポートへのデータの追加、(4)Configuration Change Consoleリポジトリを唯一のデータ・ソースとする新規レポートの作成に使用できます。

Application Configuration Console

企業は、現在、ミッション・クリティカルなアプリケーションの基盤となるアプリケーション・インフラストラクチャを管理するための包括的なソリューションを必要としています。Application Configuration Consoleによってアプリケーション・インフラストラクチャを管理するための自動化されたゴールド・マスターな手法がITインフラストラクチャ・チームに提供され、ミッション・クリティカルなビジネス・アプリケーションを円滑に配信およびサポートできます。ITインフラストラクチャ担当者は、開発からテスト、本番に至るまでのアプリケーション・ライフサイクル全体で、IT資産の構成設定の現在の状態の取得、変更の監視、変更のプロビジョニング・プロセスの自動化および新たな環境の設定を行うことができます。

Application Configuration Consoleには次の機能があります。

  • データベースおよびITインフラストラクチャ構成データの各プロパティ・レベルでの管理

  • システム・レベルの構成比較

  • テンプレート・ベースの構成収集

  • 各構成プロパティ・レベルでのポリシー強制

  • 構成プロパティに対するインテリジェント・パラメータ設定

  • 各構成プロパティの変更に対する変更の追跡およびアラート

  • 100以上のソフトウェア資産の構成収集の計画

  • 構成データのロール・ベースのビュー

  • エージェントなしの収集

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、Configuration Management Pack for Applicationsのライセンスを必要とします。

  • ポリシー定義ビュー

    • mgmt$policies

    • mgmt$policy_parameters

    • mgmt$policy_violation_ctxt

    • mgmt$policy_viol_annotations

    • mgmt$policy_viol_notif_log

  • ポリシー関連付けビュー

    • mgmt$target_policies

    • mgmt$target_policy_settings

    • mgmt$target_policy_eval_sum

    • mgmt$target_compLIAnce_score

  • ポリシー違反ビュー

    • mgmt$policy_violation_current

    • mgmt$policy_violation_history

    • mgmt$policy_violation_context

  • 構成ビュー

    • mgmt$db_tablespaces

    • mgmt$db_datafiles

    • mgmt$db_controlfiles

  • Oracleホーム・パッチ適用

    • MGMT$CPF_ADVISORY_INFO

    • MGMT$CPF_HOMES_INFO

    • MGMT$CPF_PATCH_INFO

    • MGMT$EM_HOMES_PLATFORM

    • MGMT$HOMES_AFFECTED

    • MGMT$PATCH_ADVISORIES

    • MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET

    • MGMT$APPLIED_PATCHES

    • MGMT$APPLIED_PATCHSETS

  • Linuxパッチ適用

    • MGMT$HOSTPATCH_HOSTS

    • MGMT$HOSTPATCH_GROUPS

    • MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST

    • MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

  • セキュリティ・ビュー

    • MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT

    • MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT

    • MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT

    • MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT

    • MGMT$ESA_CATALOG_REPORT

    • MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT

    • MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT

    • MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT

    • MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT

    • MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT

    • MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT

    • MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT

    • MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT

    • MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT

    • MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT

    • MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

  • クライアント構成ビュー

    • MGMT$CSA_COLLECTIONS

    • MGMT$CSA_FAILED

    • MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS

    • MGMT$CSA_HOST_SW

    • MGMT$CSA_HOST_COOKIES

    • MGMT$CSA_HOST_CUSTOM

    • MGMT$CSA_HOST_RULES

    • MGMT$CSA_HOST_CPUS

    • MGMT$CSA_HOST_IOCARDS

    • MGMT$CSA_HOST_NICS

    • MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES

    • MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6

    • MGMT$HW_NIC

    • MGMT$OS_COMPONENTS

    • MGMT$OS_FS_MOUNT

    • MGMT$OS_HW_SUMMARY

    • MGMT$OS_PATCHES

    • MGMT$OS_SUMMARY

    • MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET

    • MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF

    • MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS

    • MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES

    • MGMT$SOFTWARE_HOMES

    • MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES

    • MGMT$SOFTWARE_OTHERS

    • MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES

    • MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS

Diagnostics Pack for Non-Oracle Middleware

このパックは、少ないオーバーヘッドで、かつ詳細な診断を実行して、Oracle以外のミドルウェア(IBM WebSphere Application Server、JBoss Application Server、Apache Tomcatなど)にデプロイされているJavaアプリケーションの可用性とパフォーマンスを改善します。管理者は、アプリケーション・パフォーマンスの問題発生を監視するとともに、業務に深刻な影響を与える可能性のあるパフォーマンス問題(本番環境でのアプリケーションのクラッシュやハングなど)の根本原因を診断できます。

機能

このパックには、次のコンポーネントが含まれています。

  • IBM WebSphere Application Server、JBoss Application ServerおよびApache Tomcat用のEnterprise Managerシステム監視機能。

  • サポート対象のJVMで実行されているアプリケーション・サーバーおよびスタンドアロンJavaアプリケーションに適用可能なOracle Application Diagnostics for Java(AD4J)。このコンポーネントは、Javaアプリケーションのパフォーマンス問題の根本原因を、非常に少ないパフォーマンス・オーバーヘッドで診断します。JVMおよびプラットフォームのサポートに関する最新情報は、http://download.oracle.com/otn/java/jade/v4/README.TXTを参照してください。

  • JRockit JVMで実行されているアプリケーション・サーバーおよびスタンドアロンJavaアプリケーションに適用可能なJRockit Mission Control。

    表6-2に、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareに含まれる機能を示します。

表6-2 Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareの機能の特長

機能 利点

パフォーマンスの監視

リアルタイムおよび履歴のパフォーマンス監視を実行します。ターゲットのパフォーマンス問題を診断および修正する複雑なタスクを軽減します。

拡張アラート管理

通知メソッド、ルールおよびスケジュール、メトリック履歴および関連ドリルダウン、ブラックアウト設定機能、修正処理とアラートの関連付け、ユーザー定義メトリック、メトリック・スナップショットおよび監視テンプレートがあります。

JVMのリアルタイム監視

  • データベース、I/O、CPU、ロックなど、パフォーマンスに影響を及ぼすリソース・ボトルネックのサマリー・ビュー。

処理中のトランザクションのトレース

  • リクエストのパフォーマンス問題をリアルタイムで表示します。

  • 各リソース・ボトルネックで消費された時間を分析します(各Javaメソッドにも適用)。

メモリー・リークの検出および分析

  • 本番環境でメモリー・リークを分析します。

  • メモリー・リークの分析に、開発者も開発ツールも不要です。

  • テスト環境で問題を再現する必要がありません。


Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスが必要なリンク

次のページは、使用するのにDiagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスが必要です。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「Webアプリケーション」サブタブの順に選択します。表のいずれかのWebアプリケーション名をクリックします。表示される「Webアプリケーション」ページの「ページ・パフォーマンス」タブは、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

    • 「ページ・パフォーマンス」プロパティ・ページをクリックします。「ページ・パフォーマンス」ページのすべてのリンク、ボタンおよびドリルダウンは、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

    • 「ページ・パフォーマンス」ページからアクセスする次の「関連リンク」にも、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスが必要です。

      • 拡張分析

      • アラート履歴

      • ブラックアウト

      • メトリック・ベースライン

  • Oracle AD4Jのすべてのページは、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、「IBM WebSphereアプリケーション・サーバー」リンクをクリックします。IBM WebSphere Application Serverのホームページの次のリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • IBM WebSphere Application Serverのホームページで、「パフォーマンス」タブをクリックします。IBM WebSphere Application Serverの「パフォーマンス」ページの「パフォーマンス・リンク」セクションにあるすべてのリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、「JBossアプリケーション・サーバー」リンクをクリックします。JBoss Application Serverのホームページの次のリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • JBoss Application Serverのホームページで、「パフォーマンス」タブをクリックします。JBoss Application Serverの「パフォーマンス」ページの「パフォーマンス・リンク」セクションにあるすべてのリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Apache Tomcatリンクをクリックします。Apache Tomcat Application Serverのホームページの次のリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • Apache Tomcatのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Apache Tomcatの「レポート」ページの「パフォーマンス・リンク」セクションにあるすべてのリンクは、Diagnostics Pack for non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • Oracle Application Diagnostics for Java(AD4J)のOracle AD4Jの下にあるすべてのリンクは、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

Diagnostics Pack for Non-Oracle MiddlewareのComposite Application Monitor and Modeler(CAMM)

Oracle CAMMは、Java EEおよびWebサービス・アプリケーションをモデル化および監視し、ボトルネック、パフォーマンスの傾向および総合的なアプリケーション効率を、ユーザーが迅速に確認できるようにします。これは、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middleware内のJava EEおよびWebサービスに限定されます。

機能

表6-3に、Diagnostics Pack for Non-Oracle MiddlewareのOracle CAMMに含まれる機能を示します。

表6-3 Diagnostics Pack for Non-Oracle MiddlewareのOracle CAMMの機能の特長

機能 利点

自動モデリングおよび自動検出

トポロジ、機能/フロー、アーキテクチャのビューなど、アプリケーションのビューを複数表示して、管理アプリケーションを自動的にモデル化および検出します。

J2EEおよびWebサービスのメトリックのコンテキスト表示

Java EEおよびWebサービスのメトリックをドリルダウン・コンテキストで表示します。これにより、管理者は、アプリケーションを短時間で理解および分析し、潜在的なボトルネックおよびパフォーマンスの傾向を特定するだけでなく、容量変更や総合的なアプリケーション管理の準備ができます。

トランザクション追跡

アプリケーション・スタックを縦断しコンテナを横断して、Java EEのメトリックに関するトランザクションを追跡します。

任意のレイヤーでのメトリック表示

アプリケーションの任意のレイヤーで、グラフや表を使用してメトリックを表示するように、カスタマイズされたダッシュボードおよびビューを自動的に生成します。

サービス・レベル目標値

アーキテクチャ内の任意のポイントに、インジケータおよびアラートのサービス・レベル目標値(SLO)を指定します。


ライセンスが必要なリンク


注意:

Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareでは、Composite Application Monitor and Modelerのライセンス対象はIBM WebSphere Application Server(WAS)用のJava EEおよびWebサービス・コンポーネントに限定されており、BPEL、ESB、AIA、PortalあるいはPageflowコンポーネントは対象外です。Oracle WebLogicあるいはOC4J(iAS)プラットフォームも対象外です。

Composite Application Monitor and Modeler(CAMM)ユーザー・インタフェースのデフォルト・ビューの次のリンクおよびメニュー項目は、Diagnostics Pack for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • 左上のナビゲーション・ペインで、「監視」タブをクリックします。次のリンク(右側のペインのすべての関連リンクを含む)と、ページ、ビュー、またはそれらに含まれるリンクおよび項目には、ライセンスを必要とします。

    • 「Oracle Enterprise Manager」リンクと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • 「Webサービス」リンク、「Webサービス」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • 「サービス」リンク、「サービス」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • 「プロセス」リンク、「プロセス」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • 「アプリケーション」リンク、「アプリケーション」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • 「リソース」リンク、「リソース」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

    • CAMMリンク、「CAMM」のすべてのサブノードと、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータの他、ツール・バーの項目からあるいは右側のペインの項目をダブルクリックして使用できるすべてのリンク

  • 左上のナビゲーション領域で、「カスタム・ビュー」タブ・リンクをクリックします。左下部のナビゲーション・ツリーのすべてのナビゲーション・ツリー・ノードの他、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータは、ライセンスを必要とします。

  • 左下のナビゲーション領域で、「ダッシュボード」タブ・リンクをクリックします。左下部のナビゲーション・ツリーのすべてのナビゲーション・ツリー・ノードの他、右側のペインで使用できるすべてのタブ化されたペイン・リンクおよびデータは、ライセンスを必要とします。

  • すべてのドロップダウン・メニュー項目およびサブ項目、ナビゲーション・バー、下部の情報バー(インタフェースの一番下)、インタフェースの一番上にある時間枠変更機能の他、次の各ドロップダウン・メニューからアクセス可能なリンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「マネージャ」→「ステータス」

    • 「マネージャ」→「ログアウト」

    • 「問合せ」→「URL問合せ」

    • 「ダッシュボード」→「カスタム・ビュー」

    • 「ダッシュボード」→「カスタム・ダッシュボードの設定」

    • 「ヘルプ」→ヘルプ・トピックと後続のページで使用可能なすべてのリンク

    • 「ヘルプ」→「メモリー情報」

    • 「ヘルプ」→「Oracle Composite Application Monitor and Modelerのバージョン情報」

その他のライセンス情報

Diagnostics Pack for Non-Oracle MiddlewareのComposite Application Monitor and Modeler(CAMM)テクノロジには、AspectJ BCEL 1.5.4およびコア・ツール(EPLプログラム)が含まれます。EPLプログラムの作成者またはコントリビュータ(あるいはその両方)は、(i)明示黙示を問わず、権利と非侵害性に関する保証および条件、商品性と特定目的への適合性に関する暗黙の保証および条件を含むすべての保証および条件と、(ii)直接的、間接的、特別、偶発的、派生的な損害を含むすべての損害に対する責任を放棄します。

オラクル社が提供するライセンスのあらゆる規定は、他の当事者ではなく、オラクル社によってのみ提供されるものです。EPLプログラムのソース・コードおよびEclipse Public Licenseのコピーは、オラクル社の次のURLから入手できます。

http://oss.oracle.com/projects/aspectj/src/trunk/

重要: 次のソース・ファイルおよびプロパティ・ファイルは、ベースとなるAspectJ 1.5.4コードで検出された不具合を解決するためにオラクル社によって変更されました。そのため、各ファイルは、オラクル社の公式Webサイトの次のURLで、Eclipse Public Licenseに従って公開されています。

http://oss.oracle.com/projects/aspectj/src/trunk/aspectj1.5.4.zip

スタンドアロンProvisioning and Patch Automation Pack

Provisioning and Patch Automation Packは、ソフトウェア、アプリケーションおよびパッチのデプロイを自動化します。これにより、クリティカルなデータ・センターの運用を簡単でスケーラブルになものにすることができ、運用上のリスクと所有コストも低減できます。

具体的には、オペレーティング・システムとソフトウェア・イメージ(Oracle Clusterware、Real Application Clusters、自動ストレージ管理、Oracle Application Serverなど)のベアメタル・プロビジョニング機能、既存のインストールとOracleデータベースのクローニング機能、およびパッチ適用機能があります。

Enterprise Manager 10gリリース10.2.0.2以降では、プロビジョニングおよびパッチ適用のプロセスをオーケストレートするためにデプロイメント・プロシージャを使用することもできます。これらのプロシージャは、ベスト・プラクティスの状態で用意されているので初期状態のまま使用することもできますし、必要に応じてカスタマイズすることもできます。デプロイメント・プロシージャは再利用も可能なうえ、環境間でのエクスポートとインポートも可能なので、プロシージャを1つだけ作成した後、テスト環境と本番環境のそれぞれで操作を実行することもできます。また、デプロイメント・プロシージャはホット・プラガブルなので、My Oracle Supportに新たに公開されたプロシージャを追加していくこともできます。


注意:

Enterprise Manager 10gリリース10.1では、現在Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスに含まれている3つの機能が、Configuration Management Packに含まれていました。パッチのデプロイ(データベースへのパッチ適用およびパッチ・キャッシュの表示、パッチのステージング)、Oracleホームのクローニング、およびデータベースのクローニングです。以前にOracle Configuration Management Pack for Databaseのライセンスを購入したユーザーは、Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスなしでこれらの機能を使用できます。

次の各項では、Oracle Enterprise ManagerのProvisioning and Patch Automation Packに含まれる機能について説明します。

以前Configuration Management Packに含まれていたProvisioning and Patch Automation Packの機能

次の機能は、以前はEnterprise Manager 10gリリース10.1のConfiguration Management Packの一部でしたが、現在はProvisioning and Patch Automation Packに含まれています。

表6-4 以前Configuration Management Packに含まれていたProvisioning and Patch Automation Packの機能

機能 説明

クリティカル・パッチ機能

Grid Controlは、エンタープライズ構成を検査してその脆弱性を評価し、重要度がクリティカルであるにもかかわらずまだ適用されていないソフトウェア・パッチが1つ以上あるOracleホームを検出します。その結果、クリティカル・パッチ・アドバイザと、クリティカル・パッチを適用する必要のあるOracleホームのリストが提供されます。

クリティカル・パッチ機能は、My Oracle Support(以前はMetaLink)からクリティカル・パッチのメタデータをダウンロードし、それをリポジトリにアップロードできる機能です。これにより、RefreshFromMetalinkジョブはこのメタデータを使用して、クリティカル・パッチの処理をオフライン・モードで実行できます。管理者は、管理サービスがMy Oracle Supportに接続されていないときにも、セキュリティ更新のアラートを受けられるようになります。クリティカル・パッチ機能のオフライン・モードにより、最新レベルのパッチが適用された環境を簡単に維持できるようになります。

クリティカル・パッチ機能のアドバイザに限っては、以前と同様にOracle Configuration Management Packにも含まれています。

データベースのクローニング

Grid Controlのデータベースのクローニング機能を使用すると、データベース・インスタンスをクローニングできます。この処理では、データベース・インスタンスが既存のOracleホームにクローニングされます。インスタンスを新規のOracleホームにクローニングする場合は、まずOracleホームのクローニング・ツールを使用して新規のOracleホームを作成し、その後データベースのクローニング・ツールを使用してそのOracleホームにインスタンスをクローニングします。

ORACLE_HOMEのクローニング

この機能は、既存のOracleホーム・ディレクトリをクローニングするために使用します。まず適切なインストール・オプションを選択し、必要なパッチを適用し、さらにその環境のテストを実行して、Oracleホームを適切な状態に構成したら、Grid ControlでOracleホームのクローニング・ツールを使用して、そのOracleホームを1つ以上のホストにクローニングできます。

ORACLE_HOMEおよびターゲットのパッチ適用

この機能は、ORACLE_HOMEにパッチを適用するために使用します。


Provisioning and Patch Automation PackとConfiguration Management Packに共通する機能

Provisioning and Patch Automation PackとConfiguration Management Packでは、次の機能が共通しています。

表6-5 Provisioning and Patch Automation PackとConfiguration Management Packに共通する機能

機能 説明

セキュリティ一覧

この機能は、Provisioning and Patch Automation PackとConfiguration Management Packで完全に共通しています。

クリティカル・パッチ・アドバイザ

クリティカル・パッチ機能のアドバイザ部分は、Provisioning and Patch Automation PackとConfiguration Management Packの両方に共通です。クリティカル・パッチ機能の説明は、表6-4を参照してください。


Provisioning and Patch Automation Packにのみ存在する機能

次の機能は、Provisioning and Patch Automation Packでのみ使用可能です。

表6-6 Provisioning and Patch Automation Packにのみ存在する機能

機能 説明

ソフトウェア・ライブラリ

参照ソフトウェア・イメージのライブラリを作成および管理します。

ベアメタル・プロビジョニング

ベアメタル・サーバーにオペレーティング・システムとソフトウェアをデプロイします。

クラスタの拡張脚注1

RACクラスタまたはOracle Application Serverミドルウェアを拡張します。

データベース・インスタンスの追加

Enterprise Managerにデータベース・インスタンスを追加します。

単一インスタンスのRAC変換

データベースをRACクラスタに変換します。

ワンクリックによるRACの拡張

ワンクリック・プロシージャでRACクラスタを拡張します。

RACの削除/縮小

RACクラスタのノードを削除または縮小します。

Oracleソフトウェアへのパッチ適用

Oracleソフトウェア(単一インスタンスおよびRACのデータベース、Oracle Clusterware、ASMおよびアプリケーション・サーバー)にパッチを適用します。

オペレーティング・システムへのパッチ適用

Linuxオペレーティング・システムにパッチを適用します。


脚注1 Oracle Enterprise Manager Provisioning and Patch Automation Pack 10gリリース10.2.0.2以上の機能の一部です。

Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なリンク

次のリストは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とするリンクの一覧です。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホーム・ページから操作を開始する場合を想定しています。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「セキュリティ・ポリシー違反」セクションのいずれかのリンクを選択します。続いて表示される「違反」ページの「セキュリティ一覧」タブは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • 「Oracleホーム用クリティカル・パッチ・アドバイザ」セクションの任意の「パッチ」ボタンは、このパックのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページからリンクする「デプロイ」ページで、次の手順を実行します。

    • 「Oracleホーム用クリティカル・パッチ・アドバイザ」セクションの任意の「パッチ」ボタンは、このパックのライセンスを必要とします。

    • 「パッチ適用」セクションの「デプロイメント・プロシージャを使用したパッチ適用」「パッチの表示/アップロード」および「Linuxホストのパッチ」リンクはすべて、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • 「クローニング」セクションの「データベースのクローニング」および「Oracleホームのクローニング」リンクは、どちらもProvisioning Packのライセンスを必要とします。

    • 「デプロイメント・プロシージャ・マネージャ」セクションの、汎用リンク「デプロイメント・プロシージャ」と、「RACプロビジョニング・プロシージャ」アプリケーション・サーバー・プロビジョニング・プロシージャ」「パッチ・プロシージャ」および「クラスタ・データベースの拡張」などの特定の機能のプロシージャ・リンクはすべて、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • ナビゲーションのサブタブ「プロビジョニング」およびそのページのタブはすべて、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページの「ターゲット」タブで、「Database」タブを選択し、データベース名を選択します。

  • データベースのホームページの「ソフトウェアとサポート」タブにある次のリンクは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • 「データベース・ソフトウェアのパッチ」セクションの「パッチの適用」「パッチ・キャッシュの表示」および「パッチの前提条件」

  • データベースのホームページの「データ移動」タブにある「データベース・ファイルの移動」セクションの「データベースのクローニング」リンクは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

  • データベースのホームページの「サーバー」タブにある「データベースの変更」セクションの次のリンクは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • 「クラスタ・データベースへの変換」リンク

    • 「インスタンスの追加」(RACデータベース専用)

    • 「インスタンスの削除」(RACデータベース専用)

  • データベースのホームページの「サーバー」タブにある「記憶域」セクションの「ASMに移行」リンクは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

  • 「すべてのターゲット」ページを通じて移動したエージェントのホームページで、「関連リンク」セクションにある「Oracleソフトウェアのパッチ」リンクは、ライセンスを必要とします。


    注意:

    エージェントへのパッチ適用の場合、Provisioning and Patch Automation Packを有効にする必要があるのは、Oracle Management Serviceホストに対してのみです。

  • 次の各ターゲット・タブの「セキュリティ一覧」リンクは、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

    • 「ホスト」タブ。ホストのホームページに移動し、「エンタープライズ・セキュリティ一覧」リンクを選択します。

    • 「ミドルウェア」タブ。ミドルウェア・ホームページに移動し、「エンタープライズ・セキュリティ一覧」リンクを選択します。

    • 「グループ」タブ。グループのホームページに移動し、「セキュリティ一覧」リンクを選択します。

    • 「システム」タブ。システムのホームページに移動し、「セキュリティ一覧」リンクを選択します。

    • 「Webアプリケーション」タブ。Webアプリケーションのホームページに移動します。このページで、「システム」リンクをクリックし、そのページ中のシステム名のリンクまたは「トポロジ」リンクをクリックして、「セキュリティ一覧」を選択します。

    • 「サービス」タブ。Webアプリケーションのホームページに移動します。このページで、「システム」リンクをクリックし、そのページ中のシステム名のリンクまたは「トポロジ」リンクをクリックして、「セキュリティ一覧」を選択します。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。「設定の概要」ページの「エージェント」サブタブをクリックします。「エージェント」ページで、エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「監視ターゲット」セクションにある「追加」ドロップダウン・メニューのDell Change Automation選択項目は、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」タブをクリックし、「すべてのターゲット」をクリックします。「すべてのターゲット」ページでDell Change Automationリンクをクリックします。Dell Change Automationページに存在する、またはこのページのリンク先に存在するすべてのリンクおよび機能は、このプラグインのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のEnterprise Manager CLI動詞は、使用するのにProvisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要です。

  • get_procedures

  • get_procedure_types

  • get_instances

  • get_instance_data_xml

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

Enterprise Managerには、システムの機能範囲をOracle以外のコンポーネント(ホスト、Oracle以外のデータベース、Oracle以外のミドルウェア、ネットワーク・デバイス、ストレージなど)にまで拡張するための管理プラグインが用意されています。これにより、Oracle上で作成されたあらゆるアプリケーションを一元的に管理できる統合型ツールを実現しています。これらの管理プラグインでは、可用性とパフォーマンスの監視機能、履歴の傾向分析機能、および高度なイベント管理機能を利用でき、それにより問題を迅速に診断および解決できます。


注意:

「管理プラグイン」ページには、必ずしもこのマニュアルに記載されているすべての管理プラグインが表示されるとはかぎりません。このページには、管理リポジトリにインポート済の管理プラグインのみがリストされます。管理プラグインを表に追加するには、インポート機能を使用してください。

カテゴリおよび製品

Enterprise Managerでは、管理プラグインの次のカテゴリを提供してシステム監視の範囲を拡大し、ホスト、Oracle以外のデータベース、Oracle以外のミドルウェア、ネットワーク・デバイス、記憶域など、その他のターゲット・タイプを対象範囲とします。

  • Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardware

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for VMware ESX Server

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automation

  • System Monitoring Plug-in for Storage

    • Oracle System Monitoring Plug-in for NetApp Filer

    • Oracle System Monitoring Plug-in for EMC Symmetrix DMX system

    • Oracle System Monitoring Plug-in for EMC CLARiiON system

    • Oracle System Monitoring Plug-in for EMC Celerra

  • System Monitoring Plug-in for Network Devices

    • Oracle System Monitoring Plug-in for F5 Load Balancers

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Check Point Firewall

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Juniper Netscreen Firewall

  • System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware

    • Oracle System Monitoring Plug-in for IBM WebSphere MQ(この機能は、現在サポートされていません。)

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directory

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Information Services

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Exchange Server

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft .NET Framework

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Commerce Server

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft BizTalk Server

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Security and Acceleration Server

  • System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Databases

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Microsoft SQL Server

    • Oracle System Monitoring Plug-in for IBM DB2

    • Oracle System Monitoring Plug-in for Sybase Adaptive Server Enterprise

一般的な機能

各プラグインは、各ターゲット・タイプに対して1つ以上の機能(表6-7を参照)を提供します。

表6-7 管理プラグインの機能の特長

機能 利点

パフォーマンスの監視

リアルタイムおよび履歴のパフォーマンス監視を実行します。ターゲットのパフォーマンス問題を診断および修正する複雑なタスクを軽減します。

拡張アラート管理

通知メソッド、ルールおよびスケジュール、メトリック履歴および関連ドリルダウン、ブラックアウト設定機能、修正処理とアラートの関連付け、ユーザー定義メトリック、メトリック・スナップショットおよび監視テンプレートがあります。

構成管理

構成データの収集、検索、比較および履歴の変更追跡を実行します。

タスクの自動化

ジョブ・システムを使用し、1つまたは複数のターゲットにわたって、よく使用される管理機能を自動化します。

グループおよびシステム

複数の分散したターゲットを単一コンポーネントと同じくらい簡単に一括管理します。


プラグインのデプロイ

「管理プラグイン」ページは、各管理プラグインについて実行できるすべての操作が集められた、一元的なアクセス・ポイントです。「管理プラグイン」ページには、管理リポジトリにインポート済のすべての管理プラグインがリストされます。複数の管理プラグインに対して同時に実行できる操作(削除とエクスポート)と、一度に1つの管理プラグインにのみ実行できる操作(デプロイとアンデプロイ)があります。インポート機能を使用すると、管理プラグインをこのページの表に追加できます。ページ上部で名前とバージョンを検索基準に指定して、表内の管理プラグインを検索することも可能です。

Oracle Enterprise Manager 10g Grid Controlコンソールでプラグインをデプロイするには、次の手順を実行します。

  1. Grid Controlコンソールにスーパー管理者としてログインします。

  2. ページの右上隅の「設定」をクリックします。

  3. 左側のナビゲーション・パネルの「管理プラグイン」をクリックします。

  4. このページの表で、デプロイする管理プラグインを探します。必要な管理プラグインが表にない場合は、「インポート」ボタンをクリックして管理プラグインをEnterprise Managerにインポートします。

  5. デプロイするプラグインに対応する「デプロイ」アイコンをクリックします。

Oracle System Monitoring Plug-in For Hosts

Oracle System Monitoring Plug-In for Hostsを使用すると、ホスト・システムを対象に、パフォーマンスと可用性データの収集、履歴監視、イベントの管理と監視、通知、およびパフォーマンス・レポートを実行できます。


関連項目:

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

Enterprise Managerでは、次のホスト用プラグインが提供されています。

Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardware

次の各項では、このプラグインの機能について説明するとともに、このプラグインのライセンスを必要とするリンク、リポジトリ・ビュー、およびコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞を示します。

機能

このプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスのリアルタイム監視と履歴監視および傾向分析(ホスト)

  • ユーザーとグループの管理

  • イベントの管理と監視

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • イベントとアラートの履歴およびメトリックの履歴(ホスト)

  • ユーザー定義メトリック

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

これらの機能を使用するには、Oracle System Monitoring Plug-In for Hostsのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次のリストは、Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardwareのライセンスを必要とするリンクの一覧です。プラグインの一部の機能には、Grid Controlモードを使用している場合にのみアクセスできます。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホームページから操作を開始する場合を想定しています。

  • Oracle Enterprise Managerの「ホスト」ページで、次の手順を実行します。

    • 「ステータス」列のリンクをクリックすると、「可用性(ステータス履歴)」ページが表示されます。このページは、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「CPU使用率」列の値を選択すると、「CPU使用率(%)」のメトリック履歴ページが表示されます。このページは、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「メモリー使用率」列の値を選択すると、「メモリー使用率(%)」のメトリック履歴ページが表示されます。このページは、Oracle System Monitoring Plug-In for Hostsのライセンスを必要とします。

    • 「1秒当たりの合計I/O」列の値を選択すると、「合計ディスクI/O/秒」のメトリック履歴ページが表示されます。このページは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Oracle Enterprise Managerのホストのホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ステータス」フィールドまたは「可用性」フィールドのリンクをクリックすると、「可用性(ステータス履歴)」ページが表示されます。このページは、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「ブラックアウト」ボタンをクリックすると、ブラックアウトの作成ウィザードが起動します。このウィザードは、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「アラート表」のメトリック名をクリックすると、メトリック履歴ページが表示されます。このページは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Oracle Enterprise Managerのホストのホームページにある「関連リンク」セクションのうち、次のリンクはこのプラグインのライセンスを必要とします。

    • アラート履歴

    • ブラックアウト

    • 記憶域詳細。

    • ユーザー定義メトリック。

    • 「すべてのメトリック」リンクおよびそのリンク先の「すべてのメトリック」ページからのメトリック履歴ページへのドリルダウンは、ライセンスを必要とします。

    • 「メトリックとポリシー設定」リンクでの、「メトリックしきい値のリンク」セクションからの「メトリック・スナップショット」の選択は、ライセンスを必要とします。

  • ホストのホームページの「パフォーマンス」サブタブにあるすべてのリンク、グラフおよび情報は、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • ホストのホームページの「管理」サブタブにあるすべてのリンクおよび情報は、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「プリファレンス」リンクを選択します。一般プリファレンスリストで、「通知ルール」またはパブリック通知ルールを選択した後、「作成」を選択して通知ルールを作成するか、または「通知スケジュール」機能を選択するには、このプラグインのライセンスが必要です。

  • ホストに適用される通知ルールの作成は、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「設定」リンクを選択します。「設定の概要」ページの次のリンクは、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 監視テンプレート

    • 修正処理ライブラリ

    • 通知メソッド

    • ブラックアウト

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「アラート」タブを選択します。ホスト関連アラートの「メッセージ」リンクのクリックは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「グループ」サブタブを選択します。「グループ」ページで、「アラート」列のアラートをクリックします。「ステータス・レポート」ページの「メッセージ」リンクは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「グループ」サブタブを選択します。グループのホームページに移動します。次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「アラート」セクションのリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

    • 「アラート」セクションの「アラート履歴」ボタン

    • 「ステータス」セクションの「ステータス履歴」ボタン

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「グループ」サブタブを選択します。グループのホームページに移動します。対象ホストがそのグループのメンバーである場合、グループの「グラフ」ページにあるすべての情報は、ライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「グループ」サブタブを選択します。グループのホームページに移動します。対象ホストがそのグループのメンバーである場合、グループの「管理」ページの「ブラックアウト」セクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「グループ」サブタブを選択します。グループのホームページに移動します。「グループ・メンバー」ページの次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「ステータス」列のホスト関連リンク

    • 「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

    • ホストのパフォーマンス・メトリック列のリンク(「CPU使用率」や「メモリー使用量」など)

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。「システム」ページで、「アラート」列のアラートをクリックします。「ステータス・レポート」ページの「メッセージ」リンクは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。ホスト・ターゲットがシステムに含まれる場合、システムのホームページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「アラート」セクションのリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

    • 「アラート」セクションの「アラート履歴」ボタン

    • 「ステータス」セクションの「ステータス履歴」ボタン

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。対象ホストがそのシステムの一部である場合、システムの「グラフ」ページにあるすべての情報は、ライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。対象ホストがそのシステムの一部である場合、システムの「管理」ページの「ブラックアウト」セクションにあるすべてのリンクは、ライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。システムの「コンポーネント」ページの次の項目は、ライセンスを必要とします。

    • 「ステータス」列の「ホスト」リンク

    • 「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

    • ホスト・メトリックのパフォーマンス・メトリック列にあるリンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。システムの「トポロジ」ページの次の項目は、ライセンスを必要とします。

    • ホスト・コンポーネントの「選択の詳細」列の「ステータス」リンク

    • ホスト・アラートの「選択の詳細」および「サマリー」セクションのアラート・リンクからアクセスできる「メッセージ」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「システム」サブタブを選択します。システムのホームページに移動します。「ダッシュボードの起動」ボタンをクリックします。ダッシュボードの「メッセージ」列にあるホスト関連アラートのすべての「メッセージ」リンクは、ステータス列のステータス・リンクと同様に、ライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「ステータス」リンク(サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホスト・コンポーネントがキー・コンポーネントである場合)

    • 「パフォーマンス・アラート」セクションのリンクからアクセスできる「メッセージ」リンク(ホスト・メトリックがパフォーマンス・メトリックとして使用される場合)

    • 「使用状況アラート」列のリンクからアクセスできる「メッセージ」リンク(ホスト・メトリックが使用状況メトリックとして使用される場合)

    • 「キー・コンポーネント」サブ列の「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページで、「サービス」を選択して「追加」ドロップダウン・メニューから追加し、「実行」をクリックします。サービスの作成ウィザードでの、パフォーマンスおよび使用状況メトリックとしてのホスト・メトリックの使用は、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの汎用サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。サービスのホームページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「ブラックアウト」ボタンは、ライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「可用性」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「実際のサービス・レベル」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「キー・コンポーネント・サマリー」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「根本原因分析の詳細」リンクからアクセスできる「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • 「アラート」セクションの「メッセージ」列にあるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの汎用サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「システム」リンクをクリックします。「サービス: システム」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • ホスト・キー・コンポーネントの「ステータス」リンク

    • 「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの汎用サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「トポロジ」リンクをクリックします。サービスの「トポロジ」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「選択の詳細」セクションの「ステータス」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「選択の詳細」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

    • 「選択の詳細」セクションの「考えられる根本原因」リンク(根本原因がホストである場合)。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの汎用サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「監視構成」リンクをクリックします。サービスの「監視構成」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「根本原因分析の構成」リンクからアクセスできる「コンポーネント・テスト」列にあるホスト・ターゲットの「ホスト」リンク

    • 「パフォーマンス・メトリック」リンクからアクセスできるホスト・メトリックに基づいたパフォーマンス・メトリックの追加

    • 「使用状況メトリック」リンクからアクセスできるホスト・メトリックに基づいた使用状況メトリックの追加

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの汎用サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「関連リンク」セクションにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「ブラックアウト」およびそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

    • 「アラート履歴」リンクおよびそこから移動できるページ(いずれかのホスト・メトリックがサービスのパフォーマンスまたは使用状況メトリックとして使用される場合)。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの集約サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。サービスのホームページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • いずれかのサブサービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「ブラックアウト」ボタンは、ライセンスを必要とします。

    • いずれかのサブサービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「可用性」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • いずれかのサブサービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「実際のサービス・レベル」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「キー・コンポーネント・サマリー」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「根本原因分析の詳細」リンクからアクセスできる「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • 「アラート」セクションの「メッセージ」列にあるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの集約サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「トポロジ」リンクをクリックします。サービスの「トポロジ」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • いずれかのサブサービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「選択の詳細」セクションの「ステータス」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「選択の詳細」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

    • 「選択の詳細」セクションの「考えられる根本原因」リンク(根本原因がホストである場合)。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「サービス」サブタブを選択します。「サービス」ページの集約サービス・リンクをクリックして、サービスのホームページを表示します。「関連リンク」セクションにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • いずれかのサブサービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「ブラックアウト」およびそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

    • 「根本原因分析の構成」リンクからアクセスできる「コンポーネント・テスト」列にあるホスト・ターゲットの「ホスト」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。「Webアプリケーション」ページの次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • Webアプリケーションの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホスト・コンポーネントがキー・コンポーネントである場合、「ステータス」リンクはライセンスを必要とします。

    • 「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。Webアプリケーションをクリックします。Webアプリケーションのホームページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「ブラックアウト」ボタンは、ライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「可用性」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「一般」セクションの「実際のサービス・レベル」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「キー・コンポーネント・サマリー」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • 「可能性のあるサービス失敗の原因」セクションの「根本原因分析の詳細」リンクからアクセスできる「メッセージ」列の「メッセージ」リンク(ホスト・コンポーネントが障害の原因である可能性がある場合)。

    • ホスト・アラートの「アラート」セクションの「メッセージ」列にあるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。Webアプリケーションをクリックします。「システム」リンクをクリックします。Webアプリケーションの「システム」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「ステータス」リンク(サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合)

    • 「アラート」列のリンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。Webアプリケーションをクリックします。「トポロジ」リンクをクリックします。Webアプリケーションの「トポロジ」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • サービスの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「選択の詳細」セクションの「ステータス」リンクは、ライセンスを必要とします。

    • 「選択の詳細」セクションの「アラート」リンクからアクセスできるホスト関連アラートの「メッセージ」リンク。

    • 「選択の詳細」セクションの「考えられる根本原因」リンク(根本原因がホストである場合)。

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。Webアプリケーションをクリックします。「監視構成」リンクをクリックします。Webアプリケーションの「監視構成」ページにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • 「根本原因分析の構成」リンクからアクセスできる「コンポーネント・テスト」列の「ホスト」リンク

    • 「パフォーマンス・メトリック」リンクからアクセスできるホスト・メトリックに基づいたパフォーマンス・メトリックの追加

    • 「使用状況メトリック」リンクからアクセスできるホスト・メトリックに基づいた使用状況メトリックの追加

  • Enterprise Manager Grid Controlの「ホスト」ページで、「Webアプリケーション」サブタブを選択します。Webアプリケーションをクリックします。「関連リンク」セクションにある次の項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

    • Webアプリケーションの可用性がシステムに基づいており、1つ以上のホストがキー・コンポーネントである場合、「ブラックアウト」およびそこから移動できるすべてのページは、ライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」「Database」の順に選択し、データベース・リンクを選択してデータベースのホームページにドリルダウンします。データベースのホームページにある「関連アラート」セクションのホスト関連アラートの「メッセージ」リンクは、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」「ミドルウェア」の順に選択します。「Application Server」リンクをクリックします。Oracle Application Serverのホームページにある「ホスト・アラート」セクションのすべての「メッセージ」リンクは、ライセンスを必要とします。

  • 任意のターゲット・タイプのホームページにある「ホスト・アラート」セクションのすべての「メッセージ」リンクは、ライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なレポート

次のレポートは、使用するのにSystem Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardwareのライセンスが必要です。「レポート定義」ページを表示するには、Grid Controlホームページの「レポート」タブをクリックします。

  • 最多発アラートおよびポリシー違反20

  • 最多発アラートおよびポリシー違反20(ターゲット): ホスト・ターゲットの場合

  • アラートおよびポリシー違反履歴

  • アラートおよびポリシー違反履歴(グループ): ホストがグループのメンバーである場合

  • アラートおよびポリシー違反履歴(ターゲット): ホスト・ターゲットの場合

  • 可用性履歴(グループ): ホストがグループのメンバーである場合

  • 可用性履歴(冗長性グループ): ホストが冗長性グループのメンバーである場合

  • 可用性履歴(ターゲット): ホスト・ターゲットの場合

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにSystem Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardwareのライセンスが必要です。

  • 監視ビュー

    • MGMT$BLACKOUT_HISTORY

    • MGMT$BLACKOUTS

    • MGMT$ALERT_ANNOTATIONS

    • MGMT$ALERT_NOTIF_LOG

    • MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

    • MGMT$ALERT_HISTORY

    • MGMT$METRIC_DETAILS

    • MGMT$METRIC_HOURLY

    • MGMT$METRIC_DAILY

  • テンプレート・ビュー

    • MGMT$TEMPLATES

    • MGMT$TEMPLATE_POLICY_SETTINGS

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_COLLECTION

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_SETTINGS

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、使用するのにSystem Monitoring Plug-in for Hosts for Operating Systems and Hardwareのライセンスが必要です。

  • delete_blackout

  • get_blackout_details

  • get_blackout_reasons

  • get_blackout_targets

  • get_blackouts

  • stop_blackout

Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for VMware ESX Server

次の各項では、このプラグインの機能について説明するとともに、このプラグインのライセンスを必要とするリンクおよびコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞を示します。

機能

このプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスのリアルタイム監視と履歴監視および傾向分析

  • イベントの管理と監視

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • イベントとアラートの履歴およびメトリックの履歴

  • ユーザー定義メトリック

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

  • グループおよびシステムを使用した分散管理

  • サード・パーティ・ミドルウェア構成データの収集、検索、比較および変更追跡などの構成管理機能

これらの機能を使用するには、System Monitoring Plug-in for for Hosts for VMware ESX Serverのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次の選択肢は、System Monitoring Plug-in for Hosts for VMware ESX Serverのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。「設定の概要」ページの「エージェント」サブタブをクリックします。「エージェント」ページで、エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「監視ターゲット」セクションにある「追加」ドロップダウン・メニューのVMware ESX Server選択肢は、System Monitoring Plug-in for Hosts for VMware ESX Serverのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、VMware ESX Server用ホストの追加に関連するため、System Monitoring Plug-in for Hosts for VMware ESX Serverのライセンスが必要です。

  • add_target

add_target動詞と一緒に使用される内部名:

  • vmware_esx_server

Oracle System Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automation

このプラグインは、Enterprise Manager Grid ControlコンソールからDell BIOSおよびファームウェアに対するスケジュール済の更新を自動化し、アプリケーション、データベース、オペレーティング・システムおよびDellハードウェアを含め、スタック全体を管理します。このプラグインを使用するには、データベース管理用、Oracle Middleware用、スタンドアロン版のProvisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要です。

次の各項では、このプラグインの機能について説明するとともに、このプラグインのライセンスを必要とするリンクおよびコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞を示します。

機能

表6-8に、System Monitoring Plug-in for Dell Change Automationに含まれる機能を示します。

表6-8 System Monitoring Plug-in for Dell Change Automationの機能の特長

機能 利点

集中管理

1つの中央コンソールからOracleソフトウェア・スタックおよびDellサーバーを管理します。

インベントリ収集の自動化

Dellサーバーに対する自動インベントリ収集と、サーバー間の構成比較を実行します。

Dellサーバーのコンプライアンス情報

http://www.dell.com/で入手可能な最新のアップグレードおよびロールバック・パッケージ(Dell Update Packages(DUP))について、Dellサーバーのコンプライアンス情報を利用します。

BIOSへのパッチ適用の自動化

目的のデバイス・バージョン・レベルへのBIOSおよびファームウェアのパッチ適用を自動化します。


ライセンスが必要なリンク

次のリストは、System Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automationのライセンスを必要とするリンクの一覧です。

  • Grid Controlホームページで、「ターゲット」タブをクリックし、「すべてのターゲット」をクリックします。「すべてのターゲット」ページでDell Change Automationリンクをクリックします。Dell Change Automationページに存在する、またはこのページのリンク先に存在するすべてのリンクおよび機能は、このプラグインのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。「設定の概要」ページの「エージェント」サブタブをクリックします。「エージェント」ページで、エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「監視ターゲット」セクションにある「追加」ドロップダウン・メニューのDell Change Automation選択項目は、このプラグインのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なレポート

Grid Controlホームページで「レポート」タブをクリックし、「デプロイ」カテゴリ、「コンプライアンス」カテゴリの順に開きます。

次のレポートは、使用するのにSystem Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automationのライセンスが必要です。

  • Dellバンドル - ロールバック

  • Dellバンドル - ロールバック/アップグレード

  • Dellバンドル - アップグレード

  • Dellパッケージ - ロールバック

  • Dellパッケージ - アップグレード

  • Dellインベントリ・レポート

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリボジトリ・ビューは、使用するのにSystem Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automationのライセンスが必要です。

  • 監視ビュー

    • MGMT$BLACKOUT_HISTORY

    • MGMT$BLACKOUTS

    • MGMT$ALERT_ANNOTATIONS

    • MGMT$ALERT_NOTIF_LOG

    • MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

    • MGMT$ALERT_HISTORY

    • MGMT$METRIC_DETAILS

    • MGMT$METRIC_HOURLY

    • MGMT$METRIC_DAILY

  • テンプレート・ビュー

    • MGMT$TEMPLATES

    • MGMT$TEMPLATE_POLICY_SETTINGS

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_COLLECTION

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_SETTINGS

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、Dell Change Automation用ホストの追加に関連するため、System Monitoring Plug-in for Hosts for Dell Change Automationのライセンスが必要です。

  • add_target

add_target動詞と一緒に使用される内部名:

  • dell_change_automation

System Monitoring Plug-In for Storage

Oracle System Monitoring Plug-In for Storageを使用すると、ストレージ・デバイスを対象に、パフォーマンスと可用性データの収集、リアルタイム監視と履歴監視、イベントの管理と監視、通知、およびパフォーマンス・レポートを実行できます。

ストレージ用に使用できるプラグインは次のとおりです。


関連項目:

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

機能

これらのプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスの監視と傾向分析(ストレージ)

  • イベントの管理と監視(ストレージ)

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • イベントとアラートの履歴およびメトリックの履歴(ストレージ)

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

これらの機能を使用するには、Oracle System Monitoring Plug-In for Storageのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次のリストは、Oracle System Monitoring Plug-In for Storageのライセンスを必要とするリンクの一覧です。ホスト以外のすべてのプラグインは、Grid Controlでのみ使用できます。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホームページから操作を開始する場合を想定しています。


注意:

一部の機能リンクは、NetApp Filerインスタンスを追加した後でそれらに関連付けられる可能性がありますが、そのようなリンクはこの項には記載しません。ただし、それらのリンクにもOracle System Monitoring Plug-In for Storageのライセンスが必要となります。

  • ホストのホームページで、「すべてのターゲット」を選択します。エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「追加」ドロップダウン・メニューの「Network Appliance Filer」選択項目は、Oracle System Monitoring Plug-In for Storageのライセンスを必要とするオプションです。この制限は、EMC Celerra Serverにも適用されます。

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次に示すtype付きのadd_target動詞は、System Monitoring Plug-in for Storageのライセンスを必要とします。

  • add_target(type="netapp_filer"付き)

  • add_target(type="emc_symmetrix_storage"付き)

  • add_target(type="emc_clariion_storage"付き)

  • add_target(type="emc_celerra_storage"付き)

System Monitoring Plug-In for Network Devices

Oracle System Monitoring Plug-In for Network Devicesを使用すると、ネットワーク・デバイスを対象に、パフォーマンスと可用性データの収集、リアルタイム監視と履歴監視、イベントの管理と監視、通知、およびパフォーマンス・レポートを実行できます。ネットワーク・デバイス用に使用できるプラグインは次のとおりです。


関連項目:

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

機能

これらのプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスのリアルタイム監視と履歴監視および傾向分析(ネットワーク・デバイス)

  • イベントの管理と監視(ネットワーク・デバイス)

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 構成履歴の表示、構成スナップショットの取得、構成の比較

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

これらの機能を使用するには、Oracle System Monitoring Plug-In for Network Devicesのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次のリストは、Oracle System Monitoring Plug-In for Network Devicesのライセンスを必要とするリンクの一覧です。プラグインの機能は、Grid Controlモードでのみ使用できます。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホームページから操作を開始する場合を想定しています。


注意:

一部の機能リンクは、F5 BIG-IP Server Load Balancerインスタンスを追加した後でそれらに関連付けられる可能性がありますが、そのようなリンクはこの項には記載しません。ただし、それらのリンクにもOracle System Monitoring Plug-In for Network Devicesのライセンスが必要となります。

  • ホストのホームページで、「すべてのターゲット」を選択します。エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「追加」ドロップダウン・メニューの「ロード・バランサ・スイッチ」選択項目は、Oracle System Monitoring Plug-In for Network Devicesのライセンスを必要とするオプションです。その他のプラグインも必要に応じて追加できます。各ターゲット・タイプ名は、BIG-IP Local Traffic Manager、Check Point FirewallおよびJuniper Netscreen Firewallです。

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、System Monitoring Plug-in for Network Devicesのライセンスを必要とします。

  • add_target(type="slb"付き)

add_target動詞と一緒に使用される内部名:

  • f5_bigip_v9plus_loadbalancer

  • juniper_netscreen_firewall

  • checkpoint_firewall

System Monitoring Plug-In for Non-Oracle Middleware

Oracle System Monitoring Plug-In for Non Oracle Middlewareでは、Oracle以外のミドルウェアを対象に、パフォーマンスと可用性データの収集、リアルタイム監視と履歴監視、イベントの管理と監視、通知、およびレポートを実行できます。

非Oracleミドルウェア用に使用できるプラグインは次のとおりです。


関連項目:

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

機能

これらのプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスのリアルタイム監視と履歴監視および傾向分析

  • イベントの管理と監視

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • イベントとアラートの履歴およびメトリックの履歴

  • ユーザー定義メトリック

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

  • グループおよびシステムを使用した分散管理

  • サード・パーティのミドルウェア・ソフトウェア構成データの収集、検索、比較、変更追跡などの構成管理機能(System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directory、System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Information Services、System Monitoring Plug-in for Microsoft Exchange Serverについてのみ該当)

これらの機能を使用するには、Oracle System Monitoring Plug-In for Non Oracle Middlewareのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次のリストは、このプラグインのライセンスを必要とするリンクの一覧です。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホームページから操作を開始する場合を想定しています。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。「設定の概要」ページの「エージェント」サブタブをクリックします。「エージェント」ページで、エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「監視ターゲット」セクションにある「追加」ドロップダウン・メニューの次の選択項目は、Oracle System Monitoring Plug-In for Non Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

    • IBM WebSphere MQキュー・マネージャ(この機能は、現在サポートされていません。)

    • Microsoft Active Directory

    • Microsoft Internet Information Services(Microsoft IIS)

    • Microsoft .NET Framework

    • Microsoft Commerce Server

    • Microsoft BizTalk Server

    • Microsoft Internet Security and Acceleration Server(Microsoft ISA Server)

    • Microsoft Exchange Server

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、「IBM WebSphere MQキュー・マネージャ」リンクをクリックします。IBM WebSphere MQ Queue Managerのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for IBM WebSphere MQのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

      • 「キュー・マネージャ・コンポーネント」セクションのすべてのリンク

    • IBM WebSphere MQ Queue Managerのホームページで、「パフォーマンス」タブをクリックします。IBM WebSphere MQ Queue Managerの「パフォーマンス」ページの「パフォーマンス・リンク」セクションにあるすべてのリンクは、System Monitoring Plug-in for IBM WebSphere MQのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、「Microsoft Active Directory」リンクをクリックします。Microsoft Active Directoryのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directoryのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

      • 「構成」セクションにあるすべてのリンク

    • Microsoft Active Directoryのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft Active Directoryの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directoryのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Microsoft IISリンクをクリックします。Microsoft Active Directoryのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Information Servicesのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

      • 「構成」セクションにあるすべてのリンク

    • Microsoft IISのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft IISの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Information Servicesのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、「Microsoft Exchange Server」リンクをクリックします。Microsoft Active Directoryのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Exchange Serverのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

      • 「構成」セクションにあるすべてのリンク

    • Microsoft Exchange Serverのホームページで、「パフォーマンス」タブをクリックします。Microsoft Exchange Serverの「パフォーマンス」ページの「表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Exchange Serverのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Microsoft .NET Frameworkリンクをクリックします。Microsoft .NET Frameworkのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft .NET Frameworkのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • Microsoft .NET Frameworkのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft .NET Frameworkの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Internet Information Servicesのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Microsoft Commerce Serverリンクをクリックします。Microsoft Commerce Serverのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Commerce Serverのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • Microsoft Commerce Serverのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft Commerce Serverの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft Commerce Serverのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Microsoft BizTalk Serverリンクをクリックします。Microsoft BizTalk Serverのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft BizTalk Serverのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • Microsoft BizTalk Serverのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft BizTalk Serverの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft BizTalk Serverのライセンスを必要とします。

  • Enterprise Managerホームページで、次の手順を実行します。

    • 「ターゲット」タブ、「ミドルウェア」サブタブの順に選択します。「ミドルウェア」ページで、Microsoft ISA Serverリンクをクリックします。Microsoft ISA Serverのホームページの次のリンクは、System Monitoring Plug-in for Microsoft ISA Serverのライセンスを必要とします。

      • 「一般」セクションにある「可用性」

      • 「関連リンク」セクションにある「アラート履歴」および通知機能

      • 「関連リンク」セクションにある「すべてのメトリック」

      • 「関連リンク」セクションにある「ブラックアウト」

    • Microsoft ISA Serverのホームページで、「レポート」タブをクリックします。Microsoft ISA Serverの「レポート」ページの「レポートの表示」セクションにあるすべてのオプションは、System Monitoring Plug-in for Microsoft ISA Serverのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

Oracle以外のミドルウェアの追加に関連する次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middlewareのライセンスを必要とします。

  • add_target

add_target動詞と一緒に使用される内部名:

  • wmq(後続の「注意」を参照)

  • active_directory

  • microsoft_iis

  • microsoft_dotnet

  • microsoft_commerceserver

  • microsoft_biztalk

  • microsoft_isaserver

  • microsoft_exchange


注意:

wmqについては、add_targetコマンドの実行後、jarファイルがもう1つ必要になります。ターゲットを追加したら、「監視構成」リンクをクリックし、次のパスを追加してjarのパス・プロパティを変更してください。

/scratch/mqjars/com.ibm.mq.jar

エージェントがLinuxベースの場合、2つのjarファイル間のセパレータにはコロンを使用し、エージェントがWindowsベースの場合は、セミコロンを使用してください。


System Monitoring Plug-In for Non-Oracle Databases

非Oracleデータベース用に使用できるプラグインは次のとおりです。


関連項目:

Oracle Enterprise Managerの管理プラグインのデプロイ

機能

これらのプラグインでは次の機能を使用できます。

  • パフォーマンスの監視と傾向分析

  • イベントの管理と監視

  • イベントとアラートの通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • メトリック・スナップショット

  • ブラックアウトと計画的停止

  • 監視テンプレート

  • 修正処理(レスポンス処理など)

  • パフォーマンスとイベントのレポート

  • 構成履歴の表示、構成スナップショットの取得、構成の比較

  • 前述のデータを格納または公開するリポジトリ表(ビュー)

これらの機能を使用するには、System Monitoring Plug-ins for Non-Oracle Databaseのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なリンク

次のリストは、このプラグインのライセンスを必要とするリンクの一覧です。これらの機能には、複数の経路を通じて移動できます。次に示す説明では、ユーザーがGrid Controlのメインのホームページから操作を開始する場合を想定しています。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。「設定の概要」ページの「エージェント」サブタブをクリックします。「エージェント」ページで、エージェントをクリックしてそのエージェントのホームページを表示します。「監視ターゲット」セクションにある「追加」ドロップダウン・メニューの次の選択項目は、Oracle System Monitoring Plug-In for Non Oracle Databasesのライセンスを必要とします。

    • Microsoft SQL Server

    • IBM DB2 Database

    • Sybase Adaptive Server Enterprise

ライセンスが必要なコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

次のコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞は、System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Databasesのライセンスを必要とします。

  • add_target

add_target動詞と一緒に使用される内部名:

  • microsoft_sqlserver_database

  • ibm_db2_database

  • sybase_ase

Management Connectors

Enterprise Manager 10gリリース3以降では、Enterprise Managerと、その他の管理ツールまたはヘルプ・デスク・システムとの双方向の統合を可能にするための管理コネクタが提供されています。コネクタでIT環境内の異種ツールをシームレスに統合することにより、重要なサポート・プロセスを合理化し、監視情報を任意のツールで統合し、全体的な所有コストを削減し、さらにはクロス・プラットフォームの診断を行って根本原因を分析することが可能になります。

この章の各項では、Oracle Enterprise Managerで使用できる次の管理コネクタ・パックについて、それらのライセンスに含まれる機能と、そのアクセス・ポイントを示します。

Management Connector for Remedy(この機能は、現在サポートされていません。)

Enterprise Manager Management Connector for Remedy 6.x Help DeskおよびBMC Remedy Service Desk v7は、Enterprise ManagerとRemedyをシームレスに統合することにより、インシデントを管理および解消するためのシームレスなワークフローを提供します。

Management Connector for Remedyでは、Enterprise Managerのアラートに応じて、サービス・リクエストを自動または手動の任意の方法で開くことができます。サービス・リクエストが作成されると、Enterprise Managerにより自動的にリクエストIDが追跡され、アラートの状態が変わるたびにRemedyシステムが更新されます。また、Enterprise ManagerとRemedyの相互からのインコンテキスト起動がサポートされているため、サポートのワークフローが改善され、問題解決が簡素化されます。

機能

表6-9に、Management Connector for Remedyに含まれる機能を示します。

表6-9 Management Connector for Remedyの機能の特長

機能 利点

自動および手動によるチケットの作成

Enterprise Managerのアラートに応じて、Remedyサービス・リクエストを自動または手動で開きます。

チケット・テンプレート

管理者は、どのRemedyフィールドに移入し、それらのフィールドにどのデータを移入するかを指定できます。コネクタには、デフォルトのRemedy構成に基づいて、複数の即時利用可能なテンプレートが含まれています。

コンテキスト内起動

Enterprise Managerでは、サービス・リクエスト情報がアラートのコンテキスト内に表示されるため、管理者はRemedy Webコンソールを起動してリクエストの詳細を表示または更新できます。Remedyでは、アラートの詳細へのリンクが表示されるため、サポート・オペレータはEnterprise Managerコンソールの「メトリック詳細」ページに移動できます。


ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるRemedyに関連する名前は、Management Connector for Remedy Help Deskのライセンスを必要とする機能です。

  • 任意のアラート・リンクをクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for Remedy Help Deskのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for Remedy Help Deskのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR

Management Connector for HP ServiceCenter

Enterprise Manager Management Connector for HP ServiceCenterは、Enterprise ManagerとHP ServiceCenterをシームレスに統合することにより、インシデントを管理および解消するためのシームレスなワークフローを提供します。

Management Connector for HP ServiceCenterでは、Enterprise Managerのアラートに応じて、サービス・リクエストを自動または手動の任意の方法で開くことができます。サービス・リクエストが作成されると、Enterprise Managerにより自動的にリクエストIDが追跡され、アラートの状態が変わるたびにHP ServiceCenterシステムが更新されます。また、Enterprise ManagerとHP ServiceCenterの相互からのインコンテキスト起動がサポートされているため、サポートのワークフローが改善され、問題解決が簡素化されます。

機能

表6-10に、Management Connector for HP ServiceCenterに含まれる機能を示します。

表6-10 Management Connector for HP ServiceCenterの機能の特長

機能 利点

自動および手動によるチケットの作成

Enterprise Managerのアラートに応じて、HP ServiceCenterサービス・リクエストを自動または手動で開きます。

チケット・テンプレート

管理者は、どのHP ServiceCenterフィールドに移入し、それらのフィールドにどのデータを移入するかを指定できます。コネクタには、デフォルトのHP ServiceCenter構成に基づいて、複数の即時利用可能なテンプレートが含まれています。

コンテキスト内起動

Enterprise Managerでは、サービス・リクエスト情報がアラートのコンテキスト内に表示されるため、管理者はHP ServiceCenterコンソールを起動してリクエストの詳細を表示または更新できます。HP ServiceCenterでは、アラートの詳細へのリンクが表示されるため、サポート・オペレータはEnterprise Managerコンソールの「メトリック詳細」ページに移動できます。


ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。「構成」アイコンをクリックすることによるコネクタの構成は、Management Connector for HP ServiceCenterのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるHP ServiceCenterに関連する名前は、Management Connector for HP ServiceCenterのライセンスを必要とする機能です。

  • 任意のアラート・リンクをクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for HP ServiceCenterのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for HP ServiceCenterのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR

Management Connector for HP Service Manager

Enterprise Manager Management Connector for HP Service Managerは、Enterprise ManagerとHP Service Managerをシームレスに統合することにより、インシデントを管理および解消するためのシームレスなワークフローを提供します。

Management Connector for HP Service Managerでは、Enterprise Managerのアラートに応じて、サービス・リクエストを自動または手動の任意の方法で開くことができます。サービス・リクエストが作成されると、Enterprise Managerにより自動的にリクエストIDが追跡され、アラートの状態が変わるたびにHP Service Managerシステムが更新されます。また、Enterprise ManagerとHP Service Managerの相互からのインコンテキスト起動がサポートされているため、サポートのワークフローが改善され、問題解決が簡素化されます。

機能

表6-11に、Management Connector for HP Service Managerに含まれる機能を示します。

表6-11 Management Connector for HP Service Managerの機能の特長

機能 利点

自動および手動によるチケットの作成

Enterprise Managerのアラートに応じて、HP Service Managerサービス・リクエストを自動または手動で開きます。

チケット・テンプレート

管理者は、どのHP Service Managerフィールドに移入し、それらのフィールドにどのデータを移入するかを指定できます。コネクタには、デフォルトのHP Service Manager構成に基づいて、複数の即時利用可能なテンプレートが含まれています。

コンテキスト内起動

Enterprise Managerでは、サービス・リクエスト情報がアラートのコンテキスト内に表示されるため、管理者はHP Service Managerコンソールを起動してリクエストの詳細を表示または更新できます。HP Service Managerでは、アラートの詳細へのリンクが表示されるため、サポート・オペレータはEnterprise Managerコンソールの「メトリック詳細」ページに移動できます。


ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。「構成」アイコンをクリックすることによるコネクタの構成は、Management Connector for HP Service Managerのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるHP Service Managerに関連する名前は、Management Connector for HP Service Managerのライセンスを必要とする機能です。

  • 任意のアラート・リンクをクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for HP Service Managerのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for HP Service Managerのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR

Management Connector for HP OpenView Operations

Enterprise Manager Management Connector for HP OpenView Operationsは、Enterprise ManagerとHP OpenView Operationsをシームレスに統合することにより、インシデントを管理および解消するためのシームレスなワークフローを提供します。

Oracle Management Connector for HP OpenView Operationsを使用すると、HP OpenView Operationsを使用してデータ・センターを管理しているユーザーは、エンドツーエンド・イベント/アラートを共有できるようにすることで、Enterprise Managerと統合できます。このコネクタにより、管理者はHP OVOのイベント・メッセージをEnterprise Managerに自動的に転送するだけでなく、Enterprise ManagerのアラートをHP OVOに転送することもできます。

また、このコネクタにより、すべてのHP OVOのイベント転送が追跡され、HP OVOで変更が発生するたびにEnterprise Managerコンソールのアラート情報が自動的に更新されます。Enterprise Managerから送信されるアラートについても、HP OVOで同じような同期が行われます。これにより、2つのシステムが常に同期され、データ・センター全体に関して最新情報が管理者に提供されます。

ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。「構成」アイコンをクリックすることによるコネクタの構成は、Management Connector for HP OpenView Operationsのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるHP OpenView Operationsに関連する名前は、Management Connector for HP OpenView Operationsのライセンスを必要とする機能です。

  • 任意のアラート・リンクをクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for HP OpenView Operationsのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for HP OpenView Operationsのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR

Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Console(この機能は、現在サポートされていません。)

Enterprise Manager Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleは、Enterprise ManagerとIBM Tivoli Enterprise Consoleをシームレスに統合することにより、インシデントを管理および解消するためのシームレスなワークフローを提供します。

Oracle Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleを使用すると、IBM Tivoli Enterprise Consoleを使用してデータ・センターを管理している顧客は、エンドツーエンド・イベント/アラートを共有できるようにすることで、Oracle Enterprise Managerと統合できます。このコネクタにより、管理者はTivoli TECのイベント・メッセージをEnterprise Managerに自動的に転送するだけでなく、Enterprise ManagerのアラートをTivoli TECに転送することもできます。

また、このコネクタにより、Tivoli TECから転送されるすべてのイベントが管理され、Tivoli TECで変更が発生するたびにEnterprise Managerコンソールのアラート情報が自動的に更新されます。Enterprise Managerから送信されるアラートについても、Tivoli TECで同じような同期が行われます。これにより、2つのシステムが常に同期され、データ・センター全体に関して最新情報が管理者に提供されます。

ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。「構成」アイコンをクリックすることによるコネクタの構成は、Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるIBM Tivoli Enterprise Consoleに関連する名前は、Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleのライセンスを必要とする機能です。

  • 任意のアラート・リンクをクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for IBM Tivoli Enterprise Consoleのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR

Management Connector for Microsoft Operations Manager 2005(この機能は、現在サポートされていません。)

Management Connector for Microsoft Operations Manager (MOM) 2005を使用すると、MOMイベントをEnterprise Managerに転送できます。これにより、IT問題の相関関係をテクノロジ・スタック全体にわたるスコープでより正確に把握できます。

機能

表6-12に、Management Connector for Microsoft Operations Managerに含まれる機能を示します。

表6-12 Management Connector for MOMの機能の特長

機能 利点

Enterprise ManagerへのMOMイベントの転送

管理者は、MOMイベントをEnterprise Managerに転送できるため、テクノロジ・スタック全体でIT問題の相関関係を改善できます。

同期

MOMの変更が発生すると、Enterprise Managerを自動的に更新します。


ライセンスが必要なリンク

次のリンクには、このコネクタのライセンスが必要です。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「設定」リンクをクリックします。サイド・パネルの「管理コネクタ」リンクをクリックします。「構成」アイコンをクリックすることによるコネクタの構成は、Management Connector for Microsoft Operations Managerのライセンスを必要とします。

  • Grid Controlホームページで、右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックします。サイド・パネルの「ルール」リンクをクリックし、リストでルールを選択した後、「編集」をクリックします。「メソッド」プロパティ・ページをクリックします。「拡張通知メソッド」表にあるMOMに関連する名前は、Management Connector for Microsoft Operations Managerのライセンスを必要とする機能です。

  • Grid Controlホームページで、「アラート」タブ、「クリティカル」サブタブの順に選択します。クリティカル・アラートのターゲット名をクリックし、後続のページでメトリック・アラートのいずれかをクリックします。「関連リンク」セクションの「チケットの作成/表示」リンクは、Management Connector for Microsoft Operations Managerのライセンスを必要とします。

ライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、使用するのにManagement Connector for Microsoft Operations Managerのライセンスが必要です。

  • MGMT$CONNECTOR