ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
  ドキュメント・ライブラリへ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

18.12 例: Microsoft Office 2000を使用したPortalページ・コンテンツの編集

WebDAV対応のデスクトップ・アプリケーションであるMicrosoft Office 2000を使用している場合は、アプリケーションを起動し、Webフォルダで公開されているPortalファイルを開いてコンテンツを編集した後、Portalに戻して保存することができます。ドキュメントをPortalからダウンロードし、編集した後でもう一度アップロードする必要はありません。

図18-6 Microsoft Office 2000の例

図18-6の説明が続きます
「図18-6 Microsoft Office 2000の例」の説明

Microsoft Office 2000を使用してページのコンテンツを編集するには、次の手順を実行します。

  1. WindowsのエクスプローラからPortalにアクセスできるよう、Webフォルダを設定し、編集するファイル・アイテムが含まれているページにドリルダウンします。

    18.11項「例: Webフォルダを使用したPortalページへのコンテンツの追加」を参照してください。

    たとえば、Scottは、Wordのドキュメント(MYDOCUMENT.DOC)が含まれているmypageページにドリルダウンしています。図18-6を参照してください。

  2. ファイルをダブルクリックします。

  3. プロンプトが表示されたら、Portalのユーザー名とパスワードを入力します。

    選択したファイルが、関連付けられたMicrosoft Office 2000アプリケーションによって開かれます。たとえばScottがMYDOCUMENT.DOCをダブルクリックすると、Microsoft Wordが開かれます。

    ファイルが開くと、Microsoft Office 2000によってファイルがロックされ、関連するアイテムもPortal内でチェックアウトされます。別のWebDAVクライアントによってファイルがロックされている、Portal内でアイテムがチェックアウトされている、などの理由によりOfficeアプリケーションでファイルをロックできない場合は、読取り専用としてファイルが開かれます。ドキュメントを開いたときにOfficeアプリケーションによってロックされた場合は、ドキュメントが閉じたときにロック解除されます。

  4. ドキュメントを編集し、「ファイル」「上書き保存」の順に選択します。

  5. Microsoft Wordを終了します。

    Portalで次にそのファイル・アイテムにアクセスすると、変更した内容が表示されます。


注意:

Office 2000を使用してPortal内で新しいアイテムを作成することもできます。単純にファイルを作成し、それをPortalのWebフォルダに直接保存します。アイテムはデフォルトのWebDAVアイテム・タイプとして通常のファイル用に作成され、デフォルトのアイテム・リージョンに追加されます。詳細は、18.2.1項「ZipおよびWebDAVアップロードのデフォルトのアイテム・タイプの指定」を参照してください。