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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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COALESCE

COALESCE関数は、式リスト内の最初のNULL以外のを戻します。 すべてのがNULLと評価された場合は、NULLを戻します。

SQL構文

COALESCE(Expression1, Expression2 [,...])

パラメータ

COALESCEには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明
Expression1, Expression2 [,...] 式リスト内の式。 式リスト内の最初のNULL以外の式が戻されます。

各式は順に評価され、2つ以上の式が存在する必要があります。


説明

次に、COALESCE式を使用した例を示します。 COALESCE式を使用して、manager_id = 100である従業員のうち最初の10人に対して、commission_pctを戻します。commission_pctがNULL以外の場合、commission_pctの元の値が戻されます。 commission_pctがNULLの場合には、0(ゼロ)が戻されます。

Command> SELECT FIRST 10 employee_id, COALESCE (commission_pct, 0) FROM employees WHERE manager_id = 100;
< 101, 0 >
< 102, 0 >
< 114, 0 >
< 120, 0 >
< 121, 0 >
< 122, 0 >
< 123, 0 >
< 124, 0 >
< 145, .4 >
< 146, .3 >
10 rows found.