Oracle Business Intelligence Publisherリリース・ノート リリース10.1.3.4.1 部品番号: B54794-03 | ![]() 目次 | ![]() 戻る |
このリリース・ノートでは、Oracle Business Intelligence Publisherリリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1の既知の問題とその対処方法について説明します。インストール情報については、『Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド』を参照してください。このマニュアルは、Oracle Business Intelligence Publisherのインストール・メディア、および次のOracle Business Intelligence PublisherのWebサイトから入手できます。
http://www.oracle.com/technology/documentation/bi_pub.html
このリリース・ノートは次の各項で編成されています。
このリリース・ノートは、新しい情報が入手可能になった時点で定期的に更新されます。最新バージョンのリリース・ノートを参照できるように、次のOracle Business Intelligence PublisherのWebサイトをチェックしてください。
http://www.oracle.com/technology/documentation/bi_pub.html
現在、Oracle BI Publisherインストーラにはアップグレード・オプションがありません。BI Publisherのバージョン10.1.3.2以降をバージョン10.1.3.4.1にアップグレードするには、次の手順を実行してください。
この手順は、当初BI Publisherのインストーラを使用してインストールされたか、『Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド』の手動のインストール手順に従ってインストールされたBI Publisherに適用されます。
この項で説明しているアップグレード手順は、次のような一般的な手順からなります。
既存のインストールをバックアップする。
xmlpserver.earまたはxmlpserver.warをアプリケーション・サーバーに手動でデプロイする。
指定のファイルをインストール・メディアからXMLPリポジトリ・フォルダにコピーする。
ファイルをバックアップし、既存のスケジューラ構成を書き留めて既存のインストールを準備します。
BI Publisherリポジトリの下のすべてのディレクトリをバックアップします。
BI Publisherリポジトリは、次のサブディレクトリを含む、XMLPという名前のディレクトリです。
Admin
Demofiles
Reports
Tools
Users
BI Publisherリポジトリの場所がわからない場合は、次の手順を実行します。
管理者権限でBI Publisherにログインし、「管理」タブを選択します。
「システム・メンテナンス」オプションで、「レポート・リポジトリ」を選択してBI Publisherリポジトリへのパスを確認します。
BI Publisherの構成ファイルxmlp-server-config.xmlをバックアップします。
このファイルは、<application-installation>/WEB-INF/ディレクトリ、すなわちアプリケーション・サーバーによりBI PublisherのWARファイルまたはEARファイルが展開された場所にあります。
たとえば、Oracle AS/OC4J 10.1.3のデプロイメントでは、次の場所になります。
<ORACLE_HOME>/j2ee/home/applications/xmlpserver/xmlpserver/WEB-INF/xmlp-server-config.xml
既存のスケジューラ構成の詳細を書き留めます。「管理」タブの「システム・メンテナンス」で、「スケジューラ構成」を選択してください。
BI Publisherサーバーをアップグレードした後、このページでスケジューラ・データベース接続の詳細を再入力する必要があります。アップグレードを完了するには、この情報が必要です。
BI Publisherを停止します。
J2EEアプリケーション・サーバーからBI Publisherアプリケーション(xmlpserver)をアンデプロイします。アプリケーションをアンデプロイする方法については、アプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。
xmlpserver.earまたはxmlpserver.warの新しいバージョンをアプリケーション・サーバーにデプロイします。ご使用のタイプのアプリケーション・サーバーに関するガイドラインについては、『Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド』の「BI PublisherのJ2EEアプリケーション・サーバーへの手動でのインストール」の章を参照してください。
リポジトリをアップグレードするには、ここに記載されているファイルをインストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリに手動でコピーします。
次のファイルを10.1.3.4.1のインストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリにコピーします。
manual/XMLP/Admin/DataSource/jdbcdefaults.xml
manual/XMLP/Admin/DataSource/msmdacc.dll
manual/XMLP/Admin/Security/bip.product
manual/XMLP/Admin/Security/bip.instance
manual/XMLP/Admin/Security/ssodefaults.xml
manual/XMLP/Admin/Scheduler/database-config.xml
次のディレクトリ内のすべてのファイルを10.1.3.4.1のインストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリに手動でコピーします。
manual/XMLP/Admin/Translation
manual/XMLP/Tools
前の手順で保存したxmlp-server-config.xmlのバックアップ・コピーを、新しく作成したBI Publisher <application installation>/WEB-INF/ディレクトリ、すなわちアプリケーション・サーバーによりWARファイルまたはEARファイルが展開された場所にコピーします。
例:
Oracle AS/OC4J 10.1.3のデプロイメントでは、次の場所になります。
<ORACLE_HOME>/j2ee/home/applications/xmlpserver/xmlpserver/WEB-INF/xmlp-server-config.xml
BI Publisherアプリケーション(xmlpserver)を再起動します。
スケジューラ構成の詳細を入力します。
「スケジューラ構成」ページに移動して(「管理」→「システム・メンテナンス」→「スケジューラ構成」)、前の手順で書き留めた接続の詳細を入力します。接続をテストします。
スケジューラ・スキーマを再インストールする必要はありません。
BI Publisherアプリケーション(xmlpserver)を再起動します。
BI Publisherを長時間使用していると、Web UIにおいて、上部ヘッダーのフレームの色が反転表示された状態になる(青い画面オブジェクトが白色で表示される)場合がありますが、ナビゲーション・リンクは白いまま維持されます。そのため、次のUIが表示されない場合があります。
「ようこそ、<username>」 「プリファレンス」 「サインアウト」 「ヘルプ」
この問題を解決するには、ブラウザを再起動します。
Java SE Development Kit(JDK)5.0バージョン1_5_0_7には、BI Publisherのパフォーマンスに影響するバグが含まれています。
この問題を解決するには、JDK 5.0 Update 11(1_5_0_11)にアップグレードします。この更新版は次のサイトからダウンロードできます。
http://java.sun.com/javase/downloads/index_jdk5.jsp
拡張インストールを既存のORACLE_HOMEで実行するとき、選択されたORACLE_HOMEのディレクトリ名に空白が含まれていると、ランタイム・エラーが発生します。これは、BI Publisherリリース10.1.3.3で使用されているOracle Universal Installer(OUI)バージョン10.1.0.6.0の制限事項です。ディレクトリ名はインストール前に検証されないので、インストールは続行しますが、ランタイム・エラーが発生して、インストールの取消しが必要になります。
この問題を回避するには、空白が含まれていないORACLE_HOMEディレクトリ名を選択します。
Discovererワークシートをレポート・データ・モデルで使用しているときに次のエラーが発生する場合があります。
500 - 内部サーバー・エラー
サーバーで内部エラーが発生したか構成が正しくなく、リクエストを完了できませんでした。
エラー: 501
Discoverer Webサービスでデータがワークシートから返される前に、BI Publisherが実行しているHTTPサーバーでタイムアウトが発生した可能性があります。この場合、次のファイルでTimeoutとKeepAliveTimeoutの値を大きくすると、この問題に対処できます。
<Oracle_Home>\Apache\Apache\conf\httpd.conf
たとえば、次の値を変更できます。
Timeout 1800
KeepAliveTimeout 15
前述の値を次のように変更します。
Timeout 7200
KeepAliveTimeout 150
値は秒単位(1800: 30分、7200: 2時間)であることに注意してください。
XサーバーがインストールされていないLinuxマシンやUNIXマシンでBI Publisherサーバーを実行すると、イメージが格納されているレポートが適切に生成されない場合があります。
この問題を回避するには、Java 1.4.2以上を実行している場合は、headlessの設定を行って環境を起動します。次のプロパティをjavaコマンドラインで指定します。
-Djava.awt.headless=true
バージョン1.4.2よりも前のJDKの場合、ご使用の環境に適したX Hostを実現する方法に関するドキュメントを参照してください。
レポート・ファイル名にマルチバイト・キャラクタが含まれている場合に、「レポート・アクション」アイコンを選択してから「このレポートのダウンロード」をクリックしレポートをダウンロードすると、生成されたzipファイルのファイル名は無効になります。この原因はJavaのバグです(詳細は、Sun Developer Networkを参照)。したがって、ダウンロードしたレポートzipファイルは、BI Publisherサーバーにアップロードすることはできません。この問題を回避するには、ASCII文字のみをファイル名に使用します。
マルチバイト・キャラクタのファイル名のエンコーディングは、実行時の環境のロケールとオペレーティング・システムに依存するので、BI Publisherではマルチバイト・キャラクタをファイル名に使用することはサポートされません。この問題を回避するには、ASCII文字のみをファイル名に使用します。
Oracle BI Publisherでは、BI Presentation Servicesにおいて適用されている列レベル・タイムゾーン設定はサポートされていません。BI PublisherレポートにおいてBI Answersリクエストを列レベル・タイムゾーン設定で使用すると、BI Presentation ServicesとBI Publisherに表示される日付が異なる場合があります。BI PublisherとBI Presentation Servicesのユーザー・タイムゾーン設定が同じであるかぎり、レポートに列レベル・タイムゾーン設定がなければこれは問題になりません。
BI Publisherサーバーがファイアウォールの背後に設定されているか、インターネットへのアクセスでプロキシが必要な場合に、外部WebサービスやHTTPデータソースを使用するには、Oracle Containers for J2EE(OC4J)か、プロキシに対応したサポート対象J2EEアプリケーション・サーバーを構成する必要があります。
OC4Jの場合、<Oracle_Home>\oc4j\bin\oc4j.cmdファイルを更新します。その際に次の行を探します。
rem JVMARGS
set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bi\server\Bin;C:\oracle\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
そして、次の文字列で更新します。
-Dhttp.proxyHost=<proxy.mycompany.com> -Dhttp.proxyPort=80
ファイルを更新すると、次のようになります。
rem JVMARGS
set JVMARGS=-Dhttp.proxyHost=<proxy.mycompany.com> -Dhttp.proxyPort=80 -Djava.library.path=C:\oracle\bi\server\Bin;C:\oracle\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
他のアプリケーション・サーバーの場合、関連ドキュメントを参照してください。
Analyzerテンプレートをマルチバイト・キャラクタのテンプレート名で作成し、「表示」のリンクかボタンを選択してレポートを実行すると、次のエラーが発生します。
500 - 内部サーバー・エラー
サーブレット・エラー: 例外が発生しました。現在のアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタでは、このレスポンスに含めることはできません。詳細は、アプリケーション・ログを参照してください。
「表示」を再度選択すると、レポートは正しくレンダリングされます。
この問題を回避するには、ASCII文字のみをテンプレート名に使用するか、レポートのオートラン・オプションを無効にします。
SSOが有効にされているときに、Internet Explorer 6.0をWebブラウザとして使用すると、レポート・エディタのパネルが正しく表示されない場合があります。この問題を回避するには、Internet Explorer 7.0かFirefox 2.0を使用します。
Oracle BI Publisher EnterpriseをOracle E-Business Suiteに統合した場合、BI Publisherの適切な権限が付与されたE-Business SuiteユーザーとしてBI Publisherにログインした後、「管理」タブが表示されなくなる可能性があります。これは、データベースのNLS_LANG設定がOC4JのNLS_LANG設定と一致していないことが原因です。
OC4JのNLS_LANGの値は、オペレーティング・システムのロケールから導出されます。したがって、この問題を解決するには、E-Business SuiteデータベースのNLS_LANG設定と一致するように、OC4Jオペレーティング・システムのLANG環境変数を、適切なロケール名に定義する必要があります。たとえば、OC4JがLinuxにデプロイされ、E-Business SuiteデータベースのNLS_LANGが「American_America.UTF8」と定義されている場合は、Linux OSのLANG環境変数を「en_US.UTF-8」と定義する必要があります。この変数の設定方法の詳細は、Oracle MetaLinkで次のノートを参照してください。
Note: 264157.1: The Correct NLS_LANG Setting in Unix Environments
Note: 351919.1: Globalization Support : JavaVM, Oracle JDBC Driver, NLS_LANG and OC4J
Discovererワークシートをデータソースとして使用してレポートを作成する際に、そのレポートにマルチバイト・キャラクタを含むパラメータ名がある場合、レポートをスケジュールしてもレポート履歴にマルチバイト・キャラクタを含むパラメータ名が正しく表示されません。
対話型の出力フォーマットを使用したAnalyzerテンプレートを選択する際に、「このレポートへのリンク」をクリックしてから「ドキュメントのみ」オプションを選択すると、新しいブラウザ・ウィンドウにURLをコピーして、そのURLでレポートをリクエストする場合に「500 - 内部サーバー・エラー」が発生します。
この問題への対処方法はありません。
注意: この問題は、Smart SpaceのFusion Edition 11.1.1.1で修正されています。
BI PublisherをOracle Smart SpaceのFusion Edition(リリース11.1.1)と連携させるには、強制的にBI Publisher WebサービスをRPC/エンコードで表示させる必要があります。この問題の対処方法としては、次に示すようにJVMパラメータを設定します。
重要: このオプションを設定すると、Oracle Business Intelligence Enterprise EditionのBI Officeコンポーネントが失敗します。したがって、BI Officeも使用する場合、BI PublisherをSmart Spaceと統合することはできません。
BI PublisherをSmart Spaceと統合するには、BI Publisherを稼動しているJ2EEアプリケーション・サーバーを起動するJavaコマンドを変更して、次のパラメータを追加します。
-Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd
たとえば、デフォルトのoc4j.cmdを使用している場合、
set
JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\w
eb\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata
-XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
この行を次のように変更します。
set
JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\w
eb\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata
-Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd -XX:MaxPermSize=128m
-Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
Oracle Smart Spaceと統合しない場合には、このコマンドは必要ありません。
次の手順は、Sun Java System Web Serverのデプロイメントにのみ適用します。
ユーザーがBI PublisherセッションからAnalyzer for Microsoft Excelをダウンロードしてインストールできるようにするには、次のようにWebサーバーのmime.typesファイルを更新する必要があります。
次の行を探します。
type=magnus-internal/cgi exts=cgi,exe,bat
次のように更新します。
type=magnus-internal/cgi exts=cgi,bat
次の行を探します。
type=application/octet-stream exts=bin
次のように更新します。
type=application/octet-stream exts=bin,exe
ご使用のアプリケーション・サーバーにBI Publisherアプリケーションをデプロイするときに、xmlpserver以外のコンテキスト・ルートを選択すると、BI Publisherデスクトップ・ツールをBI Publisherサーバーからダウンロードできません。
この問題を回避するには、web.xmlファイルを手動で構成する必要があります。web.xmlファイルは、次の場所に配置されています。
/<application installation>/xmlpserver/WEB-INF/web.xml
次のパラメータを更新して、選択したコンテキスト・ルートを指定します。
xmlp-online-web-dir
service-endpoint
web-dir
たとえば、コンテキスト・ルートをbipubと指定した場合、web.xmlファイル内のパラメータを次のように更新してください。
<#> <init-param>
<! -
This is the root webdir for the xmlpserver application. Modify this
if xmlpserver.ear is not deployed to its standard location.
- >
<param-name>xmlp-online-web-dir</param-name>
<param-value>/bipub</param-value>
</init-param>
<#> <init-param>
<! -
Path to the ServiceGateway SOAP end point. Most likely this will be the path for services deployed with Axis.
- >
<param-name>service-endpoint</param-name>
<param-value>/bipub/services/ServiceGateway</param-value>
</init-param>
<#> <init-param>
<! -
Path to report service web directory. - >
<param-name>web-dir</param-name>
<param-value>/bipub/report_service</param-value>
</init-param>
MHTMLリーダーは、現在Mac OS Xでは使用できません。ご使用のクライアントがMac OS Xを稼動している場合、レポートにMHTML出力フォーマットを選択するとエラーになります。
この問題への対処方法はありません。
次の手順は、HP-UX PA-RISC(32ビット)オペレーティング・システムにBI Publisherをインストールする場合にのみ適用します。BI Publisherを初めてインストールした場合、項目をリスト間で移動させる「移動」シャトル・アイコンおよび「すべて移動」シャトル・アイコンが、アイコンではなく文字列として表示されることがあります。
この問題を修正するには、BI Publisherサーバー(xmlpserver)を再起動します。
BI Publisher Flashテンプレートで生成されたPDF出力は、Adobe Reader 7.0.xを使用すると適切にレンダリングされないことがあります。
この問題を回避するには、Adobe Readerバージョン7.1以上にアップグレードします。
Microsoft Excel出力をRTFテンプレートで生成する場合、Excelは日付の値の形式を無視したり誤って解釈することがあります。これは、英語以外の言語でオペレーティング・システムを稼動した場合に発生することが多くあります。この問題を回避するには、フィールドに指定した日付の形式を削除します。
次の内容はLinux環境のみに該当します。
マルチバイト・キャラクタのサポートが必要な場合は、BI Publisherサーバーをインストールする前に、Linuxサーバーの文字エンコードを、次のようにUTF-8に設定する必要があります。
setenv LC_ALL xx_XX.utf8
xxは言語コード、XXは国コードです。次に例を示します。
setenv LC_ALL en_US.utf8
この設定が必要なのは、BI Publisherではリポジトリにファイル・システムを使用するからです。ユーザーがレポート名またはフォルダ名をマルチバイト・キャラクタで作成する場合、オペレーティング・システムでもUTF-8でエンコードされたマルチバイト・キャラクタを格納できる必要があります。
BI Publisher Enterpriseスタンドアロン・サーバーをLinux(OEL4)上にインストールすると、LANGおよびLC_ALLが日本語のロケール(ja_JP.utf8、ja_JP.eucjpなど)に設定されている場合に、インストール・ダイアログで日本語の文字が文字化けします。
この問題は、インストーラがJREバージョン1.4.2を使用するために発生します。
この問題を回避するには、runInstallerを起動するときに、次のようにバージョン1.5.xのJREを指定します。
./runInstaller -jreLoc /usr/java/jdk1.5.0_15/jre
BI Publisherでは、Oracle9i Databaseにパッケージされている国際化(I18N)ライブラリを使用します。BI PublisherをOracle Database 10g以降とともに使用している場合は、一定のロケールに関して、Oracle Databaseから返される日時の書式がBI Publisherから返される書式と一致しません。
この問題への対処方法はありません。
BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Microsoft SQL Server 2008の動作が保証されました。ただし、BI Publisherの「データソースの追加」ページでは、「ドライバ・タイプ」リストにオプションとしてMicrosoft SQL Server 2008が表示されません。
Microsoft SQL Server 2008データソースへのJDBC接続を追加するには、「ドライバ・タイプ」でMicrosoft SQL Server 2005を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。
BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Netezza 4.5の動作が保証されました。ただし、BI Publisherの「データソースの追加」ページでは、「ドライバ・タイプ」リストにオプションとしてNetezza 4.5が表示されません。
Netezza 4.5データソースへのJDBC接続を追加するには、「ドライバ・タイプ」でNetezza 4.0を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。
BI Publisherレポートに対して定義されるパラメータでは、パラメータが値のリスト(LOV)に関連付けられていない場合、ユーザーが直接値を入力できます。BI PublisherのパラメータがLOVに関連付けられている場合、ユーザーが実行できるのはリストから値を選択することのみです。Discovererでは、パラメータ値を直接入力することも、コンボ・ボックスと呼ばれるコントロールを通じてLOVから選択することもできます。BI Publisherには、コンボ・ボックスはありません。パラメータがLOVに関連付けられている、Discovererワークシートに基づくBI Publisherレポートでは、ユーザーはLOVからしかパラメータ値を選択できません。ユーザーは、それらのパラメータの値を直接入力することはできません。
Discovererワークシートに基づくデータ・モデルでは、BI Publisherは、ワークブックとワークシートを名前で参照します。ワークブックまたはワークシートの名前がDiscovererで変更された場合、新たな名前が付けられたDiscovererのワークブックまたはワークシートを指すようにBI Publisherレポートのデータ・モデルを更新しないかぎり、BI Publisherレポートを実行できません。
DiscovererをBI Publisherと統合するために信頼できるユーザーを構成する場合、ユーザー名にはシングルバイトのASCII文字のみを使用できます。BI Publisherは、マルチバイト・キャラクタを含むユーザー名で作成されたDiscoverer接続にはアクセスできません。
XMLデータファイルのサイズが5MBを超えている場合、Analyzer for Excelをネイティブ・モードで使用しないでください。かわりに、クライアント・アクセスを無効化するモードを使用します。このモードはレポート・プロパティとして設定されます。このモードの有効化の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「レポート・エディタの使用」を参照してください。クライアント・アクセスを無効化するモードでは、データが<ROWSET><ROW>...</ROWS>..</ROWSET>形式であることが必要です。
BI PublisherをWebLogic Server 10.3にデプロイする場合は、BI Publisherサーバーが含まれるドメインの起動スクリプトに設定を追加する必要があります。
起動スクリプトは次の場所にあります。
/weblogic_home/user_projects/domains/base_domain/bin/startWebLogic.sh
次の設定を追加します。
-Dtoplink.xml.platform=oracle.toplink.platform.xml.jaxp.JAXPPlatform
この設定は、BI PublisherがTopLink JARファイルを検出してScheduler表を作成できるようにするために必要です。
この問題は、IBM WebSphere 6.1のデプロイメントのみに該当します。
BI Publisherにログインしようとするときに、次のような例外を伴う「HTTP 500 内部サーバー・エラー」が発生することがあります。
SystemErr.log:
java.lang.VerifyError: class loading constraint violated (class: oracle/xml/parser/v2/XMLNode method: xdkSetQxName(Loracle/xml/util/QxName;)V) at pc: 0
このような場合には、必要に応じてWebSphereクラス・ローダーの構成プロパティを変更してください。
次の手順を実行して構成が正しいことを確認します。
WebSphere管理コンソールにログインします。「Applications」メニューから「Enterprise Applications」を選択します。
一覧から「xmlpserver」というアプリケーション名を選択します。
「Class loading and update detection」を選択します。
「Class Loader」→「General Properties」で、次のようにプロパティを設定します。
プロパティ | 設定 |
---|---|
Polling interval for updated files: | 0秒 |
Class loader order: | 最初にアプリケーション・クラス・ローダーをロードしたクラス |
WAR class loader policy: | アプリケーションの単一クラス・ローダー |
この変更を適用して、新しい構成を保存します。
xmlpserverアプリケーションを再起動します。
詳細は、次のWebサイトでIBM WebSphere 6.1のドキュメントを参照してください。http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/trun_classload_entapp.html
IBMのJDK 5.0がインストールされたAIXを実行環境として使用している場合は、システムをしばらくの間実行した後に不規則なエラーが発生することがあります。このエラーの原因は、JIT(Just-in-Time)の設定に関する問題です。
この問題を回避する手順は次のとおりです。
「-Xjit:count=0」というJavaオプションを使用してJITを遅延なしで機能させます。
たとえば、OC4Jを使用している場合は、JVMの起動時に次のコマンドを入力します(使用環境に適したコマンドについてはご使用のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください)。
java -Xjit:count=0 -jar oc4j.jar
このJavaオプションを使用すると、初回の実行時にJITによってすべてがコンパイルされるようになります。それに伴うデメリットとして、初回の実行時間が若干長くなることがありますが、2回目以降の実行には影響はありません。
この設定の詳細は、ご使用のIBM開発者キットおよびランタイム環境に応じた診断ガイドを参照してください。
RC4アルゴリズムは、AESなどのより新しいアルゴリズムに比べて安全性が低いため、新しいアプリケーションでの使用は推奨されていません。ただし、Adobe Acrobat 6.0でサポートされる暗号化アルゴリズムは、RC4アルゴリズムのみです。Oracle BI Publisherの今後のリリースでは、Adobe Acrobat 7.0以上のバージョンに対するAES暗号化のサポートも計画されています。
この問題への対処方法はありません。
信頼できるユーザー名とパスワードが渡されたときに傍受されることがあるので、Webサービスがホスティングされている中間層でHTTPSを有効にすることを強くお薦めします。また、BI PublisherとOracle BI Presentation Servicesとの間における通信やOracle BI PublisherとOracle BI Discovererとの間における通信に使用されるWebサービスも同様です。
SSLをセットアップしたら、下記の手順に従って証明書をインポートしてください。
Secure Sockets Layer(SSL)(つまり、https://を使用する)を介して保護されているWebサービスにコールしたときにエラーが発生した場合、WebサービスをホスティングするWebサーバーから証明書をエクスポートしてから、BI Publisherを実行しているマシンのJavaキーストアにインポートしなければならない場合があります。受信可能な最大長を超過したレコードをSSLで受信したことを示すようなエラーが発生する場合があります。
証明書をインポートする手順は次のとおりです。
WSDLが存在するHTTPSサイトに移動します。
画面上の指示に従って証明書をダウンロードします(画面に表示される指示は、使用しているブラウザによって異なります)。
次のように、Java keytoolを使用して、証明書をキーストアにインストールします。
keytool -import -file <certfile> -alias <certalias> -keystore <keystore file>
(条件付)Java設定用のシステム全体のキーストアがない場合は、次のようにJAVA_OPTS環境変数を設定して、キーストアの場所をBI Publisherサーバーに伝えます。
set JAVA_OPTS=-Djavax.net.ssl.trustStore=<keystore file>
手順3で-keystoreオプションを{java.home}/lib/security/cacertsディレクトリに設定した場合は、{java.home}/lib/security/cacertsがシステム全体のキーストアとなるため、この手順は不要です。
アプリケーション・サーバーを再起動します。
サーバー証明書が特定の認証局(VeriSignなど)にリンクしている場合は、これらの手順は不要です。ただし、Webサービスのサーバーで自己生成証明書を使用している場合(テスト環境内など)は、これらの手順が必要になります。
Microsoft Internet Explorer 6やInternet Explorer 7をSSL(つまり、https://を使用する)で使用する場合、PDFドキュメントやそれ以外のバイナリ・ ドキュメントを開くことはできません。これはInternet Explorerの問題で、キャッシュ制御ヘッダー(Cache-Control: No Cache)がHTTPレスポンスにあるときに発生します。詳細は、Microsoft社の次のドキュメントを参照してください。
Internet Explorer が SSL 経由によるファイルのダウンロードで "No-Cache" ヘッダーを処理できない
SSL でアクティブ ドキュメントをダウンロードすると、キャッシュを禁止します。
Oracle Application Serverのデプロイの場合は、mod_osso.confファイルを次のように変更すると、この問題を回避できます。
次のエントリを探します。
<Location /xmlpserver>
require valid-user
AuthType Basic
</Location>
このエントリを次のように変更します。
<Location /xmlpserver>
require valid-user
AuthType Basic
OssoSendCacheHeaders off
Header unset Pragma
Header unset Cache-Control
Header unset Vary
</Location>
Oracle Application Server以外のデプロイの場合、ご使用の環境で実施できる対処方法の詳細は、Microsoft社の前述のドキュメントを参照してください。また、HTTPヘッダーのプロパティ(PragmaやCache-Control)をオフにする方法の詳細は、ご使用のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。
BI Publisherを構成してLDAPサーバーを使用する場合、マルチバイト・キャラクタがユーザー名で使用されていると、そのユーザーに管理ロールが付与されていても「管理」タブを表示することはできません。この問題を回避するには、管理ロールが必要なユーザーにはASCII文字を指定してユーザー名を作成します。
ユーザーを削除しても「レポート」タブ/リポジトリのユーザー・ディレクトリ(「ホーム」→「ユーザー」)は削除されず、ユーザー・インタフェースで削除できません。
この問題を回避するには、ユーザーのフォルダをリポジトリから手動で削除する必要があります。
ファイルベースのリポジトリの場合:
BI Publisherがインストールされているマシンにログオンします。
%BIPublisher_Repository%/Usersディレクトリでユーザーのフォルダを探します。ユーザーのフォルダはそれぞれ、チルダで始まります(例: ~User1)。
削除されたユーザーのフォルダを削除します。
BI Publisherアプリケーションでダッシュボード・リンクをクリックしてBusiness Intelligenceダッシュボード・ページにナビゲートすると、ダッシュボード・ページにアクセスする前に再ログインが要求されます。
この問題への対処方法はありません。
Fusion IntelligenceのユーザーがOracle Business Intelligenceの「他の製品」メニューからBI Publisherを起動しようとしたときに、次のエラーが発生します。
Oracle BI Publisher Enterprise
Error processing your BI Publisher request. Please contact your administrator to review the log files.
Error Details
Error Codes: S8VLP8HS
Fusion Intelligenceの認証方法はBI Publisherに対応していないため、Fusion Intelligenceを使用しているときは、「他の製品」メニューからBI Publisherへナビゲートできません。
この問題への対処方法はありません。
BI Publisherのスーパーユーザー・アカウントに割り当てられている権限は、「管理」ページのタスクに制限されています。スーパーユーザーの目的は、外部セキュリティ・モデルが失敗した場合、または外部セキュリティ・モデルが正しく構成されていない場合に、システムにアクセスできるようにすることです。
クラスタ化された環境においてCUPSサーバーを配信オプションとして実装している場合、他に定義済プリンタがないと、CUPSサーバーが配信オプションとして表示されないことがあります。
この問題を回避するには、「管理」→「配信」→「プリンタ」インタフェースでエントリを作成して、実際に存在するプリンタまたはダミーのプリンタを配信先として追加します。
次の問題は、BI Publisherスケジューラに関連しています。
リリース10.1.3.2.1以降、管理者がBI Publisherスケジューラを正しく構成していないと、ユーザーがXMLP_SCHEDULERロールを持っている場合でも、「スケジュール」タブと「スケジュール」ボタンが無効化されます。「スケジュール」タブと「スケジュール」ボタンを有効にするには、Scheduler表を構成してインストールする必要があります。『Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド』の「スケジューラ・データベースの構成」を参照してください。
OC4JコンテナにBI Publisherがホストされている環境でBI Publisherスケジューラ・スキーマをMicrosoft SQL 2005サーバーにインストールするには、次のフォルダのTopLink JARファイルを削除する必要があります。
<OC4J_Home>\toplink\jlib\*
これらのJARファイルは、BI Publisher Enterprise ServerのWEB-INF/libフォルダに配置されているJDBCドライバのJARファイルsqljdbc.jarと競合します。
「スケジューラ構成」ページで、データベース・タイプを選択して設定内容を適用すると、データベース・タイプがユーザー・インタフェースで選択したタイプの別バージョンにリセットされます。「スケジューラ構成」ページでは異なるタイプが表示されますが、スケジューラの基本的な実装や機能に影響を及ぼすことはありません。
この現象は、次の場合に発生することがあります。
Microsoft SQL Server 2000がMicrosoft SQL Server 2005にリセットされる
IBM DB2バージョン8がIBMDB2バージョン9にリセットされる
MySQL 5.0がMySQL 4.1にリセットされる
BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Microsoft SQL Server 2008の動作が保証されるようになりました。ただし、BI Publisherの「スケジューラ構成」ページでは、サポートされているデータベース・タイプのリストにオプションとしてMicrosoft SQL Server 2008が表示されません。
スケジューラ・データベースとしてMicrosoft SQL Server 2008を使用するには、「データベース・タイプ」でMicrosoft SQL Server 2005を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。
ユーザーズ・ガイドには、表レポートの代替ROWでの背景色の設定方法について説明する、行のフォーマットに関するトピックがあります。この説明は、PDF出力に対してのみ有効です。HTML、RTFおよびExcelの出力フォーマットでは、代替ROWに背景色は表示されません。これらの出力フォーマットでは、すべての行が白い背景色で表示されます。
この問題への対処方法はありません。
Microsoft Wordには、ヘッダーおよびフッターについて、ページの端からの距離を指定するページ設定オプションがあります。このオプションは、「ファイル」メニューから「ページ設定」→「余白」タブを選択し、「用紙の端からの距離」ボックスで設定します。出力フォーマットがRTFである場合、この余白設定は保持されません。かわりに、デフォルトの余白設定を使用して出力が作成されます。HTML、PDFおよびExcelなどのその他の出力フォーマットでは、この余白設定は正しく機能します。
この問題への対処方法はありません。
Oracle XDKはIEEE 754規格に対応したXSL標準に準拠しているため、小数点を含む数字を加算する場合に丸めの問題が発生することがあります。たとえば、Oracle BI Publisherで、次の構文を使用して13683.80および516.39を加算するとします。
<?13683.80 + 516.39?>
この構文では、バイナリ浮動小数点演算用のIEEE 754規格に基づく制限によって値14200.189999999999が返されます。
この問題を回避するには、次に示すformat-number関数またはround構文を使用して、14200.19が戻り値として返されるようにします。
<?format-number:(13683.80 + 516.39);'D99'?>
または
<?(round((13683.80 + 516.39)*100) div 100)?>
繰返し可能フィールドを持つPDFテンプレートを設計する場合、縦モードでの出力は正しくフォーマットされます。ただし、同じレポートを横モードで作成すると、表のヘッダーは正しく表示されますが、次の問題が発生します。
繰り返される行の情報(つまり、反復内の各データ・フィールド)が90度回転して表示される。
繰り返される行が、垂直方向に上から下へではなく、水平方向に右から左へ表示される。
この問題への対処方法はありません。
PDFテンプレート内のデータ・フィールドとフォーム・フィールドのマッピングに使用するBI PublisherのPDFマッピング・ツールでは、現在Adobe Acrobat Reader 8.0をサポートしていません。Acrobat Reader 7.0(英語のみのサイトではAcrobat Reader 6.0)を使用してください。
複数の言語で作業する場合、「Template Builder」ダイアログで適切に文字列の表示や入力を行うには、オペレーティング・システムの地域設定を作業対象言語用に設定する必要があります。「地域と言語のオプション」を設定する手順は次のとおりです。
「コントロール パネル」から「地域と言語のオプション」を選択します。
「詳細設定」タブをクリックします。
「Unicode 対応でないプログラムの言語」の下で、適切な言語をリストから選択します。
Template Builderでは、オペレーティング・システムの地域設定で使用できる言語以外の言語はサポートされていません。
BI PublisherのAnalyzer for Excelと新しいBI Officeアドイン(Oracle Business Intelligence Enterprise Editionで利用可能)の両方を使用する場合、BI PublisherのAnalyzer for Excelを最初にインストールする必要があります。BI Officeアドインを最初にインストールすると、BI PublisherのAnalyzer for Excelをインストールする前にBI Officeアドインを削除してから再インストールする必要があります。
Excelを含むMicrosoftアプリケーションでは、ファイル名の長さ制限があります。この制限は、バージョンやオペレーティング・システムの組合せによって異なります。Excelでファイルを開く場合、フルパスおよびファイル名(拡張子を含む)の長さの合計は制限を超えることはできません(通常、200〜256文字)。ファイル名がこの制限を超えると、Excelアナライザの起動時に次のエラーが発生します。
ファイル<filename>.xlsが見つかりません。ファイル名のスペルとファイルの場所が正しいことを確認してください。
ファイル名にマルチバイト・キャラクタが含まれていると、このエラーが発生する可能性が高くなります。
この問題を回避するには、レポート名を短くして、ファイル名にマルチバイト・キャラクタを使用しないでください。
Template Builderを使用し、チャート周辺へのグループまたは繰返しグループの挿入を試行した場合、繰返しグループのプロパティを指定するためのダイアログ・ボックスは表示されません。
この問題を回避する手順は次のとおりです。
カーソルをテンプレートのチャートの前に置きます。
「Oracle BI Publisher」メニューで「挿入」→「フィールド」の順に選択します。
「フィールド」ダイアログに表示されたデータから任意の要素を選択し、チャートの前に挿入します。
フィールドを挿入した後で、そのフィールドとチャートを選択します。
Oracle BI Publisherメニューで、「挿入」→「繰返しグループ」の順に選択します。
「BI Publisherのプロパティ」ダイアログ内の繰返しグループのプロパティを指定し、繰返しグループを挿入します。
繰返しグループが挿入された後で、チャートの前に作成した一時フィールドを削除します。
Flashテンプレートでは、Adobe Flash Player 9が必要です。現時点ではFlash Player 9は、Solaris上のFireFoxでは利用できません。この問題への対処方法はありません。
データ・モデルとしてBI Publisherデータ・テンプレートを使用するレポートが、次のエラーを表示して失敗する場合があります。
データが定義されていません
このエラーは、データ・テンプレート内でパラメータを定義してもユーザー・インタフェースを介して値を渡していない場合に発生します。たとえば、次のように、データ・テンプレートにパラメータ(例では、"P1")を定義するとします。
<dataTemplate name="prodTemplate" dataSourceRef="demo-hr">
<parameters>
<parameter name="P1" dataType="character" defaultValue="Hello"/>
</parameters>
<dataQuery>
<sqlStatement name="prodStmt">
<![CDATA[
select last_name, first_name, salary
from employees
where salary > 4000
]]>
</sqlStatement>
</dataQuery>
</dataTemplate>
このパラメータを、BI Publisherの「レポートを編集」ページに定義しないと、このエラーが発生します。
この方法で定義したレポートは、リリース10.1.3.2ではエラーを引き起こしませんが、リリース10.1.3.3ではエラーが発生します。
この問題を回避するには、BI Publisherの「レポートを編集」ページでパラメータを定義します。
この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。
リリース10.1.3.4.1より前は、BI Publisherデータ・テンプレートから渡されるパラメータのデータ型が検証されませんでした。データ・テンプレートのパラメータに関して定義されているデータ型に関係なく、パラメータ値は文字列オブジェクトとして渡されていました。したがって、データ・テンプレートから関数へ、またはパラメータが別のデータ型で定義されているレポートへパラメータを渡しても、エラーは発生しませんでした。
10.1.3.4.1では、データ型の検証が実装されています。データ・テンプレートから渡されるパラメータのデータ型が、関数またはレポートで定義されているパラメータのデータ型と一致しない場合は、エラーがスローされます。
以前は正常に実行されていたレポートでエラーが発生する場合があることに注意してください。エラーを回避するには、データ・テンプレートで定義されているパラメータのデータ型と、引渡し先の関数またはレポートで定義されているデータ型が一致することを確認してください。
BI Publisherクエリー・ビルダーには、表の列をすべてチェックするオプションがありますが、表が20列を超える場合は、最初の20列しか選択されません。
この問題を回避するには、すべての列を手動で選択する必要があります。
BI Publisherクエリー・ビルダーを使用してクエリーを構築する場合には、列名に対する別名を指定するオプションがあります。指定した名前にマルチバイト・キャラクタが含まれている場合、次のエラーが表示されます。
「別名に不正な文字が見つかりました。」
この問題への対処方法はありません。
値リスト(LOV)のクエリーを作成する際には、「デフォルトのデータソース」または特定のデータソースを選択できます。「デフォルトのデータソース」を選択した場合、レポートを実行すると、その実行が失敗して次のエラーが返されることがあります。
パラメータ名: <parameter> データベース接続を確立できません (null)
または、処理中のインジケータのみが表示されてデータが返されないことがあります。
この問題を回避するには、LOVのクエリーを作成する際に特定のデータソースを選択します。
Webサービスをデータソースとして設定するときに、WebサービスWSDLおよびWebサービス・エンド・ポイントがHTTPSプロトコルを使用する場合、BI PublisherサーバーおよびリクエストされたターゲットでSSL(Secure Socket Layer)ハンドシェイクを実行できるように、適切な構成を行う必要があります。
SSLハンドシェイクを設定する手順は次のとおりです。
WSDLが存在するHTTPSサイトに移動します。
画面上の指示に従って証明書をダウンロードします(指示は、使用しているブラウザによって異なります)。
次のように、Java keytoolを使用して、証明書をキーストアにインストールします。
keytool -import -file <certfile> -alias <certalias> -keystore <keystore file>
アプリケーション・サーバーを起動する前に、JAVA_OPTS環境変数を設定して、キーストアの場所をBI Publisherサーバーに伝えます。
set JAVA_OPTS=-Djavax.net.ssl.trustStore=<keystore file>
アプリケーション・サーバーを再起動すると、BI PublisherからHTTPS WSDLにアクセスできるようになります。
Template Builder for Microsoft Wordアドインに含まれるオンライン・ヘルプには、次のような記述があります。
Template Builderは、BI Publisher構成ファイルとともに使用できます。構成ファイルの名前はxdoconfig.xmlとし、BI Publisherディレクトリ下のconfigディレクトリ(C:\Program Files\Oracle\BI Publisher Desktop\configなど)に保存する必要があります。
configディレクトリへのパスが正しくありません。正しいパスは次のとおりです。
C:\Program Files\Oracle\BI Publisher Desktop\Template Builder for Word\config
Template Builder for Microsoft Wordアドインに含まれるオンライン・ヘルプには、「ツリー表示」ペインおよび「プロパティ」ペインのフォント・サイズの設定について適切でない説明が含まれています。この説明は、「UI」タブの説明の下にある「オプション」ダイアログのヘルプ・ページにあります。フォント・サイズの設定は、「UI」タブの「オプション」から削除されており、ヘルプ・ページの「フォント・サイズ」というセクションは適切ではないため、無視してください。
BI Publisher動作要件ガイドが更新されました。IBM Websphere 6.0は、アプリケーション・サーバーとしてサポートされていません。BI Publisherの旧バージョンからのアップグレードの場合、Websphereをバージョン6.1にアップグレードする必要があります。
BI Publisher動作要件ガイドの初期リリースに記載されている、BI Publisher Template Builder for Microsoft WordアドインはJava Runtime Environment(JRE)バージョン1.4で動作保証されているという記述は正しくありません。この記述は、Javaバージョン1.5に対するものです。
このリリースの最新のすべての動作保証に関する情報は、『Oracle Business Intelligence Publisher Certification Information』を参照してください。このドキュメントは、次のOracle Business Intelligence Publisherドキュメント・ライブラリから入手できます。
http://www.oracle.com/technology/documentation/bi_pub.html
リリース10.1.3.4以降、BI PublisherではJava 1.4がサポートされていません。BI PublisherサーバーおよびBI Publisherデスクトップ・コンポーネントは、いずれもJava 5.0(1.5)以降が必要です。
『Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド』には、Java Runtime 1.4がサポートされているという誤った記述が次の箇所に記載されています。
「BI Publisherは、Java 1.4.2またはJava 5.0(1.5)に基づくJDBCをサポートするすべてのデータベースに対する動作がサポートされています。」これは、「Java 5.0(1.5)」のみの誤りです。
「Template Builder for Microsoft Wordアドインには、Java RuntimeまたはJDK 1.4以降が必要です。」これは、「Java Runtime 1.5以降」の誤りです。
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』(リリース10.1.3.4)および『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』(10.1.3.4より前のリリース)の「バーストの有効化」にある「パラメータ・マッピング」表で、プリンタ・チャネルのパラメータ・リストに誤りがあります。
次の表に、現在記載されている誤ったパラメータ値と、正しいパラメータ値を示します。
パラメータ | 誤って記載された値 | 正しい値 |
---|---|---|
パラメータ1 | プリンタ・グループ | プリンタ名 |
パラメータ2 | プリンタ | 印刷部数 |
パラメータ3 | 印刷部数 | 面 |
パラメータ4 | 面 | トレイ |
パラメータ5 | トレイ | 使用されない |
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』(リリース10.1.3.4)および『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』(10.1.3.4より前のリリース)の記載内容に次の誤りがあります。
「RTFテンプレートの作成」の章にあるトピック「描画、図形およびクリップアートのサポート」の「CD評価の例」で、星型を繰り返す構文に誤りがあります。次の表に、誤った構文と正しい構文を示します。
フィールド | フォーム・フィールド入力 |
---|---|
(星型) | <?for-each@shape:xdoxslt:foreach_number($_XDOCTX,0,USER_RATING,1)?> |
正しい構文を次の表に示します。$_XDOCTXの後の0は1に設定する必要があります。
フィールド | フォーム・フィールド入力 |
---|---|
(星型) | <?for-each@shape:xdoxslt:foreach_number($_XDOCTX,1,USER_RATING,1)?> |
『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』(リリース10.1.3.4)および『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』(10.1.3.4より前のリリース)の『セキュリティ・モデルの定義』で、BI Publisherテンプレート・デザイナ・ロールの内部名がXMLP_TEMPLATE_DESIGNERと誤って記載されています。正しい内部名はXMLP_TEMPLATE_BUILDERです。
このBI Publisherロールは、次の各項で誤って記載されています。
LDAPとの統合
Oracle E-Business Suiteセキュリティとの統合
Oracle BI Serverセキュリティとの統合
Oracle Databaseセキュリティとの統合
BI Publisherテンプレート・デザイナ・ロールについて、次のように記載されています。「Template BuilderからBI Publisherサーバーに接続してテンプレートのアップロードとダウンロードができるロール」。
列挙されているセキュリティ・モデルの1つをすでに設定済(または、設定する予定)で、ユーザー用のBI Publisherテンプレート・デザイナ・ロールを必要とする場合は、セキュリティ・モデルのXMLP_TEMPLATE_BUILDERロールを設定してから、このロールをユーザーに対して割り当てる必要があります。
『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』で、BI PublisherのJava API操作に必要なJARファイルの一覧に誤りがあります。正しい一覧は次のとおりです。
bicmn.jar: チャート・ライブラリ
bipres.jar: チャート・ライブラリ
collections.jar: 配信APIまたはバースティング・エンジンで操作する場合にのみ必要
i18nAPI_v3.jar: ローカライゼーション関数で使用されるi18nライブラリ
jewt4.jar: チャート・サポート・ライブラリ
orai18n.jar: キャラクタ・セット・ファイルおよびグローバリゼーション・サポート・ファイルを含む
share.jar: チャート・サポート・ライブラリ
versioninfo.jar
注意: BI PublisherのE-Business Suiteバージョンを使用している場合は、かわりにaolj.jarを使用してください。
xdochartstyles.jar: BI Beanにはない追加チャート・スタイルを含む
xdocore.jar: BI Publisherのコア・ライブラリ
xdoparser.jar: スケーラブルなXMLパーサーおよびXSLT 2.0エンジン
xmlparserv2.jar: 主要なXMLパーサーまたはXSLTエンジン
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「RTFテンプレートの拡張された関数サポート」の「拡張されたSQLおよびXSL関数」に、除算関数の構文が次のように誤って記載されています。
<?xdofx:2/3?>
正しい構文は次のとおりです。
<?xdofx:2 div 3?>
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「レポートのスケジュール」で、「月次に実行」オプションの説明に、レポートを複数の日に実行できるという内容が、「レポートを複数の日に実行する場合は、各日付をカンマで区切って入力します(例: 1,15,28)。」と記載されています。
この説明は正しくありません。このフィールドには複数の日付を入力できません。このオプションで入力できるのは1日だけです。
『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「RTFテンプレートの作成」の「イメージとチャートの挿入」に、BLOBデータをイメージとしてレンダリングする構文が誤って記載されています。
ここでは、次のように記載されています。「データソースがデータ・テンプレートで、結果のXMLに、BLOBとしてデータベースに保存されたイメージ・データが含まれている場合、テンプレートに挿入したフォーム・フィールド(実行時におけるイメージのレンダリング場所)で、次の構文を使用します。」
<fo:instream-foreign-object content type="image/jpg">
<xsl:value-of select="IMAGE_ELEMENT"/>
</fo:instream-foreign-object>
この構文のcontent typeという属性の表記は正しくありません。次のように、ハイフンでつないでcontent-typeと表記する必要があります。
<fo:instream-foreign-object content-type="image/jpg">
レポートの終了ページ(奇数または偶数)を指定できるRTFテンプレート機能は、PDF出力でのみサポートされています。この制限事項は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「RTFテンプレートの作成」の章には記載されていません。
この項では、Oracle BI Publisherリリース10.1.3.3の初期リリース以降に解決された問題について説明します。
Excel出力のチャートがあるレポート・レイアウトを表示すると、チャートが表示されず、チャートの場所に小さいアイコンのみが表示されることがあります。
この問題を回避するには、次の手順に従って、イメージURLにおけるセキュリティのブロックを解除する必要があります。
WEB-INF/web.xmlを開きます。
次のブロックを探します。
<filter-mapping>
<filter-name>SecurityFilter</filter-name>
<url-pattern>/xdo/tmp/*</url-pattern>
</filter-mapping>
<url-pattern>要素を次のように変更します。
<filter-mapping>
<filter-name>SecurityFilter</filter-name>
<url-pattern>/xdo/tmp/*.tmp</url-pattern>
</filter-mapping>
このセキュリティ・ポリシーを前述のように緩和すると、HTTPセッションでは認証なしでアクセスしてこれらのイメージを表示できることに注意してください。乱数がイメージ・ファイル名で使用されていても、BI Publisher HTMLレポートで使用している動的なイメージ(チャートやグラフ)を、他人が作成したプログラムで探索できてしまう危険性があります。
一部のプラットフォームでは、「レポートの表示」ページでレポートをPDF形式で生成する際に、BI Publisherがリクエストを処理していることを示す「処理中」または「ビジー」のインジケータが表示されないため、ユーザーは実行アクションに成功したかどうかを確認できません。
データソースが複数のSQLクエリーから連結されたXMLである場合、BI Publisherサーバーに直接接続するとXMLデータがTemplate Builderに正しくロードされません。
この問題を回避するには、データ・モデルを構築した後、サンプル・データを生成してアクセス可能なディレクトリに保存します。Template Builderのデータ・ロード機能(Oracle BI Publisherの「データ」→「サンプルXMLデータのロード」を選択)を使用して、レポート・データをTemplate Builderにロードします。Template Builderを切断モードで使用する方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。
BI Publisherの「レポートの表示」ページでは、次の3つの領域においてアクセシビリティ標準に準拠するための機能拡張が図られています。
バナーのOracleロゴに代替テキスト・タグが追加されました。
パラメータ、テンプレートおよび出力の各フォーマット・リストにアシスティブ・テクノロジ用の適切なラベル・タグが追加されました。
ナビゲーション・リンクに「ナビゲーションをスキップ」タグが追加されました。
10.1.3.3.0では、RTFレイアウト・テンプレートに含められるCURRENT_SERVER_URLシステム・パラメータが値を返しません。この問題は、リリース10.1.3.3.1では修正されています。
管理者がBI Publisherのゲスト・フォルダ名を変更して、この変更内容を反映するためにサーバーを再起動した場合、ユーザーが次回このフォルダにアクセスを試みるときに資格証明の入力が求められます。この問題を回避するには、ゲスト・フォルダの名前を変更しないでください。
LDAPセキュリティ・モデルを使用する場合、メンバー・グループの権限が親グループから正常に継承されないことがあります。たとえば、XMLP_DevelopmentというOracle Internet Directory(OID)グループがあり、このグループはXMLP_Adminという別のグループのメンバーであるとします。この場合、XMLP_Developmentグループのメンバーであるユーザーに、XMLP_Adminに割り当てられている権限が正常に継承されないことがあります。
10.1.3.3.0では、レポートの編集時に、「BI Publisher管理者」ロールを持つユーザーではなく、「BI Publisherデベロッパ」ロールのユーザーに対して「500 - 内部サーバー・エラー」が表示されます。この問題を回避するには、レポートを編集する必要のあるすべてのユーザーに「BI Publisher管理者」ロールを付与します。
Microsoft Windows XPでTemplate Builder for Wordを使用しているときに、Windows XP KB936021用のMicrosoftセキュリティ・アップデートを適用した場合、XMLデータをロードしようとすると、次のエラーが発生する可能性があります。
"Compile error in hidden module Module-starter"
この問題を回避する手順は次のとおりです。
Microsoft Wordを終了します。
Windowsの「スタート」メニューから、「プログラム」→「Oracle BI Publisher Desktop」→「Template Builder for Word Language」を選択します。
言語を選択して「OK」をクリックします。
BI Publisherのデータ・テンプレートを使用してXMLデータを生成する際にscalable_modeプロパティを"on"に設定すると、éやëなどの拡張ASCII文字がXMLデータ内に正しく作成されません。このプロパティは、データ・テンプレートの<properties>セクションで<property name="scalable_mode" value="on"/>と設定されています。
BI Publisherのバースティング機能を使用する際に、そのバースティング・ジョブにプリンタへのPDFレポートの送信が含まれる場合、レポートの印刷に失敗して次のエラーが表示されることがあります。
クライアント: (40A) ドキュメント・フォーマットがサポートされていません
これは、バースティング・エンジンが「application/pdf」に設定したドキュメント・コンテンツ・タイプが、すべてのプリンタでは認識されていないことが原因で発生します。この問題を解決するために、リリース10.1.3.3.1では、バースティング・エンジンによって印刷ジョブのコンテンツ・タイプが「application/octet-stream」に設定されます。
RTFテンプレートで<?xdofx:chr(n)?>関数を使用する場合、レポートの実行またはプレビューを試みる際に次のエラーが表示されることがあります。
oracle.xdo.parser.v2.XPathException: 拡張関数エラー: メソッドで'chr'が見つかりません
BI Publisherのリリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2および10.1.3.3.3に追加された新機能については、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。このマニュアルには、Oracle BI Publisherのリリース10.1.3.2より後に追加された次の新機能に関する詳細な説明が記載されています。
リリース10.1.3.4の基本ドキュメント(『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』および『Oracle Business Intelligence Publisher管理者および開発者ガイド』)は、次の機能を含むように更新されています。
Template Builderにおいて強化された機能
Flashテンプレート
PowerPoint出力
Oracle BI Discovererとの統合
パフォーマンスの向上
BI PublisherフォーマットへのOracle Reportsレポートの変換
PDFドキュメントにおけるデジタル署名のサポート
PostScriptプリンタのサポート
Webサービスのデータソースのタイムアウト値
eTextデータ・フィールドのBIDI機能
デフォルトのリポジトリ
Oracle BI Publisher Web Services
ドキュメント・キャッシュのサポート
新しい出力タイプのサポート
BI PublisherのライブラリでバンドルされているDataDirect Connect for JDBCドライバ
「このレポートへのリンク」はレポートのオプションとして設定可能
RTF出力用ページ区切り制御コマンドのサポート強化
複数のカスケード・パラメータのサポート
外部イメージの垂直位置合せのサポート
レポートにおける複数の通貨記号の表示のサポート
Oracle Enterprise Performance Management Workspaceとの統合
Oracle Smart Spaceとの統合
多次元データソースのサポート
BI Publisher Webサービスに対する強化
After Reportトリガーのサポート
複合Webサービスのデータソースとしてのサポート
新しいレポート・プロパティ「Analyzer for Excelからのクライアント・アクセスを無効化」
Template Builder for Microsoft Wordアドインに対する強化(ページ区切りのサポート、追加のチャート・タイプのサポート、クロス集計機能の強化など)
リリース10.1.3.4.1に追加された新機能については、『Oracle Business Intelligence Publisher新機能ガイド』を参照してください。次のような機能があります。
Oracle WebLogic Server 10.3のサポート
シングル・サインオン・プロバイダの拡張サポート
LDAPキャッシュの自動リフレッシュ
Siebel CRMセキュリティのサポート
バースト・レポート用のセキュアなファイル転送プロトコル(SFTP)のサポート
データ・モデルの強化
JNDI接続プールのスケジューラ・サポート
日付パラメータの計算式のサポート
RTFテンプレートの強化
BI Publisherヘッダーからロゴおよびリンクを削除
ゲスト・ページへのアクセスの制限
BI Publisher Webサービスに対する更新
このマニュアルは、Oracle BI Publisherとともに配布されるドキュメント・ライブラリに含まれています。
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