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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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32 Oracle Content Services

「Oracle Content Services」ターゲットは、指定されたドメイン内のすべてのOracle Content Servicesプロセスで構成されます。これらのOracle Content Servicesプロセスは、サーバー、エージェントまたはサーブレットを実行します。

Oracle Enterprise Managerを使用して、これらのプロセスを監視および管理できます。

32.1 すべてのセッション(All Sessions)

「すべてのセッション(All Sessions)」カテゴリは、ターゲットOracle Content Servicesドメインのセッション情報のサマリーを提供します。また、すべてのOracle Content Servicesノード・プロセスおよびすべてのOracle Content Servicesサーバー・タイプの合計セッション件数をレポートします。

32.1.1 セッション(Sessions)

このメトリックは、すべてのOracle Content Servicesノード・プロセスおよびすべてのOracle Content Servicesサーバー・タイプのターゲットOracle Content Servicesドメインの合計セッション件数をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

32.2 ドキュメント(Documents)

「ドキュメント(Documents)」カテゴリは、ターゲットOracle Content Servicesリポジトリに格納されているドキュメントの基本的なドキュメント統計を提供します。ドキュメントの総数、ドキュメントのコンテンツ・サイズの合計および平均がレポートされます。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は60分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-1 「ドキュメント(Documents)」メトリック

メトリック 説明

平均コンテンツ・サイズ(KB)(Average Content Size (KB))

ターゲットOracle Content Servicesリポジトリに格納されているドキュメントの平均コンテンツ・サイズ(KB単位)

合計コンテンツ・サイズ(GB)(Total Content Size (GB))

ターゲットOracle Content Servicesリポジトリに格納されているドキュメントの合計コンテンツ・サイズ(GB単位)

合計数(Total Number)

ターゲットOracle Content Servicesリポジトリに格納されているドキュメントの合計数


32.3 MIMEタイプ別のドキュメント(Documents By MIME Type)

「MIMEタイプ別のドキュメント(Documents By MIME Type)」カテゴリは、ターゲットOracle Content Servicesリポジトリに格納されているドキュメントのドキュメント統計を、MIMEタイプ・グループ別に提供します。MIMEタイプ・グループごとに、ドキュメント数およびコンテンツ・サイズの合計と平均をレポートします。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は60分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-2 「MIMEタイプ別のドキュメント(Documents by MIME Type)」メトリック

メトリック 説明

平均サイズ(KB)(Average Size (KB))

指定されたMIMEタイプに属するすべてのドキュメントの平均コンテンツ・サイズ(KB単位)

ドキュメント(Documents)

指定されたMIMEタイプのドキュメントの合計数

合計サイズ(MB)(Total Size (MB))

指定されたMIMEタイプに属するすべてのドキュメントの合計コンテンツ・サイズ(MB単位)


32.4 ドメイン・レスポンス(Domain Response)

「ドメイン・レスポンス(Domain Response)」カテゴリは、Oracle Content Servicesドメイン全体のステータス情報を提供します。これには、そのドメインに属するすべての中間層のすべてのOracle Content Servicesプロセスのステータスが含まれます。

32.4.1 ステータス(Status)

このメトリックは、Oracle Content Servicesドメインの全体的ステータスをレポートします。表示される値は次のとおりです。

  • 0(停止中): ドメイン内のすべてのノード・プロセスが停止中です。

  • 1(稼働中): ドメイン内の1つ以上のプロセスが稼働中です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

<target>のドメインは停止しています


32.4.2 ステータス・メッセージ(Status Message)

このメトリックは、Oracle Content Servicesドメインに関する詳細なステータス・メッセージを提供します。たとえば、停止中のすべてのOracle Content Servicesプロセスを表示します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

32.5 FTPサーバー(FTP Servers)

「FTPサーバー(FTP Servers)」カテゴリは、指定された中間層に対してOracle Content Servicesノード・プロセスで実行中のFTPサーバーに関する基本的なランタイム・パフォーマンス・データを提供します。このカテゴリは、サーバーのノード・プロセスが起動してから算出された、各FTPサーバーに関する次のデータをレポートします。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-4 「FTPサーバー(FTP Servers)」メトリック

メトリック 説明

平均リクエスト・ハンドリング時間(秒)(Average Request Handling Time (seconds))

指定されたFTPサーバーのノード・プロセスが起動してからの、そのサーバーの平均リクエスト・ハンドリング時間(秒単位)

ダウンロード済のコンテンツ・サイズ(MB)(Downloaded Content Size (MB))

指定されたFTPサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーでダウンロードされたコンテンツの合計サイズ(MB単位)

完了したリクエスト(Requests Completed)

指定されたFTPサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで完了したリクエストの合計数

アップロード済のコンテンツ・サイズ(MB)(Uploaded Content Size (MB))

指定されたFTPサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーでアップロードされたコンテンツの合計サイズ(MB単位)


32.6 サイト別ライブラリ(Libraries By Site)

「サイト別ライブラリ(Libraries By Site)」カテゴリは、すべてのOracle Content Servicesライブラリに関する基本的ライブラリ統計をサイト別に提供します。これには、個人ライブラリおよび共有ライブラリの情報も含まれます。サイトごとにレポートされる情報は次のとおりです。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は60分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-5 「サイト別ライブラリ(Libraries By Site)」メトリック

メトリック 説明

すべてのライブラリ(All Libraries)

指定されたサイトのライブラリの合計数

個人ライブラリに割当済の割当て容量(GB)(Allocated Quota For Personal Libraries (GB))

指定されたサイトのすべての個人ライブラリに割り当てられた割当て容量の合計(GB単位)

共有ライブラリに割当済の割当て容量(GB)(Allocated Quota For Shared Libraries (GB))

指定されたサイトのすべての共有ライブラリに割り当てられた割当て容量の合計(GB単位)

使用済(%)(Consumed (%))

指定されたサイトのすべてのライブラリに割り当てられた合計割当て容量に対する合計使用済容量の割合

個人ライブラリで使用済(%)(Consumed By Personal Libraries (%))

指定されたサイトのすべての個人ライブラリに割り当てられた合計割当て容量に対する合計使用済容量の割合

共有ライブラリで使用済(%)(Consumed By Shared Libraries (%))

指定されたサイトのすべての共有ライブラリに割り当てられた合計割当て容量に対する合計使用済容量の割合

個人ライブラリで使用済の割当て容量(GB)(Consumed Quota By Personal Libraries (GB))

指定されたサイトのすべての個人ライブラリによって使用された割当て容量の合計(GB単位)

共有ライブラリで使用済の割当て容量(GB)(Consumed Quota By Shared Libraries (GB))

指定されたサイトのすべての共有ライブラリによって使用された割当て容量の合計(GB単位)

個人ライブラリ(Personal Libraries)

指定されたサイトの個人ライブラリの合計数

共有ライブラリ(Shared Libraries)

指定されたサイトの共有ライブラリの合計数

割当済の割当て容量合計(GB)(Total Allocated Quota (GB))

指定されたサイトのすべてのライブラリに割り当てられた割当て容量の合計(GB単位)

使用済の割当て容量合計(GB)(Total Consumed Quota (GB))

指定されたサイトのすべてのライブラリによって使用された割当て容量の合計(GB単位)


32.7 ロード・バランスされたRMアプリケーションURLのタイミング(Load Balanced RM Application URL Timing)

「ロード・バランスされたRMアプリケーションURLのタイミング(Load Balanced RM Application URL Timing)」カテゴリは、ロード・バランスされたOracle Records ManagementアプリケーションのURLの応答性に関する情報を提供します。ロード・バランシングされたURLの可用性およびレスポンス時間がレポートされます。

32.7.1 ロード・バランスされたRMアプリケーションURLのレスポンス時間(秒)(Load Balanced RM Application URL Response Time (seconds))

このメトリックは、ロード・バランスされたOracle Records ManagementアプリケーションのURLのレスポンス時間を提供します。特に、URLのコンテンツのダウンロードに要した合計経過時間を秒単位で返します。URLのコンテンツには、ベース・ページのソースおよびページのフレームやイメージの両方が含まれます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-6 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

2.0

3.0

2

ロード・バランスされたRMアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっています - <value>秒


32.7.2 ロード・バランスされたRMアプリケーションURLのステータス(Load Balanced RM Application URL Status)

このメトリックは、ロード・バランスされたOracle Records ManagementアプリケーションのURLの可用性をレポートします。

  • 0: URLは使用不可です。

  • 1: URLは使用可能です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-7 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

ロード・バランサまたはRMアプリケーションが停止しています


32.8 ロード・バランスされたWebアプリケーションURLのタイミング(Load Balanced Web Application URL Timing)

「ロード・バランスされたWebアプリケーションURLのタイミング(Load Balanced Web Application URL Timing)」カテゴリは、ロード・バランスされたOracle Content Services WebアプリケーションのURLの応答性に関する情報を提供します。ロード・バランシングされたURLの可用性およびレスポンス時間がレポートされます。

32.8.1 ロード・バランスされたWebアプリケーションURLのレスポンス時間(秒)(Load Balanced Web Application URL Response Time (seconds))

このメトリックは、ロード・バランスされたOracle Content Services WebアプリケーションのURLのレスポンス時間を提供します。特に、URLのコンテンツのダウンロードに要した合計経過時間を秒単位で返します。URLのコンテンツには、ベース・ページのソースおよびページのフレームやイメージの両方が含まれます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-8 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

2.0

3.0

2

ロード・バランスされたWebアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっています - <value>秒


32.8.2 ロード・バランスされたWebアプリケーションURLのステータス(Load Balanced Web Application URL Status)

このメトリックは、ロード・バランスされたOracle Content Services WebアプリケーションのURLの可用性をレポートします。

  • 0: URLは使用不可です。

  • 1: URLは使用可能です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-9 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

ロード・バランサまたはWebアプリケーションが停止しています


32.9 ノード(Nodes)

「ノード(Nodes)」カテゴリは、ターゲットOracle Filesドメインのすべてのノード・プロセスに関する基本的統計を提供します。ノード・プロセスごとにレポートされる情報は次のとおりです。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-10 「ノード(Nodes)」メトリック

メトリック 説明

JVM空きメモリー(%)(JVM Free Memory (%))

32.9.1項「JVM空きメモリー(%)(JVM Free Memory (%))」を参照

JVM空きメモリー(MB)(JVM Free Memory (MB))

指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのJava VM空きメモリー(MB単位)

JVMスレッド(JVM Threads)

指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのJava VMスレッド件数

JVM合計メモリー(MB)(JVM Total Memory (MB))

指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのJava VMメモリー合計(MB単位)

JVM使用済メモリー(MB)(JVM Used Memory (MB))

指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのJava VM使用済メモリー(MB単位)

セッション(Sessions)

指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのセッション数


32.9.1 JVM空きメモリー(%)(JVM Free Memory (%))

このメトリックは、指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスのメモリー合計に対するJava VM空きメモリーの割合をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-11 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

<


15.0

10.0

2

<MiddleTier>での<NodeName>のJava VM空きメモリーが少なくなっています - <value>%


複数のしきい値

このメトリックでは、「ノード名」オブジェクト、「中間層」オブジェクトおよび「ホスト名およびIP」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ノード名」オブジェクト、「中間層」オブジェクトおよび「ホスト名およびIP」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ノード名」オブジェクト、「中間層」オブジェクトおよび「ホスト名およびIP」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

32.10 プロセス(Processes)

「プロセス(Processes)」カテゴリは、指定された中間層の各Oracle Content ServicesプロセスのCPU使用率、メモリー使用量および稼働中/停止中ステータスを提供します。プロセスごとにレポートされる情報は次のとおりです。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-12 「プロセス(Processes)」メトリック

メトリック 説明

空きメモリー(%)(Free Memory (%))

ローカル・ホストの空き物理メモリーの割合。

空きメモリー(MB)(Free Memory (MB))

ローカル・ホストの空き物理メモリー(MB単位)。

アイドルCPU時間(%)(Idle CPU Time (%))

ローカル・ホストにおけるアイドル状態のCPUの割合。

プロセスCPU使用率(%)(Process CPU Usage (%))

32.10.1項「プロセスCPU使用率(%)(Process CPU Usage (%))」を参照。

プロセス・メモリー使用率(%)(Process Memory Usage (%))

32.10.2項「プロセス・メモリー使用率(%)(Process Memory Usage (%))」を参照。

プロセス・メモリー使用量(MB)(Process Memory Usage (MB))

指定されたOracle Content Servicesプロセスの物理プロセス・メモリー使用量(MB単位)。

開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

指定されたOracle Content Servicesプロセスが開始された時間。この値は、1970年1月1日午前0時(UTC)から最後の開始時間までをミリ秒数で表したものです。

ステータス(Status)

このメトリックは、指定されたOracle Content Servicesプロセスのステータスをレポートします。表示される値は次のとおりです。

  • 0(停止中): プロセスは停止中です。

  • 1(稼働中): プロセスは稼働中です。

メモリー合計(MB)(Total Memory (MB))

ローカル・ホストの物理メモリー合計(MB単位)。

起動時間(ミリ秒)(Up Time (ms))

指定されたOracle Content Servicesプロセスが開始されてからの経過時間(ミリ秒単位)。


32.10.1 プロセスCPU使用率(%)(Process CPU Usage (%))

このメトリックは、指定されたOracle Content ServicesプロセスのCPU使用率をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-13 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

定義なし

定義なし

2

<Process>のCPU使用率が高くなっています - <value>%


複数のしきい値

このメトリックでは、「プロセス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロセス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プロセス」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

32.10.2 プロセス・メモリー使用率(%)(Process Memory Usage (%))

このメトリックは、指定されたOracle Content Servicesプロセスの物理メモリー使用率をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-14 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

80

90

2

<Process>のメモリー使用率が高くなっています - <value>%


複数のしきい値

このメトリックでは、「プロセス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロセス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プロセス」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

32.11 リソース使用率(Resource Usage)

「リソース使用率(Resource Usage)」カテゴリは、指定された中間層の全Oracle Content ServicesプロセスのCPU使用率およびメモリー使用率を提供します。レポートされる情報は次のとおりです。


注意:

ターゲットのすべてのリリースについて、各メトリックの収集頻度は5分ごとです。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-15 「リソース使用率(Resource Usage)」メトリック

メトリック 説明

CPUアイドル時間(%)(CPU Idle Time (%))

ローカル・ホストにおけるアイドル状態のCPUの割合

CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

32.11.1項「CPU使用率(%)(CPU Usage (%))」を参照

空きメモリー(MB)(Free Memory (MB))

ローカル・ホストの空き物理メモリー(MB単位)

メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

32.11.2項「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」を参照

メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

指定された中間層の全Oracle Filesプロセスの物理メモリー使用量(MB単位)

その他のCPU使用率(%)(Other CPU Usage (%))

Oracle Content Servicesプロセス以外のすべてのプロセスのCPU使用率

その他のメモリー使用量(MB)(Other Memory Usage (MB))

Oracle Content Servicesプロセス以外のすべてのプロセスの物理メモリー使用量(MB単位)


32.11.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、指定された中間層の全Oracle Content ServicesプロセスのCPU使用率をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-16 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

定義なし

定義なし

2

CPU使用率が高くなっています - <value>%


32.11.2 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、指定された中間層の全Oracle Content Servicesプロセスの物理メモリー使用率をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-17 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

80

90

2

メモリー使用率が高くなっています - <value>%


32.12 レスポンス(Response)

「レスポンス(Response)」カテゴリは、指定された中間層のすべてのOracle Content Servicesプロセスの全体的ステータスを提供します。

32.12.1 ステータス(Status)

このメトリックは、指定された中間層のすべてのOracle Content Servicesプロセスの全体的ステータスをレポートします。表示される値は次のとおりです。

  • 0(停止中): すべてのローカル・プロセスが停止中です。

  • 1(稼働中): 1つ以上のローカル・プロセスが稼働中です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-18 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

<target>は停止しています


32.13 RMアプリケーションURLのタイミング(RM Application URL Timing)

「RMアプリケーションURLのタイミング(RM Application URL Timing)」カテゴリは、指定された中間層で実行されているOracle Records ManagementアプリケーションのURLの応答性に関する情報を提供します。URLの可用性およびレスポンス時間がレポートされます。

32.13.1 RMアプリケーションURLのレスポンス時間(秒)(RM Application URL Response Time (seconds))

このメトリックは、指定された中間層で実行されているOracle Records ManagementアプリケーションのURLのレスポンス時間を提供します。特に、URLのコンテンツのダウンロードに要した合計経過時間を秒単位で返します。URLのコンテンツには、ベース・ページのソースおよびページのフレームやイメージの両方が含まれます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-19 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

2.0

3.0

2

RMアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっています - <value>秒


32.13.2 RMアプリケーションURLのステータス(RM Application URL Status)

このメトリックは、指定された中間層で実行されているOracle Records ManagementアプリケーションのURLの可用性をレポートします。

  • 0: URLは使用不可です。

  • 1: URLは使用可能です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-20 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

RMアプリケーションが停止しています


32.14 サーバー(Servers)

「サーバー(Servers)」カテゴリは、指定された中間層に対してOracle Content Servicesノード・プロセスで実行中の全サーバーに関する基本的なパフォーマンス・データを提供します。これには、プロトコル・サーバーおよびエージェントの情報も含まれます。このカテゴリは、サーバーのノード・プロセスが起動してからの、各サーバーに関する次のデータをレポートします。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-21 「サーバー(Servers)」メトリック

メトリック 説明

完了したアクティブ化(Activations Completed)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで完了したアクティブ化期間の合計数。プロトコル・サーバーにはアクティブ化期間がないため、このメトリックはエージェントのみに適用されます。

平均アクティブ化ハンドリング時間(秒)(Average Activation Handling Time (seconds))

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからの、そのサーバーのアクティブ化期間の平均時間(秒単位)。プロトコル・サーバーにはアクティブ化期間がないため、このメトリックはエージェントのみに適用されます。

平均イベント処理時間(秒)(Average Event Processing Time (seconds))

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからの、そのサーバーのイベント処理期間の平均時間(秒単位)。

完了したイベント処理(Event Processing Completed)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで完了したイベント処理期間の合計数。

最後のアクティブ化開始時間(Last Activation Start Time)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで最後にアクティブ化期間が開始された時間。プロトコル・サーバーにはアクティブ化期間がないため、このメトリックはエージェントのみに適用されます。表示される値は次のとおりです。

  • 1970年1月1日午前0時(UTC)から最後のアクティブ化期間の開始時間までの秒数。

  • -1: ノードの起動後にアクティブ化期間が開始していない場合。

最後のアクティブ化停止時間(Last Activation Stop Time)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで最後にアクティブ化期間が完了した時間。プロトコル・サーバーにはアクティブ化期間がないため、このメトリックはエージェントのみに適用されます。表示される値は次のとおりです。

  • 1970年1月1日午前0時(UTC)から最後のアクティブ化期間の停止時間までの秒数。

  • -1: ノードの起動後にアクティブ化期間が完了していない場合。

最後の起動時間(Last Start Time)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーが最後に起動した時間。表示される値は次のとおりです。

  • 1970年1月1日午前0時(UTC)から最後の起動時間までの秒数。

  • -1: ノード・プロセスの起動後にサーバーが起動していない場合。

最後の停止時間(Last Stop Time)

指定されたサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーが最後に停止した時間。表示される値は次のとおりです。

  • 1970年1月1日午前0時(UTC)から最後の停止時間までの秒数。

  • -1: ノード・プロセスの起動後にサーバーが停止していない場合。

ステータス(Status)

指定されたサーバーの現在のステータス。表示される値は次のとおりです。

  • 0: 不明

  • 1: 停止済

  • 2: 実行中

  • 3: 停止中

  • 4: 起動中

  • 5: 一時停止

  • 6: 破棄済


32.15 サーバー別セッション(ドメイン)(Sessions By Server (Domain))

「サーバー別セッション(ドメイン)(Sessions By Server (Domain))」カテゴリは、ターゲットOracle Filesドメインの基本的セッション情報を提供します。Oracle Content Servicesサーバーのタイプ別にセッション件数をレポートします。

32.15.1 セッション(Sessions)

このメトリックは、指定されたOracle Content Servicesサーバー・タイプのドメインにあるすべてのOracle Content Servicesノード・プロセスのセッション件数をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

32.16 サーバー別セッション(ノード)(Sessions By Server (Node))

「サーバー別セッション(ノード)(Sessions By Server (Node))」カテゴリは、ターゲット・ドメインにおける各Oracle Content Servicesノードに関する基本セッション情報を提供します。それぞれのノードについて、Oracle Content Servicesサーバーのタイプ別にセッション件数をレポートします。

32.16.1 セッション(Sessions)

このメトリックは、指定されたOracle Content Servicesノード・プロセスおよび指定されたOracle Content Servicesサーバー・タイプのセッション件数をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

32.17 ユーザー(Users)

「ユーザー(Users)」カテゴリは、ターゲットOracle Content Servicesリポジトリにある全サイトのOracle Content Servicesユーザーの合計数をレポートします。

32.17.1 指定されたすべてのユーザー(All Named Users)

このメトリックは、Oracle Content Servicesのユーザーの合計数をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 60分ごと

32.18 サイト別ユーザー(Users By Site)

「サイト別ユーザー(Users By Site)」カテゴリは、ターゲットOracle Content Servicesリポジトリにある各サイトのOracle Content Servicesユーザーの合計数をレポートします。

32.18.1 ユーザー(Users)

このメトリックは、Oracle Content Servicesの指定されたサイトのユーザーの合計数をレポートします。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 60分ごと

32.19 WebアプリケーションURLのタイミング(Web Application URL Timing)

「WebアプリケーションURLのタイミング(Web Application URL Timing)」カテゴリは、指定された中間層で実行されているOracle Content Services WebアプリケーションのURLの応答性に関する情報を提供します。URLの可用性およびレスポンス時間がレポートされます。

32.19.1 WebアプリケーションURLのレスポンス時間(秒)(Web Application URL Response Time (seconds))

このメトリックは、指定された中間層で実行されているOracle Content Services WebアプリケーションのURLのレスポンス時間を提供します。特に、URLのコンテンツのダウンロードに要した合計経過時間を秒単位で返します。URLのコンテンツには、ベース・ページのソースおよびページのフレームやイメージの両方が含まれます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-22 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

>

2.0

3.0

2

Webアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっています - <value>秒


32.19.2 WebアプリケーションURLのステータス(Web Application URL Status)

このメトリックは、指定された中間層で実行されているOracle Content Services WebアプリケーションのURLの可用性をレポートします。

  • 0: URLは使用不可です。

  • 1: URLは使用可能です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表32-23 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

12サンプルごと

=


定義なし

0

1

Webアプリケーションが停止しています


32.20 WebDAVサーバー(WebDAV Servers)

「WebDAVサーバー(WebDAV Servers)」カテゴリは、指定された中間層に対してOracle Content Servicesノード・プロセスで実行中のWebDAVサーバーに関する基本的なランタイム・パフォーマンス・データを提供します。このカテゴリは、サーバーのノード・プロセスが起動してからの、各WebDAVサーバーに関する次のデータをレポートします。

次の表では、メトリックとその説明を示します。

表32-24 「WebDAVサーバー(WebDAV Servers)」メトリック

メトリック 説明

平均リクエスト・ハンドリング時間(秒)(Average Request Handling Time (seconds))

指定されたWebDAVサーバーのノード・プロセスが起動してからの、そのサーバーの平均リクエスト・ハンドリング時間(秒単位)

ダウンロード済のコンテンツ・サイズ(MB)(Downloaded Content Size (MB))

指定されたWebDAVサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーでダウンロードされたコンテンツの合計サイズ(MB単位)

完了したリクエスト(Requests Completed)

指定されたWebDAVサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーで完了したリクエストの合計数

アップロード済のコンテンツ・サイズ(MB)(Uploaded Content Size (MB))

指定されたWebDAVサーバーのノード・プロセスが起動してからそのサーバーでアップロードされたコンテンツの合計サイズ(MB単位)