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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool ガイド
11g リリース 1 (10.3.1)
B55524-01
 

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7 デプロイメント プランの更新

WLST を使用して、アプリケーションのデプロイメント プランを取得および更新することができます。WLST を使用してアプリケーションのデプロイメント プランを更新する場合、変数の定義と変数の割り当てを定義します。変数の定義は変更される記述子のエントリを識別し、変数の割り当ては変数に新しい値を関連付けます。

以下は、対話モードで WLST を使用するための手順を示しています。スクリプトまたは組み込みモードで WLST を使用する方法については、「WebLogic Scripting Tool の使用」を参照してください。

対話モードで WLST を使用してデプロイメント プランを更新するには、以下の手順に従います。


注意 :

以下の手順内のサンプル コードは、Web サービスの信頼性のあるメッセージを更新する方法を示しています。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-RPC を使用した Web サービスの高度な機能のプログラミング』の「Web サービスの信頼性のあるメッセージングの使用」を参照してください。

  1. アプリケーションのデプロイメント プランを作成します。

    詳細については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「デプロイメント プランの作成」を参照してください。

  2. WLST を対話モードで起動します。次に例を示します。

    prompt> java weblogic.WLST
    

    詳細については、「WebLogic Scripting Tool の使用」を参照してください。

  3. アプリケーションがデプロイされている WebLogic Server インスタンスを起動します。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server サーバの起動と停止の管理』の「サーバの起動と停止」を参照してください。

  4. WebLogic Server インスタンスに接続します。次に例を示します。

    connect("weblogic", "welcome1", "localhost:7001")
    
  5. アプリケーションとデプロイメント プランをロードします。次に例を示します。

    plan=loadApplication("c:/myApps/ReliableServiceEar/examples/webservices/reliable/ReliableHelloWorldImpl.war", "c:/myApps/ReliableServiceEar/Plan.xml")
    

    loadApplication コマンドは、デプロイメント プランを変更するためにアクセスできる WLSTPlan オブジェクトを返します。WLSTPlan オブジェクトの詳細については、「WLSTPlan オブジェクト」を参照してください。

  6. 更新するコンフィグレーション オプションと対応する XPath 値を特定します。

  7. 前の手順で特定したコンフィグレーション オプションのデプロイメント プランに変数の定義と変数の割り当てが現在定義されているかどうかを確認します。そのためには、以下のコマンドを入力します。

    1. 変数を表示する場合:

      plan.showVariables()
      Name                                        Value
      -----                                       -----
      ReliabilityConfig_AcknowledgementInterval   P0DT0.5S
      Wsdl_Exposed                                true
      
    2. 変数の割り当てを表示する場合:

      plan.showVariableAssignments()
      examples/webservices/reliable/ReliableHelloWorldImpl.war
         |
        WEB-INF/weblogic-webservices.xml
           |
          Wsdl_Exposed
      examples/webservices/reliable/ReliableHelloWorldImpl.war
         |
        WEB-INF/weblogic-webservices.xml
           |
          ReliabilityConfig_AcknowledgementInterval   |
      
  8. 変数の定義と割り当てが定義されていない場合は、以下のように、それらを作成して変数の割り当ての XPath 値を設定します。

    1. 変数の定義を作成します。createVariable() メソッドを使用して変数の名前と値を指定します。次に例を示します。

      v=plan.createVariable("ReliabilityConfig_BufferRetryCount", "3")
      
    2. 変数の割り当てを作成します。createVariableAssignment() メソッドを使用して、変数の名前、適用されるアプリケーション、および対応するデプロイメント記述子を指定します。次に例を示します。

      va=plan.createVariableAssignment("ReliabilityConfig_BufferRetryCount", "ReliableServiceEar", "META-INF/weblogic-application.xml")
      
    3. 変数の割り当ての XPath 値を設定します。次に例を示します。

      va.setXpath("/weblogic-webservices/webservice-description/
      [webservice-description-name="examples.webservices.reliable.Reliable
      HelloWorldImpl"]/port-component/[port-component-name=
      "ReliableHelloWorldServicePort"]/reliability-config/buffer-retry-count")
      
  9. デプロイメント プランを保存します。次に例を示します。

    plan.save()