Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース2(10.2) B28462-01 |
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「Mail NNTPサービス」は、基礎となるメール・システムによって提供されるNNTP機能の可用性、パフォーマンスおよび使用状況を監視します。
「メッセージ(Messages)」カテゴリでは、メッセージの情報を示します。
「NNTPレスポンス(NNTP Response)」カテゴリは、クライアント・アプリケーションから見たOracle Mail NNTPサービスのレスポンス特性を取得します。
注意: ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの収集頻度は15分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表66-1 「NNTPレスポンス(NNTP Response)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
[NNTP]接続時間(ミリ秒)([NNTP] Connect Time (ms)) |
NNTPサーバーがクライアントからのネットワーク接続を許可するのにかかる時間。Oracle Net Servicesリスナーのパフォーマンスも示します。接続時間は、このサービスを監視するビーコンによって判断される値です。ビーコンは、Perlスクリプトを実行し、ホストをpingして合計接続時間を判断します。複数のビーコンがこのサービスを監視している場合、表示される値はすべてのビーコンで判断されるすべての値の平均です。 |
[NNTP]ステータス([NNTP] Status) |
クライアントがNNTPサービスを介して電子メールにアクセスできるかどうかを示します。可用性は、このサービスを監視するビーコンによって決まります。 Mail NNTPサービスのステータスが「停止中」の場合は、Mail NNTPサービスのホームページで根本原因分析によって取得された結果を確認します。 |
[NNTP]ステータス・メッセージ([NNTP] Status Message) |
メッセージのステータスを説明します。ステータスは、このサービスを監視するビーコンが判断したステータスによって決まります。 |
[NNTP]ニュース記事のポスト時間(ミリ秒)([NNTP] Time to post news article (ms)) |
NNTPサーバーを介してニュースグループにメッセージをポストするのにかかる時間。また、ニュース・メッセージはOracle Collaboration Suiteデータベース(メール・ストア)に格納されるため、このメトリックはデータベースのパフォーマンスも示します。この時間は、このサービスを監視するビーコンによって判断される値です。ビーコンは、Perlスクリプトを実行し、ホストをpingして合計時間を判断します。複数のビーコンがこのサービスを監視している場合、表示される値はすべてのビーコンで判断されるすべての値の平均です。 |
[NNTP]ニュース記事の取得時間(ミリ秒)([NNTP] Time to retrieve news article (ms)) |
NNTPサーバーを介してOracle Collaboration Suiteデータベース(メール・ストア)からメッセージを取得するのにかかる時間。このメトリックはデータベース・パフォーマンスも示します。この時間は、このサービスを監視するビーコンによって判断される値です。ビーコンは、Perlスクリプトを実行し、ホストをpingして合計時間を判断します。複数のビーコンがこのサービスを監視している場合、表示される値はすべてのビーコンで判断されるすべての値の平均です。 |
[NNTP]合計時間(ミリ秒)([NNTP] Total Time (ms)) |
(NNTPサーバーへの)接続、送信およびメッセージの受信にかかる合計時間。この合計時間は、このサービスを監視するビーコンによって判断される値です。ビーコンは、Perlスクリプトを実行し、ホストをpingして合計時間を判断します。複数のビーコンがこのサービスを監視している場合、表示される値はすべてのビーコンで判断されるすべての値の平均です。 |