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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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74 Mail Virus Scrubberサービス

「Mail Virus Scrubberサービス」は、基礎となるメール・システムによって提供されるメールのウィルス・スクラブ機能の可用性、パフォーマンスおよび使用状況を監視します。

74.1 メッセージ(Messages)

「メッセージ(Messages)」カテゴリでは、メッセージの情報を示します。


注意:

ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの収集頻度は15分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表74-1 「メッセージ(Messages)」メトリック

メトリック 説明

検出された感染数(Number of Infections Found)

ウィルスに感染したメッセージの数。感染数は、Virus Scrubber冗長性グループの、感染したすべてのメッセージの合計です。

修復された感染数(Number of Infections Repaired)

修復された感染メッセージの数。修復された感染数は、Virus Scrubber冗長性グループの、修復されたすべての感染メッセージの合計です。

スキャンを保留しているメッセージの数(Number of Messages Pending Scan)

まだウィルス・スキャンが実行されていないメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループ全体でまだスキャンされていないすべてのメッセージの合計です。

プリスキャン済のメッセージの数(Number of Messages Pre-scanned)

ウィルスのプリスキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループの、ウィルスのプリスキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。

スキャン済のメッセージの数(Number of Messages Scanned)

ウィルス・スキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループの、ウィルス・スキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。


74.2 レスポンス(Response)

Mail Virus Scrubberの「レスポンス(Response)」カテゴリは、Mail Virus Scrubberサービスが稼働中かどうかをチェックし、表示します。

74.2.1 ステータス(Status)

このメトリックは、Mail Virus Scrubberサービスが使用可能かどうかを示します。このステータスは、すべてのVirus Scrubber冗長性グループおよび依存する他のターゲットのステータスです。つまり、Mail Virus Scrubberサービスが使用可能になるには、すべてのVirus Scrubber冗長性グループおよび依存するターゲットが使用可能であることが必要です。

ユーザーの処理

Mail Virus Scrubberサービスのステータスが「停止中」の場合は、Mailリスト・サービスのホームページで根本原因分析によって取得された結果を確認します。