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Oracle SOA Suite開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31839-01
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6.1 Oracle Enterprise Service Busの概要

Oracle Enterprise Service Busにより、企業内および企業外の複数のエンドポイント間でデータを転送できます。 ビジネス・ドキュメント(Extensible Markup Language(XML)メッセージとして)の異種アプリケーション間での結合、変換およびルーティングには、オープン標準が使用されます。 これにより、既存のアプリケーションへの影響を最小限に抑えてビジネス・データを監視および管理できます。 エンタープライズ・サービス・バスは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)およびイベント駆動アーキテクチャ(EDA)を配信するための基礎となるインフラストラクチャです。

Oracle Enterprise Service Busは、SOAおよびEDAを使用したサービスの基礎になります。 その核心にあるのは疎結合のアプリケーション・フレームワークで、業界標準を使用する分散化された異機種間のメッセージ指向環境におけるビジネスに、高度な柔軟性、再利用性および全体的な応答性を提供します。

Oracle Enterprise Service Busが提供するアプリケーション統合機能は、次の3つの広範なカテゴリに分類されます。

この章では、次のことを理解できます。

Oracle Enterprise Service Busの概要の追加説明は、『Oracle Enterprise Service Bus開発者ガイド』の「Oracle Enterprise Service Busの概要」を参照してください。