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Oracle® Enterprise Managerライセンス情報
11gリリース1(11.1)
B61021-02
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7 Ops Center

Oracle Enterprise Manager Ops Centerは、Oracleサーバー、ストレージ、ネットワーク・デバイス、オペレーティング・システム、およびOracle Solarisの仮想化テクノロジ全体を最も包括的に管理すると同時に、ライフサイクル管理の集中化と自動化を組み込むことでIT企業の業務を飛躍的に効率化します。Ops CenterはOracleのインフラストラクチャ管理における、現時点で最も優れたソリューションです。

Ops Centerの利点

Ops Centerでは、複雑なプロビジョニング・タスクを自動化することで全システムのデプロイが簡素化されます。これによって、IT管理者は実質的にネットワーク上のどこからでもインフラストラクチャ・リソースをアクティブに管理し、監視することができます。Ops Centerでは、Oracle経由のみでアクセスできる高度なナレッジ・ベースの使用によって、Oracle Solaris、LinuxおよびWindowsのソフトウェア管理も簡潔になります。このような独自の機能の連携によって、業務上の基準およびガイドラインに準拠するレベルが向上します。

Ops Centerは、リソース管理と可動性の統合も含めて、仮想ゲストの完全なライフサイクル管理を実現します。これによってユーザーは業務を合理化し、停止時間を削減できます。Ops Centerは物理的システムと仮想的システムの双方に、エンド・ツー・エンドの管理ソリューションを提供します。Oracle Solaris ZonesからOracle VM Server for SPARCにいたるまで、Ops Centerは細やかな制御と作業負荷の抽出を正しく組み合せることでハードウェアおよびソフトウェアの完全なソリューションを実現します。

Ops Centerは、Enterprise Managerユーザーがビジネス・サービス・レイヤーで業務上使い慣れている機能を、すべてのハードウェア・レイヤーで提供します。オラクルは、あらゆる業務レイヤーにおいて最も優れたビジネス主導型ソリューションを提供することを目指しています。

Ops Centerの機能パック

Ops Centerは次の2つの機能パックでライセンス化されています。

Virtualization Management PackにはProvisioning and Patch Automation Packが事前に必要です。Virtualization Management Packを利用する前に、必ずProvisioning and Patch Automation Packを使用できるようにしておいてください。

Ops Center Provisioning and Patch Automation Packの機能

Provisioning and Patch Automation Packはフレームワークの中核的機能と、製品群のハードウェアおよびOS管理機能を網羅しています。このパックは、Oracleビジネス・サービス・ソリューションにおいてインフラストラクチャとオペレーティング・システムを最大限活用できるようにします。

Ops Centerは、他の特定のソフトウェア・コンポーネントおよび関連データにアクセスし、管理できるように設計されています。Ops Centerを通してこのようなソフトウェア・コンポーネントや関連する更新、アップグレードおよびメンテナンスを受け取って使用するためには、Ops Centerライセンスの契約期間中は常に対象のソフトウェア・コンポーネントの有効なライセンスを保有し、ライセンスの契約条件を遵守することが求められます。

Ops Center Provisioning and Patch Automation Packには次のような機能があります。

資産管理

分散した資産を同一のコンソールから管理します。カスタマイズ可能な属性基準に基づく論理グループ化と自動的なグループ割当てを支援します。新規のハードウェア資産をフィールド交換ユニット(FRU)の部品番号にいたるまで記録することで、高速検索が可能になります。Oracleへの接続時における、サーバー・シリアル番号とMy Oracle Support契約の自動的な関連付け。Enterprise Manger Grid Controlおよびネットワーク・インテリジェンスを介したアプリケーションを認識する新規の2-Dトポロジ・グラフ。

エンタープライズ・スケーラビリティ

ロード・バランシング、複合ネットワーク・トポロジおよび大規模なエージェント環境を利用するように構築され、設計されています。

コンテキスト主導型のユーザー・インタフェース

コンテンツに対応した処理とワークフロー・ウィザードによってユーザーの進行を支援する、機能の豊富なインターネット・アプリケーション。

ロールベースのアクセス制御

一連の機能に対するユーザーのアクセスを制御するロールを、全般的に、あるいは特定の資産グループに付与できます。

非接続モード

Oracleへの接続を継続することでナレッジ転送の自動化および保護を最大レベルにするか、Oracleと非接続モードで実行してコンテンツのEnterprise Controllerへのアップロードをオペレータが担当するか、をオペレータが選択できます。

コンプライアンスの自動化

ターゲット・ノード、Point-in-Time比較、運用ポリシーまたは自作ソフトウェア・プロファイルに対してテストをスケジューリングするレポーティング機能。デプロイされたファイルに対するバージョン制御と、コンプライアンス・チェックを目的とする、米国政府が提供する脆弱性リポジトリへのリアルタイム接続。

監査レポーティング

Ops Centerで行われたソフトウェアおよび構成の変更を反映した読みやすいレポート。

ファームウェアのプロビジョニング

サーバーおよびストレージ機器のためのファームウェアをOracleから自動でダウンロードします。対応する製品はサービス・プロセッサ(ILOM/ELOM/ALOM/XSCF)、RAID HBAカードおよびドライブ・ファームウェアです。Ops Centerはドライブにパッチを適用するために、ミニブート・イメージから外れたサーバーのリモート・ネットワーク・ブートを自動的に利用します。

RAIDデバイス構成

事前のOSインストール。また、OracleのX-seriesおよびT-seriesの多くのボリューム・サーバーに搭載されるRAIDデバイスを構成します。

ベアメタルOSプロビジョニング

サーバーのリモート・ライトアウト・プロビジョニングに対するKickstart、Jumpstart、YASTおよびDHCP構成を自動化します。終了スクリプトおよびカスタマイゼーションを取得するプロファイルを作成し、運用上の整合性を促進します。Jumpstart Enterprise ToolKit(JET)のモジュールを利用します。ISOイメージとOracle Solaris Flash Archive(FLAR)の双方を取り扱います。

OSパッチ機能の拡張

Oracleから4つの主要なオペレーティング・システム(Red Hat、SuSE、Oracle Linux、Oracle Solaris)に対する依存性ナレッジ・ツリーの拡張機能を活用します。ソフトウェア・ライフサイクルのアクティビティで生じる停止時間を最小限に抑えます。Oracle Solaris Live Upgradeと代替ブート環境の自動認識。

リモート管理

ネットワーク・プロトコルと単一システム・インタフェースをエンタープライズ・レイヤーで活用します。ここでは、ほとんどの公開機能におけるターゲットではなく、多くのターゲットに対する処理が可能です。

履歴の監視

監視されているパフォーマンス属性の過去の傾向を参照する機能。

アラーム管理

問題発生時におけるアラートの関連付けと集約。問題は、未割当てのままのユーザーに割り当てることや、クローズまたは承認することができます。製品のMessage Center内の問題はすべて、Ops Center内からMy Oracle SupportでのService Requestのオープンに使用できます。サイト固有の注釈をアラート・タイプにアタッチします。リソースの短時間のスパイクで警告が生じないように、アラートに時間/期間の設定ができるようにします。事前に定義した運用上の予定および処理をアラートにアタッチします。メンテナンス・ウィンドウのための非アクティブ期間を組み込みます。

Windowsサポート

あらかじめ組み込まれたMicrosoft System Center Configuration Managerとの連携を使用した、Windowsパッチの適用。Ops Centerには同じユーザー・インタフェースと同様の機能がOracle Solaris、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)およびOracle Linuxへのパッチ適用において用意されています。Windowsの場合、Ops CenterはAPI経由でConfiguration Managerへのパッチ適用をオフロードします。その他のOSディストリビューションの場合、Ops Centerはネイティブでパッチを適用します。Ops CenterはWindowsの包括的なコンプライアンス・レポートと、エージェントレスWMI接続によるハイレベルのパフォーマンス監視を提供します。

複合的プラン管理

Ops Centerには、サーバー・プロビジョニング・タスクを包括的なイベント・ストリングにネストすることで、深層的なワークフロー・プランを作成する機能が用意されています。以前は明確に区別された別個のタスクが、単一のプランに統合されるようになりました。これにより整合性が向上して抽象化レベルが上がったため、ビジネス・サービスにより集中できます。

Oracle Solaris Clusterサポート

Oracle Solaris Cluster環境を検出し、その関係性を新規スマート・グループの適切なノードにレンダリングします。Ops Centerナレッジ・リポジトリにおけるOracle Solaris Clusterソフトウェアの完全なサポート。これによって、Ops CenterによるOracle Solaris Clusterのデプロイおよびアップグレードが可能になります。Oracle Solaris Clusterが一度識別されると、パッチ適用タスクの自動化レベルが向上します。Clusterノードで実行されるOracle Solarisパッチ・ジョブはすべて、ローリング・パッチ・アップグレードにおいて必要な処理をClusterノードで行います。Clusterフレームワークとの完全なアラーム統合。Ops Centerトポロジにおけるリソース・グループ、quoromデバイス、グローバル・ファイル・システム、ディスク・グループ、メンバーシップなどの構成情報の表示。Oracle Solaris Cluster Managerのコンテキスト内リンクおよび起動。

ネットワークFabricの監視

サーバー視点による、Oracle 10GBeとInfiniband Switches、NEMsおよびHBAデバイスの検出とマッピング。スイッチおよびポートの構成情報を参照してください。サービスのポート品質を監視します。Oracle Fabric Managerとの完全なアラーム統合と、デバイス上のライトアウト管理ポート。Oracle Fabric Managerのコンテキスト内リンクおよび起動。

Oracle Sun ZFS Storage Appliances

Oracle Sun ZFS Storage Appliancesをトポロジで適宜検出します。デバイスの構成およびサービス情報を観察します。ハードウェア・フォルトの全サポートとアラーム統合。新規の共有ストレージを動的に検出し、Oracle SolarisコンテナとOracle VM Server for SPARC作成ウィザードの場所の選択肢としてそれを自動的に表示します。Analytics Dashboardツールのコンテキスト内リンクおよび起動。

ハードウェア管理

Oracle T-series、M-series、X-series、ネットワーク機器およびストレージ機器に対するハードウェア監視レベルの向上。サーバーまたはデバイス内における、有効なFRUコンポーネントのシリアル番号および部品番号などの詳細な情報。双方のサービス・プロセッサからのフォルト対応の拡大と、双方のネットワーク・ロケーションからテレメトリー・ソースを可能にするホスト・エージェントの向上。Oracle Solaris FMAとの統合。設定が可能な各種Oracleサービス・プロセッサの増加。

M-seriesの動的ドメイン

動的なハードウェア・ドメインの構成を制御するプロビジョニング・プランを作成します。プロセッサ・ボードのUNIまたはクワッド構成を選択します。メモリーのミラーリングを選択します。ハードウェア・リソースの割当てが簡素化されます。オフラインまたはオンラインのボード・ポスト・プロビジョニング。生成された構成でOracle Solarisをリモートでインストールします。構成を保存し、複数のM-seriesを同時にプロビジョニングします。

My Oracle Supportの統合

アラーム管理の項で前述したとおり、Ops Centerで検出された問題はすべて、My Oracle SupportでのService Requestのオープンに使用できます。シリアル番号とOracle Configuration Manager(OCM)の構成情報を利用することで、Ops Centerはサポート対象の資産を自動的に検証できます。Ops Centerは次に、My Oracle SupportユーザーおよびそのCustomer Support Identifier(CSI)ユーザー名を入力する方法を示すため、管理者はService Requestに含める識別情報を選択できます。Ops Center内から、Oracle内で処理されているService Requestのステータスを観察できます。Service Requestのサマリーをユーザー別または資産別に参照してください。

OSパフォーマンスの監視

Oracle SolarisおよびLinux OSのパフォーマンス監視レベルの向上。双方の属性のリアルタイム・ステータスと履歴グラフ。

運用プラン

製品の任意の属性にアラームしきい値を設定し、複数のボックスにプロビジョニング可能な監視プロファイルにその設定を格納します。非定型の処理およびスクリプトの実行と、その出力をキャプチャすることが可能です。

エネルギの検知

コスト面から個々のサーバーまたはサーバー・グループのエネルギ消費を、ワットおよびキロワット時の両方で履歴とリアルタイムで表示します。温度状況の診断を促すため、CPU使用率、温度、ファンRPMの傾向を表示します。CPUアフィニティの計算を表示します。データセンターで最上位および最下位のエネルギ消費体を観察します。サーバーまたはサーバー・グループにおいて、PerformanceモードおよびElasticモード間でエネルギ消費ポリシーを設定します。

Grid Control統合

Enterprise Manager Grid ControlとOps Center間の双方向の統合が可能です。Grid Controlで定義されているターゲットをOps Centerトポロジ内で検出します。Ops Center内からそのターゲットのアラーム情報を表示します。本番アプリケーションの作業負荷を実行中のサーバーまたは仮想マシンに対して、処理を行うオペレータから保護します。Ops Centerからのハードウェア、OSおよび仮想化情報をGrid Control内で表示します。Grid Control内から、Ops CenterのOSパッチ適用ジョブを定義済プロファイルに対して表示します。アプリケーション・レイヤーおよびOSレイヤー全体で、ソフトウェアと構成の最上位レベルのコンプライアンスが可能です。パフォーマンスの問題を、明らかにハードウェアの問題であるときにアプリケーションの問題としてトラブルシューティングしているオペレータから保護します。双方の製品からの相互的なコンテキスト内リンクおよび起動。

Ops Center Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なリンク

この項では、Provisioning and Patch Automation Packのライセンスを必要とするEnterprise Manager Ops Centerブラウザのユーザー・インタフェース・セクションについて説明します。

資産のホームページ内における、グローバル・ゾーンに対するOracle Solaris 10のサマリー・ページとOracle VM Server for SPARCハイパーバイザの子ノードを除くすべてのタブ。Oracle Solaris ZonesおよびOracle VM Server for SPARCに関連する処理を除くすべての処理が、このパックのライセンスを必要とします。


注意:

Ops CenterコマンドラインとJava APIは、このライセンス対象パックについて前述したとおり公開機能によって管理されています。

Oracle Enterprise Manager Ops Center Virtualization Management Packの機能

Ops Center Virtualization Packは、Oracle VM Server for SPARCとOracle Solaris Zonesにとって最適なソリューションです。これらのテクノロジを活用することで、稼働および統合に関わるコンピュータ資産を最大限に利用します。Ops Centerの使用によって、急速に拡大して複雑性も増していくような環境の制御力と業務上の対応力を得ることができます。

Ops Center Virtualization Management Packには次のような機能があります。

Oracle Solaris Container Management

検出、作成、削除、構成、起動、停止および監視などのすべてのライフサイクル管理。コールド・マイグレーション、クローニング、およびアタッチ時の更新などの、マイグレーションおよびモビリティ機能。

Oracle VM Server for SPARC

検出、作成、削除、構成、起動、停止および監視などのすべてのライフサイクル管理。ウォーム・マイグレーションおよび仮想プールなどの、マイグレーションおよびモビリティ機能。

リソース仮想プール

T-seriesサーバーのグループを構築する機能。ここでOps Centerはネットワーク構成を管理し、共有ストレージの移動および割当てを促進し、グループのメンバーのハイパーバイザ要件に関する互換性を維持します。また、仮想マシンに基づいてメンバー全体の作業負荷のバランスを自動的にとることで、プール内の全物理リソースに負荷が均等に分散されるようにします。プール全体を基準にしたパフォーマンス・メトリックの集約の履歴を表示します。新規の仮想マシンが必要な場合は、Ops Centerを使用して、最小限のロード・ポリシーまたは(数量において)最小限のVMポリシーを満たす作業負荷を格納できる、その時点で最適なプール内の物理サーバーを探します。

ハイパーバイザ/OSプロビジョニング

Oracle VM Server for SPARC制御ドメイン構成を作成するためのデフォルトのテンプレート。ファームウェアに組み込まれたハイパーバイザ・コンポーネントと、前述のベアメタルOSレイヤーとの間の互換性を保障します。仮想マシンの構成要素の作成から内部へのオペレーティング・システムのインストールまで、ある一定のフローで進みます。

ストレージの統合

共有ファイバー、ネットワークおよびローカル・ストレージのOps Centerへのチェックイン。Ops Centerは次にストレージ・デバイスの観点から、OSイメージの進行を追跡し、仮想マシンの実行または停止を行います。Ops Centerは、Oracle Solaris ContainerおよびOracle VM Server for SPARCの各環境でOracle Sun ZFS Storage Appliancesを自動的に活用します。この製品は、ある時点でVMイメージを使用中の物理資産の状況を把握し、ロックの競合および破損から保護します。また、ライブラリの所有メンバー間で必要に応じてストレージを移動します。仮想マシンのマイグレーションが必要になると、Ops Centerでは同じストレージを共有する候補のみを、選択可能な候補として表示します。

動的なリソース割当て

Oracle Solaris ContainerおよびOracle VM Server for SPARCの最新テクノロジを利用することで、Ops Centerでは割当て済みのリソースをリアルタイムで変更できます。

制御/サービス・ドメイン

Oracle VM Server for SPARCの制御またはサービス・ドメイン属性を構成し、リソース消費を監視します。VMの作成後に対するvdiskの割当てを操作します。

Oracle Solarisグローバル・ゾーン

グローバル・ゾーンのリソース割当てを構成し、リソース消費を監視します。

ネットワーク構成

VM作成ウィザードで、IPのマルチパスおよびVLANタグに基づいて冗長性を増した構成が生成される、より複雑なネットワーク・トポロジを活用します。

テクノロジ抽出レイヤー

1つの製品を基にスタッフの活用およびトレーニングを行い、M-series動的ハードウェア・ドメイン、T-series Oracle VM Server for SPARCおよびOracle Solaris Zonesを使用することができます。個別の仮想化テクノロジに対するサーバーのプロビジョニングと仮想マシンの作成を基に、ネストされたタスクが含まれる複雑な運用プランを作成し、ビジネス・サービスの後にそれを指定します。どの新規サーバーが呼び出された場合でも、単一の指定プランによってサーバーがオンライン化されることで、そのサーバーに最適な仮想化テクノロジが利用されます。

履歴傾向

リソース使用率を分析するため、相互的なOracle Solaris Zonesの作業負荷傾向の履歴を中央グラフで表示します。

Oracle Solaris Container Management

疎ルート・ゾーン、完全ルート・ゾーンまたはブランド・ゾーンからプロビジョニング・オプションの全選択肢を利用できます。フェア・シェア・スケジュールまたは専用リソースに基づいてリソース割当てを宣言します。セマフォおよび共有メモリーなどの属性を制御します。

Oracle Solaris Zones and Patch Management

ゾーンが別のグローバル・ゾーンに移行される際にOps Centerからのアタッチ時の更新処理を促進します。これによって、グローバル・ターゲットと連携してローカル・ゾーンにパッチを適用する際にOps Centerで適切な処理が行われます。

V12Nのプロファイルの監視

問題のために選択される即時利用可能な監視属性が、Oracle VM Server for SPARCおよびOracle Solaris Containerの各環境により一般的に関連付けられます。

動的トポロジ

どの順序の資産が検出、作成または破棄された場合でも、Ops Centerではサービス・プロセッサ、ハイパーバイザ、グローバル・ゾーン、制御ドメイン、および仮想マシン間の正しい子対親の関係を保持します。

イメージ・ライブラリ管理

物理および仮想の両方のプロビジョニングに対する、ISOおよびOracle Solaris Flash Archive(FLAR)のすべてのイメージをOps Centerで格納できます。

Ops Center Virtualization Management Packのライセンスが必要なリンク

この項では、Virtualization Management Packのライセンスを必要とするEnterprise Manager Ops Centerブラウザのユーザー・インタフェース・セクションについて説明します。


注意:

Ops CenterコマンドラインとJava APIは、このライセンス対象パックについて前述したとおり公開機能によって管理されています。