書式モデルfmt
で指定された単位に丸められた日付を戻します。戻される値の型はDATEです。 fmt
を指定しない場合、date
は最も近い日に丸められます。
SQL構文
ROUND(date
[,fmt
])
パラメータ
ROUND (日付)には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 説明 |
---|---|
date |
丸められる日付。日付値に解決される必要があります。
fmtを指定しない場合、日付は最も近い日に丸められます。 |
[,fmt ] |
書式モデルの丸め単位。 fmtには、定数またはパラメータのいずれかを指定します。 |
説明
日付には、DATEまたはTIMESTAMP型を指定できます。戻されるデータ型はDATEです。
データ型TT_DATEおよびTT_TIMESTAMPはサポートされていません。
fmt
での使用がサポートされる書式モデルの詳細は、「ROUNDおよびTRUNC日付関数の書式モデル」を参照してください。
例
書式モデルとしてYEARを指定し、日付を翌年の最初の日に丸めます。
Command> SELECT ROUND (DATE '2007-08-25','YEAR') FROM dual; < 2008-01-01 00:00:00 > 1 row found.
fmt
を省略します。日付は時刻13:00:00を含むTIMESTAMP型として指定します。日付は最も近い日に丸められます。
Command> SELECT ROUND (TIMESTAMP '2007-08-16 13:00:00') FROM dual; < 2007-08-17 00:00:00 > 1 row found.