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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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2 カレンダ・アプリケーション

Oracle Calendarアプリケーション・システムのプロセスのメトリックを示します。

2.1 カレンダ・アプリケーションのデータベース・サイズ(Calendar Applications DB Size)

OCAS/sessiondbおよびOCAS/linkdbが存在するディスク領域の可用性を監視します。これらの可用性がそれぞれ10%と5%に満たない場合は、しきい値が設定されます。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表2-1 「カレンダ・アプリケーションのデータベース・サイズ(Calendar Applications DB Size)」メトリック

メトリック 説明

使用可能なディスク領域(%)(% Disk Space Available)

2.1.1項「使用可能なディスク領域(%)(% Disk Space Available)」


ファイル・システム(Filesystem)

Oracle Calendarアプリケーション・システムがインストールされているファイルシステムの名前

マウント済(Mounted on)

Oracle Calendarアプリケーション・システムがあるマウント済のドライブまたはディレクトリ

合計ディスク領域(KB)(Total Disk Space (Kb))

Oracle Calendarアプリケーション・システムがインストールされているファイルシステムの領域の合計

合計サイズ(MB)(Total Size (Mb))

Oracle Calendarアプリケーション・システムのデータベース・サイズの合計(MB単位)

合計空き領域(KB)(Total Space Free (Kb))

Oracle Calendarアプリケーション・システムがインストールされているファイルシステムの使用可能領域の合計

合計使用済領域(KB)(Total Space Used (Kb))

Oracle Calendarアプリケーション・システムがインストールされているファイルシステムの使用済領域の合計


2.1.1 使用可能なディスク領域(%)(% Disk Space Available)

Oracle Calendarアプリケーション・システムがインストールされているファイルシステムの使用済領域の合計をパーセントで示します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表2-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

<


10

5

1

定義なし


複数のしきい値

このメトリックでは、「データベース・ディレクトリ」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「データベース・ディレクトリ」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「データベース・ディレクトリ」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

2.2 カレンダ・アプリケーションのプロセス情報(Calendar Applications Processes Info)

このメトリックは、次のOracle Calendarアプリケーション・システム・プロセスの情報を示します。

  1. 0= CPU時間

  2. 1= メモリー使用量

  3. 2= プロセスが開始されてからの経過時間


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表2-3 「カレンダ・アプリケーションのプロセス情報(Calendar Applications Processes Info Metrics)」メトリック

メトリック 説明

CPU時間(CPU Time)

Oracle Calendarアプリケーション・システム・プロセスのCPU消費率です。収集されたプロセスのうち、最もアクティブな10個について表示されます。

経過時間(Elapsed Time)

関連するOracle Calendarアプリケーション・システム・プロセスが開始してからの経過時間を[[dd-]hh:]mm:ss形式で示したもので、ddは日数、hhは時間数、mmは分数、ssは秒数をそれぞれ表します。収集されたプロセスのうち最もアクティブな10個について表示されます。

メモリー・サイズ(KB)(Memory Size (Kb))

2.2.1項「メモリー・サイズ(KB)(Memory Size (Kb))」を参照してください。

PID

Oracle Calendarアプリケーション・システム・プロセスIDの10進値です。最もアクティブな10個のプロセスについて表示されます。


2.2.1 メモリー・サイズ(KB)(Memory Size (Kb))

仮想メモリーの関連Oracle Calendarアプリケーション・システム・プロセスの合計サイズをKB単位で表します。収集されたプロセスのうち、最もアクティブな10個について表示されます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表2-4 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

50000

1

定義なし


複数のしきい値

このメトリックでは、「カレンダ・プロセス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「カレンダ・プロセス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「カレンダ・プロセス」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

2.3 レスポンス(Response)

このメトリックは、Oracle Calendarアプリケーション・システムの「システム」Webページに到達する際のレスポンス時間を表示します。

2.3.1 レスポンス時間(Response Time)

Oracle Calendarアプリケーション・システムの「システム」ページに到達する際のレスポンス時間をミリ秒単位で表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.3.2 ステータス・コード(Status Code)

レスポンス時間に応じて、Oracle Calendarアプリケーション・システムのステータスが設定されます。このメトリックには、メトリックが0でない場合にしきい値が設定されます。

  1. 0= OK

  2. 1= タイムアウト

  3. 2= サービスが停止している可能性が高い

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表2-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


1

2

1

定義なし