多くのOracle WebCenterサービスは、標準の個人生産性ツールと連携するように設計されているため、グループではなく個人に重点を置いた機能も提供しています。これらのサービスには次のものがあります。
- メール・サービス: IMAP準拠のメール・サーバーからの電子メールを公開し、ユーザーは基本的な電子メールによる対話(メッセージの表示、読取り、作成および削除、添付ファイルの送信、既存メールに対する返信または転送)を実行できます。
- ノート・サービス: ユーザーに、手早くメモをとり、簡単な個人情報を保持する方法を提供することにより、簡単な個人用のメモを追跡および管理できます。ノート・サービスでは、WebCenter Spacesアプリケーションのサイドバーにある「ノート」パネルと、ノート・タスク・フローで、その機能が公開されています。
- 最近のアクティビティ・サービス: ユーザーは、最近利用したドキュメント、ディスカッションおよびお知らせを、1つの場所ですぐに表示できます。
- RSS(Really Simple Syndication)サービス: 多くの異なるWebサイトのコンテンツをニュース・フィードで公開し、他のユーザーも消費できるようにRSSフィードを提供します。
- 検索サービス: ユーザーが企業内に格納されているデータやドキュメントを見つけるのに役立ちます。Oracle Secure Enterprise Search(SES)がこのサービスと統合されています。
- ワークリスト・サービス: 現在のビジネス・シナリオの状況におけるビジネス・プロセスを表示して、ユーザーが中央からのタスクや通知をすべて表示し、それに対して処置を取れるようにします。
- ドキュメント、イベント、リンク、リスト、タグタグ、Oracle WebCenter Analytics、およびOracle WebCenter Ensembleサービス: 「共有サービスによる拡張」を参照してください。