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WLDF コンソール拡張のインストールと表示

WebLogic 診断フレームワーク (WLDF) コンソール拡張は WebLogic Server に付属していますが、デフォルトではインストールされません。WLDF コンソール拡張のインストールと表示の仕方について以下の節で説明します。

 


WLDF コンソール拡張のインストール

WLDF コンソール拡張は diagnostics-console-extension.jar という Java アーカイブ (JAR) ファイルの形で付属しています。この JAR ファイルを、WLDF コンソール拡張を組み込んで使用する WebLogic Server コンソールのドメインにある、管理サーバにインストールする必要があります。

インストールの前提条件

WLDF コンソール拡張のインストールと実行に必要な要件は以下のとおりです。

Java プラグインのインストール

Linux 環境で Mozilla または Firefox 以外のブラウザを使用し、お使いの Web ブラウザに Java プラグイン 1.5 がインストールされていない場合、Sun Microsystems の Java Web サイトからダウンロードを開始するように求められます。画面の指示に従います。画面の指示に従います。

または、WLDF コンソール拡張のインストール プロセスを開始するときに、プラグインを手動でインストールします。

  1. 以下の Java ソフトウェアのダウンロード ページを参照します。
  2.    http://java.com/en/download/

  3. 画面の指示に従います。

Linux マシンで Mozilla または Firefox を使用している場合、libjavaplugin_oji.so<browser_install>/plugins ディレクトリにインストールする必要があります。

WLDF コンソール拡張のインストール

WLDF コンソール拡張をインストールするには、次の手順に従います。

  1. WL_HOME\server\lib\console-ext ディレクトリにある diagnostics-console-extension.jar ファイルを見つけます。WL_HOME は WebLogic Server のインストール先ディレクトリです。
  2. diagnostics-console-extension.jar を、コンソール拡張を使用する各ドメインの DOMAIN-DIR/console-ext ディレクトリにコピーします。DOMAIN-DIR はドメインのルート ディレクトリです。
  3. 拡張をインストールしたドメインの管理サーバを再起動します。その結果、そのドメインの Administration Console が WLDF コンソール拡張を伴ってデプロイされます。

WLDF コンソールの有効化または無効化

WLDF コンソール拡張は、Administration Console から有効化または無効化できます。

  1. Administration Console の右ペイン上部にあるバナー ツールバー領域で、[環境設定] ([ログアウト] リンクの右) をクリックします。
  2. [拡張] タブを選択します。
  3. ページ下部の拡張のリストで、diagnostics-console-extension のチェック ボックスを選択し、[有効化] (拡張を有効にする場合) または [無効化] (拡張を無効にする場合) をクリックします。
  4. 拡張を有効または無効にしたドメインの管理サーバを再起動します。

WLDF コンソール拡張の削除

拡張を削除するには次のようにします。

  1. 管理サーバを停止します。
  2. DOMAIN-DIR/console-ext ディレクトリから JAR ファイルを削除して、管理サーバを再起動します。

 


WLDF コンソール拡張の表示

WLDF コンソール拡張をインストールした Administration Console を起動すると、[Oracle WLS Console] と [WLDF コンソール拡張] という 2 つのタブが表示されます。図 2-1 を参照してください。

図 2-1 コンソール拡張のタブ

コンソール拡張のタブ

デフォルトでは、ログイン時に [Oracle WLS Console] タブが選択された状態になっています。このタブには標準の Administration Console が表示されます。拡張を表示するには [WLDF コンソール拡張] を選択します。

これら 2 つのタブは常に表示されているので、主要な Administration Console ページと WLDF コンソール拡張との間を簡単に行き来できます。

注意 : すべての WLDF コンソール拡張機能は Java アプレットのコンテキストで実行されます。[WLDF コンソール拡張] タブを選択するたびに、アプレットがロードされます。
注意 : [Oracle WLS Console] タブを選択するとアプレットはアンロードされ、WLDF コンソール拡張を表示する前の Administration Console コンテキストに戻ります。アプレットと WLDF コンソール拡張に関連するアクティビティはすべて終了します。

 


ルック アンド フィールのサポート

WLDF コンソール拡張では特定のルック アンド フィール (ビジュアルなユーザ インタフェースのデザイン) を実装していません。WLS Administration Console が実行される環境のルック アンド フィールを採用します。


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