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Oracle Enterprise Managerフレームワーク、ホストおよびサービス・メトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース4(10.2.0.4)
E05921-01
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5 Webアプリケーション・メトリック

この章では、「Webアプリケーション(Web Application)」メトリックについて説明します。

5.1 HTTPコンテンツ(HTTP Content)

次の各項では、「HTTPコンテンツ(HTTP Content)」メトリックと、その説明およびユーザーの処理について示します。

5.1.1 平均接続時間(Average Connect Time)

このメトリックは、トランザクション内のすべてのページの平均接続時間を測定します。平均接続時間は、合計接続時間を接続数で除算することにより算出されます。接続時間は、レスポンス時間の問題を特定して修正するのに役立つ、トランザクションのフェーズの1つです。

ユーザーの処理

平均接続時間を一定期間調べることにより、ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、Webアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっているかどうかを確認できます。

5.1.2 最初のバイトの平均レスポンス時間(Average First Byte Time)

このメトリックは、トランザクション内にあるすべてのページにおける最初のバイトの平均レスポンス時間を測定します。このメトリックは、最初のバイトの合計レスポンス時間を(HTMLまたはコンテンツをフェッチする)リクエスト数で除算することにより算出されます。最初のバイトのレスポンス時間は、レスポンス時間の問題を特定して修正するのに役立つ、トランザクションのフェーズの1つです。

ユーザーの処理

最初のバイトの平均レスポンス時間を一定期間調べることにより、ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、Webアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっているかどうかを確認できます。

5.1.3 平均レスポンス時間(Average Response Time)

1つのトランザクションが複数のWebページにアクセスすることがよくあります。「平均ページ・レスポンス(Average Page Response)」メトリックは、単一のトランザクション内にあるページの平均レスポンス時間を測定します。このメトリックは、合計トランザクション時間をトランザクション内のページ数で除算することにより算出されます。たとえば、トランザクションが4つの異なるWebページに接続している場合、このメトリックは、この4つのページのレスポンス時間をトランザクションが実行されるたびに測定します。

ユーザーの処理

特定のトランザクションが「平均ページ・レスポンス(Average Page Response)」のしきい値を常に超える場合、「ビーコン・データ」ページを使用して他のビーコンからのトランザクションを一定期間テストします。このデータを使用して、アラートを生成する傾向や特定のビーコンを判別します。「ビーコン・データ」ページは、「トランザクション・パフォーマンス」ページのメトリックの値をクリックして表示します。

5.1.4 ビーコン名(Beacon Name)

これは、現在のメトリック・データが収集されているビーコンの名前です。

5.1.5 中断コンテンツ(Broken Content)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.1.6 中断数(Broken Count)

このメトリックは、トランザクションによりアクセスされたページのコンテンツを表示する際に発生したエラーの数を測定します。たとえば、GIFイメージやスタイルシートが存在しない場合、このメトリックの値が増加します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、Webアプリケーションにより提供されるページの品質を測定します。たとえば、このメトリックの値が大きい場合、ファイルが移動されているか、アプリケーション内の相対リンクが破損している可能性があります。

5.1.7 計算レスポンス時間(Computed Response Time)

このメトリックは、ブラウザなどのクライアントがトランザクション内のすべてのページをフェッチする場合のレスポンス時間の概算を表します。計算レスポンス時間は、各ページのコンテンツ(イメージおよびHTMLスタイルシートなど)が複数スレッドを使用して同時にフェッチされたと仮定して計算されます。

ユーザーの処理

計算レスポンス時間を使用して、平均的なエンド・ユーザーに対して発生するレスポンス時間を予測します。

5.1.8 接続時間(Connect Time)

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。接続時間はトランザクションの最初のフェーズであり、すべてのリクエストについてWebサーバーへの接続を確立する際に要する時間を表します。

ユーザーの処理

接続時間が遅くても、ページのコンテンツ自体とは関係ありません。ネットワークが遅いかWebサーバーがビジー状態のため、リクエストが適時にWebサーバーに送信されないことが主な原因です。

5.1.9 コンテンツ時間(Content Time)

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、コンテンツ時間(ページ・コンテンツをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。ページ・コンテンツには、イメージおよびスタイルシートなど、ページのHTMLコード以外のものが含まれます。

ユーザーの処理

イメージやその他のページ・コンテンツのサイズを縮小することを検討してください。

5.1.10 DNS時間(DNS Time)

このメトリックは、このリリースのEnterprise Managerではサポートされていません。

5.1.11 最初のバイトのレスポンス時間(First Byte Time)

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、最初のバイトのレスポンス時間(送信済リクエストの最後のバイトと、発生したすべてのリクエストに対するサーバーが受信したレスポンスの最初のバイトとの間に要した時間)を測定します。これには、ネットワーク待機時間およびサーバーのレスポンス時間が含まれます。

ユーザーの処理

「接続時間(Connect Time)」および「リダイレクト時間(Redirect Time)」と同様に、このメトリックは、ページ・コンテンツまたはWebアプリケーション・ソフトウェアが(1バイトの情報をブラウザへ転送する際の実時間ではなく)レスポンス時間を遅くした原因であるかどうかを特定する際に役立ちます。

5.1.12 HTMLのバイト数(HTML Bytes)

このメトリックは、選択したトランザクション中に転送されたデータの量に関する情報を提供します。このメトリックは、トランザクションによってアクセスされるすべてのWebページから転送されたHTMLコードの合計バイト数をトランザクション別に表示します。

ユーザーの処理

このメトリックは、このトランザクションで確認されたあらゆるパフォーマンス問題の原因の特定に役立ちます。Web Applicationトランザクションのレスポンス時間を比較する場合、HTMLのバイト数を考慮してください。

5.1.13 HTMLコンテンツ(HTML Content)

このメトリックは、監視するWebページのコンテンツに関する情報およびレスポンス時間の情報を提供する一連のメトリックのコンテナとして提供されます。

5.1.14 HTTPレスポンス(HTTP Response)

このメトリックは、Web Applicationトランザクションのパフォーマンスの測定に使用する一連のメトリックを格納するコンテナとして提供されます。このメトリックは、ページがユーザー・リクエストにレスポンスを返す速度を表示します。

5.1.15 HTML時間(HTML Time)

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、HTML時間(ページのHTMLコードをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。このメトリックには、イメージやその他のページ・コンテンツなどの送信時間は含まれません。

ユーザーの処理

HTML時間が遅い場合は、HTMLコードに問題がある可能性があります。Webアプリケーション・ページのソース・コードをチェックして、HTMLコードのロジックを簡素化または改善する方法を検討してください。

5.1.16 ページ・コンテンツのバイト数(Page Content Bytes)

このメトリックは、選択したトランザクション中に転送されたデータの量に関する情報を提供します。このメトリックは、イメージおよびスタイルシートなどのページ・コンテンツのバイト数をトランザクション別に表示します。

ユーザーの処理

このメトリックは、このトランザクションで確認されたあらゆるパフォーマンス問題の原因の特定に役立ちます。Web Applicationトランザクションのレスポンス時間を比較する場合、合計バイト数を考慮してください。多数のイメージや複雑なスタイルシートが含まれるページの場合、「ページ・コンテンツのバイト数(Page Content Bytes)」メトリックの値が高くなります。

5.1.17 ページ・コンテンツ数(Page Content Count)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.1.18 リダイレクト数(Redirect Count)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.1.19 リダイレクト時間(Redirect Time)

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。いくつかのページは、HTTPリクエストを他のページに自動的にリダイレクトします。「リダイレクト時間(Redirect Time)」は、トランザクション内のすべてのリダイレクトの合計時間を表します。リクエストのリダイレクトに要する時間は、ページのレスポンス時間全体に影響します。

ユーザーの処理

HTTPリクエストのリダイレクトに著しく時間がかかる場合、ページ・コンテンツまたはWebアプリケーション・ソフトウェアが原因でレスポンス時間が遅いことを示すアラートが生成される可能性が低くなります。リダイレクトが原因でパフォーマンスの問題が発生する場合、他のHTMLページにユーザーを送信する別の方法を検討してください。

5.1.20 リクエスト数(Request Count)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.1.21 最も遅いレスポンス時間(Slowest Response Time)

1つのトランザクションが複数のWebページにアクセスすることがよくあります。このメトリックは、トランザクション内の特定のページについて測定した最大レスポンス時間を表示します。最小ページ・レスポンスは、特定のトランザクションに関して特定のビーコンから一定期間監視されます。

このメトリックにはしきい値が設定できます。しきい値を設定すると、メトリックが特定のビーコンから実行され、特定のトランザクションの最小ページ・レスポンスがそのしきい値を超えた場合にアラートが生成されます。

5.1.22 ステータス(Status)

このメトリックは、選択したビーコンがこのWebアプリケーション・ターゲットのトランザクションを正常に実行した場合、1を返します。

ユーザーの処理

トランザクションが失敗した場合、いくつかの原因が考えられます。まず、Webアプリケーションの可用性およびWebアプリケーション・ターゲットのホストの可用性をチェックします。

次に、このビーコンを使用するOracle管理エージェントの可用性をチェックします。

5.1.23 ステータスの説明(Status Description)

ビーコンがトランザクションを正常に実行できない場合、このメトリックはトランザクションの実行を妨げているエラーの説明を返します。

ユーザーの処理

「すべてのメトリック」ページからメトリックの結果を確認する場合、「ステータスの説明(Status Description)」表の「値」列を確認します。エラーの説明によって、トランザクションが失敗した原因を把握できます。

5.1.24 合計バイト数(Total Bytes)

このメトリックは、選択したトランザクション中に転送されたデータの量に関する情報を提供します。このメトリックは、トランザクションによってアクセスされるすべてのWebページから転送された合計バイト数をトランザクション別に表示します。

ユーザーの処理

このメトリックは、このトランザクションで確認されたあらゆるパフォーマンス問題の原因の特定に役立ちます。Web Applicationトランザクションのレスポンス時間を比較する場合、合計バイト数を考慮してください。

5.1.25 合計レスポンス時間(Total Response Time)

「合計トランザクション時間(Total Transaction Time)」は、トランザクションの処理全体に要した時間を表示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイトのレスポンス時間、HTML時間およびコンテンツ時間といった、トランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

「合計レスポンス時間(Total Response Time)」メトリックを使用して、問題のあるページを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いページまたはトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.1.26 トランザクション名(Transaction Name)

これは、現在のメトリック・データが収集されているトランザクションの名前です。

5.1.27 転送速度(Transfer Rate)

「転送速度(Transfer Rate)」は、データがWebサーバーからクライアント・ブラウザに転送された速度を表します。これは、合計受信データ(KB)を合計トランザクション時間で除算することにより算出されます。

ユーザーの処理

ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、転送速度が遅くなる場合があります。

5.1.28 Webアプリケーション(Web Application)

Oracle Enterprise Managerを使用して、Web Applicationのパフォーマンスおよび可用性のメトリックを確認できます。

5.2 HTTPステップ・グループ(HTTP Step Group)

次の各項では、「HTTPステップ・グループ(HTTP Step Group)」メトリックと、その説明およびユーザーの処理について示します。

5.2.1 [HTTPステップ・グループ]中断URL数([HTTP Step Group] Broken URL Count)

このメトリックは、ステップ・グループによりアクセスされたページのコンテンツを表示する際に発生したエラーの数を測定します。たとえば、GIFイメージやスタイルシートが存在しない場合、このメトリックの値が増加します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、Webアプリケーションにより提供されるページの品質を測定します。たとえば、このメトリックの値が大きい場合、ファイルが移動されているか、アプリケーション内の相対リンクが破損している可能性があります。

5.2.2 [HTTPステップ・グループ]中断URL詳細([HTTP Step Group] Broken URL Details)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.2.3 [HTTPステップ・グループ]接続時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Connect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ・グループを個々のフェーズに分解します。ステップ・グループの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。接続時間は、サーバーに接続するトランザクションで経過した合計時間です。1回のトランザクションで複数の接続が確立されることもあります。リダイレクトが発生するリクエスト用の接続で経過した時間は、接続時間ではなくリダイレクト時間としてカウントされます。

ユーザーの処理

長い接続時間の原因は、通常、ネットワークの遅延またはWebサーバーのビジー状態です。また、長い接続時間は、トランザクションで確立される接続が多すぎることも示しています。HTTP永続接続をアプリケーションで有効化していない場合は、永続接続を有効化することを検討してください。

5.2.4 [HTTPステップ・グループ]DNS時間([HTTP Step Group] DNS Time)

このメトリックは、このリリースのEnterprise Managerではサポートされていません。

5.2.5 [HTTPステップ・グループ]最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] First Byte Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ・グループを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、最初のバイトのレスポンス時間(送信済リクエストの最後のバイトと、発生したすべてのリクエストに対するサーバーが受信したレスポンスの最初のバイトとの間に要した時間)を測定します。これには、ネットワーク待機時間およびサーバーのレスポンス時間が含まれます。

ユーザーの処理

「接続時間(Connect Time)」および「リダイレクト時間(Redirect Time)」と同様に、このメトリックは、ページ・コンテンツまたはWebアプリケーション・ソフトウェアが(1バイトの情報をブラウザへ転送する際の実時間ではなく)レスポンス時間を遅くした原因であるかどうかを特定する際に役立ちます。最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.2.6 [HTTPステップ・グループ]ページ当たりの最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] First Byte Time per Page (ms))

これは、最初のバイト時間をステップ・グループのページ数で割ったものです。

ユーザーの処理

ページ当たりの最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.2.7 [HTTPステップ・グループ]HTML時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] HTML Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ・グループを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、HTML時間(ページのHTMLコードをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。このメトリックには、イメージやその他のページ・コンテンツの送信時間は含まれません。

ユーザーの処理

HTML時間が遅い場合、アプリケーションが各ページの生成を完了するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。

5.2.8 [HTTPステップ・グループ]非HTML時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Non-HTML Time (ms))

これは、イメージなどの非HTMLコンテンツをブラウザに転送するのに要した時間です。

ユーザーの処理

非HTML時間が遅い場合、アプリケーションがイメージを生成するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。アプリケーションの個別イメージの数を減らすことを検討してください。

5.2.9 [HTTPステップ・グループ]認識された最も遅いページ時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Perceived Slowest Page Time (ms))

ステップ・グループにおいて最も遅いページをWebブラウザで表示する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるページを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いページまたはトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.2.10 [HTTPステップ・グループ]ページ当たりの認識時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Perceived Time per Page (ms))

ステップ・グループにおいて各ページをWebブラウザで表示する場合に予想される平均時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。また、このメトリックは、1ページ当たりを基準に標準化されているため、異なるトランザクションの相対パフォーマンスを比較する場合にも役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、ステップ・グループの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.2.11 [HTTPステップ・グループ]認識合計時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Perceived Total Time (ms))

ステップ・グループをWebブラウザで処理する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いステップ・グループを特定してから、ステップ・グループの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.2.12 [HTTPステップ・グループ]リダイレクト時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Redirect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ・グループを個々のフェーズに分解します。ステップ・グループの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。いくつかのページは、HTTPリクエストを他のページに自動的にリダイレクトします。「リダイレクト時間(Redirect Time)」は、ステップ・グループ内のすべてのリダイレクトの合計時間を表します。リクエストのリダイレクトに要する時間は、ページのレスポンス時間全体に影響します。

ユーザーの処理

HTTPリクエストのリダイレクトには時間がかかります。リダイレクトが原因でパフォーマンスの問題が発生する場合、他のHTMLページにユーザーを送信する別の方法を検討してください。

5.2.13 [HTTPステップ・グループ]ステータス([HTTP Step Group] Status)

Webトランザクションが成功したかどうかを示します。

5.2.14 [HTTPステップ・グループ]ステータスの説明([HTTP Step Group] Status Description)

ビーコンがトランザクションを正常に実行できない場合、このメトリックはトランザクションの実行を妨げているエラーの説明を返します。

5.2.15 [HTTPステップ・グループ]接続当たりの時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Time per Connection (ms))

これは、接続時間をステップ・グループの処理時に確立される接続数で割ったものです。

ユーザーの処理

接続当たりの時間が遅くても、ページのコンテンツ自体とは関係ありません。ネットワークが遅いかWebサーバーがビジー状態のため、リクエストが適時にWebサーバーに送信されないことが主な原因です。HTTPSを使用するトランザクションは、HTTPを使用するトランザクションよりも接続当たりの時間が大幅に遅くなるのが普通です。

5.2.16 [HTTPステップ・グループ]合計時間(ミリ秒)([HTTP Step Group] Total Time (ms))

ステップ・グループを処理するのに要した時間全体を示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイト時間、HTML時間および非HTML時間といった、トランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.2.17 [HTTPステップ・グループ]転送速度(KB/秒)([HTTP Step Group] Transfer Rate (KB per second))

「転送速度(Transfer Rate)」は、データがWebサーバーからクライアント・ブラウザに転送された速度を表します。これは、合計受信データ(KB)を合計トランザクション時間で除算することにより算出されます。

ユーザーの処理

ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、転送速度が遅くなる場合があります。

5.3 HTTPトランザクション(HTTP Transaction)

次の各項では、「HTTPトランザクション(HTTP Transaction)」メトリックと、その説明およびユーザーの処理について示します。

5.3.1 [HTTPトランザクション]接続時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Connect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。接続時間は、サーバーに接続するトランザクションで経過した合計時間です。1回のトランザクションで複数の接続が確立されることもあります。リダイレクトが発生するリクエスト用の接続で経過した時間は、接続時間ではなくリダイレクト時間としてカウントされます。

ユーザーの処理

長い接続時間の原因は、通常、ネットワークの遅延またはWebサーバーのビジー状態です。また、長い接続時間は、トランザクションで確立される接続が多すぎることも示しています。HTTP永続接続をアプリケーションで有効化していない場合は、永続接続を有効化することを検討してください。

5.3.2 [HTTPトランザクション]DNS時間([HTTP Transaction] DNS Time)

このメトリックは、このリリースのEnterprise Managerではサポートされていません。

5.3.3 [HTTPトランザクション]最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] First Byte Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、最初のバイトのレスポンス時間(送信済リクエストの最後のバイトと、発生したすべてのリクエストに対するサーバーが受信したレスポンスの最初のバイトとの間に要した時間)を測定します。これには、ネットワーク待機時間およびサーバーのレスポンス時間が含まれます。

ユーザーの処理

「接続時間(Connect Time)」および「リダイレクト時間(Redirect Time)」と同様に、このメトリックは、ページ・コンテンツまたはWebアプリケーション・ソフトウェアが(1バイトの情報をブラウザへ転送する際の実時間ではなく)レスポンス時間を遅くした原因であるかどうかを特定する際に役立ちます。最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.3.4 [HTTPトランザクション]ページ当たりの最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] First Byte Time per Page (ms))

これは、最初のバイト時間をトランザクションのページ数で割ったものです。

ユーザーの処理

ページ当たりの最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.3.5 [HTTPトランザクション]HTML時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] HTML Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、HTML時間(ページのHTMLコードをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。このメトリックには、イメージやその他のページ・コンテンツの送信時間は含まれません。

ユーザーの処理

HTML時間が遅い場合、アプリケーションが各ページの生成を完了するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。

5.3.6 [HTTPトランザクション]非HTML時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Non-HTML Time (ms))

これは、イメージなどの非HTMLコンテンツをブラウザに転送するのに要した時間です。

ユーザーの処理

非HTML時間が遅い場合、アプリケーションがイメージを生成するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。アプリケーションの個別イメージの数を減らすことを検討してください。

5.3.7 [HTTPトランザクション]認識された最も遅いページ時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Perceived Slowest Page Time (ms))

トランザクションにおいて最も遅いページをWebブラウザで表示する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるページを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いページまたはトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.3.8 [HTTPトランザクション]ページ当たりの認識時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Perceived Time per Page (ms))

トランザクションにおいて各ページをWebブラウザで表示する場合に予想される平均時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。また、このメトリックは、1ページ当たりを基準に標準化されているため、異なるトランザクションの相対パフォーマンスを比較する場合にも役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.3.9 [HTTPトランザクション]認識合計時間([HTTP Transaction] Perceived Total Time)

トランザクションをWebブラウザで処理する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.3.10 [HTTPトランザクション]リダイレクト時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Redirect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。いくつかのページは、HTTPリクエストを他のページに自動的にリダイレクトします。「リダイレクト時間(Redirect Time)」は、トランザクション内のすべてのリダイレクトの合計時間を表します。リクエストのリダイレクトに要する時間は、ページのレスポンス時間全体に影響します。

ユーザーの処理

HTTPリクエストのリダイレクトには時間がかかります。リダイレクトが原因でパフォーマンスの問題が発生する場合、他のHTMLページにユーザーを送信する別の方法を検討してください。

5.3.11 [HTTPトランザクション]ステータス([HTTP Transaction] Status)

Webトランザクションが成功したかどうかを示します。

5.3.12 [HTTPトランザクション]ステータスの説明([HTTP Transaction] Status Description)

ビーコンがトランザクションを正常に実行できない場合、このメトリックはトランザクションの実行を妨げているエラーの説明を返します。

5.3.13 [HTTPトランザクション]接続当たりの時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Time per Connection (ms))

これは、接続時間をトランザクションの処理時に確立される接続数で割ったものです。

ユーザーの処理

接続当たりの時間が遅くても、ページのコンテンツ自体とは関係ありません。ネットワークが遅いかWebサーバーがビジー状態のため、リクエストが適時にWebサーバーに送信されないことが主な原因です。HTTPSを使用するトランザクションは、HTTPを使用するトランザクションよりも接続当たりの時間が大幅に遅くなるのが普通です。

5.3.14 [HTTPトランザクション]合計時間(ミリ秒)([HTTP Transaction] Total Time (ms))

トランザクションを処理するのに要した時間全体を示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイト時間、HTML時間および非HTML時間といった、トランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.3.15 [HTTPトランザクション]転送速度(KB/秒)([HTTP Transaction] Transfer Rate (KB per second))

「転送速度(Transfer Rate)」は、データがWebサーバーからクライアント・ブラウザに転送された速度を表します。これは、合計受信データ(KB)を合計トランザクション時間で除算することにより算出されます。

ユーザーの処理

ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、転送速度が遅くなる場合があります。

5.4 HTTPユーザー処理(HTTP User Action)

次の各項では、「HTTPユーザー処理(HTTP User Action)」メトリックと、その説明およびユーザーの処理について示します。

5.4.1 [HTTPステップ]中断URLコンテンツ([HTTP Step] Broken URL Content)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.4.2 [HTTPステップ]接続時間(ミリ秒)([HTTP Step] Connect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ要素を分解します。各ステップ要素のパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。接続時間は、サーバーに接続するトランザクションで経過した合計時間です。1回のトランザクションで複数の接続が確立されることもあります。リダイレクトが発生するリクエスト用の接続で経過した時間は、接続時間ではなくリダイレクト時間としてカウントされます。

ユーザーの処理

長い接続時間の原因は、通常、ネットワークの遅延またはWebサーバーのビジー状態です。また、長い接続時間は、トランザクションで確立される接続が多すぎることも示しています。HTTP永続接続をアプリケーションで有効化していない場合は、永続接続を有効化することを検討してください。

5.4.3 [HTTPステップ]DNS時間([HTTP Step] DNS Time)

このメトリックは、このリリースのEnterprise Managerではサポートされていません。

5.4.4 [HTTPステップ]最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Step] First Byte Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、最初のバイトのレスポンス時間(送信済リクエストの最後のバイトと、発生したすべてのリクエストに対するサーバーが受信したレスポンスの最初のバイトとの間に要した時間)を測定します。これには、ネットワーク待機時間およびサーバーのレスポンス時間が含まれます。

ユーザーの処理

「接続時間(Connect Time)」および「リダイレクト時間(Redirect Time)」と同様に、このメトリックは、ページ・コンテンツまたはWebアプリケーション・ソフトウェアが(1バイトの情報をブラウザへ転送する際の実時間ではなく)レスポンス時間を遅くした原因であるかどうかを特定する際に役立ちます。最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.4.5 [HTTPステップ]ページ要素当たりの最初のバイト時間(ミリ秒)([HTTP Step] First Byte Time per Page Element (ms))

これは、最初のバイト時間をステップ要素の数で割ったものです。

ユーザーの処理

ページ当たりの最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.4.6 [HTTPステップ]HTML時間(ミリ秒)([HTTP Step] HTML Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ要素を分解します。各ステップ要素のパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、HTML時間(ページのHTMLコードをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。このメトリックには、イメージやその他のページ・コンテンツの送信時間は含まれません。

ユーザーの処理

HTML時間が遅い場合、アプリケーションが各ページの生成を完了するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。

5.4.7 [HTTPステップ]非HTML時間(ミリ秒)([HTTP Step] Non-HTML Time (ms))

これは、イメージなどの非HTMLコンテンツをブラウザに転送するのに要した時間です。

ユーザーの処理

非HTML時間が遅い場合、アプリケーションがイメージを生成するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。アプリケーションの個別イメージの数を減らすことを検討してください。

5.4.8 [HTTPステップ]認識された最も遅いページ要素時間(ミリ秒)([HTTP Step] Perceived Slowest Page Element Time (ms))

最も遅いステップ要素をWebブラウザで処理する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるページを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いページまたはトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.4.9 [HTTPステップ]ページ要素当たりの認識時間(ミリ秒)([HTTP Step] Perceived Time per Page Element (ms))

ステップにおいて各ページをWebブラウザで表示する場合に予想される平均時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。また、このメトリックは、1ページ当たりを基準に標準化されているため、異なるトランザクションの相対パフォーマンスを比較する場合にも役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、ステップ・グループの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.4.10 [HTTPステップ]認識合計時間(ミリ秒)([HTTP Step] Perceived Total Time (ms))

ステップ要素をWebブラウザで処理する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いステップ・グループを特定してから、ステップの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.4.11 [HTTPステップ]リダイレクト時間(ミリ秒)([HTTP Step] Redirect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ要素を分解します。各ステップ要素のパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。いくつかのページは、HTTPリクエストを他のページに自動的にリダイレクトします。「リダイレクト時間(Redirect Time)」は、ステップ内のすべてのリダイレクトの合計時間を表します。リクエストのリダイレクトに要する時間は、ページのレスポンス時間全体に影響します。

ユーザーの処理

HTTPリクエストのリダイレクトには時間がかかります。リダイレクトが原因でパフォーマンスの問題が発生する場合、他のHTMLページにユーザーを送信する別の方法を検討してください。

5.4.12 [HTTPステップ]ステータス([HTTP Step] Status)

Webトランザクションが成功したかどうかを示します。

5.4.13 [HTTPステップ]ステータスの説明([HTTP Step] Status Description)

ビーコンがトランザクションを正常に実行できない場合、このメトリックはトランザクションの実行を妨げているエラーの説明を返します。

5.4.14 [HTTPステップ]接続当たりの時間(ミリ秒)([HTTP Step] Time per Connection (ms))

これは、接続時間をステップ要素の処理時に確立される接続数で割ったものです。

ユーザーの処理

接続当たりの時間が遅くても、ページのコンテンツ自体とは関係ありません。ネットワークが遅いかWebサーバーがビジー状態のため、リクエストが適時にWebサーバーに送信されないことが主な原因です。HTTPSを使用するトランザクションは、HTTPを使用するトランザクションよりも接続当たりの時間が大幅に遅くなるのが普通です。

5.4.15 [HTTPステップ]合計時間(ミリ秒)([HTTP Step] Total Time (ms))

ステップを処理するのに要した時間全体を示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイト時間、HTML時間および非HTML時間といった、トランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.4.16 [HTTPステップ]転送速度(KB/秒)([HTTP Step] Transfer Rate (KB per second))

「転送速度(Transfer Rate)」は、データがWebサーバーからクライアント・ブラウザに転送された速度を表します。これは、合計受信データ(KB)を合計トランザクション時間で除算することにより算出されます。

 

ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、転送速度が遅くなる場合があります。

5.4.17 [HTTPステップ]URL([HTTP Step] URL)

これは、ステップに関連付けられたURLです。

5.5 HTTP RAW(HTTP Raw)

次の各項では、「HTTP RAW(HTTP Raw)」メトリックと、その説明およびユーザーの処理について示します。

5.5.1 HTTP RAW: 中断URL詳細(HTTP Raw Broken URL Details)

このメトリックは、現在Oracle Enterprise Managerでは収集されず、内部のみで使用されます。

5.5.2 HTTP RAW: 接続時間(ミリ秒)(HTTP Raw Connect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクション、ステップまたはステップ・グループの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。接続時間は、サーバーに接続するトランザクションで経過した合計時間です。1回のトランザクションで複数の接続が確立されることもあります。リダイレクトが発生するリクエスト用の接続で経過した時間は、接続時間ではなくリダイレクト時間としてカウントされます。

ユーザーの処理

長い接続時間の原因は、通常、ネットワークの遅延またはWebサーバーのビジー状態です。また、長い接続時間は、トランザクションで確立される接続が多すぎることも示しています。HTTP永続接続をアプリケーションで有効化していない場合は、永続接続を有効化することを検討してください。

5.5.3 HTTP RAW: DNS時間(HTTP Raw DNS Time)

このメトリックは、このリリースのEnterprise Managerではサポートされていません。

5.5.4 HTTP RAW: 最初のバイトのレスポンス時間(ミリ秒)(HTTP Raw First Byte Time (ms))

これは、最初のバイト時間をステップ、ステップ・グループまたはトランザクションのページ数で割ったものです。

ユーザーの処理

ページ当たりの最初のバイト時間が長い場合、エージェントとサービス間のネットワーク待機時間が長くなっている可能性があります。一部のアプリケーションでは、ページの最初のバイトを送信する前にページ全体を生成します。このようなアプリケーションでは、最初のバイト時間が長い場合、サーバーによる各ページの生成に時間がかかっている可能性もあります。

5.5.5 HTTP RAW: HTML時間(ミリ秒)(HTTP Raw HTML Time (ms))

Enterprise Managerでは、各ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションを個々のフェーズに分解します。各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。このメトリックは、HTML時間(ページのHTMLコードをブラウザに送信する際に要する時間)を測定します。このメトリックには、イメージやその他のページ・コンテンツの送信時間は含まれません。

ユーザーの処理

HTML時間が遅い場合、アプリケーションが各ページの生成を完了するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。

5.5.6 HTTP RAW: 非HTML時間(ミリ秒)(HTTP Raw Non-HTML Time (ms))

これは、イメージなどの非HTMLコンテンツをブラウザに転送するのに要した時間です。

ユーザーの処理

非HTML時間が遅い場合、アプリケーションがイメージを生成するのに長い時間を要している可能性があります。または、エージェントとサービス間のネットワーク帯域幅が小さい可能性もあります。アプリケーションの個別イメージの数を減らすことを検討してください。

5.5.7 HTTP RAW: 認識された最も遅いページ / ページ要素時間(ミリ秒)(HTTP Raw Perceived Slowest Page / Page Element Time (ms))

ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションにおいて最も遅いページをWebブラウザで表示する場合に予想される時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるページを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いページまたはトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.5.8 HTTP RAW: 1ページ/ページ要素当たりの認識時間(ミリ秒)(HTTP Raw Perceived Time per Page / Page Element (ms))

ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションにおいて各ページをWebブラウザで表示する場合に予想される平均時間です。このメトリックは、ユーザーの体感に最も近い実用的な測定値であるため、しきい値を設定する際に役立ちます。また、このメトリックは、1ページ当たりを基準に標準化されているため、異なるトランザクションの相対パフォーマンスを比較する場合にも役立ちます。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.5.9 HTTP RAW: 認識合計時間(ミリ秒)(HTTP Raw Perceived Total Time (ms))

ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションを処理するのに要した時間全体を示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイト時間、HTML時間および非HTML時間といった、ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.5.10 HTTP RAW: リダイレクト時間(ミリ秒)(HTTP Raw Redirect Time (ms))

Enterprise Managerでは、各トランザクションを個々のフェーズに分解します。トランザクションの各フェーズのパフォーマンス・メトリックは、レスポンス時間が遅いことを示すアラートの原因の特定に役立ちます。いくつかのページは、HTTPリクエストを他のページに自動的にリダイレクトします。「リダイレクト時間(Redirect Time)」は、トランザクション内のすべてのリダイレクトの合計時間を表します。リクエストのリダイレクトに要する時間は、ページのレスポンス時間全体に影響します。

ユーザーの処理

HTTPリクエストのリダイレクトには時間がかかります。リダイレクトが原因でパフォーマンスの問題が発生する場合、他のHTMLページにユーザーを送信する別の方法を検討してください。

5.5.11 HTTP RAW: ステータス(HTTP Raw Status)

Webトランザクションが成功したかどうかを示します。

5.5.12 HTTP RAW: ステータスの説明(HTTP Raw Status Description)

ビーコンがステップ、ステップ・グループまたはトランザクションを正常に実行できない場合、このメトリックはトランザクションの実行を妨げているエラーの説明を返します。

5.5.13 HTTP RAW: 接続当たりの時間(HTTP Raw Time Per Connection)

このメトリックは、トランザクション内のすべてのページの平均接続時間を測定します。平均接続時間は、合計接続時間を接続数で除算することにより算出されます。接続時間は、レスポンス時間の問題を特定して修正するのに役立つ、トランザクションのフェーズの1つです。

ユーザーの処理

平均接続時間を一定期間調べることにより、ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、Webアプリケーションのレスポンス時間が遅くなっているかどうかを確認できます。

5.5.14 HTTP RAW: 転送速度(KB/秒)(HTTP Raw Transfer Rate (KB per second))

「転送速度(Transfer Rate)」は、データがWebサーバーからクライアント・ブラウザに転送された速度を表します。これは、合計受信データ(KB)を合計トランザクション時間で除算することにより算出されます。

ユーザーの処理

ネットワークの混雑または接続に関するその他の問題が原因で、転送速度が遅くなる場合があります。

5.5.15 HTTP RAW: 合計時間(ミリ秒)(HTTP Raw Total Time (ms))

ステップ、ステップ・グループまたはトランザクションを処理するのに要した時間全体を示します。これには、接続時間、リダイレクト時間、最初のバイト時間、HTML時間および非HTML時間といった、トランザクションのすべてのフェーズが含まれます。このメトリックは、1つのページのすべてのコンテンツが連続してフェッチされたと仮定した場合の合計トランザクション時間を測定します。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、問題のあるトランザクションを特定します。ユーザー・リクエストに対してレスポンスを返すのが遅いトランザクションを特定してから、トランザクションの各フェーズにドリルダウンしてこれらを分析し、問題を特定して修正します。

5.5.16 HTTP RAW: URL(HTTP Raw URL)

これは、ステップに関連付けられたURLです。