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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS を使用した Web サービスの高度な機能のプログラミング
11g リリース 1 (10.3.1)
B55543-01
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1 概要

このドキュメントは、JAX-WS を使用して WebLogic Web サービスの高度な機能をプログラミングするソフトウェア開発者のための情報源です。次の表に、このドキュメントで説明する高度な機能をまとめます。

表 1-1 JAX-WS を使用した高度な機能のプログラミング

高度な機能 説明

非同期の要求と応答を使用した Web サービスの呼び出し


Web サービスを非同期的に呼び出す。

Web サービスのエンドポイントのパブリッシュ


実行時に、Web サービスをデプロイせずに Web サービスのエンドポイントをパブリッシュする。

コールバックの使用


コールバックをプログラミングしてイベントの発生を Web サービスのクライアントに通知する。

MTOM/XOP を使用したバイナリ データ転送の最適化


MTOM/XOP やストリーミング SOAP 添付ファイルを使用してバイナリ データを送信し、バイナリ データの転送を最適化する。

動的プロキシ クライアントの作成


実行時に、clientgen を使用することなく、サービス エンドポイント インタフェース (SEI) に基づいて Web サービスを呼び出す。

XML カタログの使用


XML カタログを使用して、ローカルに格納されているバージョンに合わせてネットワーク リソースを解決する。

SOAP メッセージ ハンドラの作成と使用


Web サービスの SOAP メッセージ ハンドラを作成およびコンフィグレーションする。

RESTful な Web サービスのプログラミング


RESTful な設計原則に従って Web サービスを作成する。

HTTP セッションを使用したステートフル JAX-WS Web サービスのプログラミング


サービス コール間の状態を保持するWeb サービスの作成する。

UDDI を使用した Web サービスのパブリッシュと検索


WebLogic Web サービスの UDDI 機能を使用する。



注意 :

Oracle WebLogic Server の JAX-WS 実装は、JAX-WS 参照実装 (RI) から拡張されて、Glassfish Community によって開発されます (https://jax-ws.dev.java.net/ を参照)。JAX-WS 仕様 (JSR-224) で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Server によって完全にサポートされます。

また、JAX-WS RI には Glassfish 寄稿者によって提供されたさまざまな拡張があります。特にドキュメントされた限り、Oracle WebLogic Server で使用するための JAX-WS RI 拡張はサポートされません。


WebLogic Web サービスの概要、標準、サンプルおよび関連ドキュメントについては、『Oracle Fusion Middleware Web サービス入門』を参照してください。

JAX-WS は Web サービス セキュリティ (WS-Security) 1.1 をサポートしています。(WS-Secure Conversation は除く)。WebLogic Web サービスのセキュリティについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービスのセキュリティ』を参照してください。