ヘッダをスキップ
Oracle® WebLogic Communication Services インストール ガイド
11g リリース 1 (11.1.1)
B55507-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

4 Oracle WebLogic Communication Services のインストール

この章では、Oracle WebLogic Communication Services のインストールについて説明します。以降の手順は、前述の章で説明した Oracle WebLogic Communication Services 基本プラットフォームのインストール後に行われます。

以下の 3 種類のインストール トポロジがあります。

この章は以下の節で構成されています。

4.1 OWLCS コンポーネントのインストール

管理サーバ用の SIP Infrastructure コンポーネントと Presence コンポーネントをインストールするには、次の手順に従います。

  1. インストール メディアの OWLCS ディレクトリまたはステージングされたインストール ディレクトリに移動し、使用しているオペレーティング システムに応じて、次のどちらかのコマンドを実行します。

    • UNIX : ./owlcs/Disk1/runInstaller

    • Windows : owlcs\Disk1\setup.exe

  2. JRE/JDK の場所の指定を求められたら、「<ミドルウェア ホームの絶対パス>/jdk160_11」と入力します。これで、OWLCS の Oracle Universal Installer が開始します。


    注意 :

    ここでインストール プロセスの実行に使用する Java VM は、実行時に OWLCS で使用される Java VM とは関係ありません。ここで Sun JDK を選択しても、実行時に JRockit を使用することができます。

  3. [ようこそ] 画面で、[次へ] をクリックします。[Prerequisites Checklist] が表示されます。

  4. [Prerequisites Checklist] 画面で、各前提条件の [Status] カラムにチェック マークが表示されていることを確認します。エラーの通知が表示されている場合は、問題を修正 (オペレーティング システムと Service Pack が適切かどうか、十分なメモリがあるかどうかを確認) してから、[Continue] をクリックします。

    図 4-1 [Prerequisite Checks] 画面

    [Prerequisites Check] 画面
    「図 4-1 [Prerequisite Checks] 画面」の説明

  5. [次へ] をクリックします。[Specify Installation Location] 画面 (図 4-2) が表示されます。次の場所を入力します (またはドロップダウン メニューから選択します)。

    • Oracle ミドルウェア ホーム : <Oracle ミドルウェア ホームの絶対パス>

    • Oracle ホーム ディレクトリ : as11gr1wlcs


      注意 :

      Oracle ミドルウェア ホーム ディレクトリの下位にある Oracle ホーム ディレクトリは、OWLCS コンポーネントがインストールされる場所です。

      図 4-2 [Specify Installation Location] 画面

      [Specify Installation Location] 画面
      「図 4-2 [Specify Installation Location] 画面」の説明

  6. [次へ] をクリックします。[Installation Summary] 画面が表示されます。

  7. [Installation Summary] 画面で、[Install] をクリックします。[Installation Complete] 画面が表示されます。

  8. [Installation Complete] 画面で、[Finish] をクリックします。

これでインストーラが終了し、Oracle WebLogic Configuration Wizard の起動を求めるダイアログが表示されます。[はい] をクリックします。


注意 :

[いいえ] を選択した場合は、以下のコマンドで Configuration Wizard を起動できます。
  • Microsoft Windows : MW_HOME\as11gr1wlcs\common\bin\config.cmd

  • UNIX : $MW_HOME/as11gr1wlcs/common/bin/config.sh


これで、第 5 章「Oracle WebLogic Communication Services のコンフィグレーション」の手順に従ってサーバをコンフィグレーションできます。

4.2 ロギング

デフォルトのログ レベルは、基本のログ レベルである [Notification:1] です。すべてのログは、次の場所にある 1 つのファイルに書き込まれます。

MW_HOME/user_projects/domains/base_domain/servers/<サーバ>/logs/<サーバ名>-diagnostic.log

ロギングの詳細については、『Oracle WebLogic Communication Services 管理ガイド』を参照してください。