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Oracle Identity Manager IBM Lotus Notes and Domino Connectorガイド
リリース9.0.4
E05498-04
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Oracle Identity Manager IBM Lotus Notes and Domino Connectorの更新情報

この章では、リリース9.0.4.5のIBM Lotus Notes and Dominoコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われた更新について説明します。

リリース9.0.4.1.xのソフトウェア更新

リリース9.0.4.1.xでのソフトウェアの更新は次のとおりです。

解決された問題

リリース9.0.4.1.xで解決された問題は次のとおりです。

Oracle Bug# 問題 解決内容 リリース
6699500 リコンシリエーション実行中、変更されたユーザー・レコードのステータスが、イベントを受信のままになっていました。つまり、変更されたユーザー・レコードはリンクされませんでした。 現在この問題は解決されています。変更されたユーザー・レコードのステータスは、イベントをリンク済になります。 9.0.4.1_6739862
6813482 Add Userプロビジョニング操作の完了に時間がかかりました。 現在この問題は解決されています。Add Userプロビジョニング操作の完了にかかる時間は大幅に短縮されました。 9.0.4.1_6868231
6627965 attributemapping_prov.propertiesファイルに追加された属性が、プロビジョニングの際にプロビジョニングされませんでした。 現在この問題は解決されています。attributemapping_prov.propertiesファイルに追加された属性が、プロビジョニングの際にプロビジョニングされます。 9.0.4.1+xxxx+6027293+6627965
6397485 Lotusユーザーのメール・ファイルが、カスタマイズされませんでした。ただし、ユーザーをDominoサーバーに既存の名前でプロビジョニングすると、既存のユーザー/メール・ファイルがLotus6.5に上書きされ、例外がDomino 7.0.xでスローされました。 現在この問題は解決されています。次のように修正されました。
  • プロセス・フォーム内のメール・ファイル名フィールドがカスタマイズされています。(ユーザーがこのフィールドを空白にすると、メール・ファイル名が名+氏で構築されます)

  • メール・ファイルの事前移入アダプタが作成されています。

  • Lotus 7.0の例外処理が導入されています。

  • コネクタで同じ名前のユーザーが存在するかどうかチェックされ、適切なエラー・メッセージが戻されます。

9.0.4.1+6392533+6397485+6328685+6027293
6328685 ターゲット・リソースのリコンシリエーションの際、リコンサイルされたデータがリンクされませんでした。ユーザー・データのステータスがイベントを受信のままでした。 現在この問題は解決されています。ターゲット・リコンシリエーションが完了し、イベントがリンクされます。 9.0.4.1+6392533+6397485+6328685+6027293
6027293 インターネット・ユーザー(DN形式ではないユーザーIDを持つユーザー)がリコンサイルされませんでした。 現在この問題は解決されています。インターネット・ユーザー(DN形式ではないユーザーIDを持つユーザー)がリコンサイルされます。 9.0.4.1+6392533+6397485+6328685+6027293

リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

IBM Lotus Domino Server 8.0.1のサポート

サポートされているターゲット・システムのリストにIBM Lotus Domino Server 8.0.1が追加されました。必要な情報は、このマニュアルの該当箇所に記載されています。

解決された問題

リリース9.0.4.2で解決された問題は次のとおりです。

Oracle Bug# 問題 解決内容
6645041 ユーザーが関連するOUの認証者である場合、ターゲット・システムで、ユーザーの組織単位(OU)を更新できませんでした。このアクションを試行するプロビジョニング操作が必ず失敗していました。これより前のリリースのコネクタでは、その後の任意の名前フィールドを更新しようとする操作が失敗していました。 現在では、その前のユーザーのOU更新操作が失敗した場合でも、任意の名前フィールドを更新できます。

注意: 「既知の問題」の章に名前フィールドに関連するその他の問題が示されています。

6723807 名前フィールド(「姓」フィールドなど)やその他のフィールド(「コメント」フィールドなど)の更新が含まれる場合、プロビジョニング操作が失敗していました。 現在では、名前フィールドやその他のフィールドを更新できます。

ただし、プロビジョニングに新しいフィールドを追加する場合、名前フィールドおよび新しく追加されたフィールドの更新を含むプロビジョニング操作は失敗します。


リリース9.0.4.3でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.3でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

コネクタ・インストーラの使用

Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上では、管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。

詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。

リリース9.0.4.4でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.4でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

リリース9.0.4.5でのソフトウェアの更新

リリース9.0.4.5で解決された問題は次のとおりです。

Oracle Bug# 問題 解決内容
7482958 カスタマイズされたコネクタで「パスワードを忘れた場合」機能を介して設定したパスワードは、OIMユーザーからLotus Notesリソースに伝播されませんでした。 この問題は解決されました。OIMユーザーからLotus Notesリソースへのパスワード伝播を有効にした場合、「パスワードを忘れた場合」機能を使用した場合でも、パスワード伝播が行われます。

ドキュメント固有の更新

次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われたドキュメント固有の更新について説明します。

リリース9.0.4.3までのドキュメント固有の更新

リリース9.0.4.3までに、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

リリース9.0.4.4のドキュメント固有の更新

リリース9.0.4.4では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。