OC4J_AppsとOC4J_WebCenterのインスタンスのセッション状態レプリケーションの構成
RACデータベース用APPHOST1とAPPHOST2の構成
WebCenterのアプリケーション・デプロイと移行ユーティリティ(オプション)
myWebCenterアプリケーション層は、中間層のOracle Application Serverインスタンスをホスティングする複数のコンピュータで構成されます。各インスタンスには、複数のOracle Containers for J2EEインスタンスを含めて、そこにアプリケーションをデプロイできます。完全な構成では、リクエストがアプリケーション層コンピュータ上のOC4Jインスタンス間でロード・バランシングされ、高性能でフォルト・トレラントなアプリケーション環境が実現されます。
注意: Application Server ControlアプリケーションとJSSOアプリケーションが同じOC4Jインスタンスにある場合、Application Server Controlを経由して複雑なアプリケーション・デプロイを行うと、JVMの大部分のリソースが消費され、シングル・サインオンに影響が及ぶ場合があります。Application Server ControlとJSSOはそれぞれ別のOC4Jインスタンスに配置してください。 |
Web層(WEBHOST1およびWEBHOST2)は、複数のOracle HTTP Serverで構成されます。図1-1「JSSOとOracle Internet Directoryを実装するmyWebCenter.comのエンタープライズ・デプロイメント・アーキテクチャ」は、アプリケーション層(APPHOST1とAPPHOST2)とWeb層を示しています。
インストレーション・ガイドで説明されているとおり、システム、パッチ、カーネルおよびその他の要件が満たされていることを確認します。このマニュアルは、ご使用のプラットフォームおよびリリースのOracle Application Serverドキュメント・ライブラリで参照できます。
Disk1/stage/Response
ディレクトリのstaticports.ini
ファイルを、TMPなどのローカル・ディレクトリにコピーします。インストール中に、このファイルへのパスを設定します。
staticport.ini
ファイルを編集し、次のカスタム・ポートを割り当てます。
Oracle HTTP Server port = 7777
注意: コンピュータ上の他のサービスが、これらのポートをすでに使用していないことを確認してください。静的ポート機能を使用してApplication Server層をインストールすると、ファイル内でのポートの指定が適切で、そのポートがすでに使用されていないかぎり、常に同じポートが割り当てられます。ポートの指定が適切でない場合、Oracle Universal Installerによってデフォルト・ポートが割り当てられます。ポートがすでに使用されている場合は、次に割当て可能なポートが選択されます。 |
次のように、Oracle Universal Installerを起動します。
UNIXでは、runInstaller
コマンドを発行します。
Windowsでは、setup.exe
をダブルクリックします。
「Oracle Application Server WebCenter Suite 10.1.3.2.0」インストール画面が表示されます。
インスタンスのインストール・ディレクトリを指定します。
「拡張インストール」を選択します。
「次へ」をクリックします。
確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
「はい」をクリックします。
進行状況ダイアログに続いて、「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。
「Oracle HTTP Server」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ポート構成オプションの指定」画面が表示されます。
「手動」を選択してstaticports.ini
ファイルの場所を指定してから、「次へ」をクリックします。
「インスタンス名の指定」画面が表示されます。
インスタンス名を指定し、「次へ」をクリックします。
「クラスタ・トポロジ構成」画面が表示されます。
チェック・ボックスを選択し、インスタンスをOracle Application Serverクラスタの一部として構成します。
マルチキャスト・アドレスとポートを指定します。
注意: マルチキャスト・アドレスの例は225.0.0.20 で、ポートの例は8001 です。アドレスとポートは、ファーム内の各コンピュータで同じである必要があります。 |
「インストール」をクリックします。
「コンフィギュレーション・アシスタント」画面が表示されます。構成プロセスが終了すると、「インストールの終了」画面が表示されます。
「終了」をクリックしてから、その選択を確認します。
Oracle HTTP Serverインスタンスを表示して、インストールが成功したことを確認します。ブラウザを起動し、次のURLにアクセスします。
http://
WEBHOST1
:7777
または
http://
WEBHOST2
:7777
注意: インストールの正常終了を確認するためのインストールURLとコマンドは、ORACLE_HOME /install/readme.txt ファイルに記載されています。 |
Apache 2.0ベースのOracle HTTP ServerをCompanion CDからWEBHOST1およびWEBHOST2にインストールした場合、両方のコンピュータ上のインスタンス名は、インストーラによって割り当てられたデフォルト名になります。クラスタでは、opmnctl @cluster status
コマンドで各インスタンスを表示するとき、インスタンス名が一意である必要があります。インスタンスの名前を変更する手順は次のとおりです。
Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドで説明されているとおり、システム、パッチ、カーネルの要件、およびその他の要件が満たされていることを確認します。このマニュアルは、ご使用のプラットフォームおよびリリースのOracle Application Serverドキュメント・ライブラリで参照できます。
次のいずれかのコマンドを使用して、Oracle Universal Installerを起動します。
UNIXでは、runInstaller
コマンドを発行します。
Windowsでは、setup.exe
をダブルクリックします。
「Oracle WebCenter Suite 10.1.3.2.0」インストール画面が表示されます。
インスタンスのインストール・ディレクトリを指定します。または、デフォルトのままにします。
「拡張インストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
「はい」をクリックします。
進行状況ダイアログに続いて、「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。
「Oracle WebCenter Framework」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ポート構成オプションの指定」画面が表示されます。
「自動」を選択し、「次へ」をクリックします。
「管理(Administration)設定」画面が表示されます。
インスタンス名を指定し、管理者パスワードを入力して確認します。APPHOST1インストールでは、「このインスタンス・ホームでASControlを起動」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
「クラスタ・トポロジ構成」画面が表示されます。
Oracle Application Serverクラスタの一部になるインスタンスを構成するためのチェック・ボックスを選択し、個別のOracle HTTP Serverのインスタンスにアクセスするためのチェック・ボックスを選択します。
マルチキャスト・アドレスとポートを指定します。
注意: マルチキャスト・アドレスの例は225.0.0.20 で、ポートの例は8001 です。アドレスとポートは、ファーム内の各コンピュータで同じである必要があります。 |
「インストール」をクリックします。
「コンフィギュレーション・アシスタント」画面が表示されます。構成プロセスが終了すると、「インストールの終了」画面が表示されます。
「終了」をクリックしてから、その選択を確認します。
WebCenterアプリケーションのカスタマイズは、ファイル・システムのMDSに格納されます。WebCenterアプリケーションを事前にデプロイするときは、APPHOST1およびAPPHOST2上のMDSの場所を指定する必要があります。共有ファイル・システムが高可用性を実現するために使用されます(図1-1、図1-2および図1-3を参照)。これらの場所は同じにする必要があります。次の条件を満たしているかぎり、ファイル・システム上の任意の場所を使用できます。
Microsoft Windowsでは、両方のシステムで同じドライブ文字を使用する必要があります。たとえば、システム1とシステム2の両方がX:\mds
として場所を参照する必要があります。1つのシステムでD:\mds
を参照し、もう一方のシステムでE:\mds
を参照することはできません。
UNIXでは、同じマウント・ポイントを使用する必要があります。つまり、システム1とシステム2は、/oracle/webcenter
などの同じディレクトリを参照する必要があります。
クラスタ化されている環境では、事前デプロイ・ツールを一度のみ実行してターゲットEARファイルを作成し、そのEARファイルをもう一方のOC4Jインスタンスにデプロイする必要があります。WebCenterアプリケーションのデプロイを行うための事前デプロイの詳細は、『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』を参照してください。
WebCenterアプリケーションでは、ポートレット・プロデューサがホストする、Web Services for Remote Portlets(WSRP)やPortal Developer Kit(PDK-Java)などのポートレットを消費できます。ポートレット・プロデューサは、ポートレットのカスタマイズ(つまりプリファレンス)を、データベース内またはファイル・システム上のプリファレンス・ストアに格納します。エンタープライズ・デプロイメントでは、Real Application ClustersデータベースやCold Failover Clusterデータベースなどのデータベース上にプリファレンス・ストアを配置して、高可用性を構成します。ポートレットのプリファレンス・ストアは、目的および実装の点において、MDSとは異なります。MDSは、アプリケーション・メタデータを格納し、第3章の「Oracle Metadata Services(MDS)の場所の指定」に説明されているように、ファイル・システム上にのみ常駐できます。
デフォルトでは、OC4J_WebCenterインスタンスに配置されているPDK-JavaおよびWSRPプロデューサは、ファイルベースのプリファレンス・ストアを使用するように構成されます。高可用性を実現するために、データベースを使用するようにプリファレンス・ストアを構成することができます。これを行うには、プリファレンス・ストアのスキーマをデータベースに設定してプロデューサを構成し、プリファレンス・ストアの接続の詳細をJDBCデータソースにマップします。
ORACLE_HOME
/bin
ディレクトリにナビゲートします。
SYSアカウントおよびSYSDBAデータベース管理者ロールを使用してSQL*Plusに接続します。
次のコマンド(@ORACLE_HOMEは適切な値で置換)を発行します。
@ORACLE_HOME
/j2ee/home/database/wsrp/dbprefstore.sql
プロンプトが表示されたら、WSRPおよびPDK-Javaのプリファレンス・ストア・データベース・スキーマのユーザー名とパスワードを作成します。このユーザー名とパスワードは、第3章の「WebClippingスキーマの作成」のコマンドで使用します。
データベース・プリファレンス・ストアが作成され、必要なデータベース・オブジェクトがスキーマに移入されます。
スキーマを作成するには、次のコマンドを発行します(コマンドは読みやすさを考慮して複数行に分割されている)。
ORACLE_HOME/jdk/bin/java -classpath ORACLE_HOME/lib/xmlparserv2.jar:ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc14.jar:ORACLE_HOME/portal/jlib/wce.jar oracle.portal.wcs.Installer -installSchema -username preference store schema user -password preference store schema user password -dburl jdbc:oracle:thin:@//database host:database port/database service name
イタリックで表示されているOracleホーム値、ユーザー名、パスワードおよびデータベース情報は、適切な値でそれぞれ置き換えます。
プリファレンス・ストア・スキーマの接続詳細をJDBCデータソースにマップする新しいデータソース・エントリを追加します。JNDIの場所がjdbc/portletPrefs
に設定されたデータソースを使用できます。
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://
hostname
:
port
/em/
)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
OC4J_WebCenterインスタンスのリンクをクリックします。
「管理」をクリックします。
「管理タスク」リストが表示されます。
「サービス」タスクの下にある「JDBCリソース」の「タスクに移動」アイコンをクリックします。
「JDBCリソース」ページが表示されます。
「接続プール」セクションの「作成
」をクリックします。
「接続プールの作成 - アプリケーション」ページが表示されます。
「続行」をクリックします(デフォルトの選択はそのままで変更しない)。
「接続プールの作成」ページが表示されます。
次の値を指定します。
名前: OracleWSRPPool
などの接続プール名を指定します。
コネクション・ファクトリ・クラス: デフォルトをそのまま使用します。
JDBC URL: アプリケーションのスキーマがあるOracleデータベースのJDBC URLを指定します。次に例を示します。
jdbc:oracle:thin:@//custdbhost.mycompany.com:1521/service name
ユーザー名: アプリケーションのスキーマがあるデータベースのユーザー名を指定します。
「クリアテキスト・パスワードの使用」と「パスワード」: 指定しません。
「間接パスワードの使用」と「間接パスワード」: このラジオ・ボタンを選択してから、アプリケーションのスキーマがあるデータベースの間接パスワードを指定します。
「終了」をクリックします。
「JDBCリソース」ページが表示されます。
新規作成した接続の「接続テスト」アイコンをクリックします。
「データソース」セクションの「作成
」をクリックします。
「データ・ソースの作成 - アプリケーションとタイプ」ページが表示されます。
「続行」をクリックします(デフォルトはそのままで変更しない)。
「データ・ソースの作成 - 管理データ・ソース」ページが表示されます。
次の値を指定します。
名前: WSRP_PREF_DS
などのデータソース名を指定します。
JNDIロケーション: jdbc/portletPrefs
トランザクション・レベル: デフォルトをそのまま使用します。
接続プール: OracleWSRPPool
(前の手順で作成済)を指定します。
ログイン・タイムアウト: デフォルトをそのまま使用します
「終了」をクリックします。
ORACLE_HOME
/j2ee/
OC4J_instance
/applications/
application name
/
optional web module name
/WEB-INF/web.xml
ファイルを編集し、各アプリケーションのデータベース・プリファレンス・ストアを指定します(OC4J_instance、application nameおよび必要に応じてoptional web module nameをそれぞれ適切な名前に置き換える)。例に示すように、env-entry-value
を変更します(または、必要に応じてweb-app
タグの下に追加する)。
<env-entry>
<env-entry-name>oracle/portal/wsrp/server/persistentStore</env-entry-name>
<env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type>
<env-entry-value>Database</env-entry-value>
</env-entry>
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://hostname:port/em/)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。OC4J_WebCenterインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
プリファレンス・ストア・スキーマの接続詳細をJDBCデータソースにマップします。JNDIの場所がjdbc/portletPrefs
に設定されたデータソースを使用できます。
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://
hostname
:
port
/em/
)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
homeインスタンスのリンクをクリックします。
「管理」をクリックします。
「管理タスク」リストが表示されます。
「サービス」タスクの下にある「JDBCリソース」の「タスクに移動」アイコンをクリックします。
「JDBCリソース」ページが表示されます。
「接続プール」セクションの「作成
」をクリックします。
「接続プールの作成 - アプリケーション」ページが表示されます。
「続行」をクリックします(デフォルトの選択はそのままで変更しない)。
「接続プールの作成」ページが表示されます。
次の値を指定します。
名前: OracleWSRPPool
などの接続プール名を指定します。
コネクション・ファクトリ・クラス: デフォルトをそのまま使用します。
JDBC URL: アプリケーションのスキーマがあるOracleデータベースのJDBC URLを指定します。次に例を示します。
jdbc:oracle:thin:@//custdbhost.mycompany.com:1521/service name
ユーザー名: アプリケーションのスキーマがあるデータベースのユーザー名を指定します。
「クリアテキスト・パスワードの使用」と「パスワード」: 指定しません。
「間接パスワードの使用」と「間接パスワード」: このラジオ・ボタンを選択してから、アプリケーションのスキーマがあるデータベースの間接パスワードを指定します。
「終了」をクリックします。
「JDBCリソース」ページが表示されます。
新規作成した接続の「接続テスト」アイコンをクリックします。
「データソース」セクションの「作成
」をクリックします。
「データ・ソースの作成 - アプリケーションとタイプ」ページが表示されます。
「続行」をクリックします(デフォルトはそのままで変更しない)。
「データ・ソースの作成 - 管理データ・ソース」ページが表示されます。
次の値を指定します。
名前: PDK_PREF_DS
などのデータソース名を指定します。
JNDIロケーション: jdbc/portletPrefs
トランザクション・レベル: デフォルトをそのまま使用します。
接続プール: OraclePDKPool
(前の手順で作成済)
ログイン・タイムアウト: デフォルトをそのまま使用します。
「終了」をクリックします。
データベース・プリファレンス・ストアを使用するようにOmniPortletプロデューサを更新します。
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/portalTools/omniPortlet/WEB-INF/providers/omniPortlet/provider.xml
ファイルを開きます。
データベース・プリファレンス・ストアを使用するようにpreferenceStore
タグを変更します。
<preferenceStore class="oracle.portal.provider.v2.preference.DBPreferenceStore"> <name>omniPortletprefStore</name> <connection>jdbc/PooledConnection</connection> </preferenceStore>
データベース・プリファレンス・ストアを使用するようにPDK-Javaのサンプル・プロデューサを更新します。
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/jpdk/jpdk/WEB-INF/providers/
provider name
/provider.xml
ファイルを開きます。
データベース・プリファレンス・ストアを使用するようにpreferenceStore
タグを変更し、provider nameをアプリケーション名に置き換えます。
<preferenceStore class="oracle.portal.provider.v2.preference.DBPreferenceStore"> <name>provider name</name> <connection>jdbc/PooledConnection</connection> </preferenceStore>
データベース・リポジトリを使用するようにWebClippingプロデューサを更新します(デフォルトでは、リポジトリとしてファイルベースのストレージ場所であるMDSが使用される)。
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/portalTools/webClipping/WEB-INF/providers/webClipping/provider.xml
ファイルを開きます。
次に示すようにrepositoryInfoタグを更新し、mysid、webclipping userおよびpasswordの現在の値を置き換えます(これらは第3章でプリファレンス・ストアのスキーマを作成したときに指定した値と同じ)。また、必要に応じてカスタマ・データベースのホストとポートも置き換えます。
<repositoryInfo class="oracle.portal.wcs.provider.info.DatabaseInformation"> <useRAA>false</useRAA> <databaseHost>custdbhost.mycompany.com</databaseHost> <databasePort>1521</databasePort> <databaseSid>mysid</databaseSid> <databaseUsername>webclipping user</databaseUsername> <databasePassword>password</databasePassword> <useASO>false</useASO> </repositoryInfo>
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://hostname:port/em/)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。OC4J_WebCenterインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
クラスタ化されている環境でJava Object Cacheを構成するときは、オブジェクトを共有してクラスタ全体で調整するために、クラスタ・メンバーのすべてのIPアドレスとポート番号のリストが必要になります。このリストは、javacache.xml
ファイルのdiscoverer
属性で指定する必要があります。1つのキャッシュ・システム内で連携しているすべてのキャッシュでは、同じセットのIPアドレスとポート番号を同じ順番で指定する必要があります。これを構成するには、次の手順を実行します。
ORACLE_HOME
/portal/conf/javacache.xml
ファイルとORACLE_HOME
/javacache/admin/javacache.xml
ファイルを変更し、例3-1に示すように、isDistributed
要素とdiscoverer
要素を構成するか追加します。
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://hostname:port/em/)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
OC4J_WebCenterインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
OC4J_Appsインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
homeインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
次の手順を実行して、OmniPortletおよびOracleAS Web ClippingのHTTPプロキシを構成します(ロード・バランシング・ルーターがすでに構成されている必要がある)。
OmniPortlet:
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/portalTools/omniPortlet/WEB-INF/providers/omniPortlet/provider.xml
WebClipping:
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/portalTools/webClipping/WEB-INF/providers/webClipping/provider.xml
proxyInfo
タグを次に示すように更新します。
<proxyInfo class="oracle.portal.provider.v2.ProxyInformation"> <httpProxyHost>proxy.mycompany.com</httpProxyHost> <httpProxyPort>80</httpProxyPort> <dontProxyFor>*.mycompany.com</dontProxyFor> <proxyUseAuth>true</proxyUseAuth> <proxyType>Basic</proxyType> <proxyRealm>realm1</proxyRealm> <proxyUseGlobal>false</proxyUseGlobal> <proxyUser>scott</proxyUser> <proxyPassword>!tiger</proxyPassword> </proxyInfo>
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://hostname:port/em/)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。OC4J_WebCenterインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
次のURLのテスト・ページにアクセスし、OmniPortletおよびOracleAS Web Clippingのプロバイダがロード・バランシング・ルーターを経由して適切に動作していることを確認します。
http://mywebcenter.com/portalTools/omniPortlet/providers/omniPortlet
http://mywebcenter.com/portalTools/webClipping/providers/webClipping
このリリースでは、Oracle Content DBの機能が制限されています。
Oracle Content DBではシングル・サインオンはサポートされていません。Oracle Content DBサーバーのフェイルオーバーが発生した場合、ユーザーはサーバーに再びログインする必要があります。
サーバーに障害が発生した場合、処理中のトランザクション(ファイルのアップロードなど)または複数の手順が必要なトランザクション(グループの作成など)は失われるため、再び開始する必要があります。
ユーザーは、サーバーに障害が発生した場合、ユーザー・インタフェースを再起動する必要があります(障害が発生したサーバーで確立したセッションは無効になる)。
Oracle Content DBエージェントは、1台のコンピュータでのみ実行できます。エージェントを実行しているコンピュータに障害が発生した場合、システム管理者はエージェントを他のコンピュータで手動で起動する必要があります。これらのエージェントは、Oracle Content DBサーバーの管理タスクを実行します。エージェントに障害が発生しても、Oracle Content DBサーバーに障害が発生することはありませんが、エージェントが動作していない場合、時間の経過とともに、サーバーのパフォーマンスとスケーラビリティが低下します。
Oracle Content DBインスタンスをインストールする前に、ご使用のプラットフォームのインストレーション・ガイドに記載されている、Oracle Content Databaseの要件に関する項を参照してください。
Oracle Content DBインスタンスをCTHOST1およびCTHOST2にインストールする手順は若干異なるため、この項ではそれぞれ手順を個別に示しています。CTHOST2に対する手順は、インストールする追加インスタンスにも適用されます。
注意: Oracle Content DBインスタンスのインストールを始めるには、CUSTDBHOST1およびCUSTDBHOST2にReal Application Clusters(RAC)データベースがインストールおよび構成されており、データベースのキャラクタ・セットがALT32UTF8になっている必要があります。このようになっていない場合は、エラーが発生し、インストールを続行できません。 |
Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドで説明されているとおり、システム、パッチ、カーネルの要件、およびその他の要件が満たされていることを確認します。このマニュアルは、ご使用のプラットフォームおよびリリースのOracle Application Serverドキュメント・ライブラリで参照できます。
次のいずれかのコマンドを使用して、Oracle Universal Installerを起動します。
UNIXでは、runInstaller
コマンドを発行します。
Windowsでは、setup.exe
をダブルクリックします。
「Oracle WebCenter Suite 10.1.3.2.0インストレーション」画面が表示されます。
インスタンスのインストール・ディレクトリを指定します。または、デフォルトのままにします。
「拡張インストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
「はい」をクリックします。
進行状況ダイアログに続いて、「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。
「Oracle Content Database」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ポート構成オプションの指定」画面が表示されます。
「手動」を選択してstaticports.ini
ファイルのパスを指定してから、「次へ」をクリックします。
「管理(Administration)設定」画面が表示されます。
アプリケーション・サーバー・インスタンスのインスタンス名を指定します。
アプリケーション・サーバー・インスタンスの管理者パスワードを指定および確認します。
「次へ」をクリックします。
「データベース情報の指定」画面が表示されます。
ホスト名とポート(RACデータベースの形式ではCUSTDBHOST1:1521^CUSTDBHOST2:1521)、SYSパスワードおよびサービス名を入力し、「次へ」をクリックします。
「Content Databaseスキーマ・パスワードの指定」画面が表示されます。
Oracle Content DBスキーマのパスワードを確立して確認し、「次へ」をクリックします。
「ユーザー・リポジトリ情報の指定」画面が表示されます。
「ディレクトリベース」→「Oracle Internet Directory」(または任意の使用可能なLDAPサービス)を選択し、接続情報を指定して、「次へ」をクリックします。
「クラスタ・トポロジ」画面が表示されます。
IPアドレスとして225.0.0.1を、ポートとして8001をそれぞれ指定し、「次へ」をクリックします。
「サマリー」画面が表示されます。
「インストール」をクリックします。
「インストールの準備中」ダイアログに続いて、「インストール」画面が表示されます。
「コンフィギュレーション・アシスタント」画面が表示されます。構成プロセスが終了すると、「インストールの終了」画面が表示されます。
「終了」をクリックしてから、その選択を確認します。
Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドで説明されているとおり、システム、パッチ、カーネルの要件、およびその他の要件が満たされていることを確認します。このマニュアルは、ご使用のプラットフォームおよびリリースのOracle Application Serverドキュメント・ライブラリで参照できます。
次のいずれかのコマンドを使用して、Oracle Universal Installerを起動します。
UNIXでは、runInstaller
コマンドを発行します。
Windowsでは、setup.exe
をダブルクリックします。
「Oracle WebCenter Suite 10.1.3.2.0インストレーション」画面が表示されます。
インスタンスのインストール・ディレクトリを指定します。または、デフォルトのままにします。
「拡張インストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
「はい」をクリックします。
進行状況ダイアログに続いて、「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。
「Oracle Content Database」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ポート構成オプションの指定」画面が表示されます。
「手動」を選択し、「次へ」をクリックします。
「管理(Administration)設定」画面が表示されます。
アプリケーション・サーバー・インスタンスのインスタンス名を指定します。
アプリケーション・サーバー・インスタンスの管理者パスワードを指定および確認します。
「次へ」をクリックします。
「データベース情報の指定」画面が表示されます。
ホスト名とポート(RACデータベースの形式ではCUSTDBHOST1:1521^CUSTDBHOST2:1521)、SYSパスワードおよびサービス名を入力し、「次へ」をクリックします。
「Content Databaseスキーマ・パスワードの指定」画面が表示されます。
スキーマのパスワードを指定し、「次へ」をクリックします。
「ユーザー・リポジトリ情報の指定」画面が表示されます。
選択されているLDAPサービスのユーザー名とパスワードを指定し、「次へ」をクリックします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
IPアドレスとして225.0.0.1を、ポートとして8001をそれぞれ指定し、「次へ」をクリックします。
「サマリー」画面が表示されます。
「インストール」をクリックします。
「インストールの準備中」ダイアログに続いて、「インストール」ページが表示されます。
「コンフィギュレーション・アシスタント」ページが表示されます。構成プロセスが終了すると、「インストールの終了」ページが表示されます。
「終了」をクリックしてから、その選択を確認します。
ポート80でリスニングするロード・バランシング・ルーターの仮想IPアドレスを構成し、スティッキー・セッションが有効になっていない状態で、WEBHOST1およびWEBHOST2のOracle HTTP Serverにマップします。
次のOracle HTTP Server構成ファイルを開きます。
Apache 1.3:
ORACLE_HOME
/Apache/Apache/conf/httpd.conf
Apache 2.0:
ORACLE_HOME
/ohs/conf/httpd.conf
次の手順を実行します。
使用するプラットフォームに対して、適切な>LoadModule certheaders_module
ディレクティブを追加します。
UNIX Apache 1.3:
LoadModule certheaders_module libexec/mod_certheaders.so
UNIX Apache 2.0: UNIXでApache 2.0を使用する場合は、次のディレクティブを使用します。
LoadModule certheaders_module modules/mod_certheaders.so
Windows:
LoadModule certheaders_module modules/ApacheModuleCertHeaders.dll
次の行を追加して、NameVirtualHost
ディレクティブ、およびmywebcenter.mycompany.comとポート80用のVirtualHost
コンテナを作成します。
NameVirtualHost *:7777
<VirtualHost *:7777>
ServerName mywebcenter.mycompany.com
Port 443
ServerAdmin
you@your.address
RewriteEngine On
RewriteOptions inherit
SimulateHTTPS On
</VirtualHost>
<VirtualHost *:7777>
ServerName mywebcenter-producers.mycompany.com
Port 7777
ServerAdmin
you@your.address
RewriteEngine On
RewriteOptions inherit
</VirtualHost>
注意: LoadModule ディレクティブ(特にLoadModule rewrite_module ディレクティブ)は、httpd.conf ファイル内のVirtualHost ディレクティブの前に配置する必要があります。サーバーでは、VirtualHost コンテナ内のディレクティブが実行される前に、すべてのモジュールがロードされている必要があります。
|
次の行を追加して、NameVirtualHost
ディレクティブ、およびctdb.mycompany.comとポート80用のVirtualHost
コンテナを作成します。
NameVirtualHost *:7777
<VirtualHost *:7777>
ServerName ctdb.mycompany.com
Port 443
ServerAdmin
you@your.address
RewriteEngine On
RewriteOptions inherit
SimulateHTTPS On
</VirtualHost>
次の行を追加して、NameVirtualHost
ディレクティブ、およびportlets.mycompany.comとポート80用のVirtualHost
コンテナを作成します。
NameVirtualHost *:7777
<VirtualHost *:7777>
ServerName portlets.mycompany.com
Port 443
ServerAdmin
you@your.address
RewriteEngine On
RewriteOptions inherit
SimulateHTTPS On
</VirtualHost>
httpd.conf
ファイルを保存します。
ORACLE_HOME
/opmn/bin
にある次のコマンドを発行して、Oracle HTTP Serverを再起動します。
opmnctl stopall
opmnctl startall
次のURLにアクセスできることを確認します。
https://mywebcenter.mycompany.com/content/
注意: プロデューサが登録されている場合のアドレスは次のとおりです。
|
次の場所にあるOracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールにアクセスします。
https://mywebcenter.com/em
インスタンスを選択します。
OC4J_Contentを選択します。
「アプリケーション」タブで、コンテンツのリンクを選択します。
「Content DBの拡張」を選択します。
「管理」タブで、「ドメインのプロパティ」の横にある「タスクに移動」を選択します。
IFS.DOMAIN.APPLICATION.ApplicationHost
をロード・バランシング・ルーターの仮想IPホスト名に更新します。
IFS.DOMAIN.APPLICATION.ApplicationPort
をロード・バランシング・ルーターの仮想IPポートに更新します。
IFS.DOMAIN.APPLICATION.ApplicationUseHttps
をtrue
に更新します。
ORACLE_HOME
/opmn/bin
にある次のコマンドを発行します。
opmnctl stopall
opmnctl startall
次のURLにアクセスします。
http://mywebcenter.com/content
管理者(orcladmin
ユーザー、Oracle Internet Directory管理者パスワード)としてログインします。
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://
APPHOST
:
port
/em/
)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
Oracle Content DBインスタンスを選択します。
OC4J_Contentインスタンスを選択します。
「アプリケーション」をクリックします。
「コンテンツ」をクリックします。
「ドメインのプロパティ」の横にある「タスクに移動」をクリックします。
IFS.DOMAIN.APPLICATION.ApplicationHost
をロード・バランシング・ルーターの仮想IP名に、IFS.DOMAIN.APPLICATION.ApplicationPort
をロード・バランシング・ルーターの仮想IPポートに更新します。
CONTENT_DB_ORACLE_HOME
/opmn/bin
にある次のコマンドをCTHOST1およびCTHOST2で発行します。
opmnctl reload
Application Server Controlコンソールには、別のアクティブなApplication Server Controlコンソールにレプリケートされない、ローカルな状態情報も格納されます。JMX通知サブスクリプションおよび受信済通知などの情報が、これに該当します。JMX通知を使用する場合は、Oracle HTTP Serverによってリクエストがルーティングされないように、2番目のApplication Server Controlコンソールを無効化する必要があります。これによって、リクエストを受信したインスタンス上で、通知サブスクリプションが変更されたり削除されることがなくなります(2つのインスタンスが非同期化されます)。Application Server Controlコンソールの1つへのルーティングを無効化するには、次に示すように、2番目のコンソールに対応付けられたdefault-web-site.xml
ファイルで、そのohs-routing
タグをfalse
に設定します。
<web-app application="ascontrol" load-on-startup="true" name="ascontrol" ohs-routing="false" root="/em"/>
フェイルオーバー目的で2番目のApplication Server Controlコンソールを使用する必要がある場合は、ohs-routing
をtrue
に設定します。通知サブスクリプションおよび受信済通知の状態をプライマリなApplication Server ControlコンソールからセカンダリなApplication Server Controlコンソールにリストアするには、バックアップおよびリカバリ手順を使用する必要があります。2つのApplication Server Controlコンソールをアクティブにする場合は、次の点に注意してください。
管理対象OC4Jインスタンスの管理者パスワードを変更した場合は、すべてのApplication Server Controlコンソール・インスタンスの保存済管理者パスワードに変更を適用する必要があります。Oracle HTTP Serverによって正しいパスワードを持たないApplication Server Controlコンソールにリクエストが転送されたときは、管理インスタンスへの接続が失敗し、新しい管理者パスワードの入力を求められます。
ログイン時に、Application Server Controlコンソールの「クラスタ・トポロジ」ページに、複数のインスタンスが実行されていることを示す警告が表示されます。
次のnetstat
コマンドを使用して、占有されているポートを調べます。
netstat -an
AJPのポート範囲は、12501〜12600です。この範囲のポート番号で、netstat
コマンドの出力に含まれない範囲を書き留めます。これらが、OC4Jインスタンスに割当て可能なポートになります。
アプリケーション層にすべてのコンポーネントをインストールしたら、ファイアウォール上で開いておく必要があるポート番号を指定できます。これは、インストールしたアプリケーション・サーバー・インスタンスの数とコンポーネントのタイプによって異なります。通常、ファイアウォールを構成する手順は次のようになります。
ORACLE_HOME/opmn/conf/opmn.xml/opmn.xml
ファイルを調べ、インストールした各インスタンスのコンポーネント・タイプと指定ポート範囲を特定します(たとえば、ホーム・インスタンスとユーザー作成のすべてのインスタンス)。例3-2に、opmn.xml
ファイルのコンポーネントとデフォルト・ポートの箇所を示します。この例では、OC4JのAdmin
インスタンスはポート12501でリスニングし、別インスタンスのApps
はポート12502でリスニングしています。
netstat
コマンドを使用して、使用中のポートを調べます。
netstat -an
使用中のポートのみが開かれるようにファイアウォールを構成します。
例3-2 opmn.xmlのOracle Application Serverコンポーネントとポート範囲
<opmn xmlns="http://www.oracle.com/ias-instance"> <log path="$ORACLE_HOME\opmn\logs\opmn.log" comp="internal;ons;pm" rotation-size="1500000" /> <debug path="$ORACLE_HOME\opmn\logs\opmn.dbg" comp="internal" rotation-size="1500000" /> <notification-server> <port local="6100" remote="6200" request="6003" /> <ssl enabled="true" wallet-file="$ORACLE_HOME\opmn\conf\ssl.wlt\default" /> <topology> <discover list="*225.0.0.20:8001" /> </topology> </notification-server> ... <ias-component id="OC4J"> <process-type id="Admin" module-id="OC4J" status="enabled"> ... <port id="default-web-site" range="*12501*" protocol="ajp"/> ... </process-type> <process-type id="OC4J_WP" module-id="OC4J" status="enabled"> ... <port id="default-web-site" range="*12502*" protocol="ajp"/> </process-type> </ias-component> ...
アプリケーションによって使用されるAJPポートの範囲は、12501から12600までです。Webサーバーとアプリケーション間のファイアウォールで、OC4Jアプリケーションによって使用されるすべてのAJPポートが開かれていることを確認する必要があります。ポートが開かれていない場合、Web層のアプリケーションにアクセスが試行されると(つまり、URL web host
:
port
/
application
がリクエストされると)、次のエラーが発生します。
mod_oc4j: request to OC4J apphost1.us.oracle.com:12501 failed: Connect failed (errno=110)
このエラーが発生すると、ohs/logs
ディレクトリのログ・ファイルにエントリが作成されます。
Web層のクラスタ化されたインスタンスとアプリケーション層のクラスタ化されたインスタンスの間にはファイアウォールがあるため、トポロジ間ゲートウェイを構成して、クラスタ間の通信を可能にする必要があります。ゲートウェイ構成では、ファイアウォールの両側にある1台のサーバーが各クラスタへのエントリ・ポイントとなります。この項で説明する手順では、APPHOST1とWEBHOST1をゲートウェイ・サーバーとして指定しますが、任意のサーバーをゲートウェイ・サーバーとして指定できます。ゲートウェイ・サーバーとの通信には、opmn.xml
の<gateway>
サブ要素で指定されたリモート・ポートが使用されます(太字の箇所)。
アプリケーション層とWeb層にゲートウェイ・サーバーを指定する手順は次のとおりです。
APPHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/conf/opmn.xml
ファイルを開きます。
次の例に示すように、<gateway>
サブ要素を作成します。
<notification-server>
<port local="6101" remote="6201" request="6004"/>
<ssl enabled="true" wallet-file="$ORACLE_HOME\opmn\conf\ssl.wlt\default"/>
<topology>
<discover list="*225.0.0.20:8001"/>
<gateway list="apphost1.mycompany.com:6200&apphost2.mycompany.com:6200&webhost1.mycompany.com:6200&webhost2.mycompany.com:6200/"/>
</topology>
</notification-server>
...
注意: 6201はAPPHOST1上のOPMNリモート・ポートで、6202はWEBHOST1上のOPMNリモート・ポートです。構成に必要なポート値を決めるには、すべてのサーバーのopmn.xml ファイルを参照する必要があります。 |
APPHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/bin
にある次のコマンドを発行します。
opmnctl reload
<gateway>
サブ要素を次の場所にコピーします。
WEBHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/conf/opmn.xml
ファイル
WEBHOST2_ORACLE_HOME
/opmn/conf/opmn.xml
ファイル
APPHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/conf/opmn.xml
ファイル
次の場所でopmnctl reload
コマンドを発行します。
WEBHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/bin
WEBHOST2_ORACLE_HOME
/opmn/bin
APPHOST1_ORACLE_HOME
/opmn/bin
注意: 詳細は、『Oracle Containers for J2EE 構成および管理ガイド』の「トポロジ間ゲートウェイの構成」を参照してください。 |
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://
hostname
:
port
/em/
)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
アプリケーション・サーバー・インスタンスのリンクをクリックします。
「アプリケーション・サーバー」ページが表示されます。
「OC4Jインスタンスの作成」をクリックします。
「OC4Jインスタンスの作成」ページが表示されます。
インスタンスの名前をOC4J_Apps
にして、デフォルトのグループの選択をそのまま受け入れます。
「作成後にこのOC4Jインスタンスを起動します。」チェック・ボックスを選択します。
「作成」をクリックします。
「処理中::OC4Jインスタンスの作成」ページに進行状況メッセージが表示された後、「アプリケーション・サーバー」ページに、新たに作成したインスタンスが表示されます。
OC4J_Appsインスタンスのリンクをクリックします。
「OC4J: OC4J_Apps」ページが表示されます。
「管理」をクリックします。
「管理」ページが表示されます。
ID管理タスクのアイコンをクリックします(「セキュリティ」セクション内)。
「ID管理」ページが表示されます。
「構成」をクリックします。
「ID管理の構成: 接続情報」ページが表示されます。
Oracle Internet Directoryホストにロード・バランシング・ルーター(oid.mycompany.com)、Oracle Internet DirectoryユーザーDNにcn=orcladmin、非SSLOracle Internet Directoryポートに389を指定します。
「次へ」をクリックします。
「ID管理の構成: Application Server Control」ページが表示されます。
「Oracle Identity Managementセキュリティ・プロバイダを使用」チェック・ボックスをクリックします。
「次へ」をクリックします。
「ID管理の構成: デプロイ済アプリケーション」ページが表示されます。
「構成」をクリックします。
「ID管理」ページに、OC4J_AppsインスタンスとOracle Internet Directoryの関連付けが正常に行われてOC4J_Appsの再起動を求める確認メッセージが表示されます。
「再起動」をクリックします。
警告メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
ステータス・メッセージが表示され、インスタンスが再起動したことを示すメッセージが「クラスタ・トポロジ」ページに再表示されます。
注意: アプリケーションでJAAS権限(ADFセキュリティ認可など)を使用している場合は、その権限をOracle Internet Directoryに移行する必要があります。『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のOracleAS JAAS Provider移行ツールの使用に関する項を参照してください。 |
アプリケーションを事前にデプロイするには、次のコマンドを発行します(コマンドは読みやすさを考慮して複数行に分割されている)。
ORACLE_HOME/jdk/bin/java -jar ORACLE_HOME/adfp/lib/portlet-client-deploy.jar -predeploy -source myWebCenterArchive.ear -target target.ear -configuration config.xml -profile Template
イタリックで表示されているOracleホーム値を適切な値で置き換えます。また、myWebCenterArchive.earとtarget.earのEARファイル名を適切な値で置き換えます。
アプリケーションをデプロイする手順は次のとおりです。
OC4J_Appsインスタンスのリンクをクリックします。
「OC4J: OC4J_Apps」ページが表示されます。
「アプリケーション」をクリックします。
「アプリケーション」ページが表示されます。
「デプロイ」をクリックします。
「デプロイ: アーカイブの選択」ページが表示されます。
デプロイしたEARファイルの場所を指定し、「次へ」をクリックします。
「デプロイ: アプリケーション属性」ページが表示されます。
アプリケーション名を指定し、「次へ」をクリックします。
「デプロイ: デプロイ設定」ページが表示されます。
「セキュリティ・プロバイダの選択」タスクのアイコンをクリックします。
「デプロイ設定: セキュリティ・プロバイダの選択」ページが表示されます。
「セキュリティ・プロバイダ」ドロップダウン・リストから「Oracle Identity Management」を選択します。
「OK」をクリックします。
「デプロイ: デプロイ設定」ページに、デプロイ・プランが正常に更新されたことを示す情報メッセージが表示されます。
「取消」をクリックします。
「OC4J: OC4J_Apps」ページが表示されます。
次のセキュリティ情報を移行します。
次のコマンドを発行し、LDIFファイルを作成します(コマンドは読みやすさを考慮して複数行に分割されている)。
java oracle.security.jazn.tools.JAZNMigrationTool -D binddn -w password -h host name -p 389 -sr jazn.com -st xml -dt ldap -sf ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_Apps/applications/webCenterArchive1/adf/META-INF/app-jazn-data.xml -df ORACLE_HOME/temp/migrate.ldif -m all
イタリックで表示されているパスワード、ホスト名およびOracleホームの値は、適切な値でそれぞれ置き換えます。
次のコマンドを発行し、LDIFファイルをOracle Internet Directoryにインポートします(コマンドは読みやすさを考慮して複数行に分割されている)。
ldapmodify -h host name -p 389 -D jazn.com -w password -f ORACLE_HOME/temp/migrate.ldif -v -c -o ORACLE_HOME/temp errors_ldiffile
イタリックで表示されているホスト名、パスワードおよびOracleホームの値は、適切な値でそれぞれ置き換えます。
デプロイしたORACLE_HOME/j2ee/OC4J_Apps/application-deployments/application name/orion-application.xmlファイルで、ロール・マッピングを手動で構成します。
次のように、jaas-mode
をdoASPrivileged
に設定します。
<jazn provider="LDAP" jaas-mode="doAsPrivileged"/>
次のように、security-role-mappingをusers
に設定します。
<security-role-mapping name="users">
<group name="users" />
</security-role-mapping>
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://hostname:port/em/)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。OC4J_Appsインスタンスの「選択」列のチェック・ボックスを選択します。
「再起動」をクリックします。
Application Server Controlコンソールにアクセスし(URLはhttp://
hostname
:
port
/em/
)、インストール時に設定したoc4jadminパスワードでログインします。
「クラスタ・トポロジ」ページが表示されます。
OC4J_Appsインスタンスを選択します。
「OC4J: OC4J_Apps」ページが表示されます。
「アプリケーション」をクリックします。
defaultアプリケーションをクリックします。
「アプリケーション: default」ページが表示されます。
「管理」をクリックします。
「プロパティ」セクションの「クラスタリング・プロパティ」アイコンをクリックします。
「クラスタリング・プロパティ」ページが表示され、親アプリケーションがクラスタ化されていないことが示されます。
「親アプリケーションのクラスタリング設定を上書き」ラジオ・ボタンをクリックし、ドロップダウン・リストから「有効化」を選択します。
「レプリケーション・プロパティ」の選択肢が表示されます。ここでは「ピアツーピア・レプリケーション」がデフォルトとして選択されています。
デフォルトのままにして、「OK」をクリックします。
「アプリケーション: default」ページに、変更が適用されたことを示す確認メッセージが表示されます。
「クラスタ・トポロジ」ページに戻り、OC4J_WebCenterインスタンスを選択します。
「OC4J: OC4J_WebCenter」ページが表示されます。
「アプリケーション」をクリックします。
defaultアプリケーションをクリックします。
「アプリケーション: default」ページが表示されます。
「管理」をクリックします。
「プロパティ」セクションの「クラスタリング・プロパティ」アイコンをクリックします。
「クラスタリング・プロパティ」ページが表示され、親アプリケーションがクラスタ化されていないことが示されます。
「親アプリケーションのクラスタリング設定を上書き」ラジオ・ボタンをクリックし、ドロップダウン・リストから「有効化」を選択します。
「レプリケーション・プロパティ」の選択肢が表示されます。ここでは「ピアツーピア・レプリケーション」がデフォルトとして選択されています。
デフォルトのままにして、「OK」をクリックします。
「アプリケーション: default」ページに、変更が適用されたことを示す確認メッセージが表示されます。
空の<distributable/>
タグを次のファイルに追加します。
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_Apps/applications/
application name
/
web module name
/WEB-INF/web.xml
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/applications/
application name
/
web module name
/WEB-INF/web.xml
タグは、クラスタ化されたアプリケーションの一部であるすべてのWebモジュールに対して追加する必要があります。
「クラスタ・トポロジ」ページに戻り、OC4J_AppsインスタンスとOC4J_WebCenterインスタンスを再起動します。
RACデータベースのホスト名およびリモート・ポートの識別子を追加します。
<notification-server>
<port local="6100" remote="6200" request="6003"/>
<ssl enabled="false" wallet-file="$ORACLE_HOME\opmn\conf\ssl.wlt\default"/>
<topology>
<nodeslist="apphost1:6200,apphost2:6200,webhost1:6200,webhost2:6200,infradbhost1:6200,infradbhost2:6200"/>
</topology>
</notification-server>
ファイルを保存して閉じます。
ORACLE_HOME
/j2ee/OC4J_WebCenter/config/data-sources.xml
ファイルを開きます。
RACノードの情報を追加します。
<?xml version = '1.0' encoding = 'UTF-8'?> <data-sources xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:noNamespaceSchemaLocation="http://xmlns.oracle.com/oracleas/schema/data-sources-10_1.xsd" schema-major-version="10" schema-minor-version="1"> <managed-data-source connection-pool-name="Example Connection Pool" jndi-name="jdbc/OracleDS" name="OracleDS"/> <managed-data-source connection-pool-name="OracleWSRPPool" jndi-name="jdbc/portletPrefs" name="WSRP_PREF_DS"/> <connection-pool name="Example Connection Pool"> <connection-factory factory-class="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource" user="scott" password="tiger" url="jdbc:oracle:thin:@//localhost:1521/ORCL"/> </connection-pool> <connection-pool name="OracleWSRPPool"> <connection-factory factory-class="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource" user="pref1" password="pref1" url="jdbc:oracle:thin:@//(DESCRIPTION =(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = infradbhost1)(PORT = 1521))(ADDRESS = PROTOCOL = TCP)(HOST = infradbhost2)(PORT = 1521))(LOAD_BALANCE=yes)(CONNECT_DATA=(SERVER = DEDICATED)(SERVICE_NAME = stork)))"/> </connection-pool> </data-sources>
ファイルを保存して閉じます。
ORACLE_HOME
/opmn/bin
にある次のコマンドを発行します。
opmnctl reload
インストールと構成が完了したら、この項の説明に従ってネットワーク通信を構成します。表3-1に、各ファイアウォール上のオープン・ポートを示します。ロード・バランシング・ルーターを構成します。
リクエストをhttp://webcenter.mycompany.com、ポート443で受信します。
リクエストをhttp://ctdb.mycompany.com、ポート443で受信します。
リクエストをhttp://portlets.mycompany.com、ポート443で受信します。
リクエストをhttp://portlets.mycompany.com、ポート7777で受信します。
リクエストをhttp://sso.mycompany.com、ポート443で受信します。
SSLアクセラレーション機能を使用して、リクエストをWEBHOST1およびWEBHOST2のポート7777に負荷分散します。
ファイアウォールにDMZ1への通信を構成します。
http://WEBHOST1:7777
http://WEBHOST2:7777
WEBHOST1およびWEBHOST2上のONSリモート・ポートとして6200
ファイアウォールにDMZ2への通信とDMZ2からの通信を構成します。
http://APPHOST1(J2EEとWebCenterコンポーネント)のAJPポートとして12501〜12510
http://APPHOST2(J2EEとWebCenterコンポーネント)のAJPポートとして12501〜12510
APPHOST1およびAPPHOST2上のONSリモート・ポートとして6200
WEBHOST1およびWEBHOST2からIDMHOST1およびIDMHOST2への通信用のOracle COREid Access and IdentityのNIP/NAPポート(デフォルト値は6021および6022)
ファイアウォールにDMZ3への通信を構成します。
INFRADBHOST1およびINFRADBHOST2データベースとそのリスナー用のポートとして1521
ファイアウォール・ゾーン | ポート | 目的 |
---|---|---|
DMZ1からDMZ2 |
12510-12510 |
WEBHOST1およびWEBHOST2からAPPHOST1およびAPPHOST2のAJPポートへのアクセス |
DMZ1からDMZ2 |
6200, 6201 |
OPMNクラスタ・ゲートウェイ |
DMZ2からDMZ1 |
7777 |
Oracle Content DBへの通信 |
DMZ1からDMZ2 |
6021, 6022 |
WEBHOST1およびWEBHOST2からIDMHOST1およびIDMHOST2 |
DMZ2からDMZ1 |
6021, 6022 |
IDMHOST1およびIDMHOST2からWEBHOST1およびWEBHOST2 |
DMZ2からDMZ3 |
1521 |
データベースへのアクセス |
DMZ2からDMZ3 |
389, 636 |
Oracle Internet Directoryサーバーへのアクセス |
実行が必要なタスクは、myWebCenterに使用する認証方式によって異なります。フェイルオーバー・イベント後もユーザー・ログイン・セッションを永続させる場合は、シングル・サインオンを使用する必要があります。
JSSOとOracle Internet Directoryを実装するmyWebCenter
次の手順を実行します。
『Oracle Containers for J2EEセキュリティ・ガイド』のOracle Identity Managementセキュリティ・プロバイダを使用する手順、およびOracle Identity Managementの認証方式の設定に関する項を参照してください。
OracleAS Single Sign-Onを実装するmyWebCenter
次の手順を実行します。
『Oracle Containers for J2EEセキュリティ・ガイド』のOracle Identity Managementセキュリティ・プロバイダを使用する手順、およびOracle Identity Managementの認証方式の設定に関する項を参照してください。
第5章「OracleAS Single Sign-OnとOracle Delegated Administration Serviceのインストールと構成」
両方のOracle Application Serverインスタンス(APPHOST1およびAPPHOST2)で、この後に示す手順を実行し、ホーム・インスタンスのascontrol
(Application Server Controlコンソール用)アプリケーションに対してJava SSOを構成する必要があります。
Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールにアクセスし、次の手順を実行します。
homeインスタンスのリンクをクリックします。
「OC4J: ホーム」ページが表示されます。
「アプリケーション」をクリックします。
アプリケーションが一覧表示されます。
「すべてを開く」をクリックします。
javasso
アプリケーションを選択し、「起動」をクリックします。
次の警告メッセージが表示されます。
Java SSOが適切に構成されていません。多くの場合、クラスタ内で異なる共有対称キーを使用する複数のJava SSOアプリケーションを実行していることが原因です。クラスタ内のすべてのJava SSOアプリケーションで同じ共有対称キーを使用するように構成してください。これは「Java SSO構成」ページで構成できます。
「Java SSOの構成」をクリックします。
SSO構成が完了したことと、その有効化にはインスタンスの再起動が必要であることを知らせる確認メッセージが表示されます。
「再起動」をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
インスタンスが再起動されます。ホーム・インスタンスを構成している場合は、システムによってログイン・セッションが終了されるため、再度ログインして設定を続行する必要があります。
「管理」セクションにスクロールし、「Java SSO構成」をクリックします。
「Java SSO構成」ページが表示されます。
「関連アプリケーション」をクリックします。
アプリケーションが一覧表示されます。
Java SSOを有効化するアプリケーションのチェック・ボックスを選択します。
「適用」をクリックします。
WebCenterアプリケーションのデプロイに役立つ移行ユーティリティがいくつか用意されています。
『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』の既存の.ear ファイルを事前にデプロイするためのライフサイクル・ツールの使用に関する項
『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のOracleAS JAAS Provider移行ツールの使用に関する項
『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のOracleAS JAAS Provider移行ツールの使用上の注意に関する項
『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のOracleAS JAAS Provider移行ツールのコマンド構文とオプション
『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のPDK-Javaプリファレンス・ストアの移行とアップグレードのユーティリティの使用に関する項