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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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73 Mail Virus Scrubber冗長性グループ

「Mail Virus Scrubber冗長性グループ」ターゲットは、Virus Scrubberエージェントによって監視される、構成、特性および機能が同じターゲットの論理的な集まりです。単一のVirus Scrubberサーバー・インスタンスは、そのインスタンスのホストまたはシステムの失敗による影響を受けますが、冗長なVirus Scrubberのグループでは、Virus Scrubberサーバー・インスタンスの1つが損失しても、そのような失敗はクライアントに一切表示されず、グループ内の他のVirus Scrubberサーバー・インスタンスによるリクエスト処理が許可されて機能し続けます。

73.1 メッセージ(Messages)

「メッセージ(Messages)」カテゴリでは、メッセージの情報を示します。


注意:

ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの収集頻度は15分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表73-1 「メッセージ(Messages)」メトリック

メトリック 説明

検出された感染数(Number of Infections Found)

ウィルスに感染したメッセージの数。感染数は、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットの、感染したすべてのメッセージの合計です。

修復された感染数(Number of Infections Repaired)

修復された感染メッセージの数。修復された感染数は、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットの、修復されたすべての感染メッセージの合計です。

スキャンを保留しているメッセージの数(Number of Messages Pending Scan)

まだウィルス・スキャンが実行されていないメッセージの数。この値は、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットの、まだスキャンされていないすべてのメッセージの合計です。

プリスキャン済のメッセージの数(Number of Messages Pre-scanned)

ウィルスのプリスキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットの、ウィルスのプリスキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。

スキャン済のメッセージの数(Number of Messages Scanned)

ウィルス・スキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットの、ウィルス・スキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。


73.2 レスポンス(Response)

「レスポンス(Response)」カテゴリは、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットが実行中かどうかをチェックし、表示します。

73.2.1 ステータス(Status)

このメトリックは、Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットが使用可能かどうかを示します。Virus Scrubberエージェントによって監視されるターゲットが1つでも使用可能であれば、ステータスは「稼働中」になります。

ユーザーの処理

Mail Virus Scrubber冗長性グループのステータスが「停止中」の場合は、Mail Virus Scrubberエージェントによって監視される各ターゲットのステータスを確認して、停止中のターゲットを特定します。