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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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POWER

POWER関数は、baseexponent乗を戻します。 baseexponentには任意の数値を指定できますが、baseが負数の場合、exponentは整数である必要があります。

SQL構文

POWER (Base, Exponent)

パラメータ

POWERには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明
Base オペランドまたは列には、任意の数値型を指定できます。POWERにより、この値のExponent乗が戻されます。
Exponent オペランドまたは列には、任意の数値型を指定できます。Baseが負数の場合、Exponentは整数である必要があります。

説明

BaseまたはExponentのいずれかがBINARY_FLOATまたはBINARY_DOUBLE型の場合、戻されるデータ型はBINARY_DOUBLEです。BaseがNUMBERまたはTT_DECIMAL型で、ExponentがBINARY_FLOATまたはBINARY_DOUBLE型ではない場合、戻されるデータ型は、最大の精度およびスケールを持つNUMBERです。 BaseがTT*数値型のいずれか(TT_BIGINT、TT_INTEGER、TT_SMALLINTまたはTT_TINYINT)である場合、戻されるデータ型はBINARY_DOUBLEです。

POWER関数を使用して、employee_idが145に等しい従業員のcommission_pctを2乗して戻します。

Command> SELECT employee_id,commission_pct FROM employees WHERE employee_id = 145;
< 145, .4 >
1 row found.

Command> SELECT POWER (commission_pct,2) FROM employees WHERE employee_id = 145;
< .16 >
1 row found.