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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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7 システムおよびレプリケーション表 

TimesTenでは、メタデータ(データ・ストアの内容に関する情報)をデータ・ストアのシステム表に格納します。

アプリケーションは、システム表の読取りはできますが、更新はできません。 アプリケーションでシステム表と同じ名前の表を定義している場合は、そのシステム表の名前の前にSYSを付けることによって、アプリケーションでシステム表を読み取ることができます。 たとえば、SELECT * FROM SYS.TABLESは、TABLESシステム表から行を選択します。 レプリケーション表を使用する場合は、名前の前にTTREPを付けます。

システム表に固有の情報:

内部的な使用または将来の使用のために予約された表またはビュー

Timestenのいくつかのシステム表およびシステム・ビューは、内部的な使用または将来の使用のために予約されています。 これらの表の詳細は、この章では扱いません。

PL/SQLシステム表は内部的な使用のために予約済です。 かわりに、PL/SQLシステム・ビューを使用します。 TimesTenのPL/SQLシステム表は、次のとおりです。

PL/SQLがデータベースで有効な場合は、パッケージUTL_RECOMPの操作用に作成された次のような表やビューがあります。

次のPL/SQLシステム・ビューは内部的な使用のために予約済です。

システム表およびシステム・ビューにアクセスするために必要な権限

デフォルトでは、PUBLICは各種のシステム表やシステム・ビューに対してSELECT権限を持ち、各種のPL/SQLオブジェクトに対してEXECUTE権限を持ちます。次の問合せを使用すると、オブジェクトのリストを表示できます。

SELECT * FROM sys.dba_tab_privs WHERE grantee='PUBLIC';

他のシステム表およびシステム・ビューにアクセスするには、表やビューの説明に記載がないかぎり、ADMINまたはSELECT ANY TABLE権限が必要です。