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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
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18.13 例: Dreamweaverを使用したPortalページ・コンテンツの編集

Dreamweaverは、WebDAVのLOCKおよびUNLOCKメソッドをサポートしています。つまり、Dreamweaverを使用して、アイテムの作業中Oracle Portalでアイテムをチェックインおよびチェックアウトできます。

この例では、ScottというユーザーがDreamweaverを使用して、「My Portal」ページ・グループ内のドキュメントの表示および編集を行います。この例では、Dreamweaver MXを使用しています。

図18-7 Dreamweaver MXの例

図18-7の説明が続きます
「図18-7 Dreamweaver MXの例」の説明

Dreamweaver MXを使用してページのコンテンツを編集するには、次の手順を実行します。

  1. Dreamweaverを開きます。

  2. メニューから「Site」「New Site」の順に選択し、Portalの新しいサイトを設定します。

  3. 「Advanced」タブをクリックし、「Category」リストから「Local Info」を選択します。

  4. 「Site Name」に、「My Portal」のように入力します。

  5. 「Local Root Folder」に、Portalファイルの作業中にそれらを格納する場所を入力します。たとえば、「D:\My Work\My Portal」のようにします。

  6. 「Category」リストから「Remote Info」を選択します。

  7. 「Access」「WebDAV」を選択します。

  8. 「Settings」をクリックします。

  9. PortalのWebDAV URL、Portalのユーザー名およびパスワードを入力します。

    チェックインおよびチェックアウトの機能を使用する場合は、電子メール・アドレスも入力する必要があります。

  10. 「OK」をクリックして「Site Definition」ダイアログ・ボックスに戻ります。

  11. 「Check Out Files when Opening」チェック・ボックスの選択を解除し、最初にチェックアウトしなくてもファイルを表示できるようにします。

  12. 「OK」をクリックして新しいサイトを作成します。

  13. Siteウィンドウで「Connect」アイコンをクリックし、Portalに接続します。

    これで、Portal内の各ページ・グループのフォルダを表示できます。トップレベルのフォルダは、ページ・グループのルート・ページを表します。

  14. ページ・グループ名をダブルクリックしてドリルダウンし、各ページのフォルダを参照します。

  15. ページをダブルクリックしてさらにドリルダウンし、アイテムを表示します。

    たとえば、Scottはmypageフォルダで、HTMLドキュメントのMYDOCUMENT.HTMなど、ページ内でアイテムに関連付けられているファイルを参照できます。図18-7を参照してください。

  16. ファイルを右クリックして「Check Out」を選択します。

    ファイルのコピーが、最初に指定したローカル・フォルダに配置されます。

  17. Portal内でページを表示し、ファイルに関連付けられているアイテムの横に「編集」アイコンがないことに注意してください。

    ファイルはWebDAVクライアントによってロックされているため、編集できません。

  18. 「操作」アイコンをクリックします。アイテムがチェックアウトされているため、アイテムでは操作を実行できません。

  19. Dreamweaverで、ファイルをダブルクリックして開き、編集します。

  20. ファイルを編集してから、保存して閉じます。

  21. ファイルを右クリックして「Check In」を選択します。

  22. Portalでページを更新します。

    これで、このアイテムの更新されたバージョンを他のユーザーが表示したり、編集することができます。


注意:

Dreamweaverの同期機能を使用して、ローカル・ファイル・システムに格納したファイルとPortal内のコンテンツを常に同期させることもできます。