Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデプロイメント・ガイド > Oracle BI Presentation Servicesの資格証明ストア >

サポートされている記憶域タイプ


BI Presentation Servicesの資格証明ストアでサポートされている記憶域のタイプは次のとおりです。

  • XMLファイル・システム・ストア

    資格証明とシークレットは、XMLファイルのファイル・システム・ストアに保存できます。このファイルの構文は、BI Presentation Servicesによって定義されます。XMLファイルには、ディスク上の資格証明と秘密鍵のファイルを示すノードが含まれています。ファイルには、ユーザー名とパスワードをベースにした資格証明に加えて、オプションでパスワードの暗号化もサポートすることもできます。credentialstore.xmlというデフォルトXMLファイル・ストアが、BI Presentation Servicesに用意されています。

  • Javaキーストア

    Javaキーストアは、鍵と資格証明の記憶域に使用できます。BI Presentation Servicesには、Javaキーストア・ファイル内に保存されている資格証明と鍵を抽出するためのJavaコンポーネントが用意されています。

  • カスタム・ストア

    BI Presentation Servicesの資格証明ストアでは、カスタム・ストア内の資格証明とシークレットの記憶域がサポートされています。BI Presentation Servicesでは、テキスト・ベースの交換フォーマットを使用して資格証明データにアクセスします。

XMLファイルの資格証明ストア、Javaキーストアおよびカスタム・ストアの詳細は、この章の「資格証明ストアの記憶域タイプ」を参照してください。

資格証明は複数のストアに保存できます。BI Presentation Servicesの資格証明ストアのサービスでは、構成されているすべての場所から実行時に資格証明が抽出され、システムのアクセス用として資格証明のスーパーセットが内部の資格証明ストアに作成されます。たとえば、資格証明はJavaキーストアからロードされる場合もあれば、DAPベースのカスタム・ストアからロードされる場合もあります。また、BI Presentation Services独自のXMLファイル・フォーマットのストアからロードされる場合があります。このような状況では、個別のストレージ・システム間で別名が一意である必要があります。

Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデプロイメント・ガイド Copyright © 2006, Oracle. All rights reserved.