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OIDのリポジトリでのLDAP Serverエントリの作成

この作業は、「Oracle BIにおけるユーザー認証のためのOracle Internet Directoryの使用」の一部です。

次の手順に従って、新しいLDAP ServerエントリをOracle Internet Directoryのリポジトリ（rpd）に作成します。

OIDのユーザー認証のリポジトリを変更するには

1. BI Administration Toolでrpdを開き、アプリケーションのメニューから「Manage」→「Security」を選択します。
2. Security Managerのメニューから「Action」→「New」→「LDAP Server」を選択します。
3. 「General」タブで、次の例で示すようにフィールドに値を入力します。

   Hostname: <Oracle Internet Directoryホスト名>
   Port number: <Oracle Internet Directoryポート>
   LDAP version: LDAP 3
   Base DN: <ベース識別名（DN）>
   Bind DN: <OIDのバインドに必要な識別名>
   Bind password: <バインドDNのパスワード>

   前述の「Base DN」フィールドにより、認証検索の開始点を特定します。

   「Bind DN」と「Bind password」のエントリが空欄の場合は、匿名バインドとみなされます。デフォルトでは、OIDでは匿名バインドがサポートされます。

   次に例を示します。

   Hostname: oid.mycompany.com
   Port number: 389
   LDAP version: LDAP 3
   Base DN: ou=Business Intelligence,c=us,o=mycompany
   Bind DN: cn=orcladmin
   Bind password: orcladminのパスワードを指定します

   前述の例において、orcladminはOracle Internet Directoryのスーパーユーザーを示します。

4. 「Advanced」タブで、ユーザーを一意に識別するために使用する属性タイプを設定します。

   「Automatically generated」チェック・ボックスの選択を解除し、属性名をテキスト・ボックスに入力します。

   たとえば、「mail」と入力します。

   mail属性により、ユーザーのプライマリ電子メールアドレスを識別します。

   例: mail: user.name@mycompany.com

   Oracle Internet Directoryで使用される標準LDAP属性の詳細は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』を参照してください。

5. 「General」タブに戻り、「Test Connection」ボタンをクリックしてOIDサーバーへの接続が正常に行われることを確認します。