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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
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15.4 ポートレットの非表示および表示

場合によっては、1つ以上のポートレットをビューで非表示にすることが必要になります。たとえば、他のユーザーが使用できるようにする前に、ポートレットでの作業を続ける場合などです。ページの自分のビューでのみポートレットを非表示にする場合もあります。ページを編集してポートレットを非表示にすると、他のユーザーは表示モードでポートレットを表示できませんが、非表示にしたユーザーは編集モードで今までどおりアクセスできます。ページのパーソナライズ中にポートレットを非表示にすると、ページの自分のビューでのみ、ポートレットが表示モードで表示されなくなります。

システム・レベル・キャッシュのオプションによっては、非表示のポートレットが、ページ編集モードの「グラフィカル」ビューで見られるかどうかに影響が出ます。これは、ページ定義や完全に組み立てられたページのコンテンツがシステム・レベルでキャッシュされると、全ユーザーに対して、同じソースから同じ情報がレンダリングされるためです。

ユーザー・レベルおよびシステム・レベルのキャッシュについては、第21章「ページ生成のパフォーマンスの向上」を参照してください。

この項では、ページの編集によりポートレットを非表示にする方法について説明します。1つのポートレットを非表示にする方法と、複数のポートレットを同時に非表示にする方法を説明します。この項の内容は、次のとおりです。

ページのパーソナライズ中にポートレットを非表示にすることについては、2.3.4項「ページ上のポートレットの非表示」を参照してください。


注意:

ポートレットが非表示になっていない場合、権限を持つ全ユーザーに表示され、ページがパブリック・ユーザーに対して表示できるようになっている場合は、パブリック・ユーザー全員がポートレットを使用できます。

15.4.1 1つのポートレットの非表示化

表示モードで1つのポートレットを非表示にするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. 非表示にするポートレットが含まれるページに移動します。

    ページの検索方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. 「編集」をクリックして、編集モードに切り替えます。

  4. 非表示にするポートレットの横の「操作」アイコンをクリックします(図15-7)。

    図15-7 「操作」アイコン

    「操作」アイコン
  5. 「非表示」をクリックしてポートレットを非表示にし、ページに戻ります。

非表示にしたポートレットを表示するには、この手順を繰返し、かわりに「表示」をクリックします。

15.4.2 複数のポートレットの同時非表示化

複数のポートレットを同時に非表示にするには、ページ編集モードの「レイアウト」ビューから行います。

複数のポートレットを同時に非表示にするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. 削除するポートレットが含まれるページに移動します。

    ページの検索方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. 「編集」をクリックして、編集モードに切り替えます。

  4. ページ上部のツールバーで、「ビューの編集: レイアウト」をクリックします。

    編集モードの「レイアウト」ビューに移動します。

  5. 各ポートレットの横のチェック・ボックスをクリックして、非表示にするポートレットを選択します。

  6. 「操作: 非表示」ボタンをクリックします。

非表示にしたすべてのポートレットを表示するには、この手順を繰返し、かわりに「表示」をクリックします。