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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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31 金額がスペル表記された請求書印刷レポートの作成

この章では、単語でスペル表記された金額が記載されている請求書の出力を書式設定するレポートについて学習します。この章の手順に従うと、図31-1に示すレポート出力を生成できます。

図31-1 請求書印刷レポートの出力

図31-1の説明は次にあります。
「図31-1 請求書印刷レポートの出力」の説明

概要

請求書の金額をスペル表記するには、PL/SQLファンクションを使用して金額をその構成要素の数字に分解した後、式列を使用して一連の単語を結合し、スペル表記された金額を作成します。


注意:

この例の多くの概念は、次のサンプル・レポートで使用されています。
  • この例では、請求書のイメージをインポートし、ペーパー・レイアウト・ビューでそれをガイドとして使用し、フィールドを配置します。また、数値をスペル表記して返すPL/SQLファンクションの作成方法も学習します。

  • 第32章「印刷済フォームを使用したレポートの作成」では、コンピュータで読取り可能なバージョンのフォームを使用できない場合に、印刷済フォームでレポートを印刷するためのフォーマット方法を学習します。このようなレポートは、フォームの正確な位置にデータが印刷されるように設計する必要があります。

  • 第33章「請求書レポートの作成」では、請求書のイメージをインポートし、ペーパー・レイアウト・ビューでそれをガイドとして使用して、フィールドを配置します。


データ・リレーションシップ

レイアウト

このレポートでは、デフォルトのフォーム・スタイルを使用します。

使用例

この例では、レポート・ウィザードを使用して、基本的なレポート定義を作成します。請求書の金額をスペル表記するPL/SQLファンクションを作成します。また、請求書のドル金額を書式設定する式列も作成します。次に、空白の請求書イメージをインポートし、ペーパー・レイアウト・ビューおよびペーパー・デザイン・ビューのツールを使用して、請求書印刷レポートに最終的にどのように出力するかに応じてレポート内のフィールドを再配置します。これらのツールは、各請求書のスタブを作成する際にも使用します。

このサンプル・レポートの作成過程では、次を行います。

金額がスペル表記されたレポートのサンプルを表示するには、サンプル・フォルダspellcashを開き、Oracle Reportsのサンプルspellcash.rdfを開きます。このファイルの開き方の詳細は、「はじめに」の「サンプル・レポートへのアクセス」を参照してください。