Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース2(10.2) B28462-01 |
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このメトリックにより、メモリー消費の前のCPU消費に降順でソートされている上位10のカレンダ・プロセスを監視します。
このメトリックは、Oracle Calendarデータベースがあるディスク領域を監視します。このディスク領域の可用性についてしきい値が設定されます。Oracle Calendarデータベースが共有ディスクにマウントされている場合、このメトリックにはOracle Calendarデータベースのみではなく、Oracle Calendarデータベースとこのディスクにマウントされている他のすべてのアプリケーションの共有使用量が示されます。
注意: ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表3-1 「カレンダ・データベースのサイズ(Calendar DB Size)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
使用可能なディスク領域(%)(% Disk Space Available) |
|
ファイル・システム(Filesystem) |
Oracle Calendarサーバーがインストールされているファイルシステムのタイプ |
マウント済(Mounted on) |
Oracle Calendarサーバーがあるマウント済のドライブまたはディレクトリ |
合計ディスク領域(MB)(Total Disk Space (MB)) |
このファイルシステムの合計ディスク・サイズ(MB単位) |
合計サイズ(MB)(Total Size (MB)) |
Oracle Calendarサーバー・データベースの合計サイズ(MB単位) |
合計空き領域(MB)(Total Space Free (MB)) |
Oracle Calendarサーバーがインストールされているファイルシステムで使用可能な合計ディスク領域 |
合計使用済領域(MB)(Total Space Used (MB)) |
Oracle Calendarサーバーがインストールされているファイルシステムの合計使用済領域 |
Oracle Calendarサーバーがインストールされているファイルシステムの使用可能領域の合計をパーセントで示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表3-2 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
< |
10 |
5 |
1 |
定義なし |
複数のしきい値
このメトリックでは、「データベース・ディレクトリ」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「データベース・ディレクトリ」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「データベース・ディレクトリ」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。
このメトリックは、最もアクティブな10個のOracle Calendarサーバー・プロセスを監視します。これらのプロセスはCPU消費に基づいて降順でソートされ、CPU消費の後ろにメモリー消費が表示されます。
注意: ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表3-3 「カレンダ・サーバーの上位プロセス(Calendar Server Top Processes)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
CPU時間(CPU Time) |
最もアクティブな10個のカレンダ・サーバー・プロセスによって使用されたCPU消費量の割合を監視します。 |
経過時間(Elapsed Time) |
関連するOracle Calendarサーバー・プロセスが開始してからの経過時間を[[dd-]hh:]mm:ss形式で示したもので、ddは日数、hhは時間数、mmは分数、ssは秒数をそれぞれ表します。収集されたプロセスのうち最もアクティブな10個について表示されます。 |
メモリー・サイズ(MB)(Memory Size (MB)) |
仮想メモリーの関連Oracle Calendarサーバー・プロセスの合計サイズをKB単位で表します。収集されたプロセスのうち、最もアクティブな10個について表示されます。 |
PID |
Oracle Calendarサーバー・プロセスIDの10進値。最もアクティブな10個のプロセスについて表示されます。 |
このメトリックは、カレンダ・サーバー・システムへの接続数の情報を収集します。
注意: ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表3-4 「接続(Connections)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
専用接続の数(Number of Dedicated Connections) |
専用接続の合計数。Oracle Calendar、Oracle Connector For Outlookまたは任意のカレンダSDKベースのアプリケーションなどのデスクトップ・クライアントによって確立された接続が含まれます。 |
予約済接続数(Number of Reserved Connections) |
|
共有接続の数(Number of Shared Connections) |
Oracle Calendar Webクライアント・インタフェースやOracle Calendar SyncなどのWebベース・アプリケーションによって確立された共有接続の合計数。これらのアプリケーションでは、すべての接続ユーザー間で共有されるカレンダ・サーバーへの接続プールが確立されます。 |
カレンダ接続の合計数(Total Number of Calendar Connections) |
すべてのタイプのカレンダ・サーバーへの接続の合計数。 |
サーバーによって内部で確立された予約済接続の合計数です。通常はSNCエンジンおよびCWSに関係します。カレンダ・サーバーに複数のノードがある場合は、カレンダ接続の予約数をノード・ネットワーク接続数にあわせる必要があります。値が低すぎる場合には、このメトリックのしきい値が設定されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
現在キューにあるワイヤレス通知/アラーム・リクエストの数を示します。このメトリックには、メトリックが高すぎる場合にしきい値が設定されます。
現在キューにあるワイヤレス通知/アラーム・リクエストの数を示します。値が高すぎる場合には、このメトリックのしきい値が設定されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
現在キューにあるノード間レプリケーション・リクエストの数。値が高すぎる場合には、このメトリックのしきい値が設定されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
現在キューにあるノード間イベント・レプリケーション・リクエストの数を示します。このメトリックには、メトリックが高すぎる場合にしきい値が設定されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
このメトリックは、CWSによって処理されたリクエストの累積数の情報を提供します。
注意: ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表3-10 「CWS累積キュー統計(CWS Cumulative Queue Stats)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
メール・リクエスト・エラー(Mail Requests Errors) |
|
処理済メール・リクエスト(Mail Requests Processed) |
最後の間隔以降にCWSによって正常に処理されたメール通知リクエストの数 |
レプリケーション・リクエスト・エラー(Replication Requests Errors) |
|
処理済レプリケーション・リクエスト(Replication Requests Processed) |
CWSによって正常に処理されたノード間レプリケーション・リクエストの合計数 |
SSRリクエスト・エラー(SSR Requests Errors) |
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処理済SSRリクエスト(SSR Requests Processed) |
CWSによって正常に処理されたサーバー側リマインダ・リクエストの合計数 |
ワイヤレス・リクエスト・エラー(Wireless Requests Errors) |
|
処理済ワイヤレス・リクエスト(Wireless Requests Processed) |
CWSによって正常に処理されたワイヤレス通知リクエストの合計数 |
CWSによって処理された、エラーのあるメール・リクエストの数を示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
CWSによって処理された、エラーのあるノード間レプリケーション・リクエストの合計数を示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
CWSによって処理された、エラーのあるサーバー側リマインダ・リクエストの合計数を示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
64KBのデータをCalendar Serverに送信し、応答を受信するための合計トランザクション時間(全ノードをテスト)。このトランザクション時間には、サーバーに対する接続および認証が含まれます。
カレンダ・サーバーのステータスを表示し、「稼働中」、「一部稼働中」または「停止中」のステータスを返します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
このメトリックは、カレンダ・サーバーのレスポンス時間の計算に使用されます。
注意: ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。 |
次の表では、メトリックとその説明を示します。
表3-16 「レスポンス時間(64KB)(Response Time (64 Kb))」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
認証OHを除いた時間(ミリ秒)(Time Excluding Authentication OH (ms)) |
64KBのデータをカレンダ・サーバーに送信し応答を受信する際の、認証を除いた合計トランザクション時間(全ノードをテスト) |
接続OHを除いた時間(ミリ秒)(Time Excluding Connection OH (ms)) |
64KBのデータをカレンダ・サーバーに送信し応答を受信する際の、接続時間を除いた合計トランザクション時間(全ノードをテスト) |
合計トランザクション時間(ミリ秒)(Total Transaction Time (ms)) |