Oracle JDeveloper ESB DesignerでESBプロジェクトの設計を完了した後は、プロジェクトとそのサービスをESBサーバーに登録します。
登録プロセスは、サービスを実行し、Oracle ESB Controlでそれらのサービスを表示して管理するために必要です。Oracle ESB Controlは、ESBを実行時に監視するために使用します。 Oracle ESB Controlについては、第12章「Oracle Enterprise Service Busの監視」を参照してください。
ESBプロジェクトとそのサービスを更新した場合は、変更内容が実行時に実装されるように、再度そのプロジェクトを統合サーバーに登録する必要があります。
登録を完了するには、Oracle JDeveloper ESB Designerで統合サーバー接続を使用し、「ESBに登録」オプションを使用します。 ESBプロジェクトとサービスを登録する前に、Oracle JDeveloper ESB Designerと統合サーバー間の接続を設定する必要があります。 接続の作成方法については、第2.2.7項「個別のSOA Order Bookingアプリケーションのデプロイ」を参照してください。
注意: ESBプロジェクトをESBサーバーまたは統合サーバーに登録するには、サーバーが実行されている必要があります。 |
ESBサービスをESBサーバーに登録する手順は、次のとおりです。
アプリケーション・ナビゲータで、ESBプロジェクトを右クリックし、「ESBに登録」を選択します。
ローカル統合サーバー接続をクリックするか、設定済の別の統合サーバーへの接続をクリックします。
「ESB登録サマリー」ダイアログが表示された後、「OK」をクリックします。
登録が正常に終了すると、サービスの情報がESBサーバーのリポジトリに書き込まれます。 Oracle ESB Controlをリフレッシュすると、登録したESBサービスに関する情報が取得され、コンソールのサービス・ナビゲーション・ツリーにサービスが表示されます。 第6.3.2項「ESBプロジェクト作成時の処理内容」を参照してください。
Oracle ESB Controlについては、第12章「Oracle Enterprise Service Busの監視」を参照してください。