15.2 Adobe SVG Viewerを使用したパフォーマンス・チャートの表示

パフォーマンスの問題や傾向の識別に役立つように、Oracle Enterprise Manager Application Server Controlには、管理する大半のターゲットについて様々なパフォーマンス・チャートが用意されています。ほとんどのチャートは、スケーラブル・ベクトル・グラフィックス（SVG）形式を利用するように設計されています。この形式は、World Wide Web Consortium（W3C）とそのメンバーの協力的な取組みによって支えられている新しい標準です。Adobe SVG Viewerをダウンロードしてインストールすると、Oracle Enterprise Managerのチャートの追加機能を体験できます。たとえば、SVG Viewerで、右クリックして表示されるポップアップ・メニューを使用して、チャートの特定の領域にズーム・インできるチャートもあります。詳細に分析するために、チャートの領域をドラッグして選択できるチャートもあります。パフォーマンスのチューニング、および複数のコンポーネントを使用する際のパフォーマンス最適化の方法については、『Oracle Application Serverパフォーマンス・ガイド』を参照してください。

詳細は、Adobe社のWebサイトで、SVG Viewerのダウンロード・ページを参照してください。

注意: SVGプラグインは、すべてのWebブラウザで使用できるとはかぎりません。使用しているブラウザ固有のSVGサポートに関する詳細は、Adobe社のWebサイトを確認してください。SVGプラグインがない場合もEnterprise Managerのチャートを表示できますが、追加のSVG機能は利用できません。

SVG形式の詳細は、W3CのWebサイトから入手できるSVG情報を参照してください。

MozillaベースのブラウザでのSVGの使用方法については、Mozilla SVG Projectサイトの「Frequently Asked Questions」から入手できます。