CEIL関数は、Expression以上の最小の整数を戻します。
SQL構文
CEIL(Expression)
 
パラメータ
CEILには、次のパラメータがあります。
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
Expression | 
オペランドまたは列には、任意の数値データ型を指定できます。 | 
説明
ExpressionがTT_DECIMALまたはNUMBER型の場合、戻されるデータ型は最大の精度およびスケールを持つNUMBERです。それ以外の場合、CEILでは、Expressionの数値データ型と同じデータ型が戻されます。
Expressionの値がNULLの場合、NULLが戻されます。Expressionの値が-INF、INFまたはNaNの場合、戻り値はそれぞれ-INF、INFまたはNaNです。
例
employees表の従業員のcommission_pctを合計し、CEILをコールして、SUMで戻される値以上で最小となる整数を戻します。SUM関数で戻される値は7.8で、CEIL関数で戻される値は8になります。
Command> SELECT SUM (commission_pct) FROM employees; < 7.8 > 1 row found. Command> SELECT CEIL (SUM (commission_pct)) FROM employees; < 8 > 1 row found.