Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース2(10.2) B28462-01 |
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「Mail Virus Scrubberサービス」は、基礎となるメール・システムによって提供されるメールのウィルス・スクラブ機能の可用性、パフォーマンスおよび使用状況を監視します。
「メッセージ(Messages)」カテゴリでは、メッセージの情報を示します。
注意: ターゲットがリリース1.0の場合、各メトリックの収集頻度は15分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表74-1 「メッセージ(Messages)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
検出された感染数(Number of Infections Found) |
ウィルスに感染したメッセージの数。感染数は、Virus Scrubber冗長性グループの、感染したすべてのメッセージの合計です。 |
修復された感染数(Number of Infections Repaired) |
修復された感染メッセージの数。修復された感染数は、Virus Scrubber冗長性グループの、修復されたすべての感染メッセージの合計です。 |
スキャンを保留しているメッセージの数(Number of Messages Pending Scan) |
まだウィルス・スキャンが実行されていないメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループ全体でまだスキャンされていないすべてのメッセージの合計です。 |
プリスキャン済のメッセージの数(Number of Messages Pre-scanned) |
ウィルスのプリスキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループの、ウィルスのプリスキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。 |
スキャン済のメッセージの数(Number of Messages Scanned) |
ウィルス・スキャンが実行されたメッセージの数。この値は、Virus Scrubber冗長性グループの、ウィルス・スキャンが実行されたすべてのメッセージの合計です。 |
Mail Virus Scrubberの「レスポンス(Response)」カテゴリは、Mail Virus Scrubberサービスが稼働中かどうかをチェックし、表示します。
このメトリックは、Mail Virus Scrubberサービスが使用可能かどうかを示します。このステータスは、すべてのVirus Scrubber冗長性グループおよび依存する他のターゲットのステータスです。つまり、Mail Virus Scrubberサービスが使用可能になるには、すべてのVirus Scrubber冗長性グループおよび依存するターゲットが使用可能であることが必要です。
ユーザーの処理
Mail Virus Scrubberサービスのステータスが「停止中」の場合は、Mailリスト・サービスのホームページで根本原因分析によって取得された結果を確認します。