Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド リリース10.1.3.4 B51050-01 | ![]() 目次 | ![]() 戻る | ![]() 次へ |
Oracle BI Publisherインストーラには、現在、アップグレード・オプションは含まれていません。次の手順に従って、BI Publisherバージョン10.1.3.2以降をバージョン10.1.3.4にアップグレードしてください。
この手順は、BI Publisherインストーラを使用して最初にインストールされたBI Publisherのインストール、またはこのマニュアルに記載された次の手動インストールの手順で最初にインストールされたBI Publisherのインストールに適用します。この手順は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインストーラを使用して完了したインストールには適用しません。
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインストーラを使用して完了したインストールについては、『Oracle Business Intelligence Infrastructureインストレーションおよび構成ガイド』の「Oracle BIのコンポーネントの再インストールについて」を参照してください。
アップグレードの手順では、新しいxmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルをアプリケーション・サーバーに手動でデプロイしてから、アップグレード済のファイルのみを既存のBI Publisherリポジトリの場所にコピーする必要があります。この手順により、既存のレポート・リポジトリ、ユーザー・リポジトリ、および構成と統合の設定が保持されます。
BI Publisherリポジトリの場所を特定します。
BI Publisherリポジトリの場所が不明の場合、BI Publisherに管理者権限で接続します。「管理」タブを選択し、「システム・メンテナンス」オプションから「レポート・リポジトリ」を選択してBI Publisherリポジトリへのパスを確認します。
BI Publisherリポジトリ(例: {Oracle_Home}/xmlp/XMLP)下のすべてのディレクトリのバックアップを作成します。
既存のBI Publisherスケジューラ・スキーマのバックアップを作成します。
BI Publisherを停止します。
BI Publisherアプリケーション(xmlpserver)をJ2EEアプリケーション・サーバーからアンデプロイします。アプリケーションのアンデプロイ方法については、アプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。
10.1.3.4 xmlpserver.earまたはxmlpserver.warをアプリケーション・サーバーにデプロイします。ご使用のアプリケーション・サーバー・タイプのガイドラインについては、「BI PublisherのJ2EEアプリケーション・サーバーへの手動でのインストール」を参照してください。
この手順は、xmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルをデプロイする必要がある場合にのみ実行するということに注意してください。xmlpserver.earファイルまたはxmlpserver.warファイルをデプロイするのに必要な手順のみを実行してください。
次のファイルを10.1.3.4インストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリに手動でコピーします。
manual/XMLP/Admin/DataSource/jdbcdefaults.xml
manual/XMLP/Admin/DataSource/msmdacc.dll
manual/XMLP/Admin/Security/bip.product
manual/XMLP/Admin/Security/bip.instance
manual/XMLP/Admin/Scheduler/database-config.xml
次のディレクトリ内にあるすべてのファイルを、10.1.3.4インストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリに手動でコピーします。
manual/XMLP/Admin/Translation
manual/XMLP/Tools
xmlp-server-config.xmlがリポジトリをポイントするように更新します。
<application installation>/WEB-INF/ディレクトリにあるxmlp-server-config.xmlファイルを開きます。warファイルまたはearファイルは、アプリケーション・サーバーによってこのディレクトリに解凍されています。
例:
Oracle AS/OC4J 10.1.3でデプロイする場合、この場所は次のとおりです。
<ORACLE_HOME>/j2ee/home/applications/xmlpserver/xmlpserver/WEB-INF/xmlp-server-config.xml
ファイルには次の内容が含まれます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xmlpConfig xmlns="http://xmlns.oracle.com/oxp/xmlp">
<resource>
<file path="${oracle.home}/xdo/repository"/>
</resource>
</xmlpConfig>
${oracle.home}/xdo/repositoryは、サーバー上にあるXMLPリポジトリ・ディレクトリのコピー先のファイル・パスに置き換えます。
たとえば、リポジトリ・ディレクトリを/home/repository/XMLPにコピーした場合は、xmlp-server-config.xmlファイルを次のように更新します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<xmlpConfig xmlns="http://xmlns.oracle.com/oxp/xmlp">
<resource>
<file path="/home/repository/XMLP"/>
</resource>
</xmlpConfig>
ファイルを更新したら、確実に保存します。
BI Publisherアプリケーション(xmlpserver)を再起動します。
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