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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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ROLLBACK

現行のトランザクションで行った処理を元に戻すには、ROLLBACK文を使用します。

必要な権限

ありません。

SQL構文

ROLLBACK [WORK]

パラメータ

ROLLBACK文では次のオプションのキーワードを使用できます。

パラメータ 説明
[WORK] SQL標準に準拠するためにサポートされているオプションの句。ROLLBACKとROLLBACK WORKは同等です。

説明

PassThrough属性に0(ゼロ)よりも大きい値が指定されている場合は、Oracleトランザクションもロールバックされます。

ロールバックによって、すべてのオープン・カーソルがクローズされます。

HRスキーマのregions表に行を1つ挿入し、トランザクションをロールバックします。 最初にautocommitを0(ゼロ)に設定します。

Command> SET AUTOCOMMIT 0;
Command> INSERT INTO regions VALUES (5,'Australia');
1 row inserted.
Command> SELECT * FROM regions;
< 1, Europe >
< 2, Americas >
< 3, Asia >
< 4, Middle East and Africa >
< 5, Australia >
5 rows found.
Command> ROLLBACK;
Command> SELECT * FROM regions;
< 1, Europe >
< 2, Americas >
< 3, Asia >
< 4, Middle East and Africa >
4 rows found.

関連項目


「COMMIT」