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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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99 Voicemail & Faxアプリケーション

このターゲットは、Voicemail & Faxアプリケーションを表します。Voicemail & Faxアプリケーションは、ホスト上で稼働する一連のサービスです。1テレフォニ・サーバー当たり1つのアプリケーションが存在します。サービスには、ルーティング、取得、記録、コール転送、メッセージ配信監視、メッセージ・リカバリ、テレフォニ監視、Simplified Message Desk Interface(SMDI)監視、メッセージ待機インジケータ(MWI)、音声自動応答(IVR)およびFAX受信があります。複数のVoicemail & Faxアプリケーションを1つのPBXアプリケーション・クラスタに関連付けることができます。PBXで1つのテレフォニ・サーバーがサポートできる数より多くのポートが必要な場合などには、複数のVoicemail & Faxアプリケーションが必要になることがあります。Voicemail & Faxアプリケーション・レベルから、そのアプリケーションのステータスおよびパフォーマンスの概要を取得できます。Voicemail & Faxアプリケーションは、Voicemail & Faxコンポーネント・レベルに設定されたグローバル・プロセス設定からプロパティを継承し、それらの設定をサービスに引き渡します。これらの設定は、アプリケーション・レベルで上書きできます。

99.1 Collaboration Suiteデータベース可用性(Collaboration Suite Database Availablity)

このカテゴリには、Collaboration Suiteデータベースの稼働/停止ステータスおよびそのデータベースと通信するVoicemail & Faxアプリケーションが存在するホスト・システムの名前に関する情報を提供する一連のメトリックが含まれます。

Oracle Voicemail & Faxサービスは、受信コールを処理し、各コールに記録されたボイスメール・メッセージおよびFAXメッセージをCollaboration Suiteデータベースのコール先パーティのアカウントに格納します。

99.1.1 Collaboration Suiteデータベースのステータス(Collaboration Suite Database Status)

このメトリックは、ユーザーのボイスメール・メッセージおよびFAXメッセージを格納するCollaboration Suiteデータベースの稼働/停止ステータスに関する情報を提供します。Collaboration Suiteデータベースの停止時にはアラートを生成します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-1 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

Collaboration Suiteデータベースにアクセスできません


複数のしきい値

このメトリックでは、「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

Collaboration Suiteデータベースが停止している場合は、データベースを再起動します。それ以外の場合は、Oracle Voicemail & Faxアプリケーション・ホストと名前付きCollaboration Suiteデータベースとの間の接続をリストアします。

99.1.2 OVFホスト名(OVF Host Name)

Voicemail & Faxアプリケーションが稼働しているシステムのホスト名。アプリケーションは、名前付きCollaboration Suiteデータベースに対してボイスメール・メッセージおよびFAXメッセージの格納および取得を行います。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

定義なし

1

アクセス先のホスト名が無効


複数のしきい値

このメトリックでは、「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「Collaboration Suiteデータベース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

Oracle Voicemail & Faxアプリケーション・ホストが停止している場合は、ホストを起動します。

99.2 Voicemail & Faxアプリケーションの可用性メトリック(Voicemail & Fax Application Availability Metrics)

このカテゴリには、Oracle Voicemail & Faxアプリケーションによってサポートされる主要な機能およびOracle Collaboration Suiteの主要な依存コンポーネントの可用性ステータスを提供する一連のメトリックが含まれます。

このカテゴリでは、インバウンドFAXを受信し、ボイスメール・メッセージおよびFAXメッセージの記録と取得を処理するためのOracle Voicemail & Faxアプリケーションの機能に関する情報を提供します。さらに、Oracle Collaboration Suiteの主要な依存コンポーネント(Collaboration SuiteデータベースおよびOracle Internet Directory)のステータスも提供します。

Oracle Voicemail & Faxサービスは、Oracle Internet Directoryに格納されたプロファイルおよびコンテキスト情報に基づいて受信コールを処理し、各コールに記録されたボイスメール・メッセージをおよびFAXメッセージをCollaboration Suiteデータベースのコール先パーティのアカウントに格納します。

テレフォニ・サーバーのステータスは、Oracle Voicemail & Faxアプリケーションのホームページにレポートされます。各種時間を超えるステータスの詳細は、テレフォニ監視サービスの「すべてのメトリック」ページにレポートされます。

99.2.1 Collaboration Suiteデータベースにアクセス可能(Collaboration Suite Databases Accessible)

このメトリックは、ユーザーのボイスメール・メッセージおよびFAXメッセージを格納するCollaboration Suiteデータベースの稼働/停止ステータスに関する情報を提供します。Collaboration Suiteデータベースの停止時にはアラートを生成します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

一部のCollaboration Suiteデータベースにアクセス不可


ユーザーの処理

Collaboration Suiteデータベースが停止している場合は、データベースを再起動します。それ以外の場合は、Oracle Voicemail & Faxアプリケーション・ホストと名前付きCollaboration Suiteデータベースとの間の接続をリストアします。

99.2.2 インバウンドFAX機能使用可能(Inbound Fax Feature Available)

インバウンドFAX機能は、Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(FAX受信、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働している場合に、「すべてのメトリック」ページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされます。アプリケーションのサービスで使用されるOracle Internet DirectoryおよびすべてのCollaboration Suiteデータベースが稼働していることが前提です。

Oracle Voicemail & Faxアプリケーションのホームページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされる取得機能の場合は、「すべてのメトリック」ページについて前述の条件がすべて当てはまる必要があります。さらに、SMDIが使用可能な場合は、各PBXアプリケーション・クラスタにおいてSMDI監視サービスのインスタンスが1つ以上稼働している必要があります。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-4 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

インバウンドFAX機能は使用不可です


ユーザーの処理

Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(FAX受信、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働しているかどうかを確認します。アプリケーションのサービスで使用されるOracle Internet DirectoryおよびすべてのCollaboration Suiteデータベースが稼働していることが前提です。

特定のサービスは、Oracle Voicemail and Faxホームページでそのサービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックすることで再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、サービスまたはサービスの特定のインスタンス、FAX受信サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

99.2.3 Oracle Internet Directoryにアクセス可能(Oracle Internet Directory Accessible)

このメトリックは、Oracle Internet Directoryの稼働/停止ステータスに関する情報を提供します。Oracle Internet Directoryの停止時にはアラートを生成します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

Oracle Internet Directoryにアクセス不可


ユーザーの処理

Oracle Internet Directoryが停止している場合は、Oracle Internet Directoryデータベースおよびそのサービスを再起動します。それ以外の場合は、Oracle Voicemail & Faxアプリケーションに対するOracle Internet Directoryサービスのアクセシビリティをリストアします。

99.2.4 記録機能使用可能(Recording Feature Available)

記録機能は、Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(記録、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働している場合に、「すべてのメトリック」ページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされます。アプリケーションのサービスで使用されるOracle Internet DirectoryおよびすべてのCollaboration Suiteデータベースが稼働していることが前提です。

Oracle Voicemail & Faxアプリケーションのホームページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされる記録機能の場合は、「すべてのメトリック」ページについて前述の条件がすべて当てはまる必要があります。さらに、SMDIが使用可能な場合は、各PBXアプリケーション・クラスタにおいてSMDI監視サービスのインスタンスが1つ以上稼働している必要があります。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-6 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

記録機能は使用不可です


ユーザーの処理

Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(記録、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働しているかどうかを確認します。SMDIが使用可能な場合は、SMDI監視サービスのインスタンスが1つ以上稼働しているかどうかを確認します。

特定のサービスは、Oracle Voicemail and Faxホームページでそのサービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックすることで再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、サービスまたはサービスの特定のインスタンス、記録サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

99.2.5 取得機能使用可能(Retrieval Feature Available)

取得機能は、Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(取得、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働中であり、アプリケーションのサービスで使用されるOracle Internet DirectoryおよびすべてのCollaboration Suiteデータベースが稼働中である場合に、「すべてのメトリック」ページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされます。

Oracle Voicemail & Faxアプリケーションのホームページに使用可能(ステータスが「稼働中」)とレポートされる取得機能の場合は、「すべてのメトリック」ページについて前述の条件がすべて当てはまる必要があります。さらに、SMDIが使用可能な場合は、各PBXアプリケーション・クラスタにおいてSMDI監視サービスのインスタンスが1つ以上稼働している必要があります。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-7 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

取得機能は使用不可です


ユーザーの処理

Voicemail & Faxアプリケーションの主要な各サービス(取得、テレフォニ監視、ルーティング)のインスタンスが1つ以上稼働中であり、アプリケーションのサービスで使用されるOracle Internet DirectoryおよびすべてのCollaboration Suiteデータベースが稼働中であるかどうかを確認します。

特定のサービスは、Oracle Voicemail and Faxホームページでそのサービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックすることで再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、サービスまたはサービスの特定のインスタンス、取得サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

99.3 Voicemail & Faxアプリケーションのパフォーマンス・メトリック(Voicemail & Fax Application Performance Metrics)

このカテゴリには、Voicemail & Faxアプリケーションのすべてのサービスについて、平均のパフォーマンスおよび許容量に関する情報を提供する一連のメトリックが含まれます。

パフォーマンスに関しては、Voicemail & Faxアプリケーションのすべての記録サービス・インスタンスに対する平均応答メッセージ・レスポンス時間の他、すべての取得サービス・インスタンスに対する平均ログイン・レスポンス時間、平均メニュー再生時間、平均メッセージ再生時間および平均メッセージ配信時間をレポートします。

許容量に関しては、Voicemail & Faxアプリケーションの取得、記録およびFAX受信のすべてのサービス・インスタンスで処理中の同時コールの合計数をレポートします。さらに、システムの最初の起動時からVoicemail & Faxアプリケーションのすべてのサービス・インスタンスで処理されたコールの合計数もレポートします。

99.3.1 平均応答メッセージ・レスポンス時間(ミリ秒)(Average Greeting Response Time (ms))

応答メッセージ平均レスポンス時間は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、Voicemail & Faxアプリケーションの平均応答メッセージ・レスポンス時間です。応答メッセージ・レスポンス時間は、ユーザーがログインに成功して、ボイスメール・システムの応答メッセージを聞くのにかかる時間(ミリ秒)です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-8 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

応答メッセージのレスポンス時間が上限を超えました


ユーザーの処理

パフォーマンスの低下は、1つ以上の記録サービス・インスタンスの停止、インスタンス内の1つ以上の主要コンポーネントの停止、記録サービス・インスタンスの共通リソース(Oracle Internet Directoryなど)の競合、インスタンス内の主要コンポーネントにおけるリソース不足など(原因はこれらだけではありません)が原因となります。

応答メッセージ・レスポンス時間がレスポンス時間値の設定を超えた原因を調べるには、記録サービス、記録サービスの特定のインスタンス、ルーティング・サービス、記録サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

特定の記録インスタンスが停止しているために平均レスポンス時間が高くなっている可能性がある場合は、Oracle Voicemail & Faxホームページで記録サービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックし、記録サービスを再起動できます。

その他の主要コンポーネントの停止がパフォーマンスに影響している可能性がある場合は、そのコンポーネントのホームページに移動して、「稼働中/停止」ステータスを表示します。リソースの競合がコンポーネントに影響している可能性がある場合は、記録サービスとその依存コンポーネントのリソース使用状況を確認します。

99.3.2 平均ログイン・レスポンス時間(ミリ秒)(Average Login Response Time (ms))

平均ログイン・レスポンス時間は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、Voicemail & Faxアプリケーションの平均ログイン・レスポンス時間です。ログイン・レスポンス時間は、パスワードが承認されてから、ボイスメール・システムがメッセージ件数で応答するまでの時間(ミリ秒)です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-9 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

ログインのレスポンス時間が上限を超えました。


ユーザーの処理

パフォーマンスの低下は、1つ以上の取得サービス・インスタンスの停止、インスタンス内の1つ以上の主要コンポーネントの停止、取得サービス・インスタンスの共通リソース(Oracle Internet Directoryなど)の競合、インスタンス内の主要コンポーネントにおけるリソース不足など(原因はこれらだけではありません)が原因となります。

ログイン・レスポンス時間がレスポンス時間値の設定を超えた原因を調べるには、取得サービスまたは取得サービスの特定のインスタンス、ルーティング・サービス、Collaboration Suiteデータベース、取得サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

特定の取得インスタンスが停止しているために平均レスポンス時間が高くなっている可能性がある場合は、Oracle Voicemail & Faxホームページで取得サービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックし、取得サービスを再起動できます。

その他の主要コンポーネントの停止がパフォーマンスに影響している可能性がある場合は、そのコンポーネントのホームページに移動して、「稼働中/停止」ステータスを表示します。リソースの競合がコンポーネントに影響している可能性がある場合は、取得サービスとその依存コンポーネントのリソース使用状況を確認します。

99.3.3 平均メニュー再生時間(ミリ秒)(Average Menu Play Time (ms))

平均メニュー再生時間は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、メッセージ件数の再生後にメッセージ・メニューの再生にかかる、Voicemail & Faxアプリケーションの平均時間です。時間はミリ秒で測定されます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-10 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

メニュー再生時間が上限を超えました


ユーザーの処理

パフォーマンスの低下は、1つ以上の取得サービス・インスタンスの停止、インスタンス内の1つ以上の主要コンポーネントの停止、取得サービス・インスタンスの共通リソース(Oracle Internet Directoryなど)の競合、インスタンス内の主要コンポーネントにおけるリソース不足など(原因はこれらだけではありません)が原因となります。

メニュー再生時間がレスポンス時間値の設定を超えた原因を調べるには、取得サービスまたは取得サービスの特定のインスタンス、ルーティング・サービス、Collaboration Suiteデータベース、取得サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

特定の取得インスタンスが停止しているために平均レスポンス時間が高くなっている可能性がある場合は、Oracle Voicemail & Faxホームページで取得サービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックし、取得サービスを再起動できます。

その他の主要コンポーネントの停止がパフォーマンスに影響している可能性がある場合は、そのコンポーネントのホームページに移動して、「稼働中/停止」ステータスを表示します。リソースの競合がコンポーネントに影響している可能性がある場合は、取得サービスとその依存コンポーネントのリソース使用状況を確認します。

99.3.4 平均メッセージ配信時間(秒)(Average Message Delivery Time (s))

平均メッセージ配信時間は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、Voicemail & Faxアプリケーションの平均メッセージ配信時間です。メッセージ配信時間は、メールボックスへのメッセージの配信にかかる時間(秒)です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-11 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

メッセージ配信時間が上限を超えました


ユーザーの処理

パフォーマンスの低下は、1つ以上のメッセージ配信サービス・インスタンスの停止、インスタンス内の1つ以上の主要コンポーネントの停止、メッセージ配信サービス・インスタンスの共通リソース(Oracle Internet Directoryなど)の競合、インスタンス内の主要コンポーネントにおけるリソース不足など(原因はこれらだけではありません)が原因となります。

メッセージ配信時間がレスポンス時間値の設定を超えた原因を調べるには、メッセージ配信サービスまたはメッセージ配信サービスの特定のインスタンス、メッセージ配信サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、Collaboration Suiteデータベース、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

特定のメッセージ配信サービス・インスタンスが停止しているために平均レスポンス時間が高くなっている可能性がある場合は、Oracle Voicemail & Faxホームページでメッセージ配信サービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックし、メッセージ配信サービスを再起動できます。

その他の主要コンポーネントの停止がパフォーマンスに影響している可能性がある場合は、そのコンポーネントのホームページに移動して、「稼働中/停止」ステータスを表示します。リソースの競合がコンポーネントに影響している可能性がある場合は、メッセージ配信サービスとその依存コンポーネントのリソース使用状況を確認します。

99.3.5 平均メッセージ再生時間(ミリ秒)(Average Message Play Time (ms))

平均メッセージ再生時間は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、Voicemail & Faxアプリケーションのメッセージ再生信時間です。メッセージ再生時間は、ユーザーがメッセージの再生を選択してからメッセージの再生が開始されるまでの時間です。時間はミリ秒で測定されます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-12 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

メッセージ再生時間が上限を超えました


ユーザーの処理

パフォーマンスの低下は、1つ以上の取得サービス・インスタンスの停止、インスタンス内の1つ以上の主要コンポーネントの停止、取得サービス・インスタンスの共通リソース(Oracle Internet Directoryなど)の競合、インスタンス内の主要コンポーネントにおけるリソース不足など(原因はこれらだけではありません)が原因となります。

メッセージ再生時間がレスポンス時間値の設定を超えた原因を調べるには、取得サービスまたは取得サービスの特定のインスタンス、ルーティング・サービス、Collaboration Suiteデータベース、取得サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのOracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー、Collaboration Suiteデータベースのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

特定の取得サービス・インスタンスが停止しているために平均レスポンス時間が高くなっている可能性がある場合は、Oracle Voicemail & Faxホームページで取得サービス・ターゲットを選択して「再起動」をクリックし、取得サービスを再起動できます。

その他の主要コンポーネントの停止がパフォーマンスに影響している可能性がある場合は、そのコンポーネントのホームページに移動して、「稼働中/停止」ステータスを表示します。リソースの競合がコンポーネントに影響している可能性がある場合は、取得サービスとその依存コンポーネントのリソース使用状況を確認します。

99.3.6 アクティブ・コール数(Number of Active Calls)

現在のコール数は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、すべてのテレフォニ・サーバー・インスタンスで処理中の同時テレフォニ・コール数です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-13 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

現在のコールのオーバーロード


ユーザーの処理

処理は不要です。サービスが受信コール要求に追いついていない徴候がある場合は、テレフォニ監視サービスのホームページに戻り、「1つのインスタンスを追加」ボタンをクリックして、コールを処理できるサービス・インスタンスの数を増やします。

99.3.7 合計コール数(Total Number of Calls)

合計コール数は、「データを表示」フィールドに指定された時間を超える、起動時からすべてのテレフォニ・サーバー・インスタンスで処理された同時テレフォニ・コールの合計数です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-14 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

定義なし

定義なし

1

合計コールのオーバーロード


ユーザーの処理

処理は不要です。サービスが受信コール要求に追いついていない徴候がある場合は、テレフォニ監視サービスのホームページに戻り、「1つのインスタンスを追加」ボタンをクリックして、コールを処理できるサービス・インスタンスの数を増やします。

99.4 Voicemail & Faxアプリケーションのリソース使用率(Voicemail & Fax Application Resource Usage)

このカテゴリには、Voicemail & Faxアプリケーションで使用中のCPUおよびメモリーに関する情報を提供する一連の関連メトリックが含まれます。このカテゴリは、Voicemail & Faxアプリケーションの稼働状況について、スナップショットを提供します。特定のメトリックが空の場合、Voicemail & Faxアプリケーションが停止しているか、使用できないと考えられます。アプリケーションと、そのサービスおよびインスタンスの「稼働/停止ステータス(Up/Down status)」メトリックを調べます。

99.4.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、Voicemail & Faxアプリケーションについて記録されるホストCPUの割合を表します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-15 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

70

75

2

Voicemail & Faxアプリケーション<target>のCPU使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、Voicemail & FaxアプリケーションがシステムでCPUを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。Voicemail & FaxアプリケーションがCPUを大量に消費している場合、構成設定を変更して、CPUの使用量を削減することを検討してください。CPU消費の原因を調べるには、Voicemail & Faxアプリケーションのメンバー・サービスおよびそのインスタンス、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。また、依存コンポーネント(Oracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー)のステータスをチェックします。

99.4.2 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、Voicemail & Faxアプリケーションで使用中のホストのメモリーの割合を示します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-16 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

80

90

2

Voicemail & Faxアプリケーション<target>のメモリー使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、Voicemail & Faxアプリケーションがシステムでメモリーを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。Voicemail & Faxアプリケーションがメモリーを大量に消費している場合、構成設定を変更して、メモリーの使用量を削減することを検討してください。メモリー消費の原因を調べるには、Voicemail & Faxアプリケーションのメンバー・サービスおよびそのインスタンス、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。また、依存コンポーネント(Oracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー)のステータスをチェックします。

99.4.3 メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

このメトリックは、Voicemail & Faxアプリケーションのメモリー使用量(MB)を表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

このメトリックを、Voicemail & Faxアプリケーションで使用中のホストのメモリーの割合を示す「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」と比較します。

99.4.4 開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

99.4.5 ステータス(Status)

このメトリックは、Voicemail & Faxアプリケーションの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、アプリケーションの停止時にはアラートを生成します。Voicemail & Faxアプリケーションの使用可能なサービスのいずれかが停止している場合、そのアプリケーションは「停止中」ステータスを示します。ステータスが停止の場合、アプリケーションに対して構成されたサービス・インスタンスが起動プロセス中か、管理ハートビート・チェックの処理に応答していないことを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

Voicemail & Faxアプリケーションは、Oracle Voicemail & FaxホームページでVoicemail & Faxアプリケーション・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。ターゲット停止の原因を調べるには、Voicemail & Faxアプリケーションのメンバー・サービスおよびそのインスタンス、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。また、依存コンポーネント(Oracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー)のステータスをチェックします。

99.4.6 起動時間(ミリ秒)(Uptime (ms))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

99.5 Voicemail & Faxアプリケーションのレスポンス(Voicemail & Fax Application Response)

このカテゴリには、Voicemail & Faxアプリケーションの稼働/停止ステータスに関する情報を提供するメトリックが含まれます。

99.5.1 ステータス(Status)

このメトリックは、Voicemail & Faxアプリケーションの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、アプリケーションの停止時にはアラートを生成します。Voicemail & Faxアプリケーションの使用可能なサービスのいずれかが停止している場合、そのアプリケーションは「停止中」ステータスを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表99-17 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

Voicemail & Faxアプリケーション<target>は停止しています


ユーザーの処理

Voicemail & Faxアプリケーションは、Oracle Voicemail & FaxホームページでVoicemail & Faxアプリケーション・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。ターゲット停止の原因を調べるには、Voicemail & Faxアプリケーションのメンバー・サービスおよびそのインスタンス、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。また、依存コンポーネント(Oracle Internet Directory、テレフォニ・サーバー)のステータスをチェックします。