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Oracle Identity Manager Siebel User Management Connectorガイド
リリース9.0.4
B52696-02
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Oracle Identity Manager Siebel User Management Connectorの更新情報

この章では、リリース9.0.4.6のSiebel User Management Connectorのソフトウェアおよびドキュメントに関する更新の概要を示します。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われた更新について説明します。

リリース9.0.4.1でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.1でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

インストール・メディアに収録されているコネクタ・ファイルのディレクトリ構造の変更

xlSiebel.jarファイルは、xlSiebel.jarおよびSiebelRecon.jarという2つのファイルに分けられました。これに対応して、次の各項の内容が変更されています。

リリース9.0.4.1_6713023でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.1_6713023で解決された問題は次のとおりです。

Oracle Bug# 問題 解決内容
6713023 接続障害により、ユーザー・リコンシリエーションおよびプロビジョニングが機能しません。 この問題は解決されました。

リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.2で解決された問題を次に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
7014401 プロビジョニング時に設定したタイムゾーン値が、ターゲット・システムに表示されません。 この問題は解決されました。プロビジョニング時にタイムゾーン値が正しく格納されるようになりました。

リリース9.0.4.3でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.3で実装されたソフトウェアの更新は次のとおりです。

コネクタ・インストーラの使用

Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上では、管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。

詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。

リリース9.0.4.4でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.4で解決された問題を次に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
7308907 ターゲット・システム・データベースがGMT以外のタイムゾーンに設定されている場合、増分リコンシリエーションが失敗します。たとえば、ターゲット・システム・データベースのタイムゾーンがGMT+08:00に設定されていると、増分リコンシリエーションは失敗します。 この問題は解決されました。Siebel Reconスケジュール済タスクにSiebelDatabaseTimeZone属性が追加されました。この属性を使用すると、ターゲット・システム・データベースのタイムゾーンを指定できます。

SiebelDatabaseTimeZone属性の詳細は、「ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」を参照してください。


リリース9.0.4.5でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.5で解決された問題を次に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
7308907 コネクタではTimeStamp ITリソース・パラメータに保存されているタイムスタンプを使用して、リコンサイルする必要のあるターゲット・システム・レコードを特定します。ただし、夏時間は考慮されていませんでした。 この問題は解決されました。SiebelReconタスクにDayLightSaving属性が追加されました。この属性を使用して、タイムスタンプに追加する必要のある時間(分単位)を指定します。

サンプル値: 60

このサンプル値を使用する場合は、TimeStampパラメータの中に保存されているタイムスタンプに対して60分が追加され、直前のリコンシリエーションを実行した後に作成または変更されたレコードを特定するために新しいタイムスタンプが使用されます。

デフォルト値: 0

注意: SiebelReconスケジュール済タスクのSiebelDatabaseTimeZone属性がSiebelServerTimeZoneという名前に変更されています。

7163582 ターゲット・システムがSiebel 8.0だった場合は、次の問題が発生していました。

プロビジョニング操作の際に、職責のないユーザーに職責を割り当てようとした場合は、接続例外が発生していました。

この問題は解決されました。プロビジョニング操作の際に、職責のないユーザーに職責を割り当てられるようになりました。
7561587 プロビジョニング操作を介してユーザーに主職責を設定することができませんでした。 この問題は解決されました。PrimaryResponsibility参照フィールドを使用して、プロビジョニング時に主職責を設定できるようになりました。

関連項目:この機能に関する問題については、「既知の問題」の章のOracle Bug#7703095を参照してください。

6847114 ターゲット・システムで、複数の部門にわたって1つの担当名を使用していた場合は、担当名のうちただ1つの出現がLookup.Siebel.Position参照定義にリコンサイルされます。 この問題は解決されました。担当名は、ターゲット・システム上での一意のIDに基づいてリコンサイルされます。Lookup.Siebel.Position参照定義からのサンプル・エントリは、次のとおりです。

Code Key1: 0-55RNY

Decode1: Finance, General Manager

Code Key2: 0-57T1J

Decode2: Sales, General Manager

7668306 ターゲット・システムからリコンサイルされた職責の名前に特殊文字が含まれている場合は、プロビジョニング操作を介してユーザーに割り当てることはできませんでした。 この問題は解決されました。一重引用符(')を除き、職責の名前に特殊文字が含まれている場合も、プロビジョニングを介してユーザーに割り当てることができるようになりました。

注意: 一重引用符(')を含む職責の名前は、プロビジョニングを介してユーザーに割り当てることはできません。職責の名前に一重引用符が含まれている場合は、ターゲット・システムが職責の名前を検索できないことが原因です。

7667566 プロビジョニング操作を介してユーザーの担当を削除した場合は、例外が発生していました。 この問題は解決されました。プロビジョニングを介して、ユーザーの職責を削除できます。
7673332 プロビジョニングを介して1つ以上の職責がユーザーに割り当てられた場合でも、ユーザーのステータスが「非アクティブ」になっていました。 この問題は解決されました。ユーザーに職責が割り当てられない場合は、ユーザーのステータスが「非アクティブ」になります。プロビジョニングを介してユーザーに職責を割り当てる場合は、ユーザーのステータスは「アクティブ」に変化します。

リリース9.0.4.6でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.6で実装されたソフトウェアの更新は次のとおりです。

Siebel 8.1.1のサポート

このリリース以降、コネクタではSiebel 8.1.1をサポートしています。このことは、「デプロイ要件の確認」で説明します。

リリース9.0.4.6で解決された問題

リリース9.0.4.6で解決された問題を次の表に示します。

Oracle Bug# 問題 解決内容
8223113 Oracle Identity Managerに対するプロビジョニング操作を介して主担当を従業員に割り当てる場合は、ターゲット・システム上の管理 - ユーザー・モジュールに正しく反映されます。ただし、管理 - グループ・モジュールでは、特定の従業員にとって担当が主であることを指定するチェック・ボックスが選択解除されたままになります。 この問題は解決されました。従業員と主担当の関係は管理 - グループ・モジュールの中で正しく表示されます。

ユーザーへの担当の割当てに関する項は、コネクタ・ガイドから削除されています。


ドキュメント固有の更新

このガイドでのドキュメント固有の更新は、次のとおりです。