Oracle Enterprise Managerフレームワーク、ホストおよびサービス・メトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース4(10.2.0.4) E05921-01 |
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ホスト・メトリックは、各メトリックの説明、収集統計、データソース、複数のしきい値(該当する場合)、およびユーザーの処理に関する情報を提供します。
このメトリックは、プロジェクトごとの総計リソース使用状況に関するデータを提供します。
このメトリックは、Solarisバージョン9以上でのみ使用可能です。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。これらのメトリックのデータソースは、Solaris CIM Object Managerです。 |
表2-1 リソース使用率の統計(プロジェクト別)の集約(Aggregate Resource Usage Statistics (By Project))
メトリック | 説明 |
---|---|
累積CPU待機時間(秒)(Cumulative CPU Wait Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにCPUの待機に費やした累積秒数 |
累積データ・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative Data Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにデータ・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積メジャー・ページ・フォルト(Cumulative Major Page Faults) |
このプロセスが現時点までに発生させたメジャー・ページ・フォルトの累積数 |
累積マイナー・ページ・フォルト(Cumulative Minor Page Faults) |
このプロセスが現時点までに発生させたマイナー・ページ・フォルトの累積数 |
読取りおよび書込み累積文字数I/O(バイト)(Cumulative Number Character IO (bytes) Read and Written) |
このプロセスが現時点までに読取りおよび書込みを行った累積文字数I/Oバイト |
読取りブロックの累計数(Cumulative Number of Blocks Read) |
このプロセスが現時点までに読み取ったブロックの累積数 |
書込みブロックの累計数(Cumulative Number of Blocks Written) |
このプロセスが現時点までに書き込んだブロックの累積数 |
非自発的コンテキスト・スイッチの累計数(Cumulative Number of Involuntary Context Switches) |
このプロセスが現時点までに発生させた非自発的コンテキスト・スイッチの累積数 |
受信メッセージの累計数(Cumulative Number of Messages Received) |
このプロセスが現時点までに受信したメッセージの累積数 |
送信メッセージの累計数(Cumulative Number of Messages Sent) |
このプロセスが現時点までに送信したメッセージの累積数 |
受信信号の累計数(Cumulative Number of Signals Received) |
このプロセスが現時点までに受信した信号の累積数 |
実行されたシステム・コールの累計数(Cumulative Number of System Calls Made) |
このプロセスが現時点までに実行したシステム・コールの累積数 |
自発的コンテキスト・スイッチの累計数(Cumulative Number of Voluntary Context Switches) |
このプロセスが現時点までに発生させた自発的コンテキスト・スイッチの累積数 |
累積プロジェクト・ロック-待機スリープ時間(秒)(Cumulative Project Lock-Wait Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにユーザー・ロックの待機でスリープに費やした累積秒数 |
累積プロジェクトその他スリープ時間(秒)(Cumulative Project Other Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにその他のすべての理由でスリープに費やした累積秒数 |
累積停止時間(秒)(Cumulative Stop Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までに停止に費やした累積秒数 |
累積スワップ操作(Cumulative Swap Operations) |
このプロセスが現時点までに発生させたスワップ操作の累積数 |
累積システム・モード時間(秒)(Cumulative System Mode Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・モードに費やした累積秒数 |
累積システム・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative System Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積システム・トラップ時間(秒)(Cumulative System Trap Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・トラップに費やした累積秒数 |
累積テキスト・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative Text Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにテキスト・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積ユーザー・モード時間(秒)(Cumulative User Mode Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにユーザー・モードに費やした累積秒数 |
プロジェクトが所有するプロセス数(Number of Processes Owned by Project) |
プロジェクトが所有するプロセスの数(集約による計測) |
プロジェクトCPU時間(%)(Project CPU Time (%)) |
プロセスが使用したCPU時間の割合 |
プロジェクト・プロセス・メモリー・サイズ(%)(Project Process Memory Size (%)) |
物理メモリーに対するプロセス常駐セット・サイズの割合 |
プロジェクトのプロセス・ヒープ・サイズ合計(Project's Total Process Heap Size (KiloBytes)) |
サンプリング時点でプロセス・ヒープが消費しているメモリーの合計KB数 |
プロジェクトのプロセス常駐設定サイズ合計(Project's Total Process Resident Set Size (KiloBytes)) |
プロセスの常駐セット・サイズ(KB単位) |
プロジェクトのプロセス仮想メモリー・サイズ合計(Project's Total Process Virtual Memory Size (KiloBytes)) |
プロセスの常駐セット・サイズ(KB単位) |
プロジェクトのプロセスのスレッド合計数(Total Number of Threads in Project's Processes) |
現在のプロセスでアクティブなスレッド数 |
このメトリックは、ユーザーごとの総計リソース使用状況に関するデータを提供します。
このメトリックは、Solarisバージョン9以上でのみ使用可能です。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。これらのメトリックのデータソースは、Solaris CIM Object Managerです。 |
表2-2 リソース使用率の統計(ユーザー別)の集約(Aggregate Resource Usage Statistics (By User))
メトリック | 説明 |
---|---|
累積CPU待機時間(秒)(Cumulative CPU Wait Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにCPUの待機に費やした累積秒数 |
累積データ・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative Data Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにデータ・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積メジャー・ページ・フォルト(Cumulative Major Page Faults) |
このプロセスが現時点までに発生させたメジャー・ページ・フォルトの累積数 |
累積マイナー・ページ・フォルト(Cumulative Minor Page Faults) |
このプロセスが現時点までに発生させたマイナー・ページ・フォルトの累積数 |
読取りおよび書込み累積文字数I/O(バイト)(Cumulative Number Character IO (Bytes) Read and Written) |
このプロセスが現時点までに読取りおよび書込みを行った累積文字数I/Oバイト |
読取りブロックの累計数(Cumulative Number of Blocks Read) |
このプロセスが現時点までに読み取ったブロックの累積数 |
書込みブロックの累計数(Cumulative Number of Blocks Written) |
このプロセスが現時点までに書き込んだブロックの累積数 |
非自発的コンテキスト・スイッチの累計数(Cumulative Number of Involuntary Context Switches) |
このプロセスが現時点までに発生させた非自発的コンテキスト・スイッチの累積数 |
受信メッセージの累計数(Cumulative Number of Messages Received) |
このプロセスが現時点までに受信したメッセージの累積数 |
送信メッセージの累計数(Cumulative Number of Messages Sent) |
このプロセスが現時点までに送信したメッセージの累積数 |
受信信号の累計数(Cumulative Number of Signals Received) |
このプロセスが現時点までに受信した信号の累積数 |
実行されたシステム・コールの累計数(Cumulative Number of System Calls Made) |
このプロセスが現時点までに実行したシステム・コールの累積数 |
自発的コンテキスト・スイッチの累計数(Cumulative Number of Voluntary Context Switches) |
このプロセスが現時点までに発生させた自発的コンテキスト・スイッチの累積数 |
累積停止時間(秒)(Cumulative Stop Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までに停止に費やした累積秒数 |
累積スワップ操作(Cumulative Swap Operations) |
このプロセスが現時点までに発生させたスワップ操作の累積数 |
累積システム・モード時間(秒)(Cumulative System Mode Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・モードに費やした累積秒数 |
累積システム・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative System Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積システム・トラップ時間(秒)(Cumulative System Trap Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにシステム・トラップに費やした累積秒数 |
累積テキスト・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)(Cumulative Text Page Fault Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにテキスト・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数 |
累積ユーザー・ロック-待機スリープ時間(秒)(Cumulative User Lock-Wait Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにユーザー・ロックの待機でスリープに費やした累積秒数 |
累積ユーザー・モード時間(秒)(Cumulative User Mode Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにユーザー・モードに費やした累積秒数 |
累積ユーザーその他スリープ時間(秒)(Cumulative User Other Sleep Time (Seconds)) |
このプロセスが現時点までにその他のすべての理由でスリープに費やした累積秒数 |
ユーザーが所有するプロセス数(Number of Processes Owned by User) |
ユーザーが所有するプロセスの数(集約による計測) |
ユーザーのプロセスのスレッド合計数(Total Number of Threads in User's Processes) |
ユーザーが所有するプロセスの数(集約による計測) |
ユーザーCPU時間(%)(User CPU Time (%)) |
プロセスが使用したCPU時間の割合 |
ユーザー・プロセス・メモリー・サイズ(%)(User Process Memory Size (%)) |
物理メモリーに対するプロセス常駐セット・サイズの割合 |
ユーザーのプロセス・ヒープ・サイズ合計(User's Total Process Heap Size (KiloBytes)) |
サンプリング時点でプロセス・ヒープが消費しているメモリーの合計KB数 |
ユーザーのプロセス常駐設定サイズ合計(User's Total Process Resident Set Size (KiloBytes)) |
プロセスの常駐セット・サイズ(KB単位) |
ユーザーのプロセス仮想メモリー・サイズ合計User's Total Process Virtual Memory Size (KiloBytes)) |
プロセス仮想アドレス空間のサイズ(KB単位) |
「バッファ・アクティビティ(Buffer Activity)」メトリックは、OSメモリー・バッファの使用状況に関する情報を提供します。このメトリックは、1秒当たりの転送、アクセスおよびキャッシュ(カーネル・ブロック・バッファ・キャッシュ)ヒット率に対するバッファ・アクティビティをレポートします。
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | 該当なし |
HP Tru64 | table()システム・コール |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-3 「バッファ・アクティビティ(Buffer Activity)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
バッファ・キャッシュ読取りヒット率(%)(Buffer Cache Read Hit Ratio (%)) |
すべてのバッファ読取りに対する、ブロック・デバイスからバッファ・キャッシュへの読取り数の割合。 |
バッファ・キャッシュ読取り/秒(Buffer Cache Reads (per second)) |
バッファ・キャッシュで実行された1秒当たりの読取り数。 |
バッファ・キャッシュ書込みヒット率(%)(Buffer Cache Write Hit Ratio (%)) |
すべてのバッファ書込みに対する、ブロック・デバイスからバッファ・キャッシュへの書込み数の割合。 |
バッファ・キャッシュ書込み/秒(Buffer Cache Writes (per second)) |
バッファ・キャッシュで実行された1秒当たりの書込み数。 |
物理I/O読取り/秒(Physical I/O Reads (per second)) |
物理I/Oメカニズムを使用した文字デバイスからの1秒当たりの読取り数。 |
物理I/O書込み/秒(Physical I/O Writes (per second)) |
物理I/Oメカニズムを使用した文字デバイスからの1秒当たりの書込み数。 |
物理読取り/秒(Physical Reads (per second)) |
ブロック・デバイスからシステム・バッファ・キャッシュへの1秒当たりの読取り数。 |
物理書込み/秒(Physical Writes (per second)) |
ブロック・デバイスからシステム・バッファ・キャッシュへの物理書込み数。 |
「CPU使用量(CPU Usage)」メトリックは、CPUがアイドル状態、待機状態などの各状態で消費した時間の割合に関する情報を提供します。また、ユーザー・モードおよびシステム・モードで消費したCPU時間の割合に関する情報も提供します。すべてのデータは、複数CPUシステム内の各CPUについての情報です。
HP Tru64では、この情報は「負荷(Load)」メトリックで監視されている各CPUについてではなく、すべてのCPUに関する累計です。このため、このメトリックはHP Tru64では使用できません。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル統計(class cpu_stat) |
HP | pstat_getprocessor()システム・コール |
Linux | /proc/stat |
HP Tru64 | 該当なし |
IBM AIX | oracle_kstat()システム・コール |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-4 「CPU使用率(CPU Usage)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
CPUアイドル時間(%)(CPU Idle Time (%)) |
CPUがアイドルで、システムに未処理のディスクI/Oリクエストがなかった時間の割合です。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、アイドル・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。 |
CPU割込み時間(%)(CPU Interrupt Time (%)) |
2.4.1項「CPU割込み時間(%)(CPU Interrupt Time (%))」を参照。 |
CPUシステム時間(%)(CPU System Time (%)) |
CPUがシステム・モード(カーネル)で実行している時間の割合です。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、システム・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。 |
CPUユーザー時間(%)(CPU User Time (%)) |
ユーザー・モードで実行しているプロセッサ時間の割合です。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、ユーザー・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。 |
CPU待機時間(%)(CPU Wait Time (%)) |
CPUがアイドルで、システムに未処理のディスクI/Oリクエストがあった時間の割合です。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、待機モードのプロセッサ時間の割合を調べます。 |
サンプル間隔中にCPUがハードウェア割込みを受信し要求に応える時間の割合です。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、割込みモードのプロセッサ時間の割合を調べます。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
複数のしきい値
このメトリックでは、「CPU番号」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「CPU番号」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「CPU番号」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスについては、Enterprise Managerオンライン・ヘルプのしきい値の編集に関するトピックを参照してください。
データソース
このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。
このメトリックは、Cluster Ready Services(CRS)の特定のエラー・メッセージを収集し、エラー・コードに基づいて警告アラートまたはクリティカル・アラートを発行します。
Cluster Ready Services(CRS)のアラート・ログの名前とフルパスを示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
ホスト・レベルでCluster Ready Services(CRS)のアラート・ログのCRS-1012、CRS-1201、CRS-1202、CRS-1401、CRS-1402、CRS-1602およびCRS-1603メッセージを収集します。
CRS-1201、CRS-1401およびCRS-1012アラート・ログ・メッセージにより、警告アラートが発行されます。
CRS-1202、CRS-1402、CRS-1602およびCRS-1603アラート・ログ・メッセージにより、クリティカル・アラートが発行されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-5 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
MATCH |
CRS-(1201|1401|1012) |
CRS-(1202|1402|1602|1603) |
1* |
<clusterwareErrStack> 詳細は<alertLogName>を参照してください。 |
* このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、手動で消去する必要があります。
複数のしきい値
このメトリックでは、「時間/行番号」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「時間/行番号」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「時間/行番号」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ホスト・レベルでCluster Ready Services(CRS)のアラート・ログのCRS-1203、CRS-1205およびCRS-1206メッセージを収集し、クリティカル・レベルの「CRSリソースのアラート・ログ・エラー(CRS Resource Alert Log Error)」アラートを発行します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-6 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
MATCH |
定義なし |
CRS-120(3|5|6) |
1* |
<resourceErrStack> 詳細は<alertLogName>を参照してください。 |
* このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、手動で消去する必要があります。
複数のしきい値
このメトリックでは、「時間/行番号」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「時間/行番号」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「時間/行番号」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ホスト・レベルでCluster Ready Services(CRS)のアラート・ログのCRS-1009メッセージを収集し、「OCRアラート・ログ・エラー(OCR Alert Log Error)」タイプのアラートを発行します。OCRは、Oracle Cluster Registryを意味しています。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-7 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
MATCH |
定義なし |
CRS-1009 |
1* |
<ocrErrStack> 詳細は<alertLogName>を参照してください。 |
* このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、手動で消去する必要があります。
複数のしきい値
このメトリックでは、「時間/行番号」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「時間/行番号」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「時間/行番号」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
このメトリックは、ノード・アプリケーション(nodeapps)、仮想インターネット・プロトコル(IP)、Global Services Daemon(GSD)およびOracle Notification System(ONS)のステータスを監視します。
ノード・アプリケーション(nodeapps)、仮想インターネット・プロトコル(IP)、Global Services Daemon(GSD)およびOracle Notification System(ONS)のステータスを監視します。nodeappのステータスがOFFLINE NOT RESTARTINGの場合、クリティカル・アラートが生成されます。nodeappのステータスがUNKNOWNまたはOFFLINEの場合、警告アラートが生成されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-8 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
MATCH |
UNKNOWN|OFFLINE |
OFFLINE NOT RESTARTING |
1 |
CRSリソース<nodeapps>は<status>です |
複数のしきい値
このメトリックでは、「Nodeapp」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「Nodeapp」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「Nodeapp」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
ノード・アプリケーションの起動およびトラブルシューティングに関する情報は、『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。
このメトリックは、仮想インターネット・プロトコル(IP)の再配置が発生しているかどうかを監視します。初めに構成されていたホスト(ノード)から仮想IPが再配置されると、クリティカル・アラートが生成されます。
仮想インターネット・プロトコル(IP)が構成されている現在のホスト(ノード)を示します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
初めに構成されていたホスト(ノード)から仮想インターネット・プロトコル(IP)が再配置されたかどうかを示します。再配置が発生した場合、この値はTRUEになります。それ以外では、FALSEになります。値がTRUEになると、クリティカル・アラートが生成されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-9 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
= |
定義なし |
TRUE |
1 |
CRSリソース<vip>は<current_node>に再配置されました |
複数のしきい値
このメトリックでは、「仮想IP名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「仮想IP名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「仮想IP名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
「ディスク・アクティビティ(Disk Activity)」メトリックは、管理対象のターゲット上のハード・ディスク・アクティビティを監視します。このメトリックは、システム上の各デバイスについて、そのデバイスへのアクセスに関する情報を提供します。提供される情報には、そのデバイスのデバイス名、ディスク使用状況、書込み統計および読取り統計が含まれます。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル統計(class kstat_io) |
HP | pstat_getdiskシステム・コール |
Linux | iostatコマンド |
HP Tru64 | table()システム・コール |
IBM AIX | oracle_kstat()システム・コール |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-10 「ディスク・アクティビティ(Disk Activity)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
平均ディスクI/Oサービス時間(ミリ秒)(Average Disk I/O Service Time (ms)) |
2.8.1項「平均ディスクI/Oサービス時間(ミリ秒)(Average Disk I/O Service Time (ms))」を参照。 |
平均ディスクI/O待機時間(ミリ秒)(Average Disk I/O Wait Time (ms)) |
2.8.2項「平均ディスクI/O待機時間(ミリ秒)(Average Disk I/O Wait Time (ms))」を参照。 |
平均未処理ディスクI/Oリクエスト(Average Outstanding Disk I/O Requests) |
サービスを待機中の平均コマンド数(キューの長さ)です。 |
平均実行時間(ミリ秒)(Average Run Time (ms)) |
コマンドがアクティブ・キュー上で実行の完了を待機する時間の平均です。 |
ディスク・ブロック書込み/秒(Disk Block Writes (per second)) |
1秒当たりの書込みブロック(512バイト)数です。 |
ディスク・ブロック読取り/秒(Disk Block Reads (per second)) |
1秒当たりの読取りブロック(512バイト)数です。 |
ディスク・デバイス・ビジー(%)(Disk Device Busy (%)) |
2.8.3項「ディスク・デバイス・ビジー(%)(Disk Device Busy (%))」を参照。 |
ディスク読取り/秒(Disk Reads (per second)) |
指定されたディスク・デバイスの1秒当たりのディスク読取り数です。 |
ディスク書込み/秒(Disk Writes (per second)) |
指定されたディスク・デバイスの1秒当たりのディスク書込み数です。 |
平均待機時間および平均実行時間の合計です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-11 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
6 |
ディスク<keyvalue>の平均サービス時間は<value>ミリ秒で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ディスク・デバイス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ディスク・デバイス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
各「ディスク・デバイス」オブジェクトの警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
この数値が低くなるようにします。この数値が高い場合は、過剰な負荷またはハードウェアの問題のためにディスクが遅くなっている可能性があります。「I/O待機中のCPU使用率(%)(CPU in IO-Wait (%))」メトリックも参照してください。
コマンドがキュー上で実行を待機している平均時間です。
複数のしきい値
このメトリックでは、「ディスク・デバイス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ディスク・デバイス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
各「ディスク・デバイス」オブジェクトの警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
この値が高い場合は、ディスクが遅くなっています。OSのiostat -xnコマンドを使用して、ローカル・ディスクおよびNFSマウントされたファイル・システムについて、待機時間とサービス時間を確認してください。「I/O待機中のCPU使用率(%)(CPU in IO-Wait (%))」メトリックも参照してください。
「ディスク・デバイス・エラー(Disk Device Errors)」メトリックは、ディスク・デバイス上のエラー数を示します。
これらのメトリックは、Solarisでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで72時間ごとです。これらのメトリックのデータソースは、Solarisのiostat -eコマンドです。 |
表2-13 「ディスク・デバイス・エラー(Disk Device Errors)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
ハード・エラー(Hard Errors) |
ディスク・アクセス中に発生したハード・エラーの件数です。ハード・エラーは深刻なエラーと考えられ、ディスク・デバイスの構成が正しくなかったり、適切でないことが原因である場合があります。 |
ソフト・エラー(Soft Errors) |
ディスク・アクセス中に発生したソフト・エラーの件数です。ソフト・エラーとは、警告のことです。 |
合計(Total) |
特定のデバイス上のすべてのエラーの合計です。 |
トランスポート・エラー(Transport Errors) |
発生したネットワーク・エラーの件数です。一般に、これはネットワーク・レイヤーに関係する問題を示します。 |
「ファン(Fans)」メトリックは、システムに存在する様々なファンのステータスを監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
ファンのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-14 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>のデバイス<FanIndex>のファンのステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクトと「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: coolingDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.12.1.5)
「ファイル・アクセス・システム・コール(File Access System Calls)」メトリックは、ファイル・アクセス・システム・コールの使用状況に関する情報を提供します。
このメトリックは、Solaris、HPおよびIBM AIXでのみ使用可能です。
ダイレクト参照を実行する1秒当たりのファイル・システム・ブロック読取り数です。
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
IBM AIX | sarコマンド |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間に実行されたlookuppn()コール数を5で割った値です。
実行されたシステムiget()コールの1秒当たりの数です。igetはファイル・アクセス・システム・ルーチンです。
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル・メモリー構造(class cpu_vminfo) |
HP | sarコマンド |
IBM AIX | カーネル・メモリー構造(class cpu_vminfo) |
ユーザーの処理
このデータは、OSのsarコマンドを使用して取得されます。このコマンドは、OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングを行うために使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間に実行されたiget()コール数を5で割った値です。
実行されたファイル・システムlookuppn()(パス名変換)コールの1秒当たりの数です。
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
IBM AIX | sarコマンド |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間に実行されたlookuppn()コール数を5で割った値です。
「ファイルおよびディレクトリの監視(File and Directory Monitoring)」メトリックは、特定のファイルおよびディレクトリの様々な属性を監視します。キー値に固有のしきい値を設定することで、その特定のキー値で参照されるファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。任意のファイルまたはディレクトリを監視するには、キー値に固有のしきい値を指定する必要があります。
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ) |
HP | perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ) |
Linux | perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ) |
HP Tru64 | 該当なし |
IBM AIX | perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ) |
Windows | 該当なし |
ファイルまたはディレクトリの属性のフェッチ中に発生した問題がレポートされます。また、キー値に基づくしきい値によって指定されたファイルおよびディレクトリの監視中に発生したエラーがレポートされます。
注意: このメトリックは、IBM AIXでは使用できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-15 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
!= |
定義なし |
0 |
1 |
<file_attribute_not_found>。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
Linuxを含む様々なUNIXオペレーティング・システムでファイル権限の8進数の値をフェッチします。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ファイル名/etc/passwdのファイル権限を監視するには、/etc/passwdにしきい値を設定します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-16 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
!= |
定義なし |
定義なし |
1 |
<file_name>に対する現在の権限は<file_permissions>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値と異なります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
特定のファイルまたはディレクトリの現在のサイズ(MB単位)をフェッチします。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ディレクトリ/absolute_directory_pathのファイル権限を監視するには、/absolute_directory_pathにしきい値を設定します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-17 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
1 |
<file_name>のサイズは<file_size>MBで、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ファイル・サイズの変更割合の値を提供します。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ファイル名/absolute_file_pathのファイル変更率を監視するには、/absolute_file_pathにしきい値を設定します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-18 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
1 |
<file_name>は<file_sizechangerate>(KB/時)の速度で増加しており、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
「ファイル・システム(Filesystems)」メトリックは、コンピュータ上のローカル・ファイル・システムに関する情報を提供します。
ディスク・デバイス・リソースの名前です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | /etc/mnttabファイル・エントリ |
HP | bdfコマンド |
Linux | dfコマンド |
HP Tru64 | dfコマンド |
IBM AIX | /etc/mnttabファイル・エントリ |
Windows | 該当なし |
ファイル・システムに割り当てられた総領域をMB単位で表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | vminfoシステム |
HP | bdfコマンド |
Linux | dfコマンド |
HP Tru64 | dfコマンド |
IBM AIX | stavfs()システム・コール |
Windows | 該当なし |
ファイル・システム内の使用可能な空き領域の割合を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-19 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
24サンプルごと |
< |
20 |
5 |
1 |
ファイルシステム<keyValue>の使用可能な領域は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を下回っています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「マウント・ポイント」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「マウント・ポイント」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「マウント・ポイント」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | stavfs()システム・コール |
HP | bdfコマンド |
Linux | dfコマンド |
HP Tru64 | dfコマンド |
IBM AIX | stavfs()システム・コール |
Windows | Windows API |
ユーザーの処理
OSのdu -kコマンドを使用して、最も多くの領域を使用しているディレクトリを調べます(du -k|sort -rn)。
「インベントリ(Inventory)」メトリックは、ホスト構成情報を定期的に収集するために使用します。デフォルトでは、ホスト構成情報は24時間ごとに収集されます。
「カーネル・メモリー(Kernel Memory)」メトリックは、カーネル・メモリー割当て(KMA)アクティビティに関する情報を提供します。
このメトリックは、Solarisでのみ使用可能です。データソースは、sar
コマンドです。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-20 「カーネル・メモリー(Kernel Memory)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
大規模カーネル・メモリーのリクエストに失敗(Failed Requests for Large Kernel Memory) |
失敗した大規模メモリーのリクエスト(処理されなかったリクエスト)の数。 |
オーバーサイズ・カーネル・メモリーのリクエストに失敗(Failed Requests for Oversize Kernel Memory) |
処理されなかったオーバーサイズ・リクエストの数。オーバーサイズ・メモリー・リクエストは動的に割り当てられるので、そのようなリクエスト用のプールはありません。 |
小規模カーネル・メモリーのリクエストに失敗(Failed Requests for Small Kernel Memory) |
失敗した小規模メモリーのリクエスト(処理されなかったリクエスト)の数。 |
大規模メモリー・リクエストに使用可能なKMA(バイト)(KMA Available for Large Memory Requests (Bytes)) |
カーネル・メモリー割当て(KMA)がラージ・プール(大規模メモリー・リクエストの割当ておよび確保に使用するプール)用に保持するメモリーの容量(バイト単位)。 |
オーバーサイズ・メモリー・リクエストのためのKMA(バイト)(KMA for Oversize Memory Requests (Bytes)) |
オーバーサイズ・メモリー・リクエストに割り当てられたメモリーの容量。 |
小規模メモリー・リクエストのためのKMA(KMA for Small Memory Requests) |
カーネル・メモリー割当てがスモール・プール(小規模メモリー・リクエストの割当ておよび確保に使用するプール)用に保持するメモリーの容量(バイト単位)。 |
大規模メモリー・リクエストへの割当てメモリー(バイト)(Memory Allocated for Large Memory Requests (Bytes)) |
カーネルが大規模メモリー・リクエストを処理するために割り当てたメモリーの容量(バイト単位)。 |
小規模メモリー・リクエストへの割当てメモリー(バイト)(Memory Allocated for Small Memory Requests (Bytes)) |
カーネルが小規模メモリー・リクエストを処理するために割り当てたメモリーの容量(バイト単位)。 |
「負荷(Load)」メトリックは、システム実行キュー上の実行可能なプロセス数に関する情報を提供します。この値がシステムのCPUの数より大きい場合は、負荷がかかりすぎています。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで5分ごとです。 |
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル統計 |
HP | pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール |
Linux | uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat |
HP Tru64 | table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド |
IBM AIX | oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ(特に記載のないかぎり) |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-21 「負荷(Load)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
I/O待機中のCPU使用率(%)(CPU in IO-Wait (%)) |
|
システム・モードのCPU(%)(CPU in System Mode (%)) |
UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックはシステム・モードで使用されているCPU量を全CPU処理能力に対する割合として表します。 Windowsの場合、このメトリックはプロセス・スレッドが特権モードでのコードの実行に費やした時間の割合です。 |
ユーザー・モードのCPU(%)(CPU in User Mode (%)) |
UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックはユーザー・モードで使用されているCPU量を全CPU処理能力に対する割合として表します。 Windowsの場合、このメトリックはプロセッサがユーザー・モードに費やした時間の割合です。このメトリックは、平均ビジー時間をサンプル時間の割合として表示します。 |
CPU割込み時間(%)(CPU Interrupt Time (%)) |
2.16.2項「CPU割込み時間(%)(CPU Interrupt Time (%))」を参照。 |
CPUキューの長さ(CPU Queue Length) |
2.16.3項「CPUキューの長さ(CPU Queue Length)」を参照。 |
CPU使用率(%)(CPU Utilization (%)) |
|
空きメモリー(%)(Free Memory (%)) |
全メモリーに対する空きメモリーの量の割合。Windowsホストのデータソースは、Windows APIです。 |
最長サービス時間(ミリ秒)(Longest Service Time (ms)) |
すべてのディスクの平均サービス時間の最大値。単位はミリ秒です。 |
メモリー・ページ・スキャン率/秒(Memory Page Scan Rate (per second)) |
2.16.5項「メモリー・ページ・スキャン率/秒(Memory Page Scan Rate (per second))」を参照。 |
メモリー使用率(%)(Memory Utilization (%)) |
|
ページ転送率(Page Transfers Rate) |
2.16.7項「ページ転送率(Page Transfers Rate)」を参照。 |
実行キューの長さ(1分平均)(Run Queue Length (1 minute average)) |
2.16.8項「実行キューの長さ(1分平均)(Run Queue Length (1 minute average))」を参照。 |
実行キューの長さ(5分平均)(Run Queue Length (5 minute average)) |
2.16.10項「実行キューの長さ(5分平均)(Run Queue Length (5 minute average))」を参照。 |
実行キューの長さ(15分平均)(Run Queue Length (15 minute average)) |
2.16.9項「実行キューの長さ(15分平均)(Run Queue Length (15 minute average))」を参照。 |
スワップ使用率(%)(Swap Utilization (%)) |
|
合計ディスクI/O/秒(Total Disk I/O Per Second) |
すべてのディスクから計算された、I/O(読取りおよび書込み)操作の速度。 |
処理合計(Total Processes) |
システムで現在実行中の合計プロセス数。 |
総スワップ(KB)(Total Swap, Kilobytes) |
プロセスによって割当て可能なページ・ファイル領域の総量。ページング・ファイルはすべてのプロセスで共有されます。ファイルのページング時に領域が不足すると、プロセスはメモリーを割り当てられないことがあります。 |
ユーザー合計(Total Users) |
現在、システムにログインしているユーザーの合計数です。このメトリックは、システム上の実行ユーザー数を調べます。 |
使用済スワップ(KB)(Used Swap, Kilobytes) |
使用済のページ・ファイル・インスタンスのサイズ(KB単位)。 |
直前の間隔で、I/Oを待機しているジョブ数の平均です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-22 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
40 |
80 |
6 |
CPU I/O待機は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
ユーザーの処理
I/O待機の割合が高い場合は、ハードウェアに問題がある、NFSサーバーが遅い、またはローカル・ファイル・システムとディスクの間のロード・バランシングが不適切である可能性があります。すべてのハードウェア・エラーについて、システム・メッセージ・ログを調べてください。iostat -xnコマンドまたはnfsstat -c(NFSクライアント側の統計情報)コマンドあるいはその両方を使用して、応答が遅いディスクまたはファイル・システムを特定します。スワップの不足または不適切なロード・バランシングによりこれらに過剰に負荷がかかることがあるため、問題が1つ以上のスワップ・パーティションと関係するかどうかを調べます。個別の問題に合せて、パフォーマンスを改善するためにNFSクライアントまたはサーバーのチューニング、ハードウェアの交換、その他のファイル・システムへのアプリケーションの移動、スワップ領域の追加、ファイル・システムの再構築などの修正を行います。
サンプル間隔中にプロセッサがハードウェア割込みを受信し要求に応える時間の割合です。この値は、システム・クロック、マウス、ディスク・ドライバ、データ通信回線、ネットワーク・インタフェース・カード、その他の周辺装置など、割込みを発生させるデバイスのアクティビティを間接的に示します。通常、これらのデバイスはタスクを完了したときおよび注意が必要なときにプロセッサに割込みをかけます。割込みが発生すると、通常のスレッド実行は一時停止されます。多くのシステム・クロックは10ミリ秒ごとにプロセッサに割込みをかけるので、割込みアクティビティが発生します。割込み中は、通常のスレッド実行は一時停止されます。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
データソース
このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。
プロセッサ・キューの長さは、プロセッサ・キュー内の待機中スレッドの数です。マルチ・プロセッサのコンピュータでも、プロセッサ時間のキューは1つです。ワークロードにもよりますが、通常、1プロセッサで受け入れられるプロセッサ・キューは10スレッド未満です。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
データソース
このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。
ユーザーの処理
常にこの値が高い場合は、CPUバウンドのタスクがいくつかあることを示します。この情報は、「ページ転送率(Page Transfers Rate)」などのその他のメトリックと相互に関係します。メモリーを追加してシステムをチューニングすると効果的です。
UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックはCPU使用量を使用可能な全CPU処理能力に対する割合として表します。
Windowsの場合、このメトリックはCPUがアイドルでないスレッドの実行に費やす時間の割合を表します。CPU使用率(%)(CPU Utilization (%))」は、プロセッサ・アクティビティの最も重要なインジケータです。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
UNIXベースのシステムの場合、このメトリックはページ・スティーリング・デーモンがスキャンした1秒当たりのページ数を表します。
Windowsの場合、このメトリックはハード・ページ・フォルトを解決するためにページをディスクから読み取ったまたはディスクに書き込んだ率です。このメトリックは、システム全体のパフォーマンスを低下させるようなフォルトの最も重要なインジケータです。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-24 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
6 |
ページ・スキャン率は<value>/秒で、警告(<warning_threshold>/秒)またはクリティカル(<critical_threshold>/秒)のしきい値を超えています。 |
ユーザーの処理
この数値が0(ゼロ)または0に近い場合は、システムに十分なメモリーがあります。スキャン率が常に高い場合は、メモリーを追加すると非常に効果的です。
空きメモリーの量を全メモリーに対する割合として表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-25 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
99 |
定義なし |
6 |
メモリー使用率は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
データソース
Windowsホストのデータソースは、Windows APIです。
ハード・ページ・フォルトを解決するためにページをディスクから読み取ったまたはディスクに書き込んだ率です。システム全体のパフォーマンスを低下させるようなフォルトの最も重要なインジケータです。これは、ページ数で数えられます。この値には、キャッシュされずにマップされるメモリーがファイルするファイル・システム・キャッシュ(通常はアプリケーションが要求)でのフォルトを処理するために取得されたページが含まれます。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
データソース
このメトリックのデータソースは、Windowsのパフォーマンス・カウンタです。
ユーザーの処理
転送率が高い場合は、メモリーが競合しています。メモリーを追加すると効果があります。
メモリーでの平均プロセス数を示し、直前の間隔で実行されます。このメトリックにより、実行キューを調べます。
このメトリックは、Windowsでは使用できません。
ユーザーの処理
UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。
メモリーでの平均プロセス数を示し、直前の間隔で実行されます。このメトリックにより、実行キューを調べます。
このメトリックは、Windowsでは使用できません。
ユーザーの処理
UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。
メモリーでの平均プロセス数を示し、直前の間隔で実行されます。このメトリックにより、実行キューを調べます。
このメトリックは、Windowsでは使用できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-26 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
10 |
20 |
6 |
CPU負荷は<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
ユーザーの処理
UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。
UNIXベースのシステムの場合、このメトリックは直前の間隔で使用したスワップ・メモリーの割合を表します。
Windowsの場合、このメトリックは使用されたページ・ファイル・インスタンスの割合を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-27 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
80 |
95 |
6 |
スワップ使用率は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
データソース
Windowsホストのデータソースは、Windows APIおよびパフォーマンス・データ・カウンタです。
ユーザーの処理
UNIXベースのプラットフォームの場合は、UNIXのtopコマンドまたはSolarisのswap -lコマンドを使用してスワップの使用状況を調べます。スワップ・ファイルを作成し、そのファイルをシステム・スワップ・プールに追加すると、既存のファイル・システムに追加のスワップを追加できます。(UNIX OSに関するドキュメントを参照してください。)スワップが/tmpにマウントされている場合は、/tmp内の不要なファイルを削除することで領域を開放できます。ファイル・システム・スワップを追加できない場合、または十分な領域を開放できない場合は、スワップ・プールにRAWディスク・パーティションを追加して、スワップを追加する必要があります。手順は、UNIXのドキュメントを参照してください。
Windowsの場合は、ページ・ファイルの使用状況をチェックして、現在の制限では不十分な場合はページ・ファイルを追加します。
「ログ・ファイル監視(Log File Monitoring)」メトリックでは、ファイル内容に1つ以上のperlパターンが出現していないかどうかについて、1つ以上のログ・ファイルを監視できます。また、ログ・ファイルで無視するperlパターンも指定できます。最後のスキャン以降に追加された新しい内容に対する定期スキャンの実行により、まず無視パターンに一致する行が無視され、次に指定した一致パターンに一致する行が1つのレコードとしてパターンごとにリポジトリにアップロードされます。特定のパターンに一致する行の数に対して、しきい値を設定できます。所定のファイル内でファイル・ローテーションが行われます。
内容のアップロードについて特定のファイルが個別に登録されている場合は、実際の内容が戻されます。それ以外の場合は、指定したパターンに一致している行の数が戻されます。
監視しないファイルまたはディレクトリの名前は、<EMDROOT>/sysman/config/lfm_efilesファイルにリストできます。内容をOracle管理リポジトリにアップロードするファイルまたはディレクトリの名前は、<EMDROOT>/sysman/config/lfm_ifilesファイルにリストできます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データソース
ユーザー指定のperlパターンが出現しているかどうかについてファイルをスキャンするOracle提供のperlプログラム。
特定のファイル内で指定されたパターンに一致する行の数が戻されます。特定のログ・ファイル名、perlでのパターンの一致、およびperlでのパターンの無視について、この列に警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、特定のログ・ファイルに指定された基準の監視が開始されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-28 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
毎サンプル後 |
> |
0 |
定義なし |
1* |
<log_file_message>は、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
* このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、手動で消去する必要があります。
複数のしきい値
このメトリックでは、「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
ユーザー指定の基準についてログ・ファイルを監視するOracle提供のperlプログラム。
「メモリー・デバイス(Memory Devices)」メトリックは、システムに構成されたメモリー・デバイスのステータスを監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、各メトリックと、その説明およびデータソースを示しています。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
表2-29 「メモリー・デバイス(Memory Devices)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
バンク・ロケーション(Bank Location) |
メモリー・デバイスのバンク・ロケーション名(使用可能な場合) |
memoryDeviceBankLocationName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.10) |
ロケーション(Location) |
メモリー・デバイスのロケーション名(DIMM Aなど) |
memoryDeviceLocationName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.8) |
メモリー(Memory) |
2.18.1項「メモリー・ステータス(Memory Status)」 |
|
サイズ(MB)(Size (MB)) |
メモリー・デバイスのサイズ(MB単位) |
memoryDeviceSize(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.14) |
タイプ(Type) |
メモリー・デバイスのタイプ |
memoryDeviceType(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.7) |
メモリー・デバイスのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-30 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
バンク・ロケーション<MemoryBankLocation>およびロケーション<MemoryLocation>のメモリーのステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ」オブジェクトおよび「索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ」オブジェクトおよび「索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ」オブジェクトと「索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.5)
「メッセージとセマフォ・アクティビティ(Message and Semaphore Activity)」メトリックは、管理対象のホスト・システムのメッセージとセマフォ・アクティビティに関する情報を示します。
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | 該当なし |
HP Tru64 | ipcsコマンド |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-31 メッセージとセマフォ・アクティビティ(Message and Semaphore Activity)
メトリック | 説明 |
---|---|
msgrcv()システム・コール/秒(msgrcv() System Calls (per second)) |
実行されたmsgrcvシステム・コールの1秒当たりの数。msgrcvシステム・コールは、あるキューからユーザー定義の別のキューにメッセージを読み込みます。 |
semop()システム・コール/秒(semop() System Calls (per second)) |
実行されたsemopシステム・コールの1秒当たりの数。semopシステム・コールは、セマフォ・セットでセマフォ操作を実行するために使用します。 |
「ネットワーク・インタフェース(Network Interfaces)」メトリックには、ネットワーク・インタフェース上の入力エラーおよびインタフェースの衝突が含まれます。ネットワーク・インタフェースとして、le、hme、qfe、geおよびfddiがサポートされています。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで5分ごとです。 |
データソース
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル・メモリー構造体(kstat) |
HP | netstat、lanscanおよびlanadminコマンド |
Linux | netstatコマンドおよび/proc/net/dev |
HP Tru64 | netstatコマンド |
IBM AIX | oracle_kstat()システム・コール |
Windows | 該当なし |
ユーザーの処理
OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。
メトリックと説明
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-32 「ネットワーク・インタフェース(Network Interfaces)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
ネットワーク・インタフェース入力エラー(%)(Network Interface Input Errors (%)) |
ハードウェア・エラーまたはネットワーク・エラーによって受信できなかった、デバイスで発生した1秒当たりの入力エラーの数。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの入力エラー率を調べます。 |
ネットワーク・インタフェース衝突(%)(Network Interface Collisions (%)) |
1秒当たりの衝突数。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの衝突率を調べます。 |
ネットワーク・インタフェース結合使用率(%)(Network Interface Combined Utilization (%)) |
2.20.1項「ネットワーク・インタフェース結合使用率(%)(Network Interface Combined Utilization (%))」を参照。 |
ネットワーク・インタフェース出力エラー(%)(Network Interface Output Errors (%)) |
1秒当たりの出力エラー数。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの出力エラー率を調べます。 |
ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)(Network Interface Read (MB/s)) |
特定のインタフェースから読み取った1秒当たりの量(MB単位)。 |
ネットワーク・インタフェース読取り使用率(%)(Network Interface Read Utilization (%)) |
合計読取り容量に対する、ネットワークからの読取りに使用しているネットワーク帯域幅の割合。 |
ネットワーク・インタフェース合計エラー率(%)(Network Interface Total Error Rate (%)) |
2.20.2項「ネットワーク・インタフェース合計エラー率(%)(Network Interface Total Error Rate (%))」を参照。 |
ネットワーク・インタフェース合計I/Oレート(MB/秒)(Network Interface Total I/O Rate (MB/sec)) |
2.20.3項「ネットワーク・インタフェース合計I/Oレート(MB/秒)(Network Interface Total I/O Rate (MB/sec))」を参照。 |
ネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)(Network Interface Write (MB/s)) |
特定のインタフェースに書き込んだ1秒当たりの量(MB単位)。 |
ネットワーク・インタフェース書込み使用率(%)(Network Interface Write Utilization (%)) |
合計読取り容量に対する、ネットワークへの書込みに使用しているネットワーク帯域幅の割合。 |
全二重ネットワーク接続のネットワークとの間での読取りおよび書込みに使用するネットワーク帯域幅の割合です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-33 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
6 |
<keyvalue>のネットワーク使用率は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ネットワーク・インタフェースで発生した1秒当たりのエラーの合計数を表します。これは、ネットワーク・インタフェースで発生した読取りエラーと書込みエラーの割合です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-34 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
6 |
<keyvalue>のネットワーク・エラー率は<value>%で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
このメトリックは、「ネットワーク・インタフェース入力エラー(%)(Network Interface Input Errors (%))」と「ネットワーク・インタフェース出力エラー(%)(Network Interface Output Errors (%))」の合計として算出されます。
ネットワーク・インタフェースでの合計I/Oレートを表します。このメトリックは、「ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)(Network Interface Read (MB/s))」と「ネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)(Network Interface Write (MB/s))」の合計として測定されます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-35 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
6 |
<keyvalue>のネットワークI/O速度は<value>MB/秒で、警告(<warning_threshold>MB/秒)またはクリティカル(<critical_threshold>MB/秒)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
このメトリックは、「ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)(Network Interface Read (MB/s))」と「ネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)(Network Interface Write (MB/s))」の合計として算出されます。
「ページング・アクティビティ(Paging Activity)」メトリックは、システム上のページング・アクティビティ量に関する情報を提供します。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
データソース
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | カーネル統計(class misc cpu_stat) |
HP | pstat_getvminfo()システム・コール |
Linux | sarコマンド |
HP Tru64 | table()システム・コールおよびvmstatコマンド |
IBM AIX | oracle_kstat()システム・コール |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ |
メトリックと説明
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-36 「ページング・アクティビティ(Paging Activity)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
アドレス変換ページ・フォルト/秒(Address Translation Page Faults (per second)) |
hat_fault()による1秒当たりのマイナー・ページ・フォルト。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、フォルト数を調べます。 |
キャッシュ・フォルト(Cache Faults) |
ファイル・システム・キャッシュで要求されたページが見つからず、メモリー内の他の場所(ソフト・フォルト)またはディスク(ハード・フォルト)から取得する必要がある場合に発生するフォルトの数。ファイル・システム・キャッシュは、最近使用されたデータ・ページをアプリケーションのために格納する物理メモリー領域です。キャッシュ・アクティビティは、多くのアプリケーションI/O操作の信頼できるインジケータです。このメトリックは、各操作で発生したページ・フォルト数にかかわりなく、フォルト数を表示します。 |
copy-on-writeフォルト/秒(Copy-on-write Faults (per second)) |
物理メモリー内の他の場所からページをコピーすることで実行された書込みによってページ・フォルトが発生する1秒当たりの回数。ページが書き込まれるときのみコピーされ、それ以外ではページは共有されるので、このデータ共有方法は合理的です。このメトリックは、各操作でコピーされたページ数にかかわりなく、コピー数を表示します。 |
ゼロ要求フォルト/秒(Demand Zero Faults (per second)) |
フォルトを処理するためにゼロでクリアされたページが要求された1秒当たりの回数。ゼロでクリアされたページとは、以前のデータが格納されずにゼロが埋め込まれたページで、同じメモリー領域を使用した前のプロセスによって格納されたデータをプロセスが参照しないようにするWindowsのセキュリティ機能です。Windowsは、ゼロでクリアされたページのリストを保持してこのプロセスを高速化します。このメトリックは、フォルトを処理するために取得されたページ数にかかわりなく、フォルト数を表示します。 |
ページ・フラッシュを伴うigetsの割合(%)(igets with Page Flushes (%)) |
igetによって、対応する再利用可能なページを持つ空きリストから削除されたUFS inodeの割合です。これらのページはフラッシュされるので、プロセスから再要求できません。 |
ページ・フォルト/秒(Page Faults (per second)) |
1秒当たりにフォルトされた平均ページ数。各フォルト操作では1つのページのみフォルトされるので、これはページ・フォルト操作の数と等しく、1秒当たりにフォルトされたページ数で測定されます。このメトリックには、ハード・フォルト(ディスク・アクセスを必要とするフォルト)およびソフト・フォルト(フォルト・ページが物理メモリー内の他の場所で検出される)の両方が含まれます。多くのプロセッサは、影響を表面化させずに多数のソフト・フォルトに対処できます。ただし、ディスク・アクセスの必要なハード・フォルトはパフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。 |
ソフトウェア・ロック・リクエストからのページ・フォルト(Page Faults from Software Lock Requests) |
1秒当たりの保護違反の数を示します。保護違反は、アクセスしてはいけないメモリーにプログラムがアクセスしようとした場合に発生し、セグメント違反信号を受け取り、コア・ファイルがダンプされます。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、フォルト数を調べます。 |
ページイン・リクエスト/秒(Page-in Requests (per second)) |
UNIXベースのシステムの場合、仮想メモリー・マネージャが1秒間にページインした(フォルト・メモリー参照を解決するためにディスクから読み込んだ)ページ数を表します。ページアウトと同様に、この統計情報は、仮想メモリー・マネージャによって発生した実I/Oの量です。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、ページイン数を調べます。 Windowsの場合、このメトリックはハード・ページ・フォルトを解決するためにディスクが読み込まれた1秒当たりの回数です。これは、各操作で取得されたページ数にかかわりなく、読込み操作の数を示します。ハード・ページ・フォルトは、プロセスが作業セットまたは物理メモリー内の他の場所にない仮想メモリー内のページを参照し、ディスクから取得する必要がある場合に発生します。このメトリックは、システム全体のパフォーマンスを低下させるようなフォルトの最も重要なインジケータです。これには、ファイル・システム・キャッシュ(通常はアプリケーションが要求)およびキャッシュされずにマップされるメモリー・ファイルでのフォルトを処理するための読込み操作が含まれます。 注意: このメトリックは、Linuxでは使用できません。 |
ページアウト・リクエスト/秒(Page-out Requests (per second)) |
UNIXベースのシステムの場合、1秒当たりのディスクへの書出しページ数です。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、書出しページ数を調べます。 Windowsの場合、このメトリックは物理メモリー内の領域を開放するためにページがディスクに書き出された1秒当たりの回数です。物理メモリーで変更された場合のみページがディスクに書き出されるので、通常はコードではなくデータを保持します。このメトリックは、各操作で書き出されたページ数にかかわりなく、書出し操作を示します。 注意: このメトリックは、Linuxでは使用できません。 |
ページインされたページ/秒(Pages Paged-in (per second)) |
UNIXベースのシステムの場合、1秒間にページインされた(フォルト・メモリー参照を解決するためにディスクから読み込んだ)ページ数です。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、ページインされたページ数を調べます。 Windowsの場合、このメトリックはハード・ページ・フォルトを解決するためにページがディスクから読み込まれた1秒当たりの回数です。ハード・ページ・フォルトは、プロセスが作業セットまたは物理メモリー内の他の場所にない仮想メモリー内のページを参照し、ディスクから取得する必要がある場合に発生します。ページがない場合、読込み操作を最大限に活用するため、システムは隣接した複数のページをメモリーに読み込もうとします。 |
ページアウトしたページ/秒(Pages Paged-out (per second)) |
UNIXベースのシステムの場合、仮想メモリー・マネージャが1秒間に書き出したページ数を表します。ページインと同様に、この統計情報は、仮想メモリー・マネージャによって発生した実I/Oの量です。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、ページアウトされたページ数を調べます。 Windowsの場合、このメトリックは物理メモリー内の領域を開放するためにページがディスクに書き出された1秒当たりの回数です。物理メモリーで変更された場合のみページはディスクに書き戻されるので、通常はコードではなくデータを保持します。ページ出力の割合が高い場合は、メモリーが不足している可能性があります。Windowsでは、物理メモリーが不足すると、領域を開放するためにディスクに書き出されるページ数が増加します。 |
ページ・スティーリング・デーモンによって空きリストに置かれるページ数/秒(Pages Put on Freelist by Page Stealing Daemon (per second)) |
ページアウト・デーモン(ページ・スティーリング・デーモン)に未使用と判断され、空きページ・リストに置かれたページ数。 |
ページ・スティーリング・デーモンによってスキャンされたページ数/秒(Pages Scanned by Page Stealing Daemon (per second)) |
ページ・スティーリング・デーモンがスキャンした1秒当たりのページ数です。 この数値が0(ゼロ)または0に近い場合は、システムに十分なメモリーがあります。この数値が常に高い場合は、メモリーを追加すると非常に効果的です。 |
遷移フォルト/秒(Transition Faults (per second)) |
ページを共有する別のプロセスが使用していたページ、変更されたページ・リストやスタンバイ・リストにあったページ、またはページ・フォルト時にディスクに書き込まれていたページを復元することによって解決された1秒当たりのページ・フォルト数。ページは、追加のディスク・アクティビティを発生させずに復元されます。各操作では1ページのみフォルトされ、遷移フォルト数はフォルトされたページ数と等しいため、フォルト数で数えられます。 |
「PCIデバイス(PCI Devices)」メトリックは、PCIデバイスのステータスを監視します(PCI: Peripheral Component Interconnect)。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびユーザーの処理を示しています。
表2-37 「PCIデバイス(PCI Devices)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
説明(Description) |
Dell PCIデバイスの説明的な名前 |
pCIDeviceDescriptionName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.9) |
製造業者(Manufacturer) |
Dell PCIデバイスの製造業者の名前 |
pCIDeviceManufacturerName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.8) |
PCIデバイスのステータス(PCI Device Status) |
Dell PCIデバイスのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-38 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>のPCIDevice <PCIDeviceIndex>のステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: pCIDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.5)
「電源(Power Supplies)」メトリックは、ホスト・システムに存在する様々な電源のステータスを監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびユーザーの処理を示しています。
表2-39 「電源(Power Supplies)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
ロケーション(Location) |
電源のロケーション名 |
powerSupplyLocationName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.8) |
出力(10分の数ワット)(Output (Tenths of Watts)) |
電源の最大連続出力ワット(10分の1ワット単位) |
powerSupplyOutputWatts(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.6) |
電源のステータス(Power Supply Status) |
電源のステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-40 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>の電源<PSIndex>のステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「電源索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「電源索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクトと「電源索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: powerSupplyStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.5)
「プロセス、inode、ファイル表の統計(Process, Inode, File Tables Statistics)」メトリックは、プロセス、inodeおよびファイル表の統計に関する情報を提供します。
データソース
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | sarコマンド、たとえばsar -v |
HP Tru64 | table()システム・コール |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。
メトリックと説明
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-41 「プロセス、inode、ファイル表の統計(Process, Inode, File Tables Statistics)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
ファイル表のオーバーフローの発生(File Table Overflow Occurrences) |
システム・ファイル表がオーバーフローした回数、つまりデータを収集するために選択されたサンプル期間中にOSが表内で利用可能なエントリを見つけられなかった回数。 |
inode表のオーバーフローの発生(Inode Table Overflow Occurrences) |
inode表がオーバーフローした回数、つまりOSが利用可能なinode表エントリを見つけられなかった回数。 |
inode表の最大サイズ(Maximum Size of Inode Table) |
inode表の最大サイズ。 |
プロセス表の最大サイズ(Maximum Size of Process Table) |
プロセス表の最大サイズ。 |
システム・ファイル表の最大サイズ(Maximum Size of System File Table) |
システム・ファイル表の最大サイズ。 |
割り当てられたディスクの割当てエントリの数(Number of Allocated Disk Quota Entries) |
割当て済のディスク割当て制限エントリの数。 |
キューされたRTシグナルの数(Number of Queued RT Signals) |
キューされたRTシグナルの数。 |
割当されたスーパー・ブロック・ハンドラの数(Number of Super Block Handlers Allocated) |
割当て済のスーパー・ブロック・ハンドラの数。 |
使用されたファイル・ハンドラの数(Number of Used File Handles) |
システム・ファイル表の現在のサイズ。 |
割り当てられたディスクの割当てエントリの割合(Percentage of Allocated Disk Quota Entries) |
割当て可能なキャッシュされたディスク割当て制限エントリの最大数に対する、割当て済のディスク割当て制限エントリの数。 |
割当されたスーパー・ブロック・ハンドラの割合(Percentage of Allocated Super Block Handlers) |
Linuxで割当て可能なスーパー・ブロック・ハンドラの最大数に対する、割当て済のスーパー・ブロック・ハンドラの数。 |
キューされたRTシグナルの割合(Percentage of Queued RT Signals) |
キューされたRTシグナルの割合。 |
使用されたファイル・ハンドラの割合(Percentage of Used File Handles) |
Linuxカーネルで割当て可能なファイル・ハンドルの最大数に対する、使用済のファイル・ハンドルの割合。 |
プロセス表のオーバーフローの発生(Process Table Overflow Occurrences) |
プロセス表がオーバーフローした回数、つまりOSが5秒間の間にプロセス表エントリを見つけられなかった回数。 |
inode表のサイズ(Size of Inode Table) |
inode表の現在のサイズ。 |
プロセス表のサイズ(Size of Process Table) |
プロセス表の現在のサイズ。 |
「プロセッサ(Processors)」メトリックは、ホスト内の各CPUの状態を監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびデータソースを示しています。
表2-42 「プロセッサ(Processors)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
ファミリ(Family) |
Dellプロセッサ・デバイスのファミリ。 |
processorDeviceFamily(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.10) |
製造業者(Manufacturer) |
Dellプロセッサの製造業者の名前。 |
processorDeviceManufacturerName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.8) |
プロセッサのステータス(Processor Status) |
||
速度(MHz)(Speed (MHz)) |
Dellプロセッサ・デバイスの現在の速度(MHz単位)。0(ゼロ)の値は、速度が不明であることを示します。 |
processorDeviceCurrentSpeed(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.12) |
バージョン(Version) |
Dellプロセッサのバージョン。 |
processorDeviceVersionName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.16) |
Dellプロセッサ・デバイスのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-43 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>のプロセッサ<ProcessorIndex>のステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクトと「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.5)
「プログラム・リソース使用率(Program Resource Utilization)」メトリックは、柔軟なリソース監視機能を提供します。キー値に固有のしきい値を設定して、監視するプログラムの基準を指定する必要があります。キー値の列のプログラム名および所有者の値により、システム内のリソース使用率を監視するための一意の基準を定義します。
デフォルトでは、このメトリックで追跡されるプログラムはありません。キー値に固有のしきい値設定の一環としてキー値を入力し、監視および追跡の基準を定義します。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで5分ごとです。 |
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | psコマンド |
HP | psコマンド |
Linux | psコマンド |
HP Tru64 | psコマンド |
IBM AIX | psコマンド |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-44 「プログラム・リソース使用率(Program Resource Utilization)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
PIDのリスト(List of PIDs) |
Solarisでのみ使用可能 |
プログラムの最大CPU時間累積(分)(Program's Max CPU Time Accumulated (Minutes)) |
2.26.1項「プログラムの最大CPU時間累積(分)(Program's Max CPU Time Accumulated (Minutes))」を参照 |
プログラムの最大CPU時間累積PID(Programs Max CPU Time Accumulated PID) |
最もCPU時間を蓄積した、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するプロセスの識別子 |
プログラムの最大CPU使用率(%)(Program's Max CPU Utilization (%)) |
2.26.2項「プログラムの最大CPU使用率(%)(Program's Max CPU Utilization (%))」を参照 |
プログラムの最大CPU使用率PID(Programs Max CPU Utilization PID) |
最後のスキャン以降に最大のCPU使用率を消費した、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するプロセスの識別子 |
プログラムの最大プロセス数(Program's Max Process Count) |
|
プログラムの最大常駐メモリー(MB)(Program's Max Resident Memory (MB)) |
2.26.4項「プログラムの最大常駐メモリー(MB)(Program's Max Resident Memory (MB))」を参照 |
プログラムの最大常駐メモリーPID(Program's Max Resident Memory PID) |
単一プロセスで最大の常駐メモリーを占有している、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するプロセスの識別子 |
プログラムの最小プロセス数(Program's Min Process Count) |
|
プログラムの累積CPU時間合計(分)(Program's Total CPU Time Accumulated (Minutes)) |
2.26.6項「プログラムの累積CPU時間合計(分)(Program's Total CPU Time Accumulated (Minutes)」を参照 |
プログラムのCPU使用率の合計(%)(Program's Total CPU Utilization (%)) |
2.26.7項「プログラムのCPU使用率の合計(%)(Program's Total CPU Utilization (%))」を参照 |
プログラム名と所有者のキー値基準に一致する最もアクティブなプロセスにより蓄積された最大CPU時間を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-45 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
プログラム<prog_name>を実行している<prog_max_cpu_time_pid>プロセスは、累積で<prog_max_cpu_time>分のCPU時間を使用しています。この継続時間は、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
最後のスキャン以降に、プログラム名と所有者のキー値基準に一致する単一プロセスにより消費された最大CPU使用率を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-46 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
プログラム<prog_name>を実行しているプロセス<prog_max_cpu_util_pid>は<prog_max_cpu_util>%のCPUを使用しています。このパーセントは、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
プログラム名と所有者のキー値基準に一致するプロセスの現在の数をフェッチします。このメトリックを使用して、警告またはクリティカルのしきい値を設定し、特定のプログラム名と所有者のキー値基準が最大プロセス数を超過しているかどうかを監視できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-47 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
[<owner>]が所有するプログラム<prog_name>を実行している<prog_max_process_count>プロセスは、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
プログラム名と所有者のキー値基準に一致する単一プロセスが占有する最大常駐メモリーを表します。このメトリックを使用して、警告またはクリティカルのしきい値を設定し、特定のプログラム名と所有者のキー値基準が最大値を超過しているかどうかを監視できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-48 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
プログラム<prog_name>を実行している<prog_max_rss_pid>プロセスは、<prog_max_rss> (MB)の常駐メモリーを使用しています。このパーセントは、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
プログラム名と所有者のキー値基準に一致するプロセスの現在の数をフェッチします。このメトリックを使用して、警告またはクリティカルのしきい値を設定し、特定のプログラム名と所有者のキー値基準が最小プロセス数を下回っていないかどうかを監視できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-49 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
< |
定義なし |
定義なし |
3 |
[<owner>]が所有するプログラム<prog_name>を実行している<prog_max_process_count>プロセスは、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を下回っています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
プログラム名と所有者のキー値基準に一致するすべてのアクティブなプロセスにより蓄積された合計CPU時間を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-50 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
[<owner>]が所有するプログラム<prog_name>を実行している<prog_max_count>プロセスは、累積で<prog_total_cpu_time>分のCPU時間を使用しています。この継続時間は、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
最後の収集以降に、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するすべてのアクティブなプロセスにより使用されたCPU時間の割合を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-51 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
> |
定義なし |
定義なし |
3 |
[<owner>]が所有するプログラム<prog_name>を実行している<prog_max_count>プロセスは、<prog_total_cpu_util>%のCPUを使用しています。このパーセントは、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
「リモート・アクセス・カード(Remote Access Card)」メトリックは、リモート・アクセス・カードのステータスを監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびデータソースを示しています。
表2-52 「リモート・アクセス・カード(Remote Access Card)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
DHCP設定(DHCP Settings) |
ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)の情報を取得するのに動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を使用したかどうかを判別します。 |
remoteAccessNICCurrentInfoFromDHCP(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.33) |
ゲートウェイ・アドレス(Gateway Address) |
リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアが提供するオンボードのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているゲートウェイのIPアドレスを表します。 |
remoteAccessNICCurrentGatewayAddress(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.32) |
IPアドレス(IP Address) |
リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアが提供するオンボードのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているインターネット・プロトコル(IP)・アドレスを表します。 |
remoteAccessNICCurrentIPAddress(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.30) |
LAN設定(LAN Settings) |
リモート・アクセス・ハードウェアのLocal Area Network(LAN)設定を表します。 |
remoteAccessLANSettings(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.15) |
ネットワーク・マスク・アドレス(Network Mask Address) |
リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアが提供するオンボードのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているサブネット・マスクを表します。 |
remoteAccessNICCurrentNetmaskAddress(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.31) |
製品名(Product Name) |
リモート・アクセス(RAC)機能を提供している製品の名前を表します。 |
remoteAccessProductInfoName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.7) |
リモート・アクセス・カードのステータス(Remote Access Card State) |
リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアの状態を表します。 |
remoteAccessStateSettings(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.5) |
リモート・アクセス・カードのステータス(Remote Access Card Status) |
||
バージョン(Version) |
リモート・アクセス(RAC)機能を提供している製品のバージョンを表します。 |
remoteAccessVersionInfoName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.9) |
リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-53 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
リモート・アクセス・カードのステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
データソース
SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.6)
「記憶域サマリー(Storage Summary)」メトリックは、ホスト・ターゲットの記憶域データの概要をまとめて表したものです。これらのメトリックは、管理エージェントによってOracle管理リポジトリに収集およびアップロードされた様々なメトリックから導出されます。これらのメトリックは、管理エージェントが管理リポジトリに記憶域データを移入するたびに算出されます。ユーザーが「記憶域詳細」ページを使用して手動でホストの記憶域データをリフレッシュすると、常にこの収集操作が自動的に起動されます。
これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、リリース3.0以上のターゲットで24時間ごとです。または、ユーザーが「記憶域詳細」ページを使用して手動で記憶域データをリフレッシュしたときにも収集操作が起動します。 |
これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-54 「記憶域サマリー(Storage Summary)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
割当て済のASMストレージ(GB)(ASM Storage Allocated (GB)) |
ホストの自動ストレージ管理(ASM)インスタンスからOracleデータベースに割り当てられた合計ストレージ |
ASMストレージ・メトリック収集エラー(ASM Storage Metric Collection Errors) |
ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットのストレージ関連メトリックに起因するメトリック収集エラーの数 |
ASMストレージのオーバーヘッド(GB)(ASM Storage Overhead (GB)) |
ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットのストレージ・オーバーヘッド |
未割当てのASMストレージ(GB)(ASM Storage Unallocated (GB)) |
ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットでデータベースに割当て可能なストレージ |
データベースの空き記憶域(GB)(Databases Storage Free (GB)) |
ホストのデータベースで使用可能な空き記憶域の合計 |
データベース記憶域メトリック収集エラー(Databases Storage Metric Collection Errors) |
ホストのデータベースにおける記憶域関連メトリックのメトリック収集エラー |
データベースの使用済記憶域(GB)(Databases Storage Used (GB)) |
ホストのデータベースで使用済の記憶域の合計 |
割当て済のディスク・ストレージ(GB)(Disk Storage Allocated (GB)) |
ホストで使用可能な合計ディスク・ストレージから割り当てられたストレージ |
未割当てのディスク・ストレージ(GB)(Disk Storage Unallocated (GB)) |
ホストのディスクに存在する割当て可能なストレージ |
ホスト記憶域メトリック収集エラー(Host Storage Metric Collection Errors) |
ホスト・ターゲットの記憶域関連メトリックの収集エラーの合計数 |
サマリーが作成されたホスト(Hosts Summarized) |
このメトリックに使用される値:
|
ローカル・ファイルシステムの空き記憶域(GB)(Local File Systems Storage Free (GB)) |
ホストに存在するすべての個別ローカル・ファイル・システムの空き記憶域の合計 |
ローカル・ファイルシステムの使用済記憶域(GB)(Local File Systems Storage Used (GB)) |
ホストに存在するすべての個別ローカル・ファイル・システムの使用済領域の合計 |
サマリーが作成されたASMインスタンスの数(Number of ASM Instances Summarized) |
このホストの記憶域サマリーを算出するために記憶域データが使用された自動ストレージ管理(ASM)インスタンスの合計数 |
サマリーが作成されたデータベースの数(Number of Databases Summarized) |
このホストの記憶域サマリーを算出するために記憶域データが使用されたデータベースの合計数 |
その他のマッピング・エラー(Other Mapping Errors) |
監視対象ではないサーバー・マッピング・エラーを除く、ホストの記憶域メトリック・マッピング・エラー |
ASMインスタンスの合計数(Total Number of ASM Instances) |
ホストの自動ストレージ管理(ASM)インスタンスの合計数 |
データベースの合計数(Total Number of Databases) |
ホストのデータベースの合計数 |
割当て済の合計記憶域(GB)(Total Storage Allocated (GB)) |
ホストで使用可能な認識済の記憶域から割り当てられている記憶域の合計 |
合計空き記憶域(GB)(Total Storage Free (GB)) |
ホストの割当て済合計記憶域で使用可能な空き記憶域 |
合計記憶域のオーバーヘッド(GB)(Total Storage Overhead (GB)) |
ホストの記憶域に関連するオーバーヘッド |
未割当ての合計記憶域(GB)(Total Storage Unallocated (GB)) |
ホストで未割当ての記憶域の合計 |
合計使用済記憶域(GB)(Total Storage Used (GB)) |
ホストのファイル・システムおよびデータベースで使用済の記憶域の合計 |
未監視のNFSサーバーのマッピング・エラー(Unmonitored NFS Server Mapping Errors) |
未監視のネットワーク・ファイル・システム(NFS)・サーバーに起因する記憶域マッピング・エラーの合計数 |
割当て済のボリューム記憶域(GB)(Volumes Storage Allocated (GB)) |
ホストで使用できるボリュームから割り当てられている記憶域の合計 |
ボリューム記憶域のオーバーヘッド(GB)(Volumes Storage Overhead (GB)) |
ホストのボリュームにおける記憶域のオーバーヘッド |
未割当てのボリューム記憶域(GB)(Volumes Storage Unallocated (GB)) |
ホストのボリュームで割当て可能な記憶域 |
書込み可能NFSの空き記憶域(GB)(Writeable NFS Storage Free (GB)) |
ホストに存在するすべての個別の書込み可能NFSマウントで使用可能な空き領域の合計 |
書込み可能NFSの使用済記憶域(GB)(Writeable NFS Storage Used (GB)) |
ホストに存在するすべての書込み可能NFSマウントで使用済の記憶域 |
「スワップ領域ステータス(Swap Area Status)」メトリックは、システム上のスワップ・メモリーのステータスを提供します。
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | swap |
HP | swapinfo |
Linux | /proc/swaps |
HP Tru64 | swapon |
IBM AIX | lsps |
Windows | 該当なし |
スワップ領域内の割当済でない1Kブロックの数です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
ユーザーの処理
UNIXのtopコマンドまたはSolarisのswap -lコマンドを使用してスワップの使用状況を調べます。スワップ・ファイルを作成し、そのファイルをシステム・スワップ・プールに追加すると、既存のファイル・システムに追加のスワップを追加できます。(UNIX OSに関するドキュメントを参照してください。)スワップが/tmpにマウントされている場合は、/tmp内の不要なファイルを削除することで領域を開放できます。ファイル・システム・スワップを追加できない場合、または十分な領域を開放できない場合は、スワップ・プールにRAWディスク・パーティションを追加して、スワップを追加する必要があります。手順は、UNIXのドキュメントを参照してください。
「切替え/スワップ・アクティビティ(Switch/Swap Activity)」メトリックは、システムの切替えおよびスワップ・アクティビティに関するメトリック・レポートを表示します。
データソース
このメトリック・カテゴリのデータソースには、(特に記載のないかぎり)次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | sarコマンド |
HP Tru64 | 該当なし |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。
メトリックと説明
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-55 「切替え/スワップ・アクティビティ(Switch/Swap Activity)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
プロセス・コンテキストの切替え/秒(Process Context Switches (per second)) |
1秒当たりのプロセス・コンテキストの切替え数。 |
スワップイン転送/秒(Swapins Transfers (per second)) |
スワップインのために1秒当たりに転送された量を示す512バイト単位の数。 |
スワップアウト転送/秒(Swapout Transfers (per second)) |
スワップアウトのために1秒当たりに転送された量を示す512バイト単位の数。 |
システム・スワップイン/秒(System Swapins (per second)) |
1秒当たりのプロセス・スワップイン数。 |
システム・スワップアウト/秒(System Swapouts (per second)) |
1秒当たりのプロセス・スワップアウト数。 |
「システムBIOS(System BIOS)」メトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムのBIOSステータスを監視します(BIOS: Basic Input/Output System)。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびデータソースを示しています。
表2-56 「システムBIOS(System BIOS)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
製造業者(Manufacturer) |
システムBIOSの製造業者名。 |
systemBIOSManufacturerName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.11) |
サイズ(Size) |
システムBIOSのイメージ・サイズ(KB単位)。0(ゼロ)の値は、サイズが不明であることを示します。 |
systemBIOSSize(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.6) |
システムBIOSのステータス(System BIOS Status) |
||
バージョン(Version) |
システムBIOSのバージョン名。 |
systemBIOSVersionName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.8) |
このシャーシにおけるシステムBIOSのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-57 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>のBIOS <BiosIndex>のステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクトと「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: systemBIOSStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.5)
「システム・コール(System Calls)」メトリックは、5秒間の間に実行されたシステム・コールに関する統計情報を提供します。
データソース
このメトリック・カテゴリのデータソースには、(特に記載のないかぎり)次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | 該当なし |
HP Tru64 | table()システム・コール |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この期間に作成されたシステム・コール数を期間で割った値です。
メトリックと説明
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-58 「システム・コール(System Calls)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
読取りシステム・コールによって転送される文字数/秒(Characters Transferred by Read System Calls (per second)) |
読取りシステム・コール(ブロック・デバイス専用)によって転送される1秒当たりの文字数。 |
書込みシステム・コールによって転送される文字数/秒(Characters Transferred by Write System Calls (per second)) |
書込みシステム・コール(ブロック・デバイス専用)によって転送される1秒当たりの文字数。 |
exec()システム・コール/秒(exec() System Calls (per second)) |
実行されたexec()システム・コールの1秒当たりの数。 |
fork()システム・コール/秒(fork() System Calls (per second)) |
実行されたfork()システム・コールの1秒当たりの数。 |
read()システム・コール/秒(read() System Calls (per second)) |
実行されたread()システム・コールの1秒当たりの数。 |
システム・コール/秒(System Calls (per second)) |
実行されたシステム・コールの1秒当たりの数。この値にはすべてのタイプのシステム・コールが含まれます。 |
write()システム・コール/秒(write() System Calls (per second)) |
実行されたwrite()システム・コールの1秒当たりの数。 |
「温度(Temperature)」メトリックは、温度プローブの冷熱状態を監視します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。 |
次の表は、各メトリックと、その説明およびユーザーの処理を示しています。
表2-59 「温度(Temperature)」メトリック
メトリック | 説明 | データソース(SNMP MIBオブジェクト) |
---|---|---|
現在の温度(Current Temperature) |
温度プローブの現在の読取り値。値は、10分の1単位の摂氏温度を表しています。 |
temperatureProbeReading(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.6) |
ロケーション(Location) |
温度プローブのロケーション名の説明。たとえば、CPU温度やシステム温度などの値になります。 |
temperatureProbeLocationName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.8) |
温度プローブのステータス(Temperature Probe Status) |
温度プローブのステータスを表します。
このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。
次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。
メトリック値 | 意味(SNMP MIBによる) |
---|---|
1 | その他(次のいずれにも該当しない場合) |
2 | 不明 |
3 | 正常 |
4 | 警告 |
5 | クリティカル |
6 | リカバリ不能 |
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-60 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
アップロードなし |
>= |
4 |
5 |
1 |
シャーシ<ChassisIndex>のプローブ<ProbeIndex>の温度は<TemperatureReading>(C)です。ステータスは<value>で、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「シャーシ索引」オブジェクトと「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
SNMP MIBオブジェクト: temperatureProbeStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.5)
「上位プロセス(Top Processes)」メトリックは、メモリーを多く消費する10プロセスとCPU時間を多く消費する10プロセスを含む最高20プロセスのリストです。プロセスは、メモリーの消費順にリストされます。
このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | psコマンド |
HP | psコマンド |
Linux | psコマンド |
HP Tru64 | psコマンド |
IBM AIX | psコマンド |
Windows | パフォーマンス・データ・カウンタ |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-61 「上位プロセス(Top Processes)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
コマンドと引数(Command and Arguments) |
コマンドとそのすべての引数。 |
上位プロセスのCPU時間(CPU Time for Top Processes) |
CPU使用時間(秒単位)。 |
上位プロセスのCPU使用率(%)(CPU Utilization for Top Processes (%)) |
プロセスが消費したCPU時間の割合。UNIXベースのプラットフォームの場合、UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システムの負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。 |
上位プロセスのメモリー使用率(%)(Memory Utilization for Top Processes (%)) |
プロセスが消費したメモリーの割合。 |
物理メモリー使用量(KB)(Physical Memory Utilization (KB)) |
使用されている物理メモリー量(KB単位)。SolarisおよびIBM AIXホストのデータソースは、カーネル・メモリー構造(struct vminfo)です。 |
プロセス・ユーザーID(Process User ID) |
プロセスを所有するユーザー名(レポート対象のプロセスのユーザーID)。Windowsホストのデータソースは、Windows APIです。 |
仮想メモリー使用量(KB)(Virtual Memory Utilization (KB)) |
仮想メモリー内のプロセスの合計サイズ(KB単位)。Windowsホストのデータソースは、Windows APIです。 |
このメトリックは、ttyデバイス・アクティビティをレポートします。
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | sarコマンド |
HP | sarコマンド |
Linux | 該当なし |
HP Tru64 | table()システム・コール |
IBM AIX | sarコマンド |
Windows | 該当なし |
OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-62 「TTYアクティビティ(TTY Activity)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
受信文字割込み数/秒(Incoming Character Interrupts (per second)) |
受信した1秒当たりの受信文字割込み数 |
canon()で処理される入力文字(Input Characters Processed by canon()) |
canon()で処理される1秒当たりの入力文字 |
モデム割込み率/秒(Modem Interrupt Rate (per second)) |
モデム割込み率 |
送信文字割込み数/秒(Outgoing Character Interrupts (per second)) |
送信した1秒当たりの送信文字割込み数 |
TTY出力文字数/秒(TTY Output Characters (per second)) |
1秒当たりの出力文字数 |
TTY RAW入力(文字/秒)(TTY Raw Input (chars/s)) |
1秒当たりのRAW入力文字数 |
「ユーザー定義メトリック(User Defined Metrics)」(UDM)により、独自のスクリプトを実行できます。独自のスクリプトによって戻されたデータをしきい値と比較して、事前定義メトリックのアラートと同様の重大度アラートを生成できます。UDMは、Oracle9i 管理エージェントのUDE機能に似ています。
これらのメトリックのデータソースは、ユーザー定義スクリプトです。
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
このメトリックの目的は、使用可能なすべてのWindows NTイベント・ログ・ファイルから、種類がエラーまたは警告であるエントリを収集することです。クリティカル・アラートまたは警告アラートは、システムおよびセキュリティ・イベントのログ・ファイル・エントリに対してのみ生成されます。
注意: ログ・ファイルは継続的に増加するため、このメトリックでは、最後の収集時刻以降にログ・ファイルに書き込まれたログ・イベントのみが出力されます。つまり、timeGenerated(イベントが生成された時刻)が最後の収集時刻より後のレコードから、ログ・ファイルの最後のレコードまでが出力されます。このメトリックが最初に収集される場合、現在の日付で生成されたイベントのみが出力されます。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
注意: 各メトリックの収集頻度は、すべてのターゲットのリリースで15分ごとです。これらのメトリックのデータソースは、WMIのオペレーティング・システム・クラスです。 |
次の表は、各メトリックとその説明を示しています。
表2-64 「Windowsのイベント・ログ(Windows Events Log)」メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
カテゴリ(Category) |
このイベントのサブカテゴリ。このサブカテゴリは、ソース固有です。 |
日付-時間(Date-Time) |
ソースがイベントを生成した日付と時刻。 |
説明(Description) |
Windowsのイベント・ログに出力されるイベント・メッセージ。 |
イベントID(Event ID) |
イベントの識別子。 |
ログ名(Log Name) |
Windowsのイベント・ログ・ファイルの名前。 |
レコード番号(Record Number) |
Windowsのイベント・ログ・ファイル内のイベントを識別します。 |
ソース(Source) |
エントリを生成したソース(アプリケーション、サービス、ドライバ、サブシステム)の名前。 |
ユーザー(User) |
イベント発生時のログイン・ユーザーの名前。特定できない場合のユーザー名は、NULLです。 |
Windowsのイベント重大度(Windows Event Severity) |
イベントの重大度です。有効な値は、警告およびエラーです。
このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-65 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | キー | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
ログ・ファイル: system |
15分ごと |
毎サンプル後 |
= |
警告 |
エラー |
1* |
X1User[<user>]:カテゴリ[<categorystring>]:説明[<message>] |
* このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、手動で消去する必要があります。
複数のしきい値
このメトリックでは、「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データソース
WMIのオペレーティング・システム・クラス。
「ゾンビ・プロセス(Zombie Processes)」メトリックは、様々なUNIXシステムで孤立したプロセスを監視します。
システムで現在ゾンビ状態にある実行中のすべてのプロセスの割合を表します。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表2-66 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
60サンプルごと |
> |
35 |
50 |
1 |
全プロセスの<value>%はゾンビ状態にあり、警告(<warning_threshold>)またはクリティカル(<critical_threshold>)のしきい値を超えています。 |
データソース
このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。
ホスト | データソース |
---|---|
Solaris | psコマンド |
HP | psコマンド |
Linux | psコマンド |
HP Tru64 | 該当なし |
IBM AIX | 該当なし |
Windows | 該当なし |