この章では、リリース9.0.4.2でのMicrosoft Windowsコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連項目: 以前のリリースで新たに更新された内容の詳細は、そのリリースのこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
この項では、コネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。また、ソフトウェアの各更新内容に応じて変更された、このマニュアルの項目も示します。
この項では、このガイドでの主要な変更事項について説明します。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われた更新について説明します。
リリース9.0.4.1では、コネクタのインストール・ファイルの名前とディレクトリ構造が変更されました。
リリース9.0.4.2でのソフトウェアの更新は次のとおりです。
Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上では、管理およびユーザー・コンソールでコネクタ・インストーラ機能を使用できます。この機能を使用すると、コネクタのインストール手順を自動化できます。
詳細は、「Oracle Identity Managerリリース9.1.0以上へのコネクタのインストール」を参照してください。
リリース9.0.4.2で解決された問題を次に示します。
Oracle Bug# | 問題 | 解決内容 |
---|---|---|
5180725および5180704 | 「ユーザーの更新」プロビジョニング操作を介して、ターゲット・システム上のユーザー・ディレクトリに対して設定した共有名を更新できませんでした。 | この問題は解決されました。「ユーザーの更新」プロビジョニング操作を介して共有名を更新できるようになりました。 |
5573882 | 「ユーザーの作成」プロビジョニング操作を介してユーザーのディレクトリを作成できなかった場合でも、管理およびユーザー・コンソールでユーザーに対して「プロビジョニング済」ステータスが表示されていました。 | この問題は解決されました。「ユーザーの作成」プロビジョニング操作を介してディレクトリを作成できない場合は、ユーザーに対して「プロビジョニング」ステータスが表示されます。 |
7597465 | Microsoft Windowsコネクタを、リリース9.0.4.10以上のMicrosoft Active Directoryコネクタと組み合せて使用できませんでした。 | この問題は解決されました。Microsoft Windowsコネクタを、任意のリリースのMicrosoft Active Directoryコネクタと組み合せて使用できるようになりました。 |
次の各項では、コネクタのリリース9.0.4から現在のリリースまでに行われたドキュメント固有の更新について説明します。
リリース9.0.4.3でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。
「デプロイ要件の確認」で、Oracle Identity Managerのホスト・プラットフォーム名が追加されています。
リリース9.0.4.2でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。
「サポートされている機能」で、サポートされている機能のリストにAdd New Share Pathプロビジョニング機能が追加されています。
「既知の問題」の章が次のように変更されました。
次の記述が削除されています。
Oracle Identity Managerがインストールされているサーバーのロケールは、ターゲット・システム上でのフォルダの作成を可能にするために使用する言語に設定する必要があります。たとえば、ターゲット・システム上で日本語を使用している場合は、日本語ロケールを実行しているサーバーにOracle Identity Managerをインストールする必要があります。
次の記述が追加されています。
Oracle Bug#5691610: コネクタでは、Microsoft Windows以外のオペレーティング・システム上にOracle Identity Managerがインストールされているデプロイ構成はサポートされていません。
Oracle Bug#7490324: プロビジョニング操作に関して、ファイル・サーバー、Oracle Identity Managerおよびプロビジョニング操作を実行するためにOracle Identity Managerによって使用されるターゲット・システム・アカウントは、同じドメイン上に存在している必要があります。