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Oracle Data Provider for .NET開発者ガイド
11gリリース1(11.1.0.6.20)
E06104-01
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IOracleCustomTypeインタフェース

IOracleCustomTypeはカスタム・タイプとOracleオブジェクトまたはコレクション・タイプ間の変換に関するインタフェースです。

宣言

// C#
public interface IOracleCustomType

スレッド安全性

パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。

要件

ネームスペース: Oracle.DataAccess.Types

アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll

Microsoft .NET Frameworkバージョン1.0以降


IOracleCustomTypeメンバー

IOracleCustomTypeメンバーは次の表にリストされています。

IOracleCustomTypeインタフェース・メソッド

IOracleCustomTypeインタフェース・メソッドを、表14-22にリストします。

表14-22 IOracleCustomTypeインタフェース・メソッド

インタフェース・メソッド 説明

FromCustomObject


Oracleオブジェクト属性を設定する値を戻します

ToCustomObject


カスタム・タイプに設定する属性値を含むOracleオブジェクトを提供します



IOracleCustomTypeインタフェース・メソッド

IOracleCustomTypeインタフェース・メソッドを、表14-23にリストします。

表14-23 IOracleCustomTypeインタフェース・メソッド

インタフェース・メソッド 説明

FromCustomObject


Oracleオブジェクト属性を設定する値を戻します

ToCustomObject


カスタム・タイプに設定する属性値を含むOracleオブジェクトを提供します


FromCustomObject

このインタフェース・メソッドは、指定されたOracle UDTに属性または要素値をそれぞれ設定して、Oracleオブジェクトまたはコレクションを作成します。

宣言

// C#
void FromCustomObject(OracleConnection con, IntPtr pUdt);

パラメータ

備考

FromCustomObjectメソッドは、OracleUdt.SetValueメソッドから属性または要素値をそれぞれ設定して、カスタム・オブジェクトからOracleオブジェクトまたはコレクションを構築する際に使用されます。

OracleUdt.SetValueメソッドの呼出しは次のとおりです。

ToCustomObject

このインタフェースは、指定されたOracle UDTを使用してカスタム・オブジェクトを初期化します。

宣言

// C#
void ToCustomObject (OracleConnection con, IntPtr pUdt);

パラメータ

備考

ToCustomObjectメソッドは、OracleUdt.GetValueメソッドから属性または要素値をそれぞれ取得して、指定したOracleオブジェクトまたはコレクションからカスタム・オブジェクトを初期化する際に使用されます。

OracleUdt.GetValueメソッドは次のように呼び出されます。