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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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13.5 2つのレイアウトのマージ

2つのレイアウトを作成しただけでは、求める結果の一部しか実現していません。購入品の製品別サマリーは、マスター/ディテール・レイアウトの外側にあります。したがって、このサマリーでは、顧客ごとの製品の購入品ではなく、レポート全体における製品の購入品が集計されます。顧客ごとのサマリーを表示するには、最初のレイアウトの内側に2番目のレイアウトを移動する必要があります。

2番目のレイアウトと最初のレイアウトをマージするには:

  1. オブジェクト・ナビゲータで、「M_G_CUSTID1_GRPFR1」を選択します。


    ヒント:

    オブジェクト・ナビゲータの上部にある「検索」フィールドに枠の名前を入力するだけで、この枠は見つけやすくなります。

  2. レポート・エディタのタイトル・バーをクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューに戻ります。2番目のレイアウト周囲の枠が選択されているのがわかります。

  3. 矢印キーを使用して、最初のレイアウトの「F_DESCRIP」フィールドと揃うように2番目のレイアウトの「F_DESCRIP1」フィールドの位置を変更します。

  4. ツールバーの「制限オフ」ボタンをクリックします。フレックス・モードがオンになっているのを確認します(デフォルトはオン)。

  5. オブジェクト・ナビゲータで、「R_G_CUSTID」を選択します。

  6. レポート・エディタのタイトル・バーをクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューに戻ります。今度は、最初のレイアウトのマスター繰返し枠が選択されているのがわかります。

  7. R_G_CUSTIDの下中央のハンドルをクリックし、約0.5インチ(1.5 cm)ほど下にドラッグします。フレックス・モードがオンになっているので、ドラッグするにつれてR_G_CUSTIDを囲む枠が大きくなります。同様に、上書きされないように2番目のレイアウトが下へ移動します。

  8. R_G_CUSTIDを選択したまま、「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択します。

  9. 「枠間の垂直間隔」プロパティを「0.25」に変更します。

  10. オブジェクト・ナビゲータで、「M_G_CUSTID1_GRPFR1」を選択します。

  11. レポート・エディタのタイトル・バーをクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューに戻ります。

  12. ペーパー・レイアウト・ビューの上部にあるツールバーを使用して、フレックス・モードをオフにします。

  13. 矢印キーを使用して、M_G_CUSTID1_GRPFR1とその内容を、最初のレイアウトの内側に移動します。

    図13-8 2つのレイアウトが1つにマージされたペーパー・レイアウト・ビュー

    図13-8の説明は次にあります
    「図13-8 2つのレイアウトが1つにマージされたペーパー・レイアウト・ビュー」の説明

  14. レポート・エディタのツールバーで「ペーパー・デザイン」ボタンをクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューを表示します。今度は、顧客ごとに集計表が繰り返し表示されているのがわかります。

    図13-9 2つのレイアウトがマージされたペーパー・デザイン・ビュー

    図13-9の説明は次にあります
    「図13-9 2つのレイアウトがマージされたペーパー・デザイン・ビュー」の説明