DROP FUNCTION文は、データベースからスタンドアロンのストアド・ファンクションを削除します。この文を使用してパッケージに含まれるファンクションを削除しないでください。
必要な権限
ファンクションの所有者に必要な権限はありません。
別のユーザーのファンクションの場合はDROP ANY PROCEDUREが必要です。
SQL構文
DROP FUNCTION [Owner.]FunctionName
パラメータ
DROP FUNCTION文には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 説明 |
---|---|
[ Owner .] FunctionName |
削除するファンクションの名前です。 |
説明
ファンクションを削除すると、削除されたファンクションに依存するオブジェクトは無効になります。 その後、それらのいずれかのオブジェクトを参照すると、TimesTenではオブジェクトの再コンパイルが試行され、削除したファンクションを再作成していない場合、エラー・メッセージが返されます。
この文を使用してパッケージに含まれるファンクションを削除しないでください。 パッケージを削除するか、またはOR REPLACE句を含むCREATE PACKAGE文を使用して、ファンクションを含まないパッケージを再定義します。
DROP FUNCTION文を使用するには、データベースでPL/SQLを有効にしておく必要があります。データベースでPL/SQLを有効にしていない場合、エラーがスローされます。
例
次の文は、ファンクションmyfunc
を削除し、myfunc
に依存するすべてのオブジェクトを無効にします。
Command> DROP FUNCTION myfunc; Function dropped.
データベースでPL/SQLが無効になっている場合、TimesTenによって次のエラーが返されます。
Command> DROP FUNCTION myfunc; 8501: PL/SQL feature not installed in this TimesTen databaseThe command failed.
関連項目